日本が世界に誇るギタリストCharが自身の音楽のルーツを探る特別企画“TRADROCK”をWOWOWが番組化。ジミ・ヘンドリクスを始めとする歴史的名曲がCharの天才的プレイとともに新たな魂を宿す!
[10/11/29]
提供元:PRTIMES
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十代でプロとしての活動をはじめ、自身を究めることを通じて、音楽そのものやギターを弾くことの深い魅力を発信しつづけてきたCharは、6月に55回目の誕生日を迎えている。その、ある意味では大きな節目となった年、彼は熱心にひとつのプロジェクトに取り組んできた。それが“TRADROCK”だ。
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ザ・ビートルズ、ザ・ベンチャーズ、ジミー・ペイジ、ジミ・ヘンドリクスといったパイオニアたちの作品を、彼らから具体的にどんな影響を受けたのかをあらためて見つめ直し、現在の自分がそれをどう解釈するのかをさまざまな角度から追求する。それが“TRADROCK”のコンセプトである。もちろん、このプロジェクトを通じても、彼は音楽ファンや若いギタリストに向けてさまざまなメッセージを発信している。
11月10日・11日、初台のライヴ・ハウスThe DOORSで、今回の“TRADROCK”のしめくくりとなるジミ・ヘンドリクス編の収録がWOWOWの番組収録として行われた。バックを務めるのは、“TRADROCK”の大半の作品に参加してきた実力派のベテラン、古田たかし(d)と澤田浩史(b)。トリオという最小限の編成で彼らは「Hey Joe」、「Little Wing」、「Angel」といった名曲をテンポよく演奏していく。複雑なフレーズを弾きながら表現力豊かなヴォーカルを聞かせるCharと、その彼を着実にサポートしていく古田と澤田の姿からは綿密なリハのあとがうかがえるが、手応えはまさにライヴ。回を重ねるごとに、まるで生き物のように、パフォーマンスの表情が変わる。TRADROCKに込めたCharの深い想いが画面からもリアルに伝わってくるはずだ。
更に、注目するべきはChar自身が歌うヴァージョンと、A.I.をヴォーカルに迎えたヴァージョンの二つが収録された「Purple Haze」。R&B的なアレンジのA.I.版は、まるでアレサ・フランクリンとジミがNYのクラブでセッションをしているような印象だ。他にもWOWOWの放送では、既発表作品からのベスト・テイクや、選曲を担当した奥田民生、東儀秀樹のコメント、Charとクリス・ペプラーの対談なども紹介される。稀代のギター・ヒーローとともに“温故知新”の世界が感じられる今回の番組に、ぜひともご期待頂きたい。
【番組情報】
「TRADROCK by Char
Jimi Hendrix and more!」
11月30日(火)夜9:00〜 WOWOWでハイビジョン放送