組合員による東京都内の大気汚染調査を実施『第6回 松葉のダイオキシン・環境調査2024・11 スタート集会』
[24/03/25]
提供元:PRTIMES
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<組合員以外の一般参加も可>
23区南生活クラブ生活協同組合(本部:東京都世田谷区、以下23区南生活クラブ)では、プラスチックごみ焼却処理による大気汚染への影響を調査するため、組合員主導による「松葉のダイオキシン・環境調査」を2007年から数年おきに実施し、2024年11月には第6回調査を予定しています。これに先駆けて、環境汚染の実態を考えるきっかけとするための集い『第6回 松葉のダイオキシン・環境調査2024・11 スタート集会〜きれいな空気、大地、水を守ろう!未来の子どもたちのために〜』を2024年4月6日(土)13:30から世田谷文化生活情報センター 5F セミナールームBにて開催します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2456/629/resize/d2456-629-7eb033f2af7196fa3a3f-2.png ]
東京23区内のプラスチックごみの処理方法は、2008年に埋め立てから焼却へ変更されました。この影響を測るため、23区南生活クラブでは2007年より、組合員の手で松葉を用いたダイオキシン類の調査を実施。これまでの調査により、都内の大気中のダイオキシン類濃度は全国平均の2〜9倍の高濃度であり、焼却処理を開始した2008年以降にはとりわけ江東区・大田区でダイオキシン類や重金属類濃度が増加していることが判明しました。これらの地域は大規模な焼却炉が集中しかつ灰溶融炉がある影響が顕著に表れたものと考えられます。
2007年の第1回調査から、前回2018年の第5回調査まで、延べ約1,500名の組合員が参加してきました。環境問題がますます深刻化する中、この度のスタート集会では、組合員以外の方にも広く参加いただき、ゲストによる講演を通じて、有害化学物質の子どもたちへの影響についてみんなで一緒に学び、松葉のダイオキシン・環境調査の重要性を再確認します。
HP:https://tokyo.seikatsuclub.coop/23ku-minami/activity/information/matsuba.html
開催概要
■名 称:第6回 松葉のダイオキシン・環境調査2024・11 スタート集会〜きれいな空気、大地、水を守ろう!未来の子どもたちのために〜
■日 時:2024年4月6日(土)13:30〜16:00(13:15受付開始)
■場 所:世田谷文化生活情報センター 5F セミナールームB(世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー内)
※同時にオンライン配信も行います。
■主 催:23区南生活クラブ生協 松葉で環境を考える会
■講 演:株式会社環境総合研究所 顧問 池田こみち氏
ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 代表 中下裕子氏
■費 用:無料
■定 員:40名
<一般参加者の参加申込はこちらから>
https://tokyo.seikatsuclub.coop/23ku-minami/news/detail.html?nid=1000020632
※申し込み締切日:3月30日(土)
ダイオキシン・環境調査の内容
松葉は常緑樹であり光合成によって継続的に外気を取り込むため、ダイオキシン類をはじめとする有害化学物質が脂肪組織に蓄積される性質を持ちます。そこで、プラスチック焼却実施前の2007年と同一エリアのクロマツの葉を都内複数地点から集め、松葉に蓄積した有害化学物質の量を測ります。この測定方法は環境指標として国際的に確立したものであり、過去のデータや他地域との比較が可能です。なお、一般的に全国の自治体では、大気中のダイオキシン類の測定を年に数回行なっていますが(東京都では年6回)、その日の空気をサンプリングして測定するため、気象条件や焼却炉の稼動状態、焼却廃棄物の組成などにより大きく変化し、長期間の平均的な汚染状況を把握できないとされています。
プラスチックごみには重金属類が含まれることが多く、焼却処理により気化して煙突から排出されることが課題となっています。EUでは、12種類の重金属類(アンチモン・ヒ素・カドミウム・クロム・コバルト・胴・鉛・マンガン・ニッケル・タリウム・バナジウム・水銀)が規制されていますが、日本で規制されている大気汚染物質はわずか5項目(ばいじん・窒素酸化物・硫黄酸化物・塩素および塩化水素・ダイオキシン類)にとどまり、その他は規制は疎か測定すら行なわれていないのが現状です。そこで、2010年からはダイオキシン類に加え、EUで規制される12種類の金属類の調査も開始。2016年からはダイオキシン類以上に発ガン性が強いとされている PBDEs(ポリ臭素化ジフェニルエーテル)とPAHs(多環芳香族炭化水素類)の調査も開始しました。PBDEsは難燃剤として家電やカーテンなどに使用され、PAHsは石油製品や虫除け、殺菌剤などの化学薬品に含まれるものです。
なお、この調査は利害関係の影響を受けない海外の検査機関に分析を依頼するため、1検体あたり約20万円の費用がかかりますが、組合員のカンパ金により賄われています。
<規制対象となっている大気汚染物質>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/2456/table/629_1_43bbee1dee730624d4f4831cf134dc4a.jpg ]
過去の調査実績
■第1回調査:2007年3月実施
■第2回調査:2010年3月実施(12種類の金属類の調査を追加)
■第3回調査:2013年3月実施
■第4回調査:2016年3月実施(2種の有害化学物質の調査を追加)
■第5回調査:2018年11月実施
⇒結果詳細は下記報告書よりご確認いただけます。
『松葉のダイオキシン調査 2018・11 調査報告書』
https://tokyo.seikatsuclub.coop/excludes/tokyo/img/23ku-minami/activity/information/matsuba/2018/Matsuba_2019_FOL200212_A4.pdf
生活クラブについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/2456/629/resize/d2456-629-16b25288aa2911eec669-3.jpg ]
生活クラブは組合員数約42万人の21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合です。事業高は約1千億円。生産から廃棄に至るまで安全や健康に配慮した品物の共同購入活動を通じ、持続可能な生活スタイルを実践しています。また、現在では、生活クラブ生協の活動をきっかけにワーカーズ・コレクティブが設立され、各組織エリアを中心に300以上展開し、福祉や居場所づくりなど地域に必要な事業を作り出しています。
意志ある生産者など生活クラブとかかわるすべての人々と協力し、地域や世代をこえ、循環と共生の輪を広げる「ローカルSDGs」を推進しています。この取組みによって食(F)、エネルギー(E)、福祉(C)を自給し循環させるサステイナブルな社会の実現を目指しています。
?ホームページ: https://seikatsuclub.coop/
?加入・資料請求はこちらから:https://welcome-seikatsuclub.coop/lp/
生活クラブの受賞歴
<世界的評価>
1989年 “もう一つのノーベル賞”とも呼ばれる「ライト・ライブリフッド」(RLA)名誉賞
1995年 国連設立50周年記念「国連の友」による「われら人間:50のコミュニティ賞」
<国内>
1999年 開発した超軽量牛乳びんがグッドデザイン賞
2006年 グリーンピース・ジャパン トゥルーフード特別賞
2007年 リユースびんの活動(びん再使用ネットワーク)が容器包装3R推進環境大臣賞
2009年 Food Action Nippon アワード2009優秀賞
2010年 フード・アクション・ニッポンアワード 2010製造・流通・システム部門 入賞
2013年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2013年 フード・アクション・ニッポン アワード2013入賞「“食べるチカラ”キャンペーン」
2014年 フード・アクション・ニッポン アワード2014入賞「生活クラブの健康な食デザイン『ビオサポ』」による食料自給率向上への寄与
2014年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2015年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2015年 <本選びの会>が第8回日本女子大学家政学部賞
2016年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 近畿 1位
2018年 生協法制定70周年 厚生労働大臣表彰
2018年 第6回環境省グッドライフアワード NPO・任意団体部門 優秀賞
2020年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2021年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2022年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/東海/近畿 1位
2022年 第10回環境省グッドライフアワード 環境大臣賞 優秀賞
2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2023年 第1回ソトコト・ウェルビーイングアワード2023
2023年 シンプルスタイル大賞2023 サービス・空間部門 特別賞
2024年 絵本ナビ 子育てベストアイテム大賞 2024 時短部門 大賞
23区南生活クラブ生活協同組合(本部:東京都世田谷区、以下23区南生活クラブ)では、プラスチックごみ焼却処理による大気汚染への影響を調査するため、組合員主導による「松葉のダイオキシン・環境調査」を2007年から数年おきに実施し、2024年11月には第6回調査を予定しています。これに先駆けて、環境汚染の実態を考えるきっかけとするための集い『第6回 松葉のダイオキシン・環境調査2024・11 スタート集会〜きれいな空気、大地、水を守ろう!未来の子どもたちのために〜』を2024年4月6日(土)13:30から世田谷文化生活情報センター 5F セミナールームBにて開催します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2456/629/resize/d2456-629-7eb033f2af7196fa3a3f-2.png ]
東京23区内のプラスチックごみの処理方法は、2008年に埋め立てから焼却へ変更されました。この影響を測るため、23区南生活クラブでは2007年より、組合員の手で松葉を用いたダイオキシン類の調査を実施。これまでの調査により、都内の大気中のダイオキシン類濃度は全国平均の2〜9倍の高濃度であり、焼却処理を開始した2008年以降にはとりわけ江東区・大田区でダイオキシン類や重金属類濃度が増加していることが判明しました。これらの地域は大規模な焼却炉が集中しかつ灰溶融炉がある影響が顕著に表れたものと考えられます。
2007年の第1回調査から、前回2018年の第5回調査まで、延べ約1,500名の組合員が参加してきました。環境問題がますます深刻化する中、この度のスタート集会では、組合員以外の方にも広く参加いただき、ゲストによる講演を通じて、有害化学物質の子どもたちへの影響についてみんなで一緒に学び、松葉のダイオキシン・環境調査の重要性を再確認します。
HP:https://tokyo.seikatsuclub.coop/23ku-minami/activity/information/matsuba.html
開催概要
■名 称:第6回 松葉のダイオキシン・環境調査2024・11 スタート集会〜きれいな空気、大地、水を守ろう!未来の子どもたちのために〜
■日 時:2024年4月6日(土)13:30〜16:00(13:15受付開始)
■場 所:世田谷文化生活情報センター 5F セミナールームB(世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー内)
※同時にオンライン配信も行います。
■主 催:23区南生活クラブ生協 松葉で環境を考える会
■講 演:株式会社環境総合研究所 顧問 池田こみち氏
ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 代表 中下裕子氏
■費 用:無料
■定 員:40名
<一般参加者の参加申込はこちらから>
https://tokyo.seikatsuclub.coop/23ku-minami/news/detail.html?nid=1000020632
※申し込み締切日:3月30日(土)
ダイオキシン・環境調査の内容
松葉は常緑樹であり光合成によって継続的に外気を取り込むため、ダイオキシン類をはじめとする有害化学物質が脂肪組織に蓄積される性質を持ちます。そこで、プラスチック焼却実施前の2007年と同一エリアのクロマツの葉を都内複数地点から集め、松葉に蓄積した有害化学物質の量を測ります。この測定方法は環境指標として国際的に確立したものであり、過去のデータや他地域との比較が可能です。なお、一般的に全国の自治体では、大気中のダイオキシン類の測定を年に数回行なっていますが(東京都では年6回)、その日の空気をサンプリングして測定するため、気象条件や焼却炉の稼動状態、焼却廃棄物の組成などにより大きく変化し、長期間の平均的な汚染状況を把握できないとされています。
プラスチックごみには重金属類が含まれることが多く、焼却処理により気化して煙突から排出されることが課題となっています。EUでは、12種類の重金属類(アンチモン・ヒ素・カドミウム・クロム・コバルト・胴・鉛・マンガン・ニッケル・タリウム・バナジウム・水銀)が規制されていますが、日本で規制されている大気汚染物質はわずか5項目(ばいじん・窒素酸化物・硫黄酸化物・塩素および塩化水素・ダイオキシン類)にとどまり、その他は規制は疎か測定すら行なわれていないのが現状です。そこで、2010年からはダイオキシン類に加え、EUで規制される12種類の金属類の調査も開始。2016年からはダイオキシン類以上に発ガン性が強いとされている PBDEs(ポリ臭素化ジフェニルエーテル)とPAHs(多環芳香族炭化水素類)の調査も開始しました。PBDEsは難燃剤として家電やカーテンなどに使用され、PAHsは石油製品や虫除け、殺菌剤などの化学薬品に含まれるものです。
なお、この調査は利害関係の影響を受けない海外の検査機関に分析を依頼するため、1検体あたり約20万円の費用がかかりますが、組合員のカンパ金により賄われています。
<規制対象となっている大気汚染物質>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/2456/table/629_1_43bbee1dee730624d4f4831cf134dc4a.jpg ]
過去の調査実績
■第1回調査:2007年3月実施
■第2回調査:2010年3月実施(12種類の金属類の調査を追加)
■第3回調査:2013年3月実施
■第4回調査:2016年3月実施(2種の有害化学物質の調査を追加)
■第5回調査:2018年11月実施
⇒結果詳細は下記報告書よりご確認いただけます。
『松葉のダイオキシン調査 2018・11 調査報告書』
https://tokyo.seikatsuclub.coop/excludes/tokyo/img/23ku-minami/activity/information/matsuba/2018/Matsuba_2019_FOL200212_A4.pdf
生活クラブについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/2456/629/resize/d2456-629-16b25288aa2911eec669-3.jpg ]
生活クラブは組合員数約42万人の21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合です。事業高は約1千億円。生産から廃棄に至るまで安全や健康に配慮した品物の共同購入活動を通じ、持続可能な生活スタイルを実践しています。また、現在では、生活クラブ生協の活動をきっかけにワーカーズ・コレクティブが設立され、各組織エリアを中心に300以上展開し、福祉や居場所づくりなど地域に必要な事業を作り出しています。
意志ある生産者など生活クラブとかかわるすべての人々と協力し、地域や世代をこえ、循環と共生の輪を広げる「ローカルSDGs」を推進しています。この取組みによって食(F)、エネルギー(E)、福祉(C)を自給し循環させるサステイナブルな社会の実現を目指しています。
?ホームページ: https://seikatsuclub.coop/
?加入・資料請求はこちらから:https://welcome-seikatsuclub.coop/lp/
生活クラブの受賞歴
<世界的評価>
1989年 “もう一つのノーベル賞”とも呼ばれる「ライト・ライブリフッド」(RLA)名誉賞
1995年 国連設立50周年記念「国連の友」による「われら人間:50のコミュニティ賞」
<国内>
1999年 開発した超軽量牛乳びんがグッドデザイン賞
2006年 グリーンピース・ジャパン トゥルーフード特別賞
2007年 リユースびんの活動(びん再使用ネットワーク)が容器包装3R推進環境大臣賞
2009年 Food Action Nippon アワード2009優秀賞
2010年 フード・アクション・ニッポンアワード 2010製造・流通・システム部門 入賞
2013年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2013年 フード・アクション・ニッポン アワード2013入賞「“食べるチカラ”キャンペーン」
2014年 フード・アクション・ニッポン アワード2014入賞「生活クラブの健康な食デザイン『ビオサポ』」による食料自給率向上への寄与
2014年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2015年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2015年 <本選びの会>が第8回日本女子大学家政学部賞
2016年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 近畿 1位
2018年 生協法制定70周年 厚生労働大臣表彰
2018年 第6回環境省グッドライフアワード NPO・任意団体部門 優秀賞
2020年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2021年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2022年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏/東海/近畿 1位
2022年 第10回環境省グッドライフアワード 環境大臣賞 優秀賞
2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2023年 第1回ソトコト・ウェルビーイングアワード2023
2023年 シンプルスタイル大賞2023 サービス・空間部門 特別賞
2024年 絵本ナビ 子育てベストアイテム大賞 2024 時短部門 大賞