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【超人気翻訳家による中学生向け翻訳レッスンを書籍化】翻訳特別授業をまとめた越前敏弥著『いっしょに翻訳してみない?』、4月24日発売。

O・ヘンリーの名作『二十年後』を翻訳家と学生がいっしょに翻訳していくことで、日本語と英語の力を両方伸ばす。翻訳の面白さや楽しさから作品の良さまでを十分に堪能できる5日間の集中講義を書籍化。

株式会社河出書房新社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小野寺優)は、YA向けの人気シリーズ「14歳の世渡り術」最新刊、越前敏弥著『いっしょに翻訳してみない?──日本語と英語の力が両方のびる5日間講義』を2024年4月24日に発売します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/12754/631/resize/d12754-631-dd5882db3ab71b5a4204-5.jpg ]

英語の力をもっと伸ばしたい!
日本語の表現力をゆたかにしたい!
辞書をもっと上手にひけるようになりたい!
読解力を養いたい!

このような願望に応えるには、「ひとつの作品を実際に翻訳してみる」という方法があります。
本書は、大ベストセラー『ダヴィンチ・コード』や、待望の新訳『Yの悲劇』、『老人と海』などを手掛けた人気翻訳家・越前敏弥さんが、2023年の夏、現役の中学2年生に向けておこなった特別授業の過程を忠実に書籍化したものです。題材は、O・ヘンリーの名作『二十年後』。

どう読む? 訳す? 深く読み、言葉を吟味し、仲間の答えに耳を傾ける。そして議論し互いに刺激し合うことで、着実に力をつける。中学2年生の生徒たちが見せる大人顔負けの深い読み、名訳、時々とびだす珍訳(!)……彼らののびのびとした自由な発想に刺激され、日本語と英語をいききするなかで、翻訳の楽しさ、奥深さを存分に体感いただけるはずです。人気翻訳家から翻訳のノウハウを学びつつ、英語や日本語の力、読解力、そして言葉の感度も上がり、大きな成長のきっかけが得られる画期的な書籍です。

本書では、巻頭にある「この本の使い方」に沿って授業参加が始まり、まずは巻末にある『二十年後』の日本語訳全訳を読みます。そして本文に入りますが、本書では5日間の講義を5週に見立てて進んでいきます。なお、巻末に掲載の『二十年後』の英文と日本語訳、そして各週の設問と「翻訳にチャレンジ!」は、河出書房新社のホームページからダウンロードが可能です。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309617640/
[画像2: https://prtimes.jp/i/12754/631/resize/d12754-631-e1af4a0281ee9d16d45c-1.jpg ]


■本文より
[画像3: https://prtimes.jp/i/12754/631/resize/d12754-631-cfea3c70bee51deac2d6-5.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/12754/631/resize/d12754-631-0f6b6fb658316126fd8c-6.jpg ]

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[画像6: https://prtimes.jp/i/12754/631/resize/d12754-631-0c84737ada8b74a4b557-8.jpg ]


■ダウンロードコンテンツより(一部)
[画像7: https://prtimes.jp/i/12754/631/resize/d12754-631-4c304abe0f1a74c9659e-2.jpg ]


[画像8: https://prtimes.jp/i/12754/631/resize/d12754-631-945f38667e22b9e850d0-3.jpg ]


■目次より
はじめに
この本の使い方
オリエンテーション *第1週の授業に向けて

第1週 AI翻訳はまだまだ危険!?
翻訳はどのくらい使える?/品詞の名前を覚えよう/だれでも得意、不得意はあっていい/theとaのちがい、「は」と「が」のちがい/「予想する力」と「選ぶ力」/接尾語をたくさん知っていると便利/andで何と何が並ぶか/多いのか、少ないのか/辞書を引くのは大事だけど、同じくらい大事なのは……/知らない単語が多くてもあきらめない
○第1週ポイントチェック
○第1回翻訳にチャレンジ!
《質問箱1》先生はなぜ翻訳家になろうと思ったの?

第2週 登場人物について考える
「第1回翻訳にチャレンジ!」解説編
ひと山あてに西部へ行ったジミー/警官はどんな人か/あなたはだれ?/何と何が並んでいるのか/「いる」と「いた」では、どうちがう?/筋道立てて考えれば、あまりむずかしくない/英語どおりの主語にすると……/デニーズ、 ウェンディーズ、ほかには?
○第2週ポイントチェック
○第2回翻訳にチャレンジ!
《質問箱2》英語が話せるようになるには?

第3週 翻訳の楽しさ、ここにあり
「第2回翻訳にチャレンジ!」解説編
cityとtownのちがいは?/最上級のいろいろな訳し方/「〜に訪れる」か「〜を訪れる」か/watchは腕時計じゃない?/視点人物が変わる/マイルかキロか、ドルか円か/細かい人間観察/ひとつひとつのことばに深い意味がある?/タメ口で話すか、ていねいに話すか
○第3週ポイントチェック
○第3回翻訳にチャレンジ!
《質問箱3》翻訳をしていてうれしいとき、苦しいとき…etc. を教えてください。
《質問箱4》留学体験について知りたいです。

第4週 ことばのニュアンスを読みとろう
「第3回翻訳にチャレンジ!」解説編
「彼」と「彼女」/先生がいちばん下品?/「そうだわ」「そうだぜ」/にやりと笑うのはどんな人?/twentyはどう発音する?/日本語ではあまり考えない「単数」と「複数」/作者の巧妙な仕掛け/腕を組むのはなぜ?/まわりくどいのには理由がある/もう一度読んでみると……
○第4週ポイントチェック
○第4回翻訳にチャレンジ!
《質問箱5》お勧めの本を教えてください!

第5週 訳すことで、世界が広がる
「第4回翻訳にチャレンジ!」解説編
見ても聞いてもわかりやすい/先生よりうまい訳ができた!/みんなの感想
○第5週ポイントチェック

おわりに
《訳文》二十年後 オー・ヘンリー作 越前敏弥訳
《英文》AFTER TWENTY YEARS O. Henry

■内容紹介
中学生と人気翻訳家がO・ヘンリーの名作『二十年後』の翻訳に挑戦! どう読む? 訳す? 深く読み、言葉を吟味し、仲間の答えに耳を傾ける、刺激に満ちたレッスン、はじまり、はじまり。

■著者紹介
越前敏弥(えちぜん・としや)
1961年生まれ。翻訳家。訳書『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』『最後のひと葉』『クリスマス・キャロル』『老人と海』(以上、KADOKAWA)、『ロンドン・アイの謎』『真っ白な嘘』(以上、東京創元社)、『災厄の町』(早川書房)、『オリンピア』(北烏山編集室)、『世界文学大図鑑』(三省堂)など。著書『文芸翻訳教室』(研究社)、『翻訳百景』(KADOKAWA)、『越前敏弥の英文解釈講義』(NHK出版)、『はじめて読む!海外文学ブックガイド』(共著、河出書房新社)など。全国の読書会をまわって、ご当地のラーメンを食べるのが趣味。公式ブログ:https://note.com/t_echizen/

[画像9: https://prtimes.jp/i/12754/631/resize/d12754-631-aed58a1f022e361196ce-5.jpg ]

■書誌情報
シリーズ名:14歳の世渡り術
書名:いっしょに翻訳しない?
副題:日本語と英語の力が両方のびる5日間講義
著者:越前敏弥
仕様:46判/並製/240ページ
初版発売日:2024年4月24日
定価:1562円(本体1420円)  ISBN:978-4-309-61764-0
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309617640/
出版社:河出書房新社
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