【セミナーレポート】「『インフルエンサー オンラインセミナー』ショート動画の基礎知識から実践で使えるノウハウ」を開催
[24/09/26]
提供元:PRTIMES
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UUUM株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:梅景匡之、以下UUUM)は2024年8月23日、「『インフルエンサー オンラインセミナー』ショート動画の基礎知識から実践で使えるノウハウ」を開催。UUUMのエキスパートたちがインフルエンサーとして活躍するために必要なショート動画市場の現状から基礎知識、動画をつくるためのノウハウ、誹謗中傷に関する講義を行いました。
ショート動画の基礎知識
マーケティングパートナーユニット・露木愛が、「ショート動画の基礎知識」を解説。
国内におけるショート動画市場からトレンドの表現方法、アルゴリズムの活用法を紹介しました。
ショート動画市場
若年層を中心にショート動画プラットフォーム利用者が増えており、YouTube Shortsでは1日当たりの平均視聴回数は前年に比べ110%アップ(2022〜2023年)。とくに若年層においては、長尺動画に比べショート動画が可処分時間に当てられている傾向があります。さらにショート動画プラットフォームは検索ツールとして活用されている側面があり、ショート動画を通じて購買活動を行うユーザーが増加しています。
ショート動画におけるトレンド表現方法
美容業界、ファッション業界、グルメ・旅行業界を例に、実際に投稿されているコンテンツからフォーマットを解説。業界に縛られず、マルチに利用できる表現方法として「寸劇/コント」「あるある」「質問回答」「日常動画」を紹介しました。
ショート動画コンテンツのアルゴリズムとその活用方法
YouTube Shorts、TikTok、Instagram リールにおいて、登録者数・フォロワー数よりも動画視聴完了率や視聴維持率の高さ、いいね数、コメント数などエンゲージメント率の高さが重要視されており、コンテンツファーストのアルゴリズムが採用されている傾向があります。そのため動画1本ごとの戦略が、アカウントそのものを伸ばすポイントになっています。なおショート動画プラットフォームにおいては、冒頭2秒以内に視聴者の50%以上が離脱していることがデータから判明しています。そこで、視聴者を冒頭2秒で引きつける「ヒキの工夫」として、『視覚的な工夫』『呼びかけの工夫』『音楽や効果音の活用』を紹介し、競合対策として投稿テーマや視覚的な一貫性を持たせる「表現のフォーマット化」の重要性を説きました。
ショート動画の戦略とノウハウ
アライアンスユニット・南昌明が、インフルエンサー・クリエイターとして活動するために不可欠なショート動画とSNSにおける戦略を解説。インフルエンサー活動においてなぜショート動画が外せないのか、市場状況やバズるコンテンツを作るためのノウハウを紹介しました。
なぜ今、ショート動画なのか?
国内SNS動画市場において、視聴のしやすさやコンテンツを共有できるといったメリットからYouTube、Instagram、TikTokのユーザー数が伸び続けています。とくにYouTubeとInstagramでは、全体の約90%のユーザーがショート動画を利用しており、ショート動画はインフルエンサーにとって切り離せないコンテンツとなっています。
SNS戦略について
動画を発信する目的を決めておくことで、ターゲットやジャンルが決まります。そして、複数のプラットフォームで発信することで動画がより拡散され、インフルエンサーとしての価値が上がるため、「アカウント設計」はインフルエンサー活動において非常に重要な部分となります。「ジャンル決め」では、市場におけるボリューム(需要)を調べる方法を伝授。「ターゲット設定」においては、どの層にコンテンツを届けたいか、ターゲットを設定してから動画を投稿し、定めたターゲットと視聴者が一致しているか答え合わせをする一連の流れを解説しました。「プラットフォームの選定」では、YouTube、Instagram、TikTokからメインで動画を投稿するプラットフォームを選ぶポイントを解説。ショート動画の仕様はプラットフォームごとに大きな違いがなく、1つのプラットフォームでバズった動画と似たようなコンテンツがほかのプラットフォームで拡散されることがあるため、使いやすさが選ぶポイントとなります。一方、プラットフォームごとにユーザーの年齢層やトレンド感、視聴者の目的(視聴マインド)、収益化の条件が異なるため、条件を満たしやすいプラットフォームを選ぶ選択肢もあります。さらにプラットフォーム選定後は、1つのコンテンツをほかのプラットフォームに横展開することを推奨しています。コンテンツの横展開は動画の拡散を狙えるほか、アカウントの認知度を一気に上げられるため、運用における最適化が可能となります。
SNS投稿における戦術
視聴者に興味をもってもらえる動画を作るためには、「企画」「構成」「撮影」の3項目がポイントとなります。視聴者・フォロワーに動画をより魅力的にみせる切り口である「企画」では、そのベース作りとして、『人物(誰が)』『ジャンル(何を)』『モノコト(何で)』『フォーマット(どのように)』 の4つに分解して考える必要があります。この内、ジャンル、モノコト、フォーマットは、さまざまな要素を当てはめることで、多種多様な企画を生み出せるため、人気動画になるかどうかはこの3つが鍵となります。ここでは実際に企画を作る際の手順を紹介。ベンチマークするアカウントを5つほど決め、その中で平均以上再生されている動画の中から自身ができるものを選び、その動画を真似し、コンテンツを作るという一連の流れをルーティン化していくことで、トレンド性とオリジナル性に強い動画を生み出せるようになります。なお多くの視聴者が離脱する冒頭2秒では、視聴者の興味を引きつけ、「本編」では最後までみてもらうため、テンポのよい展開作りが大切です。撮影時にはタイトルや見せ方、準備するものなどを言語化し、動画のイメージを固めておくことも、魅力的なコンテンツを作るためのポイントとなります。「撮影」では、スマホの設定を確認しておくことが大切です。比率やズーム倍率の使い方、グリッドを利用した全身バランスをキレイに写す方法を紹介しました。
誹謗中傷に関して
プロダクションユニット/キャスティンググループ・山口知美が、ネットで多発する誹謗中傷に関する講義を行いました。ネットでの誹謗中傷が多発している昨今、誹謗中傷と捉えられる書き込みを行う動機の60%から70%が「正義感」によるものであることがデータから判明しています。そのうち、自身が誹謗中傷をしていることに気づいていない人が多いといいます。ネットで誹謗中傷してしまった場合、「消せる」「匿名だから大丈夫」といった間違った思い込みが浸透していることにも言及。実際は書き込みを削除しても、自身のアカウントから消えるだけで、ほかのユーザーが画面を撮影したスクリーンショットやネットに投稿したものは消えません。匿名は、プロバイダ責任制限法における発信者情報開示請求で発信者の特定が可能なため、被害者がそのような然るべき措置をとった際には匿名でなくなります。自分自身を守るため、人を傷つけないためにも、そもそも誹謗中傷しないことが大切であることを改めて説きました。さらに自衛策として、各プラットフォームに備えつられているミュート機能やコメント制限機能を活用すること、SNS事業者への削除申請、国や民間が運営する相談窓口を紹介しました。セミナーの最後には質疑応答の時間を儲け、参加者の疑問に回答しました。
【開催概要】
タイトル:
『インフルエンサー オンラインセミナー』
ショート動画の基礎知識から実践で使えるノウハウ
開催日時:
2024年8月23日(金)
登壇者:
露木 愛 / UUUM株式会社 マーケティングパートナーユニット
南昌明 / UUUM株式会社 アライアンスユニット
山口知美 / UUUM株式会社プロダクションユニット/キャスティンググループ
内容:
・各プラットフォームの仕様や特徴
・ショート動画コンテンツの市場感
・業界 / 業種ごとの表現方法
・ショート動画コンテンツのアルゴリズムとその活用方法
・ショート動画の企画、構成、撮影まで
・誹謗中傷に関して
・質疑応答
ショート動画の基礎知識
マーケティングパートナーユニット・露木愛が、「ショート動画の基礎知識」を解説。
国内におけるショート動画市場からトレンドの表現方法、アルゴリズムの活用法を紹介しました。
ショート動画市場
若年層を中心にショート動画プラットフォーム利用者が増えており、YouTube Shortsでは1日当たりの平均視聴回数は前年に比べ110%アップ(2022〜2023年)。とくに若年層においては、長尺動画に比べショート動画が可処分時間に当てられている傾向があります。さらにショート動画プラットフォームは検索ツールとして活用されている側面があり、ショート動画を通じて購買活動を行うユーザーが増加しています。
ショート動画におけるトレンド表現方法
美容業界、ファッション業界、グルメ・旅行業界を例に、実際に投稿されているコンテンツからフォーマットを解説。業界に縛られず、マルチに利用できる表現方法として「寸劇/コント」「あるある」「質問回答」「日常動画」を紹介しました。
ショート動画コンテンツのアルゴリズムとその活用方法
YouTube Shorts、TikTok、Instagram リールにおいて、登録者数・フォロワー数よりも動画視聴完了率や視聴維持率の高さ、いいね数、コメント数などエンゲージメント率の高さが重要視されており、コンテンツファーストのアルゴリズムが採用されている傾向があります。そのため動画1本ごとの戦略が、アカウントそのものを伸ばすポイントになっています。なおショート動画プラットフォームにおいては、冒頭2秒以内に視聴者の50%以上が離脱していることがデータから判明しています。そこで、視聴者を冒頭2秒で引きつける「ヒキの工夫」として、『視覚的な工夫』『呼びかけの工夫』『音楽や効果音の活用』を紹介し、競合対策として投稿テーマや視覚的な一貫性を持たせる「表現のフォーマット化」の重要性を説きました。
ショート動画の戦略とノウハウ
アライアンスユニット・南昌明が、インフルエンサー・クリエイターとして活動するために不可欠なショート動画とSNSにおける戦略を解説。インフルエンサー活動においてなぜショート動画が外せないのか、市場状況やバズるコンテンツを作るためのノウハウを紹介しました。
なぜ今、ショート動画なのか?
国内SNS動画市場において、視聴のしやすさやコンテンツを共有できるといったメリットからYouTube、Instagram、TikTokのユーザー数が伸び続けています。とくにYouTubeとInstagramでは、全体の約90%のユーザーがショート動画を利用しており、ショート動画はインフルエンサーにとって切り離せないコンテンツとなっています。
SNS戦略について
動画を発信する目的を決めておくことで、ターゲットやジャンルが決まります。そして、複数のプラットフォームで発信することで動画がより拡散され、インフルエンサーとしての価値が上がるため、「アカウント設計」はインフルエンサー活動において非常に重要な部分となります。「ジャンル決め」では、市場におけるボリューム(需要)を調べる方法を伝授。「ターゲット設定」においては、どの層にコンテンツを届けたいか、ターゲットを設定してから動画を投稿し、定めたターゲットと視聴者が一致しているか答え合わせをする一連の流れを解説しました。「プラットフォームの選定」では、YouTube、Instagram、TikTokからメインで動画を投稿するプラットフォームを選ぶポイントを解説。ショート動画の仕様はプラットフォームごとに大きな違いがなく、1つのプラットフォームでバズった動画と似たようなコンテンツがほかのプラットフォームで拡散されることがあるため、使いやすさが選ぶポイントとなります。一方、プラットフォームごとにユーザーの年齢層やトレンド感、視聴者の目的(視聴マインド)、収益化の条件が異なるため、条件を満たしやすいプラットフォームを選ぶ選択肢もあります。さらにプラットフォーム選定後は、1つのコンテンツをほかのプラットフォームに横展開することを推奨しています。コンテンツの横展開は動画の拡散を狙えるほか、アカウントの認知度を一気に上げられるため、運用における最適化が可能となります。
SNS投稿における戦術
視聴者に興味をもってもらえる動画を作るためには、「企画」「構成」「撮影」の3項目がポイントとなります。視聴者・フォロワーに動画をより魅力的にみせる切り口である「企画」では、そのベース作りとして、『人物(誰が)』『ジャンル(何を)』『モノコト(何で)』『フォーマット(どのように)』 の4つに分解して考える必要があります。この内、ジャンル、モノコト、フォーマットは、さまざまな要素を当てはめることで、多種多様な企画を生み出せるため、人気動画になるかどうかはこの3つが鍵となります。ここでは実際に企画を作る際の手順を紹介。ベンチマークするアカウントを5つほど決め、その中で平均以上再生されている動画の中から自身ができるものを選び、その動画を真似し、コンテンツを作るという一連の流れをルーティン化していくことで、トレンド性とオリジナル性に強い動画を生み出せるようになります。なお多くの視聴者が離脱する冒頭2秒では、視聴者の興味を引きつけ、「本編」では最後までみてもらうため、テンポのよい展開作りが大切です。撮影時にはタイトルや見せ方、準備するものなどを言語化し、動画のイメージを固めておくことも、魅力的なコンテンツを作るためのポイントとなります。「撮影」では、スマホの設定を確認しておくことが大切です。比率やズーム倍率の使い方、グリッドを利用した全身バランスをキレイに写す方法を紹介しました。
誹謗中傷に関して
プロダクションユニット/キャスティンググループ・山口知美が、ネットで多発する誹謗中傷に関する講義を行いました。ネットでの誹謗中傷が多発している昨今、誹謗中傷と捉えられる書き込みを行う動機の60%から70%が「正義感」によるものであることがデータから判明しています。そのうち、自身が誹謗中傷をしていることに気づいていない人が多いといいます。ネットで誹謗中傷してしまった場合、「消せる」「匿名だから大丈夫」といった間違った思い込みが浸透していることにも言及。実際は書き込みを削除しても、自身のアカウントから消えるだけで、ほかのユーザーが画面を撮影したスクリーンショットやネットに投稿したものは消えません。匿名は、プロバイダ責任制限法における発信者情報開示請求で発信者の特定が可能なため、被害者がそのような然るべき措置をとった際には匿名でなくなります。自分自身を守るため、人を傷つけないためにも、そもそも誹謗中傷しないことが大切であることを改めて説きました。さらに自衛策として、各プラットフォームに備えつられているミュート機能やコメント制限機能を活用すること、SNS事業者への削除申請、国や民間が運営する相談窓口を紹介しました。セミナーの最後には質疑応答の時間を儲け、参加者の疑問に回答しました。
【開催概要】
タイトル:
『インフルエンサー オンラインセミナー』
ショート動画の基礎知識から実践で使えるノウハウ
開催日時:
2024年8月23日(金)
登壇者:
露木 愛 / UUUM株式会社 マーケティングパートナーユニット
南昌明 / UUUM株式会社 アライアンスユニット
山口知美 / UUUM株式会社プロダクションユニット/キャスティンググループ
内容:
・各プラットフォームの仕様や特徴
・ショート動画コンテンツの市場感
・業界 / 業種ごとの表現方法
・ショート動画コンテンツのアルゴリズムとその活用方法
・ショート動画の企画、構成、撮影まで
・誹謗中傷に関して
・質疑応答