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RTXシリーズで好評な機能を継承・強化し、新たに10ギガビットにも対応 ヤマハ 10ギガアクセスVPNルーター『RTX1300』

ヤマハ株式会社は、VPN(Virtual Private Network)接続に対応するルーターの新ラインアップとして、中規模ネットワークのLAN/WANの高速化を実現する、10ギガアクセスVPNルーター『RTX1300』を9月下旬に発売します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/10701/635/resize/d10701-635-945dd784fb29fc7abe2c-5.jpg ]


近年、テレワークやWeb会議が普及してきていることに加え、ウェビナーやオンライン研修などデータ量の大きいコンテンツを利用するユーザーが増えたことで、社内のネットワークに流れるトラフィックが急増しています。それに伴い、Wi-Fi 6対応の無線LANアクセスポイントや10ギガビット/マルチギガビット対応のスイッチが配備され、LAN側の高速化は進んでいますが、WAN側の高速化は未対応の拠点が多いという課題があります。その解決のために、中規模ネットワークにおけるWANの高速化を実現するルーターへの需要が高まっています。

今回発売する『RTX1300』は、「RTXシリーズ」で好評な機能を継承・強化しつつ、急増するトラフィックに耐えうるハードウェア性能を持ったVPNルーターです。10ギガビットに対応したコンボポート(LANポートとSFP+スロット)を2ポート搭載しており、現在普及しつつある10ギガビット光回線を使った高速インターネット接続が可能です。また、10ギガビット/マルチギガビット対応のヤマハスイッチやWi-Fi 6に対応したヤマハ無線LANアクセスポイントと組み合わせることで、LAN/WAN両方の高速化を実現します。

<概要>
1.10ギガビット光回線時代を見据えた中規模ネットワーク向けVPNルーター
2.新機能「フレキシブルLAN/WANポート」に対応し、多様なネットワークに適したLAN構成へ柔軟に変更
3.クラウド型統合管理サービス「YNO」や通信トラフィックを制御する「DPI」に対応

品名/品番/希望小売価格/発売時期
10ギガアクセスVPNルーター/RTX1300/217,800円(税抜 198,000円)/9月下旬
◎販売計画:15,000台/年

<関連オプション>
品名/品番/希望小売価格/発売時期
SFP+モジュール/YSFP-10G-SR/85,800円(税抜 78,000円)/発売中
SFP+モジュール/YSFP-10G-LR/160,600円(税抜 146,000円)/発売中
SFPモジュール/YSFP-G-SXA/74,800円(税抜 68,000円)/発売中
SFPモジュール/YSFP-G-LXA/149,600円(税抜 136,000円)/発売中
ダイレクトアタッチケーブル/YDAC-10G-1M/24,200円(税抜 22,000円)/発売中
ダイレクトアタッチケーブル/YDAC-10G-3M/30,800円(税抜 28,000円)/発売中
RJ-45コンソールケーブル/YRC-RJ45C/5,830円(税抜 5,300円)/発売中
ウォールマウントキット/YWK-1200D/22,000円(税抜 20,000円)/発売中
ラックマウントキット/YMO-RACK1U/22,000円(税抜 20,000円)/発売中

<主な特長>
1.10ギガビット光回線時代を見据えた中規模ネットワーク向けVPNルーター
『RTX1300』は、10Gbps通信規格に対応したコンボポート(LANポートとSFP+スロット)を2ポート搭載しており、本機に接続する機器のインターフェースに応じて最適なポートを選択しつつ、LAN/WAN両方の高速化を実現します。また、従来機種の「RTX1210」「RTX1220」と同様のLANインターフェース構成なので、従来機種からのスムーズな置き換えと10ギガビット光回線への移行の両方を実現します。加えて、従来機種のVPN性能を継承・強化しており、工場出荷時の状態で合計100対地までのVPN接続を安定して収容可能な仕様はそのままに、IPsecスループットを最大2.5Gbpsに強化しました。さらに、NATセッション数も250,000まで強化しており、増加し続けるネットワーク配下の端末毎のセッション数への対応として従来機種から『RTX1300』へ置き換えるといった使い方も可能です。また、拠点用ルーターとしてだけではなく、複数の拠点と相互接続する場合のセンター機としても利用できます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10701/635/resize/d10701-635-7700424acfb2e382be3e-3.jpg ]


2.多種多様なネットワークに適用するLAN構成へ自由自在に変更
『RTX1300』は、新機能「フレキシブルLAN/WANポート」に対応し、工場出荷時にLAN2/LAN3に割り当てられているポートを含めた全てのポートの構成を柔軟に変更できるため、使用する回線の速度や構築済みのネットワークに最適なLANインターフェースの構成を実現します。ポート構成の変更だけでなく、インターフェースの数の変更や通信速度が異なるポートを同一のLANインターフェースに設定することも可能です。

以下は「フレキシブルLAN/WANポート」を使ったネットワークの構成例です。

工場出荷時のLANインターフェース構成

[画像3: https://prtimes.jp/i/10701/635/resize/d10701-635-20cb735d94d78c0d8472-0.jpg ]


LAN2(ポート9)には10ギガビット光回線を接続し、LAN3(ポート10)には10ギガビット対応スイッチと接続することで、LAN/WAN両方の高速化が実現可能です。

LAN/WAN両方の高速化を実現しながらバックアップ回線も用意し、ネットワーク冗長化を図るケース

[画像4: https://prtimes.jp/i/10701/635/resize/d10701-635-93915b3af170709bbc7f-2.jpg ]


ポート10をLAN1に割り当て、ポート1をLAN3に割り当てます。続いて、LAN2(ポート9)に10ギガビット光回線を接続し、LAN1の10ギガビット対応ポート(ポート10)に10ギガビット対応スイッチを接続します。また、LAN3に割り当てた1ギガビットポート(ポート1)にはバックアップ回線用の1ギガビット回線を接続します。

1ギガビット光回線を複数契約し、擬似的に1ギガビット以上の帯域を持つ回線として使用するケース

[画像5: https://prtimes.jp/i/10701/635/resize/d10701-635-cab5e1d8a871282dc6ec-1.jpg ]


ポート5からポート8はLAN2からLAN5をそれぞれ割り当て、1ギガビット光回線を計4回線接続します。また、ポート9とポート10にはLAN6とLAN7を割り当て、10ギガビット対応スイッチやサーバーと接続します。さらに、リンクアグリゲーションを使用しLAN1の4ポート(ポート1からポート4)を集約することで、擬似的にLAN/WAN両方で4ギガビットの接続を実現します。

3.クラウドサービスの利用や拡張機能でさらに便利に
『RTX1300』は、クラウド型のネットワーク統合管理サービス「YNO(Yamaha Network Organizer)」に対応し、遠隔からでも簡単に機器の監視・管理が可能です。『RTX1300』には最大1年間無償で使用可能なライセンスが付属されており、追加の費用なしで「YNO」の利便性を体感できます。

また、アプリケーションごとの最適な通信経路の選択を実現する制御機能「DPI(Deep Packet Inspection)」にも対応し、通信トラフィックの見える化を実現します。通信トラフィックの制御ポリシーをWeb GUI経由で簡単に設定できるため、専門の知識やノウハウは不要です。加えて、日々変化するアプリケーションを識別するために必要なシグネチャーは、定期的に自動更新されるため、管理・保守の手間がかかりません。

さらに今後、収容可能なVPN対地数を最大1,100対地まで拡張する『RTX1300』用オプションライセンスを発売する予定です。接続拠点が増えた場合やリモートアクセスの利用の急増により、VPN対地数がデフォルト仕様の100対地で不足した際には、本オプションライセンスを適用することで、ルーター本体を買い換えることなく段階的に最大VPN対地数を拡張できます。

[画像6: https://prtimes.jp/i/10701/635/resize/d10701-635-00b0d05a4ed1d56bfba2-4.jpg ]



ヤマハ ルーター 製品情報サイト
https://network.yamaha.com/products/routers
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/


※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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