第21回日本ホラー小説大賞 雪富千晶紀さん『死咒の島』が受賞!
[14/04/22]
提供元:PRTIMES
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角川書店 ブランドカンパニー
4月21日(月)に第21回日本ホラー小説大賞(主催=株式会社KADOKAWA 角川書店)の選考会が行われ、選考委員の審査により、雪富千晶紀(ゆきとみ ちあき)さん『死咒の島』(しじゅのしま)が大賞を受賞した。雪富さんには、副賞として賞金500万円が贈られる。
「日本ホラー小説大賞」は、「同時代を生きるすべての読者のために、そして、恐怖を通して人間の光と闇を描こうとしている才能あふれる書き手のために」をコンセプトに、1994年に設立され、今までに『パラサイト・イヴ』『黒い家』『ぼっけぇ、きょうてぇ』『夜市』など、数々のホラーエンタテインメントを生み出してきた。応募作品の中から最も優れた作品に大賞が、また、一般から選ばれたモニター審査員によって最も多く支持された作品に読者賞が与えられる。
選考委員には、今回より新たに綾辻行人を迎え、貴志祐介、宮部みゆき(五十音順、敬称略)が務めた。
大賞受賞作『死咒の島』(しじゅのしま)(角川書店、単行本)、および読者賞受賞作『ON』(おん)(角川ホラー文庫)は、2014年秋に刊行予定。なお佳作の刊行は未定。
■日本ホラー小説大賞 公式サイト http://www.kadokawa.co.jp/contest/horror/
【第21回 日本ホラー小説大賞】------------------------------------------------------------
【大賞】
『死咒の島』(しじゅのしま) 雪富千晶紀(ゆきとみ ちあき)
(愛知県出身)
【入選】※佳作
『牛家』 (うしいえ) 岩城裕明(いわき ひろあき)
(京都府京都市出身)
【読者賞】
『ON』(おん) 内藤了(ないとう りょう)
(長野県長野市出身)
--------------------------------------------------------------------------------------------------
【大賞】
『死咒の島』(しじゅのしま) 雪富千晶紀(ゆきとみ ちあき)
<あらすじ>
妖怪の出没、殺される観光客、食人鬼の漂着……海神信仰が残る須栄島で、沈没客船がビーチに漂着したのを皮切りに、起こり始める数々の怪異現象。代々島を治めてきた白波家の次男である杜弥は、怪異に関わり殺された被害者すべてが、住人と距離を置くある一人の謎めいた女子高生、打保椰々子の関係者だと気づくが……そんな矢先、親友の徹がヴードゥーの呪いで殺されてしまう。杜弥は徹のため、また思いを寄せている椰々子のため、謎を解明しようと調査しはじめるが……。
<著者略歴>
女性。1978年2月22日生まれ。愛知県出身、在住。日本大学生物資源科学部卒業。
【入選】※佳作
『牛家』 (うしいえ) 岩城裕明(いわき ひろあき)
<あらすじ>
あるゴミ屋敷の清掃をすることになった特殊清掃員の俺。清掃期間は二日間。清掃は順調に進んでいたが……いるはずのないワニが出現したり、掃除したはずの部屋が一晩でもとに戻っていたり、ドアを開け閉めするたびに部屋の状況が変わっていたり。しかも家では、病んだ妻のマリが、赤子の形をしたビニール人形を食卓に並べる。これは夢か現実か…ゴミ屋敷の中は、その境がどんどん曖昧になってゆく……。
<著者略歴>
男性。1984年8月30日生まれ。京都府京都市出身、江戸川区在住。立命館大学文学部中退。第6回講談社BOX新人賞優秀賞受賞。2009年『ようこそ、ロバの目の世界へ。』でデビュー。
【読者賞】
『ON』(おん) 内藤了(ないとう りょう)
<あらすじ>
新米刑事の藤堂比奈子は、できる女刑事をめざし、過去十年間に都内で起きた未解決事件のファイルを丸暗記し、来るべき捜査に備えていた。そんなある日、未解決の女子高生強姦殺人があった現場で放置車両が見つかり、運転手の自宅から、陰部にコーラの瓶が差しこまれた惨殺体が発見される。捜査に駆り出された比奈子は、運転手の死にざまが、未解決事件とまったく同じであることに疑問を感じ、臨床心理士の中島保に協力を仰ぎ、奇妙な数々の事件に迫ってゆくが……。
<著者略歴>
女性。2月20日生まれ。長野県長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。
4月21日(月)に第21回日本ホラー小説大賞(主催=株式会社KADOKAWA 角川書店)の選考会が行われ、選考委員の審査により、雪富千晶紀(ゆきとみ ちあき)さん『死咒の島』(しじゅのしま)が大賞を受賞した。雪富さんには、副賞として賞金500万円が贈られる。
「日本ホラー小説大賞」は、「同時代を生きるすべての読者のために、そして、恐怖を通して人間の光と闇を描こうとしている才能あふれる書き手のために」をコンセプトに、1994年に設立され、今までに『パラサイト・イヴ』『黒い家』『ぼっけぇ、きょうてぇ』『夜市』など、数々のホラーエンタテインメントを生み出してきた。応募作品の中から最も優れた作品に大賞が、また、一般から選ばれたモニター審査員によって最も多く支持された作品に読者賞が与えられる。
選考委員には、今回より新たに綾辻行人を迎え、貴志祐介、宮部みゆき(五十音順、敬称略)が務めた。
大賞受賞作『死咒の島』(しじゅのしま)(角川書店、単行本)、および読者賞受賞作『ON』(おん)(角川ホラー文庫)は、2014年秋に刊行予定。なお佳作の刊行は未定。
■日本ホラー小説大賞 公式サイト http://www.kadokawa.co.jp/contest/horror/
【第21回 日本ホラー小説大賞】------------------------------------------------------------
【大賞】
『死咒の島』(しじゅのしま) 雪富千晶紀(ゆきとみ ちあき)
(愛知県出身)
【入選】※佳作
『牛家』 (うしいえ) 岩城裕明(いわき ひろあき)
(京都府京都市出身)
【読者賞】
『ON』(おん) 内藤了(ないとう りょう)
(長野県長野市出身)
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【大賞】
『死咒の島』(しじゅのしま) 雪富千晶紀(ゆきとみ ちあき)
<あらすじ>
妖怪の出没、殺される観光客、食人鬼の漂着……海神信仰が残る須栄島で、沈没客船がビーチに漂着したのを皮切りに、起こり始める数々の怪異現象。代々島を治めてきた白波家の次男である杜弥は、怪異に関わり殺された被害者すべてが、住人と距離を置くある一人の謎めいた女子高生、打保椰々子の関係者だと気づくが……そんな矢先、親友の徹がヴードゥーの呪いで殺されてしまう。杜弥は徹のため、また思いを寄せている椰々子のため、謎を解明しようと調査しはじめるが……。
<著者略歴>
女性。1978年2月22日生まれ。愛知県出身、在住。日本大学生物資源科学部卒業。
【入選】※佳作
『牛家』 (うしいえ) 岩城裕明(いわき ひろあき)
<あらすじ>
あるゴミ屋敷の清掃をすることになった特殊清掃員の俺。清掃期間は二日間。清掃は順調に進んでいたが……いるはずのないワニが出現したり、掃除したはずの部屋が一晩でもとに戻っていたり、ドアを開け閉めするたびに部屋の状況が変わっていたり。しかも家では、病んだ妻のマリが、赤子の形をしたビニール人形を食卓に並べる。これは夢か現実か…ゴミ屋敷の中は、その境がどんどん曖昧になってゆく……。
<著者略歴>
男性。1984年8月30日生まれ。京都府京都市出身、江戸川区在住。立命館大学文学部中退。第6回講談社BOX新人賞優秀賞受賞。2009年『ようこそ、ロバの目の世界へ。』でデビュー。
【読者賞】
『ON』(おん) 内藤了(ないとう りょう)
<あらすじ>
新米刑事の藤堂比奈子は、できる女刑事をめざし、過去十年間に都内で起きた未解決事件のファイルを丸暗記し、来るべき捜査に備えていた。そんなある日、未解決の女子高生強姦殺人があった現場で放置車両が見つかり、運転手の自宅から、陰部にコーラの瓶が差しこまれた惨殺体が発見される。捜査に駆り出された比奈子は、運転手の死にざまが、未解決事件とまったく同じであることに疑問を感じ、臨床心理士の中島保に協力を仰ぎ、奇妙な数々の事件に迫ってゆくが……。
<著者略歴>
女性。2月20日生まれ。長野県長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。