小学館主催 第2回警察小説大賞、受賞作決定のお知らせ!
[20/04/21]
提供元:PRTIMES
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警察小説に、さらなる革命を。その一行は事件です。
小学館では、時代を動かす新たな書き手を発掘し、原作を映画化、コミック化など多面的な展開につなげていくための新人賞「警察小説大賞」を2017年に開設しました。
文芸エンターテインメントの世界で、警察小説は今も昔も衰え知らずの人気を博しています。警察小説は、映画化、ドラマ化、コミック化と双方向的に相性が良いのも特徴です。横山秀夫氏の『64』、佐々木譲氏の『警官の血』、高村薫氏の『レディ・ジョーカー』、大沢在昌氏の『新宿鮫』など、警察小説の名作は文芸の世界のみならず、常にその時代のエンターテインメント界を牽引してきました。
このたびは、第2回「警察小説大賞」受賞作品の発表と、第3回「警察小説大賞」の応募要項をお知らせします。
第2回警察小説大賞、受賞作決定!
【受賞作】
『対極』鬼田隆二(きだ・りゅうじ)45歳
【受賞の言葉】
今作におきまして私は、相場様、長岡様、両氏における緻密なディテール主義と一切重複しないよう、ただただ激烈に推し進めるハードアクションサスペンスを指向いたしました。私が大好きな備前焼─釉掛(ゆうが)けや絵付けを一切せず、千度を超える窯(かま)で3日から2週間にわたり焼き続け、結果としてダイナミックな緋襷(ひだすき)模様や緋牡丹(ひぼたん)模様が自然と生み出される─そういった徹頭徹尾“高熱”を帯びる作品を目指しました。今後は、必ず一作はベストセラーを物するのだという心意気で精進してまいります。
【内容紹介】
圧倒的な熱量を発する前代未聞のポリス×ピカレスク小説。
ただ合法的に暴れるためだけにSAT(警視庁特殊部隊)に志願した“悪童”中田と、SIT(警視庁特殊班)の係長として前線に立つ“エリート”谷垣。そんな立場も性格もまるで異なる「対極」な二人が謎の犯罪集団を追う。
加筆修正のうえ今年夏頃に弊社より単行本化予定!
【選評】(抜粋)
相場英雄氏:警視庁内でもあまり取り上げられることのないSITとSATの内部事情、特殊任務の詳細が綿密な取材によって的確に描写されていた。真面目/はぐれ者の対比を巧みに取り上げ、それぞれの組織の矜持まできっちりと描き切った筆力は今後の作品にも活かされるはずだ。
長岡弘樹氏:警察官同士が対立し、表向き強固な一枚岩である組織の内部に亀裂が生じる……。大まかな筋としては定型の域を出ていないかもしれないが、そこに臆せず挑んだ結果、堂々といかにも警察小説らしい作品に仕上がった。谷垣と中田、2人いる主人公のうちでは、特に中田の人物像がたいへん魅力的で、冒頭のシーンなどは非常に読ませる。
幾野克哉 「STORY BOX」編集長:冒頭の「教場破り」のシーンからパンチ力抜群で、全編を通した熱気にKOされてしまった。SITの谷垣、SATの中田の“対極ぶり”は、あるテロ事件をめぐる攻防で際立っていく。テロ事件の背景や真相に物足りなさを感じたのは確かだが、リーダビリティーは候補作中随一であった。
[画像: https://prtimes.jp/i/13640/646/resize/d13640-646-972761-2.jpg ]
選考風景(左より、選考委員の長岡弘樹氏と相場英雄氏。右は幾野克哉)
詳細は2020年4月20日発売「STORYBOX5月号」
および「小学館の小説ポータルサイト 小説丸」にて!
https://www.shosetsu-maru.com/pr/keisatsu-shosetsu/
【第3回警察小説大賞】を募集します。
Webからも応募可能! 大賞賞金300万円!
〔第3回警察小説大賞募集要項〕
選考委員:相場英雄氏/長岡弘樹氏/幾野克哉(「STORY BOX」編集長)
原稿枚数:400字詰め原稿用紙換算で200枚以上500枚以内
締め切り:2020年9月30日(当日消印有効)
応募宛先:〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1
小学館 出版局 文芸編集室「第3回警察小説大賞」係
原稿規格:A4サイズの用紙に縦組み、40字×40行。WEBでの応募も書式などは上記に則り、原稿データ形式はMS Word(doc、docx)、テキスト、PDFでの投稿を推奨します。一太郎データはMS Wordに変換のこと。
くわしくは「小学館の小説ポータルサイト 小説丸」にて!
https://www.shosetsu-maru.com/pr/keisatsu-shosetsu/
小学館では、時代を動かす新たな書き手を発掘し、原作を映画化、コミック化など多面的な展開につなげていくための新人賞「警察小説大賞」を2017年に開設しました。
文芸エンターテインメントの世界で、警察小説は今も昔も衰え知らずの人気を博しています。警察小説は、映画化、ドラマ化、コミック化と双方向的に相性が良いのも特徴です。横山秀夫氏の『64』、佐々木譲氏の『警官の血』、高村薫氏の『レディ・ジョーカー』、大沢在昌氏の『新宿鮫』など、警察小説の名作は文芸の世界のみならず、常にその時代のエンターテインメント界を牽引してきました。
このたびは、第2回「警察小説大賞」受賞作品の発表と、第3回「警察小説大賞」の応募要項をお知らせします。
第2回警察小説大賞、受賞作決定!
【受賞作】
『対極』鬼田隆二(きだ・りゅうじ)45歳
【受賞の言葉】
今作におきまして私は、相場様、長岡様、両氏における緻密なディテール主義と一切重複しないよう、ただただ激烈に推し進めるハードアクションサスペンスを指向いたしました。私が大好きな備前焼─釉掛(ゆうが)けや絵付けを一切せず、千度を超える窯(かま)で3日から2週間にわたり焼き続け、結果としてダイナミックな緋襷(ひだすき)模様や緋牡丹(ひぼたん)模様が自然と生み出される─そういった徹頭徹尾“高熱”を帯びる作品を目指しました。今後は、必ず一作はベストセラーを物するのだという心意気で精進してまいります。
【内容紹介】
圧倒的な熱量を発する前代未聞のポリス×ピカレスク小説。
ただ合法的に暴れるためだけにSAT(警視庁特殊部隊)に志願した“悪童”中田と、SIT(警視庁特殊班)の係長として前線に立つ“エリート”谷垣。そんな立場も性格もまるで異なる「対極」な二人が謎の犯罪集団を追う。
加筆修正のうえ今年夏頃に弊社より単行本化予定!
【選評】(抜粋)
相場英雄氏:警視庁内でもあまり取り上げられることのないSITとSATの内部事情、特殊任務の詳細が綿密な取材によって的確に描写されていた。真面目/はぐれ者の対比を巧みに取り上げ、それぞれの組織の矜持まできっちりと描き切った筆力は今後の作品にも活かされるはずだ。
長岡弘樹氏:警察官同士が対立し、表向き強固な一枚岩である組織の内部に亀裂が生じる……。大まかな筋としては定型の域を出ていないかもしれないが、そこに臆せず挑んだ結果、堂々といかにも警察小説らしい作品に仕上がった。谷垣と中田、2人いる主人公のうちでは、特に中田の人物像がたいへん魅力的で、冒頭のシーンなどは非常に読ませる。
幾野克哉 「STORY BOX」編集長:冒頭の「教場破り」のシーンからパンチ力抜群で、全編を通した熱気にKOされてしまった。SITの谷垣、SATの中田の“対極ぶり”は、あるテロ事件をめぐる攻防で際立っていく。テロ事件の背景や真相に物足りなさを感じたのは確かだが、リーダビリティーは候補作中随一であった。
[画像: https://prtimes.jp/i/13640/646/resize/d13640-646-972761-2.jpg ]
選考風景(左より、選考委員の長岡弘樹氏と相場英雄氏。右は幾野克哉)
詳細は2020年4月20日発売「STORYBOX5月号」
および「小学館の小説ポータルサイト 小説丸」にて!
https://www.shosetsu-maru.com/pr/keisatsu-shosetsu/
【第3回警察小説大賞】を募集します。
Webからも応募可能! 大賞賞金300万円!
〔第3回警察小説大賞募集要項〕
選考委員:相場英雄氏/長岡弘樹氏/幾野克哉(「STORY BOX」編集長)
原稿枚数:400字詰め原稿用紙換算で200枚以上500枚以内
締め切り:2020年9月30日(当日消印有効)
応募宛先:〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1
小学館 出版局 文芸編集室「第3回警察小説大賞」係
原稿規格:A4サイズの用紙に縦組み、40字×40行。WEBでの応募も書式などは上記に則り、原稿データ形式はMS Word(doc、docx)、テキスト、PDFでの投稿を推奨します。一太郎データはMS Wordに変換のこと。
くわしくは「小学館の小説ポータルサイト 小説丸」にて!
https://www.shosetsu-maru.com/pr/keisatsu-shosetsu/