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2017年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 【9月1日時点の状況】全体の74.2%が「活動終了」

入社予定企業からの内定、30.6%の学生は6月の選考解禁前に獲得済み

企業の採用活動を支援するサイト「JOBRASS新卒」を運営する株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)の人と仕事研究所 https://apj.aidem.co.jp/ では、2017年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女710名を対象に調査を実施しました。この度、その調査結果をまとめましたので、一部抜粋してお知らせします。





調査結果

≪就職活動の進捗状況≫
【主な活動】
「面接・試験段階」9.0% 「内定獲得/就活継続段階」11.7%
「内定獲得/就活終了段階」74.2%(前月比+8.5ポイント)

【各活動ステータスに到達した学生の割合】
「内定獲得段階(内定獲得率)」86.3%(前月比+6.0ポイント)

≪入社予定企業から内定を獲得した時期≫
「6月頃」39.2% 「5月頃」19.7% 「7月頃」17.1%
選考活動解禁の6月より前に内定を獲得した学生は30.6%

≪就職活動を終了した時期≫
「6月頃」41.7% 「7月頃」23.3% 「8月以降」19.2%

≪インターンシップ参加企業への応募・内定状況≫
参加企業の新卒採用選考に「応募した」学生の割合
「夏期インターンシップ」46.4%  「秋期・冬期インターンシップ」77.3%

参加企業の新卒採用選考に応募後、「内定を獲得した」学生の割合
「夏期インターンシップ」31.7%  「秋期・冬期インターンシップ」37.7%


調査概要

調査対象:2017年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年9月1日〜5日
有効回答:710名


調査・分析担当者のコメント

アイデム人と仕事研究所 所長 岸川 宏
2017年卒の就職活動も終盤を迎えています。内定を獲得し、活動を終えた学生は74.2%と調査対象学生の約4分の3となりました。前年同月より15ポイントほど高く、選考解禁日が早まったことによる影響が大きかったことが見て取れます。
内定を獲得した時期を月別にみると、約4割の学生が6月と回答し、選考解禁直後に内定を得ていたようです。さらに、選考解禁日“前”の時期にも3割以上の学生が内定を得たと回答しており、合わせると約7割の学生が6月末までに内定を得ていたことになります。
また、広報活動解禁前の秋・冬期のインターンシップにおいては、参加学生が採用選考へ応募する割合が高く、学生の就職活動意識は昨年から高いものがあったようです。


調査結果の詳細(一部抜粋)

≪就職活動の進捗状況≫
【主な活動】
「面接・試験段階」9.0% 「内定獲得/就活継続段階」11.7%
「内定獲得/就活終了段階」74.2%(前月比+8.5ポイント)
[画像1: http://prtimes.jp/i/2663/647/resize/d2663-647-238883-0.jpg ]


学生に、2016年9月1日時点の就職活動において、“現在行なっている<主な活動>”を聞いた。74.2%が「内定獲得/就活終了段階」と回答しており、4分の3の学生が就職活動を終了させている。前年調査(「2016年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査 2015年9月1日状況」/以下同)と比較すると、大幅に早い進捗である。就職活動を継続している学生については、「内定獲得/就活継続段階」が11.7%、「面接・試験段階」が9.0%となっており、2017卒の就職活動も最終局面を迎えている。

【各活動ステータスに到達した学生の割合】
「内定獲得段階(内定獲得率)」86.3%(前月比+6.0ポイント)
[画像2: http://prtimes.jp/i/2663/647/resize/d2663-647-403014-1.jpg ]


また、どのくらいの学生が就職活動の各活動ステータスに到達しているかを見た。9月1日時点では、「準備活動段階」98.3%、「エントリー活動段階」97.0%、「面接・試験段階」 95.4%となっている。「内定獲得段階(“内定獲得/就活継続段階”と“内定獲得/就活終了段階”の計。以下“内定獲得率”)」は86.3%となり、前年調査の76.1%から10ポイント以上高くなっている。

≪入社予定企業から内定を獲得した時期≫
「6月頃」39.2% 「5月頃」19.7% 「7月頃」17.1%
選考活動解禁の6月より前に内定を獲得した学生は30.6%
[画像3: http://prtimes.jp/i/2663/647/resize/d2663-647-170073-2.jpg ]


1社以上の内定を獲得し、就職活動を終了した段階の学生、または入社予定企業の内定のみを残し、他はすべて辞退した学生に対し、入社予定企業から内定を獲得した時期を聞いた。最多回答は「6月頃」で39.2%となったが、「4月以前」「5月頃」と回答した学生もそれぞれ10.9%、19.7%おり、合わせて30.6%が選考活動解禁前の時期に入社予定企業から内定を獲得していたようだ。
入社予定企業の従業員規模別に見ると、「3,000人以上」の企業に入社予定の学生は、「6月頃」にその企業から内定を獲得した割合が高く、59.9%に上った。大企業が、選考活動解禁時期を意識して内定出しをしていることがうかがえる結果となった。
また、入社予定企業へのエントリー・応募につながる最初のきっかけがあった時期と、内定を獲得した時期との関係を見た。入社予定企業からの内定獲得が「4月以前」だった学生の74.5%、「5月頃」だった学生の47.9%が、その最初のきっかけが「2月以前」だったと回答しており、広報活動解禁前からの接触が早期の内定につながっていることがうかがえる。

≪就職活動を終了した時期≫
「6月頃」41.7% 「7月頃」23.3% 「8月以降」19.2%
[画像4: http://prtimes.jp/i/2663/647/resize/d2663-647-736949-3.jpg ]


1社以上の内定を獲得し、就活を終了した段階の学生に対し、就職活動を終了した時期を聞いた。結果は、「6月頃」が最も多く41.7%となり、選考活動解禁後の1ヵ月間で、約4割の学生が活動を終了させた。さらに、「4月以前」「5月頃」の回答と合わせると、6月頃までに活動を終了させた学生は57.4%と、6割近くに達した。
入社予定企業の従業員規模別に見ると、「6月頃」と回答した学生の割合は、入社予定企業の規模が大きくなるほど高くなる傾向があった。特に、「3,000人以上」の規模の企業に入社予定の学生では、「6月頃」に就職活動を終了した学生の割合が59.0%と約6割に上る。ここからも、大企業が選考活動解禁時期の6月を意識して内定出しをしていることが推測される。
さらに、入社予定企業から内定を獲得した時期と、就職活動を終了した時期との関係を見た。入社予定企業から内定を獲得した時期が「4月以前」「5月頃」の学生のうち、その月に就職活動を終了した学生はそれぞれ44.1%、48.1%となり、半数以上は入社予定企業からの内定獲得以降も、就職活動を続けていたことがうかがえる。一方、入社予定企業から内定を獲得した時期が「6月頃」「7月頃」の学生の約8割が、内定を獲得した当月に就職活動を終了させていた。

≪インターンシップ参加企業への応募・内定状況≫
参加企業の新卒採用選考に「応募した」学生の割合
「夏期インターンシップ」46.4%  「秋期・冬期インターンシップ」77.3%

参加企業の新卒採用選考に応募後、「内定を獲得した」学生の割合
「夏期インターンシップ」31.7%  「秋期・冬期インターンシップ」37.7%
[画像5: http://prtimes.jp/i/2663/647/resize/d2663-647-898872-4.jpg ]


夏期または秋期・冬期のインターンシップに参加した学生に、その企業の新卒採用選考への応募状況を聞いた。インターンシップに参加した学生のうち、その企業の新卒採用選考に「応募した」学生は、夏期インターンシップでは46.4%、秋期・冬期インターンシップでは77.3%に上った。秋期・冬期インターンシップに参加した学生の方が、新卒採用選考への応募率が高くなっている。
さらに、インターンシップ参加企業の新卒採用選考に応募した学生に、その企業から内定を獲得したか聞くと、夏期インターンシップに参加した企業から「内定を獲得した」学生が31.7%、秋期・冬期インターンシップに参加した企業から「内定を獲得した」学生は37.7%となった。応募率は秋期・冬期インターンシップの方が高いものの、応募者のうち内定に至る割合は、夏期と秋期・冬期で大きな差は見られなかった。


調査結果の全体

≪進捗状況≫
◆現在のステータス
【主な活動】
「面接・試験段階」9.0% 「内定獲得/就活継続段階」11.7%
「内定獲得/就活終了段階」74.2%(前月比+8.5ポイント)

【各活動ステータスに到達した学生の割合】
「内定獲得段階(内定獲得率)」86.3%(前月比+6.0ポイント)

◆内定獲得社数
平均2.3社 (前月比±0社) 内定獲得者の60.8%が“2社以上”の内定を獲得

◆1日の活動時間
「就職活動に費やす時間」は0.8時間  前回調査(8月1日時点:1.1時間)から0.3時間の減少で調査開始以来最低
「学業に費やす時間」は3.4時間で、前回調査(8月1日時点:3.7時間)から0.3時間の減少

◆現在選考中の企業数
「2社」28.4% 「0社」24.1%
平均2.4社 前回調査(8月1日時点:2.3社)から0.1社の増加

≪今後の就職活動予定≫
◆企業への新たな応募予定がある学生
70.8% 前回調査(8月1日時点:66.5%)から増加

◆今まで興味がなかった“業界”や“職種”への応募を考えている学生
【業界】50.4%  【職種】43.8%
8月1日時点から減少

≪内定企業・入社予定企業について≫
◆内定辞退の状況
「入社予定企業の内定のみを残し、他はすべて辞退した」87.4%
前回調査(8月1日時点:82.1%)から5.3ポイント増加

◆入社予定企業の業界
「メーカー」29.7%  「ソフトウェア・通信」12.7%  「金融・証券・保険」12.6%

◆入社予定企業のエントリー・応募に至った最初のきっかけ
「就職ナビサイト」28.4% 「合同企業説明会」12.2%
「企業の採用ホームページ」11.6% 「大学の学内企業説明会」10.7%

◆入社予定企業のエントリー・応募に至った最初のきっかけがあった時期
「2016年3月頃」28.3% 「2015年12月以前」19.2% 「2016年4月頃」15.4%
選考活動解禁の3月より前にきっかけがあった学生は35.4%

◆入社予定企業から内定を獲得した時期
「6月頃」39.2% 「5月頃」19.7% 「7月頃」17.1%
広報活動解禁の6月より前に内定を獲得した学生は30.6%

◆就職活動を終了した時期
「6月頃」41.7% 「7月頃」23.3% 「8月以降」19.2%

◆入社予定企業に対する満足度
「満足」「どちらかと言えば満足」 が合わせて88.1%

≪インターンシップ≫
◆参加状況
「夏期」に参加 37.3% プログラム日数は「4〜5日」が24.5%で最多
「秋期・冬期」に参加 45.9% プログラム日数は「1日」が48.8%で最多

プログラム内容は
「実施企業の業界説明」「実施企業の会社概要」「実施企業や業界に関するグループワーク・ディスカッション」

◆参加企業への応募状況
参加企業の新卒採用選考に「応募した」学生の割合
「夏期」46.4% 「秋期・冬期」77.3%

◆参加企業からの内定獲得状況
参加企業の新卒採用選考に応募後「内定を獲得した」学生の割合
「夏期」31.7% 「秋期・冬期」37.7%

本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、 下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。 https://apj.aidem.co.jp/enquete/
<本件に関するお問い合わせ先> 株式会社アイデム 広報担当/望月・栗木 電話:03-5269-8780

<株式会社アイデム 会社概要>
【求人媒体事業】アピール型就職活動サイト「JOBRASS新卒」・求人サイト「イーアイデム」運営
新聞折込求人紙「しごと情報アイデム」(関東圏・静岡県・関西圏・岡山県・福岡県)、求人フリーペーパー「ジョブアイデム」企画・発行
【人材紹介事業】「Aidem Smart Agent」(新卒・転職・シニア)
【アイデム 人と仕事研究所】人材育成:各種セミナー、ビジネスマナー、講師派遣(オリジナル研修)、新入社員育成プログラム
調査・情報サービス:会員制ホームページの運営、オリジナル調査資料の定期発行、人事・労務管理情報紙の編集・発行
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代)http://www.aidem.co.jp
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