STのスマート・メータ用SoC、ERDFの主導するスマート・グリッド・プロジェクトに採用
[15/11/11]
提供元:PRTIMES
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新しい500kHz認証の取得、モジュール設計をサポートする新たなIC、およびSOGRIDコンソーシアムへの貢献により、主導的地位を確立
[画像: http://prtimes.jp/i/1337/656/resize/d1337-656-511746-1.jpg ]
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、スマート・メータ用システム・オン・チップ(SoC)ファミリであるSTCOMETに関する重要な進捗を発表しました。これにより世界中の電力会社は、スマート・グリッド技術を活用し、再生可能エネルギーを含む多様な資源を組み入れた持続可能な電力供給が可能になります。
STCOMETは、スマート・メータの主要規格に準拠した電力線通信(PLC)モデムを含む重要な機能を1チップに集積しており、スマート・メータの設計を簡略化します。STは、STCOMETの普及に不可欠である最大500kHzまでの周波数帯域(FCC(1) 帯域等)に対応した最新のG3-PLC(2) およびPRIME2 v1.4-profile(3) 規格の認証を取得しました。ヨーロッパのCENELEC-A(4) に対応したG3-PLCおよびPRIME v1.4の認証をすでに取得していることから、STCOMETは、世界で使用されている全ての主要規格の認証を取得したことになります。
また、STは、STCOMETファミリのラインナップを4製品に増やしました。これにより、メータ設計者は、さまざまな市場や分野のニーズに応じて、アプリケーションを柔軟に拡張することができます。STCOMET05およびSTCOMET10は、プログラム格納用の内蔵Flashメモリ(STCOMET05:512KB、STCOMET10:1MB)、アプリケーション処理用サブシステム、専用セキュリティ・エンジン(プライバシー保護とアンチハッキング保護)、高精度なメータ用フロントエンド、およびPLCモジュールを搭載しています。アプリケーション・プロセッサ、セキュリティ・エンジン、PLCモジュールを集積したシンプルなSTCOM05およびSTCOM10は、メータ設計者が使用するメータ用フロントエンドICと柔軟に統合できる他、STが取得している国際的認証の活用によりプロジェクトの完遂を加速することができます。
また、STCOMETは、スマート・グリッド・プロジェクトであるSOGRID(5)の一環として、フランスのトゥールーズで1000世帯に設定されているスマート・メータに採用されています。STは、自動化ネットワーク管理を実際の運用条件下で調査することを目的に実施されているコンソーシアムSOGRIDのメンバーです。このコンソーシアムは、ERDF(6) に主導されています。
STのグループ・バイスプレジデント 兼 インダストリアル & パワー・コンバージョン事業部ジェネラル・マネージャであるMatteo Lo Prestiは、次の様にコメントしています。「スマート・グリッドが実現する将来のビジョンは、日に日に現実に近づいており、その期待も高まっています。スマート・メータ用SoCであるSTCOMETは、卓越した技術的特徴に、高い集積度と柔軟性を組み合わせ、先進国から新興市場までのあらゆる場所でスマート・エネルギー革命を実現させます。」
SOGRIDなどのプロジェクトがスマート・メータやスマート・グリッドの進化を牽引する中、プログラム可能かつファームウェアのアップグレードに対応したST独自のアーキテクチャは、同一設計を利用した多種製品の開発や、将来の変更にも柔軟に対応できるため、長期運用コストを最小化することができます。STは、STCOMET搭載する単相・三相スマート・メータの迅速な開発をサポートする充実した開発エコシステムを有しています。この開発エコシステムには、認証済みのプロトコル・スタック、リファレンス設計、プロトタイプ作成用ハードウェア、および各種ツール(電力計測管理用のソフトウェア・ドライバ等)が含まれています。
(1) FCC:米国連邦通信委員会(Federal Communications Commission)
(2) G3-PLC:G3-PLC Allianceによってサポートされている狭帯域低周波数電力線通信のためのプロトコル
(3) PRIME:PRIME Allianceによってサポートされている電力線通信アーキテクチャ(PoweRline Intelligent Metering Evolution)
(4) CENELEC:欧州電気標準化委員会
(5) http://www.sogrid.info/
(6) ERDF:フランスの世界的な電力会社EDF(フランス電力会社)の配電子会社
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
インダストリアル & パワーディスクリート製品グループ
TEL : 03-5783-8270 FAX : 03-5783-8216
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多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、スマート・メータ用システム・オン・チップ(SoC)ファミリであるSTCOMETに関する重要な進捗を発表しました。これにより世界中の電力会社は、スマート・グリッド技術を活用し、再生可能エネルギーを含む多様な資源を組み入れた持続可能な電力供給が可能になります。
STCOMETは、スマート・メータの主要規格に準拠した電力線通信(PLC)モデムを含む重要な機能を1チップに集積しており、スマート・メータの設計を簡略化します。STは、STCOMETの普及に不可欠である最大500kHzまでの周波数帯域(FCC(1) 帯域等)に対応した最新のG3-PLC(2) およびPRIME2 v1.4-profile(3) 規格の認証を取得しました。ヨーロッパのCENELEC-A(4) に対応したG3-PLCおよびPRIME v1.4の認証をすでに取得していることから、STCOMETは、世界で使用されている全ての主要規格の認証を取得したことになります。
また、STは、STCOMETファミリのラインナップを4製品に増やしました。これにより、メータ設計者は、さまざまな市場や分野のニーズに応じて、アプリケーションを柔軟に拡張することができます。STCOMET05およびSTCOMET10は、プログラム格納用の内蔵Flashメモリ(STCOMET05:512KB、STCOMET10:1MB)、アプリケーション処理用サブシステム、専用セキュリティ・エンジン(プライバシー保護とアンチハッキング保護)、高精度なメータ用フロントエンド、およびPLCモジュールを搭載しています。アプリケーション・プロセッサ、セキュリティ・エンジン、PLCモジュールを集積したシンプルなSTCOM05およびSTCOM10は、メータ設計者が使用するメータ用フロントエンドICと柔軟に統合できる他、STが取得している国際的認証の活用によりプロジェクトの完遂を加速することができます。
また、STCOMETは、スマート・グリッド・プロジェクトであるSOGRID(5)の一環として、フランスのトゥールーズで1000世帯に設定されているスマート・メータに採用されています。STは、自動化ネットワーク管理を実際の運用条件下で調査することを目的に実施されているコンソーシアムSOGRIDのメンバーです。このコンソーシアムは、ERDF(6) に主導されています。
STのグループ・バイスプレジデント 兼 インダストリアル & パワー・コンバージョン事業部ジェネラル・マネージャであるMatteo Lo Prestiは、次の様にコメントしています。「スマート・グリッドが実現する将来のビジョンは、日に日に現実に近づいており、その期待も高まっています。スマート・メータ用SoCであるSTCOMETは、卓越した技術的特徴に、高い集積度と柔軟性を組み合わせ、先進国から新興市場までのあらゆる場所でスマート・エネルギー革命を実現させます。」
SOGRIDなどのプロジェクトがスマート・メータやスマート・グリッドの進化を牽引する中、プログラム可能かつファームウェアのアップグレードに対応したST独自のアーキテクチャは、同一設計を利用した多種製品の開発や、将来の変更にも柔軟に対応できるため、長期運用コストを最小化することができます。STは、STCOMET搭載する単相・三相スマート・メータの迅速な開発をサポートする充実した開発エコシステムを有しています。この開発エコシステムには、認証済みのプロトコル・スタック、リファレンス設計、プロトタイプ作成用ハードウェア、および各種ツール(電力計測管理用のソフトウェア・ドライバ等)が含まれています。
(1) FCC:米国連邦通信委員会(Federal Communications Commission)
(2) G3-PLC:G3-PLC Allianceによってサポートされている狭帯域低周波数電力線通信のためのプロトコル
(3) PRIME:PRIME Allianceによってサポートされている電力線通信アーキテクチャ(PoweRline Intelligent Metering Evolution)
(4) CENELEC:欧州電気標準化委員会
(5) http://www.sogrid.info/
(6) ERDF:フランスの世界的な電力会社EDF(フランス電力会社)の配電子会社
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
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TEL : 03-5783-8270 FAX : 03-5783-8216