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「Future OCR」給与支払報告書を対象としたAI-OCRサービス 2023年度の読み取り実績が200万枚を突破

〜「自治体・公共Week2024」に出展し、取り組みを紹介〜

フューチャー株式会社(証券コード:4722)の主要事業会社であるフューチャーアーキテクト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:谷口友彦、以下フューチャーアーキテクト)は、AIを活用したOCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)プラットフォームサービス「Future OCR」(※1)から提供する給与支払報告書(以下給報)を対象とした読み取りサービスの2023年度の読み取り実績が、2022年度の約2倍の200万枚(※2)を突破しました。
フューチャーアーキテクトは2024年6月26日(水)〜28日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明 3−11−1)で開催される「自治体・公共Week2024」にSGシステム株式会社(以下 SGシステム)と共同出展し、この取り組みに関して2023年末に刷新した最新バージョンでのデモを交えてご紹介します。




給報は、住民税を算出するため事業者が従業員に支払った給与額を毎年1月末までに自治体へ報告するための書類です。日本の給与所得者はおよそ5,967万人(※3)いますが、地方税の手続きを電子化する地方税ポータルシステム「eLTAX」の給報利用率は2021年度の実績で61.5%(※4)に留まっているため、データ入力に多くの人手が必要となっています。また、各自治体でフォーマットが異なる非定型帳票であることに加え、「頭紙」「総括表」「明細書」など複数種の帳票が発生するため、AI-OCR化が難しい領域です。そのため、自治体や業務委託先のビジネスプロセスアウトソーシングベンダー(以下BPO事業者)では、依然としてデータ入力の負荷が課題となっています。
フューチャーアーキテクトでは、こうした課題を解決すべく、2021年1月よりSG システムと共同で独自のAI-OCRエンジンとアルゴリズムを組み合わせ、実運用に耐えうる給報のAI-OCRサービスを提供し、継続的なバージョンアップによる精度改善を続けています。2023年12月にリリースした最新版では、「非定型エンジンの強化」「帳票の仕分け機能の強化」「AIモデルのアップデート」「処理性能の向上」により精度と機能を向上させ、さらなる業務効率化を実現しました。現在では、BPO事業者による採用に加え、自治体での直接採用も広がっています。
[画像: https://prtimes.jp/i/4374/695/resize/d4374-695-63b3ba29d1bad58cc8ca-0.png ]


■「Future OCR」 給報読み取りサービス 最新版の特長
1.非定型エンジンの強化
非定型帳票を認識するエンジンを強化し、チェック機能を搭載することで読み取り精度をさらに向上。
2.帳票の仕分け機能の強化
仕分けエンジンを改善し、低品質な帳票でも、正しく「総括表」「明細表」の仕分けができるよう改善。
3.最新のAIモデルにアップデート
ベースとなるAIモデルを最新のアルゴリズムに更新することで、最大99.9%の読み取り精度を実現。
4.処理性能を従来比75%向上
推奨端末による処理性能は3500枚/時で、従来比で1.75倍の高速読み取りが可能。専用オンプレミス製品の設置は不要で、同水準のスペックPCを複数台接続することで、台数に比例して処理性能が向上。

■「自治体・公共Week2024」出展概要
会期:2024年6月26日(水)〜6月28日(金)10:00〜17:00
会場:東京ビッグサイト(西展示棟)
小間番号:15-1(自治体DX展 SGシステムブース内)
展示内容:Future OCR(給与支払報告書)
出展社詳細ページ:フューチャーアーキテクト株式会社
https://www.publicweek.jp/ja-jp/search/2024/directory/directory-details.%E3%83%95%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%88%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE.org-32906aa3-d125-4b1f-8f6e-fc7661fbd7bf.html#/

フューチャーアーキテクトは、「Future OCR 」の共同開発者であり販売代理店でもあるSGシステムとAI-OCRサービスを提供することで、業務省力化により貴重な労働資源を有効活用できるよう支援するとともに、今後もAI-OCR技術の向上に取り組み、様々な業界での生産性向上に寄与していきます。


※1.Future OCRはフューチャーアーキテクト株式会社の登録商標です。SGシステムが提供する同サービス名称は、「Biz-AI×OCR」です。
※2.給報のうち「明細書」のみの読み取り実績
※3.国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2022.htm
※4.「令和4年度(2022年度) 地方税における電子化の推進に関する検討会 とりまとめ」
https://www.eltax.lta.go.jp/news/06523/%E6%9C%AC%E6%96%87.pdf
※5.参考プレスリリース
・『給与支払報告書を対象としたAI-OCRサービスの提供を開始〜AIによる非定型帳票の解析とデータの自動入力によりお客様の業務省力化を支援』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000443.000004374.html
・『「Future OCR(R)」給与支払報告書を対象とした AI-OCR サービス 最新版の 2023 年 読み取り実績 100 万枚超え〜最大 1.5 倍の業務効率化を達成』
https://www.future.co.jp/architect/press_room/PDF/PressRelease_FA_AI-OCR_MillionReading_230621.pdf


■SGシステム株式会社 概要
代表者:代表取締役社長 丸山信二
設立:1983年2月17日
事業内容:情報システムに関する企画、設計、開発、保守、運用業務等
所在地:京都府京都市南区上鳥羽角田町25
URL:https://www.sg-systems.co.jp/

■フューチャーアーキテクト株式会社 概要
代表者:代表取締役社長 谷口友彦
設立:2016年4月1日
所在地:東京都品川区大崎1-2-2
事業内容:ITを武器とした課題解決型のコンサルティングサービスの提供
URL:https://www.future.co.jp/architect/


■本件に関するお客様からのお問合せ先
フューチャーアーキテクト株式会社
お問い合わせフォーム:https://www.future.co.jp/apps/contact/fai/service_solution_entry.php
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