日本人の英語スピーキング力を分析。“十分に仕事で英語を使える”TSSTレベル6以上に属するのは、約10%という結果に- 『アルク英語教育実態レポート』 7月17日発表
[15/07/17]
提供元:PRTIMES
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英語スピーキングテスト「TSST」結果2万強のデータから見る英語発話レベルの分布と変化
株式会社アルク(東京都杉並区永福 代表取締役社長:野田 亨、以下アルク)は本日、『アルク英語教育実態レポート(Vol.5) 日本人の英語スピーキング能力-英語スピーキングテストTSSTの結果に見る能力分布とその変化-』を発表しました。
英語学習者に成果をもたらす有益な方法を追求し、その調査・研究結果をお伝えする『アルク英語教育実態レポート』。この度発表する『アルク英語教育実態レポート(Vol.5) 日本人の英語スピーキング能力-英語スピーキングテストTSSTの結果に見る能力分布とその変化-』では、英語スピーキング能力試験「TSST(Telephone Standard Speaking Test)」のレベル分布や過去3年間の変化を業界別に調査・分析した結果をお伝えします。
TSSTとは、電話で受験できる英語のスピーキングテストです。手軽に英語の運用能力を測れることから、英語学習者や企業で活用されています。TSSTは英語に関する知識を問うペーパーテストとは異なり、既に持っている英単語、英文法、発音などの知識を組み合わせ、話を状況に合わせて創造する能力を問う出題がされます。回答内容は3人の評価官が、「言葉を使ってできること」「正確さ」「対応できる状況/話題」「使用できる文の型」の4つの基準に基づき、「英語を使って何ができるか」を評価します。
<TSST概要> http://tsst.alc.co.jp/
テスト形式:録音音声の自動出題による、電話を利用したスピーキングテスト
テスト時間:約15分
出題数:10問 (回答時間は各45秒)
評価:9段階(Level 1〜Level 9)
【調査対象】
2015年4月時点で累計8万件を超えるアルクのスピーキングテスト受験者のうち、TSSTレベルとTOEIC(R)テストのスコアがわかっている23,218人のデータ
【調査結果】
1. 十分に仕事で英語を使えると言えるTSSTレベル6以上に属するのは、社会人も学生も、約10%にとどまっている。
[画像1: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-914797-0.jpg ]
2. 業種別レベル分布をみると、他業種に比較して金融業では高レベル層の、製造業では低レベル層の割合が高い。
[画像2: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-641952-4.jpg ]
3. 業種別に過去3年間のレベル分布の推移をみると、銀行業の高レベル層の拡大が顕著である。
[画像3: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-671947-2.jpg ]
4. 大学生の過去3年間のレベル分布の推移をみると、高レベル層の拡大が特徴的である。
[画像4: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-250547-3.jpg ]
5. TSSTとTOEICの間には相関係数0.68で「中程度の」相関関係がある。一方、スピーキング能力とリスニング・リーディング能力のバランスの度合いは、個人によるバラツキが大きいのが実態である。バランスよく英語能力を判断するためには、2つ以上の評価軸が必要である。
[画像5: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-720268-1.jpg ]
昨年の調査と同様、TOEIC(R)テストとTSSTの評価結果のばらつきの度合いは大きく、TOEIC(R)テストのスコアが高くてもスピーキング能力が低い人や、逆にTOEIC(R)テストのスコアの割にスピーキング能力の高い人が多数いるという結果となりました。また、全体的に、英語を話して仕事ができるレベル(TSST6以上)に到達していない方が大半という状況も変わっていません。しかし、業界によっては高レベル層の拡大が見られるところもあり、仕事上の要請と教育機関の多様な取り組みの結果が数値に現れてきているのが見て取れます。今後も引き続き英語スピーキング力の変化と、成果につながる要因について調査・分析を重ねていきます。
【アルク英語教育実態レポート】
URL:http://www.alc.co.jp/press/report/pdf/alc_report_20150717.pdf
URL:http://www.alc.co.jp/company/report/(アルク調査レポート)
URL:http://www.alc.co.jp/company/pressrelease/ (プレスリリース)
<参考>
アルク英語教育実態レポート2014
http://www.alc.co.jp/company/report/pdf/alc_report_20140318.pdf
<本件に関する報道関係者向けお問合せ先>
アルク マーケティング部 河合(かわい)
e-mail:mark@alc.co.jp
TEL:03-3323-1253 (平日 9:00〜18:00)
[アルクとは]
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を掲げ、実践的な語学力を身につける教材の開発をすすめてきた出版社です。『ENGLISH JOURNAL』などの学習情報誌をはじめ、受講者数延べ120万人の通信講座「ヒアリングマラソン」シリーズ、書籍、eラーニング教材、各種デジタルコンテンツの提供など、語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。
URL:http://www.alc.co.jp/
株式会社アルク(東京都杉並区永福 代表取締役社長:野田 亨、以下アルク)は本日、『アルク英語教育実態レポート(Vol.5) 日本人の英語スピーキング能力-英語スピーキングテストTSSTの結果に見る能力分布とその変化-』を発表しました。
英語学習者に成果をもたらす有益な方法を追求し、その調査・研究結果をお伝えする『アルク英語教育実態レポート』。この度発表する『アルク英語教育実態レポート(Vol.5) 日本人の英語スピーキング能力-英語スピーキングテストTSSTの結果に見る能力分布とその変化-』では、英語スピーキング能力試験「TSST(Telephone Standard Speaking Test)」のレベル分布や過去3年間の変化を業界別に調査・分析した結果をお伝えします。
TSSTとは、電話で受験できる英語のスピーキングテストです。手軽に英語の運用能力を測れることから、英語学習者や企業で活用されています。TSSTは英語に関する知識を問うペーパーテストとは異なり、既に持っている英単語、英文法、発音などの知識を組み合わせ、話を状況に合わせて創造する能力を問う出題がされます。回答内容は3人の評価官が、「言葉を使ってできること」「正確さ」「対応できる状況/話題」「使用できる文の型」の4つの基準に基づき、「英語を使って何ができるか」を評価します。
<TSST概要> http://tsst.alc.co.jp/
テスト形式:録音音声の自動出題による、電話を利用したスピーキングテスト
テスト時間:約15分
出題数:10問 (回答時間は各45秒)
評価:9段階(Level 1〜Level 9)
【調査対象】
2015年4月時点で累計8万件を超えるアルクのスピーキングテスト受験者のうち、TSSTレベルとTOEIC(R)テストのスコアがわかっている23,218人のデータ
【調査結果】
1. 十分に仕事で英語を使えると言えるTSSTレベル6以上に属するのは、社会人も学生も、約10%にとどまっている。
[画像1: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-914797-0.jpg ]
2. 業種別レベル分布をみると、他業種に比較して金融業では高レベル層の、製造業では低レベル層の割合が高い。
[画像2: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-641952-4.jpg ]
3. 業種別に過去3年間のレベル分布の推移をみると、銀行業の高レベル層の拡大が顕著である。
[画像3: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-671947-2.jpg ]
4. 大学生の過去3年間のレベル分布の推移をみると、高レベル層の拡大が特徴的である。
[画像4: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-250547-3.jpg ]
5. TSSTとTOEICの間には相関係数0.68で「中程度の」相関関係がある。一方、スピーキング能力とリスニング・リーディング能力のバランスの度合いは、個人によるバラツキが大きいのが実態である。バランスよく英語能力を判断するためには、2つ以上の評価軸が必要である。
[画像5: http://prtimes.jp/i/888/708/resize/d888-708-720268-1.jpg ]
昨年の調査と同様、TOEIC(R)テストとTSSTの評価結果のばらつきの度合いは大きく、TOEIC(R)テストのスコアが高くてもスピーキング能力が低い人や、逆にTOEIC(R)テストのスコアの割にスピーキング能力の高い人が多数いるという結果となりました。また、全体的に、英語を話して仕事ができるレベル(TSST6以上)に到達していない方が大半という状況も変わっていません。しかし、業界によっては高レベル層の拡大が見られるところもあり、仕事上の要請と教育機関の多様な取り組みの結果が数値に現れてきているのが見て取れます。今後も引き続き英語スピーキング力の変化と、成果につながる要因について調査・分析を重ねていきます。
【アルク英語教育実態レポート】
URL:http://www.alc.co.jp/press/report/pdf/alc_report_20150717.pdf
URL:http://www.alc.co.jp/company/report/(アルク調査レポート)
URL:http://www.alc.co.jp/company/pressrelease/ (プレスリリース)
<参考>
アルク英語教育実態レポート2014
http://www.alc.co.jp/company/report/pdf/alc_report_20140318.pdf
<本件に関する報道関係者向けお問合せ先>
アルク マーケティング部 河合(かわい)
e-mail:mark@alc.co.jp
TEL:03-3323-1253 (平日 9:00〜18:00)
[アルクとは]
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を掲げ、実践的な語学力を身につける教材の開発をすすめてきた出版社です。『ENGLISH JOURNAL』などの学習情報誌をはじめ、受講者数延べ120万人の通信講座「ヒアリングマラソン」シリーズ、書籍、eラーニング教材、各種デジタルコンテンツの提供など、語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。
URL:http://www.alc.co.jp/