2018年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 【4月1日時点の状況】面接段階・内定段階ともに4ポイント近く昨年を上回る早い進捗
[17/04/24]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
さらに強まる学生売り手市場 内定辞退どころか“面接後の選考辞退”も増加 辞退経験ある学生は28.2%
企業の採用活動を支援するサイト「JOBRASS新卒」を運営する株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)の人と仕事研究所 https://apj.aidem.co.jp/ では、2018年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女628名を対象に調査を実施しました。この度、その調査結果をまとめましたので、一部抜粋してお知らせします。
調査結果
≪就職活動の進捗状況≫
【主な活動】
「準備活動段階」7.6% 「エントリー活動段階」42.8%
「面接・試験段階」34.9% 「内定獲得/就活継続段階」8.1%
【各活動ステータスに到達した学生の割合】
「準備活動段階」95.5% (前年比+0.6ポイント)
「エントリー活動段階」89.3% (前年比+1.2ポイント)
「面接・試験段階」65.9% (前年比+4.4ポイント)
「内定獲得段階」12.1% (前年比+4.0ポイント)
≪面接選考企業数≫
1位「3〜4社」23.9% 2位「5〜9社」23.7%
平均3.6社 (前回+1.1社 前年+0.1社)
≪面接選考受験後の選考辞退≫
「ある」28.2% (前年比+1.6ポイント)
理由は「もともと志望度があまり高くなかったから」「自分が思っていた仕事とは違いそうだったから」が上位
調査概要
調査対象:2018年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年4月1日〜6日
有効回答:628名
調査・分析担当者のコメント
アイデム人と仕事研究所 所長 岸川 宏
学生が就職活動に費やす時間は、1日5.0時間にも及びます。例年、この時期に年間の就職活動時間は最大となりますが、過去最高だった4.9時間(前年同月調査)を更新。2018年卒学生の忙しさは、ピークを迎えています。
また、面接・試験、内定獲得の時期も早期化しており、企業側が前のめりで採用活動を進めていることがうかがえます。
選考に進んでからの「辞退」も増加傾向です。理由を見てみると「志望度が高くない」「思っていた仕事と違う」「より志望度が高い企業から内定を獲得した」といった回答が前年よりも高くなりました。他社で内定を得たことを理由とした選考辞退が多くなっているところなどは、やはり、今年の売り手市場感を感じさせる結果です。
<本件に関するお問い合わせ先>
※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、 下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
株式会社アイデム 広報担当/望月・栗木 電話:03-5269-8780
調査結果の詳細(一部抜粋)
≪就職活動の進捗状況≫
【主な活動】
「準備活動段階」7.6% 「エントリー活動段階」42.8%
「面接・試験段階」34.9% 「内定獲得/就活継続段階」8.1%
【各活動ステータスに到達した学生の割合】
「準備活動段階」95.5% (前年比+0.6ポイント)
「エントリー活動段階」89.3% (前年比+1.2ポイント)
「面接・試験段階」65.9% (前年比+4.4ポイント)
「内定獲得段階」12.1% (前年比+4.0ポイント)
学生に、2017年4月1日時点の就職活動の<主な活動>について聞くと、「エントリー活動段階」と回答した学生が最も多く42.8%、次点は「面接・試験段階」で34.9%だった。前年調査(「2017年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査 2016年4月1日状況」、以下同)や広報活動解禁が3月になった前々年調査(「2016年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査 2015年4月1日状況」、以下同)と比較すると、「エントリー活動段階」の学生の割合は年々減少しており、「面接・試験段階」以降の学生の割合が増加している傾向がある。
また、<主な活動>と<最も選考が進んでいる企業の状況(※)>を合わせて、実際にどのくらいの学生が就職活動の各活動ステータスに到達しているかを見た。「準備活動段階」は、調査対象の全学生のうち95.5%、「エントリー活動段階」89.3%、「面接・試験段階」65.9%、「内定獲得段階(“内定獲得/就活継続段階”と“内定獲得/就活終了段階”の計。以下“内定獲得率”)」12.1%となっている。 前年調査や前々年調査と比較すると、「面接・試験段階」と「内定獲得段階」に進んでいる学生の割合は年々高くなっている。特に、「面接・試験段階」では、前々年調査に比べて13.8ポイントも増加していた。
※最も選考が進んでいる企業の状況:<主な活動>において、「内定獲得/就活終了段階」または「まだ何も始めていない」以外を回答した学生(n=536)に聴取。
「準備活動段階」7.3%、「エントリー活動段階」27.4%、「面接・試験段階」63.1 %、「内定獲得/就活継続段階」2.2%となっている。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-726769-0.jpg ]
各活動ステータスに到達した学生の割合を、時系列で過去の調査と比較した。3月1日から4月1日にかけての増加幅は、「準備活動段階」0.9ポイント、「エントリー活動段階」8.3ポイント、「面接・試験段階」32.3ポイント、「内定獲段階」7.6ポイントだった。4月に入ってから、「面接・試験段階」到達者が一気に増加している。 また、過去の調査と比較すると、「エントリー活動段階」「面接・試験段階」の前月からの増加幅は、前年・前々年とほぼ同程度だったにもかかわらず、「内定獲得段階」到達者の前月からの増加幅は、年々大きくなっている。このことから、企業側が例年よりも早い時期に内定を出し始めていることがうかがえる。
[画像2: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-286404-1.jpg ]
≪面接選考企業数≫
1位「3〜4社」23.9% 2位「5〜9社」23.7%
平均3.6社(前回+1.1社 前年+0.1社)
就職活動が「面接・試験段階」以降に進んでいる学生に対し、4月1日までに面接の選考(グループワークやグループディスカッションも含む)を受けた企業数を聞いた。結果は、「3〜4社」「5〜9社」と回答した学生が多く、それぞれ23.9%、23.7%となった。
平均社数は3.6社だった。属性別に見ると、文理別では大きな差はないが、男女別では女性よりも男性、企業規模に対する志向別では「企業の規模は全く意識していない」学生、就活取組姿勢別では「積極的」な学生、内定獲得状況別では「内定あり」の学生で平均社数が多くなっている。
時系列で見ると、前回調査の平均2.5社から1.1社の増加となり、2月から3月にかけての増加幅よりも大きくなった。とは言え、前年の傾向と大きな変化はないようだ。
[画像3: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-620453-2.jpg ]
≪面接選考受験後の選考辞退≫
「ある」28.2% (前年比+1.6ポイント)
理由は「もともと志望度があまり高くなかったから」「自分が思っていた仕事とは違いそうだったから」が上位
面接の選考(グループワークやグループディスカッションも含む)を受けたことがある学生に、面接の選考を受けたものの、その後の選考を辞退したことがあるかを聞いた。辞退したことが「ある」と回答した学生は28.2%に上り、前年(26.6%)より高くなっていた。男女別、文理別では、あまり差は見られなかった。内定獲得状況別では、「内定あり」の学生は、多くの企業の面接を受けていることもあってか、選考辞退の経験が「ある」学生が43.4%と高くなっている。
また、選考を辞退したことが「ある」と回答した学生に、その理由を聞いた。最も多く回答を集めたのは、「もともと志望度があまり高くなかったから」で46.7%(前年調査から14.8ポイント増加)だった。以降は、「自分が思っていた仕事とは違いそうだったから」25.7%、「その企業の社員の雰囲気が自分に合わなそうだったから」22.9%、「入社後に成長できるイメージを抱けなかったから」21.9%と続いている。企業が、選考途中での学生の離脱を防ぐには、選考過程の中でも志望度を高められるような工夫や、“思っていたことと違った”というミスマッチが生じないよう、学生が企業との相性を判断できる情報を、会社説明会や応募時から提供していくことが必要なようだ。
[画像4: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-939480-5.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-376415-6.jpg ]
調査結果の全体
≪進捗状況≫
◆現在のステータス
【主な活動】
「準備活動段階」7.6% 「エントリー活動段階」42.8%
「面接・試験段階」34.9% 「内定獲得/就活継続段階」8.1%
【各活動ステータスに到達した学生の割合】
「準備活動段階」95.5% (前年比+0.6ポイント)
「エントリー活動段階」89.3% (前年比+1.2ポイント)
「面接・試験段階」65.9% (前年比+4.4ポイント)
「内定獲得率」12.1% (前年比+4.0ポイント)
◆応募企業数
平均17.9社(前回+8.5社 前年-0.6社)
「10〜29社」37.4% 「5〜9社」19.1% 「1〜4社」18.9%
◆エントリーシート・履歴書提出企業数
平均7.7社(前回+5.3社 前年+1.3社)
「5〜9社」27.8% 「10〜19社」23.2% 「3〜4社」16.8%
◆面接選考企業数
平均3.6社(前回+1.1社 前年+0.1社)
「3〜4社」23.9% 「5〜9社」23.7%
◆面接選考受験後に選考辞退した経験
「ある」28.2% (前年比+1.6ポイント)
選考辞退の理由は「もともと志望度が高くない」「自分が思っていた仕事と違いそう」「社員の雰囲気が合わなそう」
◆1日の活動時間
「就職活動に費やす時間」平均5.0時間 (前回+0.8時間 前年+0.1時間)
「学業に費やす時間」平均2.2時間 (前回-0.4時間 前年+0.1時間)
≪会社説明会参加状況≫
◆会社説明会参加回数
平均14.2回(前回+7.1回 前年-0.2回)
◆会社説明会に参加したものの応募はしなかった経験
「ある」78.3% (前年比+5.3ポイント)
応募しなかった理由は「自分が思っていた仕事と違いそう」「社員の雰囲気が合わなそう」「企業文化や価値観の雰囲気が合わなそう」
◆合同企業説明会をきっかけに応募・選考活動に進んだか
「エントリーをした」85.4%
「個別の会社説明会に参加した」80.5%
「採用選考に応募した」75.8%
◆“大規模”合同企業説明会のメリット
1位「多くの業界・企業を一度にたくさん知ることができる」69.6%
2位「今まで興味のなかった業界・企業を知ることができる」50.0%
3位「志望業界・企業の説明を一度にたくさん受けることができる」37.6%
「メリットなし」11.6%
◆“大規模”合同企業説明会のデメリット
1位「混雑していて疲れる」54.5%
2位「人気企業・志望企業に人が集中していてブースを見られない」45.4%
3位「多くの企業が出展していて回りきれない」43.2%
「デメリットなし」6.8%
≪学生の意識≫
◆自分のタイプ
「周りからの評価は高い方だ」74.2%
「積極的に就職活動をしている」61.4%
◆企業規模に対する志向
「大企業志向」46.8%
「中小企業志向」28.3%
「企業の規模は全く意識していない」24.8%
<株式会社アイデム 会社概要>
【求人媒体事業】逆求人型就職活動サイト「JOBRASS新卒」・求人サイト「イーアイデム」運営
新聞折込求人紙「しごと情報アイデム」(関東圏・静岡県・関西圏・岡山県・福岡県)、求人フリーペーパー「ジョブアイデム」企画・発行
【人材紹介事業】「Aidem Smart Agent」(新卒・転職・メディカル)
【アイデム 人と仕事研究所】人材育成:各種セミナー、ビジネスマナー、講師派遣(オリジナル研修)、新入社員育成プログラム
調査・情報サービス:会員制ホームページの運営、オリジナル調査資料の定期発行、人事・労務管理情報紙の編集・発行
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代)http://www.aidem.co.jp
企業の採用活動を支援するサイト「JOBRASS新卒」を運営する株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)の人と仕事研究所 https://apj.aidem.co.jp/ では、2018年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女628名を対象に調査を実施しました。この度、その調査結果をまとめましたので、一部抜粋してお知らせします。
調査結果
≪就職活動の進捗状況≫
【主な活動】
「準備活動段階」7.6% 「エントリー活動段階」42.8%
「面接・試験段階」34.9% 「内定獲得/就活継続段階」8.1%
【各活動ステータスに到達した学生の割合】
「準備活動段階」95.5% (前年比+0.6ポイント)
「エントリー活動段階」89.3% (前年比+1.2ポイント)
「面接・試験段階」65.9% (前年比+4.4ポイント)
「内定獲得段階」12.1% (前年比+4.0ポイント)
≪面接選考企業数≫
1位「3〜4社」23.9% 2位「5〜9社」23.7%
平均3.6社 (前回+1.1社 前年+0.1社)
≪面接選考受験後の選考辞退≫
「ある」28.2% (前年比+1.6ポイント)
理由は「もともと志望度があまり高くなかったから」「自分が思っていた仕事とは違いそうだったから」が上位
調査概要
調査対象:2018年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年4月1日〜6日
有効回答:628名
調査・分析担当者のコメント
アイデム人と仕事研究所 所長 岸川 宏
学生が就職活動に費やす時間は、1日5.0時間にも及びます。例年、この時期に年間の就職活動時間は最大となりますが、過去最高だった4.9時間(前年同月調査)を更新。2018年卒学生の忙しさは、ピークを迎えています。
また、面接・試験、内定獲得の時期も早期化しており、企業側が前のめりで採用活動を進めていることがうかがえます。
選考に進んでからの「辞退」も増加傾向です。理由を見てみると「志望度が高くない」「思っていた仕事と違う」「より志望度が高い企業から内定を獲得した」といった回答が前年よりも高くなりました。他社で内定を得たことを理由とした選考辞退が多くなっているところなどは、やはり、今年の売り手市場感を感じさせる結果です。
<本件に関するお問い合わせ先>
※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、 下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/
株式会社アイデム 広報担当/望月・栗木 電話:03-5269-8780
調査結果の詳細(一部抜粋)
≪就職活動の進捗状況≫
【主な活動】
「準備活動段階」7.6% 「エントリー活動段階」42.8%
「面接・試験段階」34.9% 「内定獲得/就活継続段階」8.1%
【各活動ステータスに到達した学生の割合】
「準備活動段階」95.5% (前年比+0.6ポイント)
「エントリー活動段階」89.3% (前年比+1.2ポイント)
「面接・試験段階」65.9% (前年比+4.4ポイント)
「内定獲得段階」12.1% (前年比+4.0ポイント)
学生に、2017年4月1日時点の就職活動の<主な活動>について聞くと、「エントリー活動段階」と回答した学生が最も多く42.8%、次点は「面接・試験段階」で34.9%だった。前年調査(「2017年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査 2016年4月1日状況」、以下同)や広報活動解禁が3月になった前々年調査(「2016年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査 2015年4月1日状況」、以下同)と比較すると、「エントリー活動段階」の学生の割合は年々減少しており、「面接・試験段階」以降の学生の割合が増加している傾向がある。
また、<主な活動>と<最も選考が進んでいる企業の状況(※)>を合わせて、実際にどのくらいの学生が就職活動の各活動ステータスに到達しているかを見た。「準備活動段階」は、調査対象の全学生のうち95.5%、「エントリー活動段階」89.3%、「面接・試験段階」65.9%、「内定獲得段階(“内定獲得/就活継続段階”と“内定獲得/就活終了段階”の計。以下“内定獲得率”)」12.1%となっている。 前年調査や前々年調査と比較すると、「面接・試験段階」と「内定獲得段階」に進んでいる学生の割合は年々高くなっている。特に、「面接・試験段階」では、前々年調査に比べて13.8ポイントも増加していた。
※最も選考が進んでいる企業の状況:<主な活動>において、「内定獲得/就活終了段階」または「まだ何も始めていない」以外を回答した学生(n=536)に聴取。
「準備活動段階」7.3%、「エントリー活動段階」27.4%、「面接・試験段階」63.1 %、「内定獲得/就活継続段階」2.2%となっている。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-726769-0.jpg ]
各活動ステータスに到達した学生の割合を、時系列で過去の調査と比較した。3月1日から4月1日にかけての増加幅は、「準備活動段階」0.9ポイント、「エントリー活動段階」8.3ポイント、「面接・試験段階」32.3ポイント、「内定獲段階」7.6ポイントだった。4月に入ってから、「面接・試験段階」到達者が一気に増加している。 また、過去の調査と比較すると、「エントリー活動段階」「面接・試験段階」の前月からの増加幅は、前年・前々年とほぼ同程度だったにもかかわらず、「内定獲得段階」到達者の前月からの増加幅は、年々大きくなっている。このことから、企業側が例年よりも早い時期に内定を出し始めていることがうかがえる。
[画像2: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-286404-1.jpg ]
≪面接選考企業数≫
1位「3〜4社」23.9% 2位「5〜9社」23.7%
平均3.6社(前回+1.1社 前年+0.1社)
就職活動が「面接・試験段階」以降に進んでいる学生に対し、4月1日までに面接の選考(グループワークやグループディスカッションも含む)を受けた企業数を聞いた。結果は、「3〜4社」「5〜9社」と回答した学生が多く、それぞれ23.9%、23.7%となった。
平均社数は3.6社だった。属性別に見ると、文理別では大きな差はないが、男女別では女性よりも男性、企業規模に対する志向別では「企業の規模は全く意識していない」学生、就活取組姿勢別では「積極的」な学生、内定獲得状況別では「内定あり」の学生で平均社数が多くなっている。
時系列で見ると、前回調査の平均2.5社から1.1社の増加となり、2月から3月にかけての増加幅よりも大きくなった。とは言え、前年の傾向と大きな変化はないようだ。
[画像3: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-620453-2.jpg ]
≪面接選考受験後の選考辞退≫
「ある」28.2% (前年比+1.6ポイント)
理由は「もともと志望度があまり高くなかったから」「自分が思っていた仕事とは違いそうだったから」が上位
面接の選考(グループワークやグループディスカッションも含む)を受けたことがある学生に、面接の選考を受けたものの、その後の選考を辞退したことがあるかを聞いた。辞退したことが「ある」と回答した学生は28.2%に上り、前年(26.6%)より高くなっていた。男女別、文理別では、あまり差は見られなかった。内定獲得状況別では、「内定あり」の学生は、多くの企業の面接を受けていることもあってか、選考辞退の経験が「ある」学生が43.4%と高くなっている。
また、選考を辞退したことが「ある」と回答した学生に、その理由を聞いた。最も多く回答を集めたのは、「もともと志望度があまり高くなかったから」で46.7%(前年調査から14.8ポイント増加)だった。以降は、「自分が思っていた仕事とは違いそうだったから」25.7%、「その企業の社員の雰囲気が自分に合わなそうだったから」22.9%、「入社後に成長できるイメージを抱けなかったから」21.9%と続いている。企業が、選考途中での学生の離脱を防ぐには、選考過程の中でも志望度を高められるような工夫や、“思っていたことと違った”というミスマッチが生じないよう、学生が企業との相性を判断できる情報を、会社説明会や応募時から提供していくことが必要なようだ。
[画像4: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-939480-5.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/2663/710/resize/d2663-710-376415-6.jpg ]
調査結果の全体
≪進捗状況≫
◆現在のステータス
【主な活動】
「準備活動段階」7.6% 「エントリー活動段階」42.8%
「面接・試験段階」34.9% 「内定獲得/就活継続段階」8.1%
【各活動ステータスに到達した学生の割合】
「準備活動段階」95.5% (前年比+0.6ポイント)
「エントリー活動段階」89.3% (前年比+1.2ポイント)
「面接・試験段階」65.9% (前年比+4.4ポイント)
「内定獲得率」12.1% (前年比+4.0ポイント)
◆応募企業数
平均17.9社(前回+8.5社 前年-0.6社)
「10〜29社」37.4% 「5〜9社」19.1% 「1〜4社」18.9%
◆エントリーシート・履歴書提出企業数
平均7.7社(前回+5.3社 前年+1.3社)
「5〜9社」27.8% 「10〜19社」23.2% 「3〜4社」16.8%
◆面接選考企業数
平均3.6社(前回+1.1社 前年+0.1社)
「3〜4社」23.9% 「5〜9社」23.7%
◆面接選考受験後に選考辞退した経験
「ある」28.2% (前年比+1.6ポイント)
選考辞退の理由は「もともと志望度が高くない」「自分が思っていた仕事と違いそう」「社員の雰囲気が合わなそう」
◆1日の活動時間
「就職活動に費やす時間」平均5.0時間 (前回+0.8時間 前年+0.1時間)
「学業に費やす時間」平均2.2時間 (前回-0.4時間 前年+0.1時間)
≪会社説明会参加状況≫
◆会社説明会参加回数
平均14.2回(前回+7.1回 前年-0.2回)
◆会社説明会に参加したものの応募はしなかった経験
「ある」78.3% (前年比+5.3ポイント)
応募しなかった理由は「自分が思っていた仕事と違いそう」「社員の雰囲気が合わなそう」「企業文化や価値観の雰囲気が合わなそう」
◆合同企業説明会をきっかけに応募・選考活動に進んだか
「エントリーをした」85.4%
「個別の会社説明会に参加した」80.5%
「採用選考に応募した」75.8%
◆“大規模”合同企業説明会のメリット
1位「多くの業界・企業を一度にたくさん知ることができる」69.6%
2位「今まで興味のなかった業界・企業を知ることができる」50.0%
3位「志望業界・企業の説明を一度にたくさん受けることができる」37.6%
「メリットなし」11.6%
◆“大規模”合同企業説明会のデメリット
1位「混雑していて疲れる」54.5%
2位「人気企業・志望企業に人が集中していてブースを見られない」45.4%
3位「多くの企業が出展していて回りきれない」43.2%
「デメリットなし」6.8%
≪学生の意識≫
◆自分のタイプ
「周りからの評価は高い方だ」74.2%
「積極的に就職活動をしている」61.4%
◆企業規模に対する志向
「大企業志向」46.8%
「中小企業志向」28.3%
「企業の規模は全く意識していない」24.8%
<株式会社アイデム 会社概要>
【求人媒体事業】逆求人型就職活動サイト「JOBRASS新卒」・求人サイト「イーアイデム」運営
新聞折込求人紙「しごと情報アイデム」(関東圏・静岡県・関西圏・岡山県・福岡県)、求人フリーペーパー「ジョブアイデム」企画・発行
【人材紹介事業】「Aidem Smart Agent」(新卒・転職・メディカル)
【アイデム 人と仕事研究所】人材育成:各種セミナー、ビジネスマナー、講師派遣(オリジナル研修)、新入社員育成プログラム
調査・情報サービス:会員制ホームページの運営、オリジナル調査資料の定期発行、人事・労務管理情報紙の編集・発行
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代)http://www.aidem.co.jp