ペット用医薬品:処方薬からOTC薬へシフトするペットオーナー
[09/06/15]
提供元:DreamNews
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先端分野の市情を提供する式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取役社長:小野 悟)が、米国調査会社Kalorama Information発行の英文調査告書「World Veterinary Health Products (Animal harmaceuticals, Vaccines, OTC and Performance Enhancers)」の販売を開始。
世界中でペットを飼う人が増え、オーナーとペットとのつながりが強くなったことで、コンパニオンアニマルのための医薬品市は着実に拡大しています。これにより企業は癌治療や関節炎治療から犬や猫のマッサージ、鍼治療、専門サービスに至るまで、ペットケア・ラグジュアリーサービス拡大に向け取り組みを始めています。しかしライフサイエンス市調査会社Kalorama Informationが発行した告書「World Veterinary Health Products (Animal Pharmaceuticals, Vaccines, OTC and Performance Enhancers)」によると、価差や販売ネットワークの向上によって、ペットオーナーの多くが獣医に診療してもらうより、直接OTC薬を買いに走る傾向が強くなることを示唆しています。
処方薬の価は、次第に価に敏感な消費者をOTCブランド薬へ眼を向けさせることとなり、この傾向は現在の不況によってさらに増幅しています。また、抗寄生虫薬や関節可動性治療薬など、ペット用ニュートラシューティカルの需要が高まったことから、OTC薬の拡大を熱させています。Kaloramaでは、現在49億ドルであるOTC薬市は、2014年まで年率5.2%で成長すると予測しています。
OTCメーカーとの提携によって、自社製品のOTCブランドを別に立ち上げるメーカーもあります。例えばMerialは、ペットケアの中でも抗原虫薬において処方薬市とOTC市の双方で競争するためにIvemectinブランドのOTCバージョンを投入しました。
多くの動物用医薬品は、人間用の医薬品を変換させたものであるため、動物用医薬品メーカーの多くは、規模の大きな企業の中の小さな事業部として拡大してきました。しかし今、こうしたメーカーは究開発費や薬価設定の圧力、新製品の技術革新の伸び悩み、ジェネリック医薬品の脅威、消費者の価意識によるOTC製品への移行といった、親会社が経験したことと同じ問題に直面しています。
【 英文市調査告書 】
World Veterinary Health Products (Animal Pharmaceuticals, Vaccines, OTC and Performance Enhancers)
世界の動物医療用製品(動物用医薬品、ワクチン、OTC薬、能力向上薬)
http://www.infoshop-japan.com/study/kl86309-veterinary-health.html
出版社Kalorama Information
出版日2009/05
【 本件に関するお問合せ先 】
式会社グローバル インフォメーション
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 1-2-3
アーシスビル 7階
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