姫路エリアを起点とした水素輸送・利活用等に関する協業の基本合意について
[23/12/01]
提供元:PRTIMES
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関西電力株式会社(以下、「関西電力」)、西日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR西日本」)、日本貨物鉄道株式会社(以下、「JR貨物」)、日本電信電話株式会社(以下、「NTT」)、NTTアノードエナジー株式会社(以下、「NTTアノードエナジー」)、パナソニック株式会社(以下、「パナソニック」)の6社は、11月21日、兵庫県姫路エリアでのインフラを活用した国内水素輸送・利活用等に関する協業の基本合意に至りました。
本合意に基づき、6社は2030年代を目途に安価で効率的な水素サプライチェーンの確立をめざし、姫路エリアを起点とした水素輸送と利活用方法に関する調査、検討を行います。
各社の役割については、以下の通りです。
・関西電力:液化水素の安定調達や水素受入拠点、水素利活用先の検討等
・JR西日本:線路敷パイプラインおよび水素利活用の検討等
・JR貨物:鉄道による全国への水素輸送の検討等
・NTT、NTTアノードエナジー:通信管路を活用した水素パイプラインの構築検討等
・パナソニック:水素を使った自社製燃料電池の活用の検討等
今後、6社は各分野での経験・知見を結集し、水素サプライチェーンの確立とゼロカーボン社会の実現に向けて取り組んでいきます。
姫路エリアを起点とした水素輸送・利活用等に関する調査・検討概要
●水素受入拠点周辺での水素利活用に加え、各社のインフラを最大限活用し、安価で効率的な水素輸送網を構築することで、全国各地での水素利活用を促進する。
●姫路エリアにおいて、輸送・利活用面で検討および実証を行う。
・輸送面:貨物鉄道輸送、線路敷および通信管路を活用したパイプライン輸送等
・利活用面:水素利活用先の拡大(鉄道の脱炭素化、水素発電、水素燃料電池など)
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各社の役割分担
2030年代の社会実装を目指し、今後、実現可能性調査を実施し、その結果を踏まえて 実証を実施予定。
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