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エンタープライズ・データベース・プラットフォーム「Oracle Exadata」をパナソニックグループの経験豊富なエンジニアのノウハウを活用し運用・支援するクラウドベースのマネージドサービスを提供開始

第1号ユーザーとして株式会社プロトコーポレーションでの採用が決定




パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下:パナソニックIS)は、長年パナソニックグループで培ったデータベース運用実績・ノウハウを最大限に活用したOracle Exadataのマネージドサービスを9月17日より提供開始します。
▼Oracle Exadataマネージドサービス
https://service.is-c.jpn.panasonic.com/exadata

- 背景:求められるデータベース性能

あらゆる企業が保有するデータは年々爆発的に増加しています。すなわち処理すべきデータも増加し、それに伴いデータベースの検索性能・処理性能も非常に高い性能を求められています。

Oracle Exadataは、Oracle Databaseに最適化されたデータベース基盤であり、Oracle Databaseを利用するうえで最もパフォーマンスを出すことが可能です。しかしその導入コストは決して安くはなく、これまでは限られた企業でしかその恩恵を受ける事ができませんでした。また、その性能を最大限に引き出すには高いDB知識と運用ノウハウ・体制が必要となります。

このような課題を受け、この度Oracle Exadata Cloud@Customer※を、パナソニックグループでの運用実績・ノウハウを蓄積したエンジニアが運用するマネージドサービスとして提供を開始します。

※ Oracle Exadata Cloud@Customer : Oracle Exadataのハードウェアをお客様のデータセンターに配置することで、 Oracle Exadataの機能をクラウドサービスとして利用できる提供モデル。

- 特長:高品質な運用が付帯したハイパフォーマンスクラウドサービス

従来のOracle Exadataではハードウェアやデータセンターの導入・運用が必要でしたが、本サービスではパナソニックISがクラウドサービスとして提供しますので、お客様はハードウェアを意識する必要なく、オンプレミスのOracle Exadataと同一の機能をご利用いただくことが可能です。

パナソニックISでは2011年頃から、パナソニックグループ各社で利用する社内システムのデータベース基盤として、 オンプレミス環境のOracle Exadataを25台以上運用してきました。2024年2月にはOracle Exadata上で稼働する数百におよぶ社内システムの2,000を超えるデータベース環境を安定運用しております。またその中からコスト低減効果が見込まれるものをOracle Cloud上のOracle Exadata Database Serviceへ移行を開始しております。2024年2月時点で7,000万円/年のインフラコスト低減を実現(2024年4月15日既報)するなど、Oracle Exadata運用の豊富な実績・ノウハウを有しています。本サービスでは、専門的なスキルや知識が必要になるバックアップ・セキュリティ設定、監視やチューニング(SQLの改善、インデックス提案)などはパナソニックISのデータベーススペシャリストが支援しますので、そのノウハウをご活用いただけます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1723/765/1723-765-6a26eba78ccd769b76e41ec74f6dff00-3900x594.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- 採用事例:株式会社プロトコーポレーションでの採用が決定

第1号ユーザーとして、株式会社プロトコーポレーションにおいて本サービスの採用が決定しております。

同社が運営する中古車情報サイト「グーネット」には、常時50万件程度の情報が掲載されています。2014年にパナソニックISがOracle Exadataを導入後、バッチ処理やオンライン処理のパフォーマンスが最大5.3倍に向上するなど、大きな改善が見られました。しかし、日々ビジネスが進化し、グーネットアプリのダウンロード数も700万件を超え利用が急増する中で、5年前に移行したOracle Exadataでは拡張性の面で限界に近づいていました。

過去10年間の安定した運用実績への評価に加え、このたび提供開始するマネージドサービスによって、Oracle Exadataの活用がさらに進むこと、またクラウドのメリットであるスケーラビリティを最大限に利用し、今後のビジネスの加速にも対応できることから、採用を決定いただきました。

- 提供モデル

専用環境としてメンテナンス時間やスペックなど自由に選択できる専有モデルと、より低コストで利用できる共有モデルを提供します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1723/765/1723-765-0b33ef89de322c0edf9716c94dc1b646-1058x283.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- ユースケース

【例1】スペシャリストによる支援
Oracle Exadataを利用したいものの、DBAやOracle Exadataのスペシャリストがいなかったり、製品をフル活用しないとコストに見合わないことなどの理由から、Oracle Exadata導入を見送ってきたお客様が多くいらっしゃいました。本サービスではパナソニックISのスペシャリストによるリモートDBAの支援を受けながら、共有環境でコストを低減したOracle Exadataの利用が可能となります。

【例2】災害対策サイトとして
現行で稼働しているオンプレミスのOracle ExadataのDR環境を準備したいが、Oracle Exadata自体のコストが高くDR用途のみでは採用できていなかった場合でも、本サービスならデータ同期に必要な最小限のCPUにてご利用可能です。広域災害などが発生した場合、プライマリサイトとしてCPUを拡張することにより本番環境としてのご利用も可能です。

【例3】本導入前の検証に
従来のOracle Exadataでは、パフォーマンスや機能など実際に自社の業務処理が正常に稼働するかの検証を実施したいが、大きな投資が必要となるため採用検討時の検証が出来ず、採用に踏み切れないケースも見られます。本サービスでは最短1ヶ月からご利用が可能なため、最小限のリソースを短期間ご契約いただき、本導入前にOracle Exadataを検証いただくことが可能です。検証で発生した課題(パフォーマンスなど)についても解決までのご支援が可能です。また、ご検証いただいた環境をそのまま本導入いただくことも可能です。

【例4】大学授業における学生の意識向上に
現在大学等の教育機関において、Oracle Exadataの導入実績はまだ多くはありません。そんな中、本サービスをご利用いただき、授業でOracle Exadataを利用できる環境を持つことは、Oracle Exadataの実機に触れ検証・運用していたという実績を得られる点が学生にとっての魅力となり、大学の価値向上につながります。またパナソニックISのエンジニアのハイレベルなサポートを肌に感じていただくことで、学生のスキルアップにもつなげることが出来ます。

- 今般提供を開始する Oracle Exadataマネージドサービスの概要

(1)提供開始日  2024年9月17日
(2)提供モデル  専有モデル:Oracle Exadataを専有で利用(48ヵ月拘束)
          共有モデル:Oracle Exadataを複数社共有で利用
(3)標準価格   月額約60万円〜
          ※データベースライセンス費用・サポート費用を含む(システム構成により異なる)

- 一般的なクラウドDBとの比較

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1723/765/1723-765-60652cf7a504f4d62411a26f64b577df-1068x546.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



- 株式会社プロトコーポレーションからのコメント

株式会社プロトコーポレーション  ITソリューション3部 部長 尾作 禎蔵 様

パナソニックIS様、この度は新サービス「Oracle Exadataマネージドサービス」の提供開始、心よりお祝い申し上げます。また、今回、その第1番目のユーザーとなれることを大変光栄に存じます。

Exadataのサポート期限を迎え、その後継としてさまざまな選択肢を検討する中で、クラウド環境ならではのデータベースの拡張性はもちろん、これまで10年間にわたりExadataの運用をご支援いただき、私たちのビジネスの飛躍に貢献していただいた貴社のマネージドサービスであることが、今回の選定において大きな決め手となりました。日本企業ならではのきめ細かなサポートと、ExadataおよびOracle 23aiの先進的な機能をフルに活用できる技術支援に期待しております。

私たちプロトコーポレーションは、中古車情報を提供する「グーネット」を通じて、中古車業界の健全化と生活者により良いクルマ選びを支援する新時代の「モビリティスタイル・パートナー」として、そしてこれからも「未来社会のパートナー企業」として、皆さまの生活に寄り添う企業を目指してまいります。

- 日本オラクル株式会社からのコメント

日本オラクル株式会社 執行役員 クラウド・システム事業統括 斉藤 千春 様

日本オラクルは、パナソニックIS様が提供するOracle Exadataのマネージドサービスの提供開始を心より歓迎いたします。


パナソニックIS様は、パナソニックグループ様向けに、オラクルのオンプレミス製品を長年に渡りサービス提供され、Oracle Exadataで稼働する国内屈指の大規模統合データベースを運用されてきました。また、運用経験から自社開発で生まれた管理ツールにより多くの処理の自動化に成功するなど実績に裏付けられた高い技術力とサポート力、運用ノウハウを併せ持っています。


パナソニックIS様が提供される当サービスにより、ミションクリティカル領域のワークロードだけでなく、大規模なAIモデル作成も高速かつ低コストに実現するOracle Cloud Infrastructure(OCI)と、エンタープライズ向け生成AIサービスの活用など、最新の機能とパフォーマンスを必要とするお客様にとって最適のマネージドサービスとなることを期待しております。


日本オラクルは、「日本のためのクラウドを提供」、「お客さまのためのAIを推進」を重点施策に掲げています。今後はパナソニックIS様とOracle ExadataのマネージドサービスによるOCI移行、AI活用を支援し市場のさらなる進化に貢献してまいります。

■パナソニック インフォメーションシステムズについて
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社は、製造業をはじめ幅広いお客さまに高付加価値のシステム・サービスをお届けするIT“サービス”企業です。
パナソニックグループのIT中核会社として、そのグローバルな事業展開を多様な業務システムで支援しています。また、その中で培った経験とノウハウを強みに、IT事業会社としてパナソニックグループ以外のお客さまに対してもトータルソリューションをご提供しています。
URL:https://service.is-c.jpn.panasonic.com/

以上

※本文に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
※Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。

【お問い合わせ先】
<報道関係者様>
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
営業統括部 セールスイノベーション部 マーケティングチーム 山田
E-mail:press-pisc@ml.jp.panasonic.com
<お客様>
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 営業統括部
E-mail:sales-pisc@ml.jp.panasonic.com
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