『ラリックをめぐるフランスの旅』発刊!「ルネ・ラリック展」(6月24日〜9月7日)が、現在東京・六本木の国立新美術館で開催中。
[09/06/29]
提供元:DreamNews
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ルネ・ラリック生誕150周年を記念して、日本初公開のガラスの教会建築やフランス各地に点在するラリック作品の魅力を堪能できるハンディな1冊。
2010年は、ルネ・ラリック(1860〜1945)の生誕150年に当たります。日本は世界的に見てもラリック愛好家やコレクターが多い国として知られています。現在、ラリックの大回顧展が、東京・六本木の国立新美術館で開催されています。
本書『ラリックをめぐるフランスの旅』ではラリックの輝かしい創造の足跡をたどりながら、フランス各地に点在するゆかりの地を旅するように楽しめる本としてまとめました。
彼が晩年手がけたフランスのサン・ニケーズ教会(ランス)、ソーシー=レストレ教会(パ・ド・カレー)、ノートルダム・ド・フィデリテ修道会礼拝堂(カルヴァドス)、聖マタイ教会(イギリス・ジャージー島)などの教会建築は、今回のラリック展でも展示されていない日本初公開の貴重なものばかり。香水瓶や小ぶりなアクセサリーを見慣れているラリック愛好家の方にご覧いただきたい本書の見どころです。
また、巻頭の「ラリックを訪ねるパリ散歩MAP」は、シャンゼリゼ・ショッピング・アーケード、クール・ラ・レーヌの旧ラリック邸、レストラン・アルページュなど、ラリックゆかりの地をたどりながら新たなパリの魅力を再発見できる内容になっています。ぜひこの夏の旅行にお役立てください。
写真・文/南川三治郎
1945年三重県生まれ。東京写真大学(現東京工芸大学)卒業後、大宅壮一東京マスコミ塾第1期生に。パリを拠点にヨーロッパの人と文化に焦点を当てて取材活動をするフォトグラフィック・ライター。著作に『アトリエの巨匠100人』(新潮社)、『ヴェルサイユ宮殿』(黙出版)、『世界遺産巡礼の道をゆく』(玉川大学出版部)などがある。
監修/池田まゆみ
美術工芸史家。1954年東京生まれ。学習院大学フランス文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程修了。「ルネ・ラリック美術館」(長野県諏訪市、2003年閉館)学芸員を経て、現在インディペンデント・キュレーターとして、数多くの国際展を企画監修。日本大学藝術学部デザイン学科非常勤講師。
A5判 並製 128ページ
定価1,890円(税込) 小学館
ISBN978-4-09-606029-2
問い合わせ先:小学館 出版局(生活)瀬島明子
TEL:03-3230-5125
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