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「Future Food Fund 2号」の第2号投資案件 養豚DXを手掛けるEco-Porkへの投資を実行

〜ICT/IoT/AIを活用したデータ管理による養豚業の更なる持続可能化への取り組み〜

 食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:松本浩平、以下Future Food Fund)が運営するフードイノベーション領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」(※1)は、養豚業の生産性向上と環境負荷低減のため、養豚経営支援ツールや、連携するIoT機器などを開発・販売する株式会社Eco-Pork(東京都墨田区、代表取締役社長:神林 隆、以下Eco-Pork)へ、2023年6月に投資を実行しました。本件は、現在ファンドレイズ中の「Future Food Fund 2号」における第2号投資案件であり、今後も更なる投資を行ってまいります。
 (※1)正式名称:Future Food Fund 2号投資事業有限責任組合




■養豚DXを手掛けるEco-Porkへの投資実施。今後、オイシックス・ラ・大地やその他のファンドパートナーの支援により事業成長を目指す。 
 Future Food Fundは食領域のスタートアップ企業へ投資を実行することで、より多くの人がよりよい食生活を楽しめる未来をつくることを目的としています。
 今回の新規投資先であるEco-Porkは、養豚の全てをデータで可視化する養豚経営管理ツール「AI Farm Manager Porker」および、関連するIoT機器を開発・販売することで、養豚事業のDXによる持続可能化を目指しています。
 国内の養豚事業者は後継者不足や事業コスト高騰等といった問題から、この20年で11,700軒→3,590軒と激減しています(令和5年2月1日現在 農林水産省畜産統計より)。このような状況の中、Eco-Porkの提供する豚舎環境センサーなどのIoTデバイスや経営管理ツールを導入することで、生育状況や個体管理がデータで行えるようになります。その結果、経費の50%を越えると言われる給餌コストが下げられたり、母豚の分娩や生育状況を可視化したりすることで、養豚事業者の人手不足や事業コストの削減に貢献することができます。Eco-Porkの製品はOisixのお客様にも好評な館ヶ森高原豚肉を生産するArk館ヶ森にも導入されており、「AI Farm Manager Porker」は現在、国内養豚事業者の約10%のシェアをもち(Eco-Pork社調べ)、年間180万頭のデータを蓄積しています。
 今回の資金調達によるプロダクト開発や体制強化を通じて、ICT / IoT / AIを活用したデータ管理による国内外養豚業の更なる持続可能化に取り組み、養豚や豚肉を未来にしっかりと繋いでいくEco-Porkの取組みに期待しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/8895/771/resize/d8895-771-237c41e0a349bf204466-7.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/8895/771/resize/d8895-771-8ff555b14480b4158250-0.png ]


■株式会社Eco-Pork
本 社   :東京都墨田区
代表者   :神林 隆
会社HP    :https://eco-pork.com/

 ”食肉文化を次世代につなぐ”を企業理念に掲げ、世界40兆円市場である養豚の、データによる持続可能化を目指しています。養豚の全てをデータで可視化する養豚経営管理ツール「AI Farm Manager Porker」および、関連するIoT機器を開発・販売しています。「Porker」は現在、国内養豚事業者の約10%のシェアをもち、年間180万頭のデータを蓄積しています。東京都「令和2年度 第1回 革新的サービスの事業化支援事業」、経済産業省「グローバル・スタートアップ・エコシステム強化事業」(2021年度)、農林水産省「令和2年度・令和3年度/令和4年度・令和5年度 スマート農業実証プロジェクト」などにも採択されています。2023年4月には自社ECサービスを開始。フードディレクター田村浩二氏を迎え、全国の豚肉の新しい魅力発信に取り組んでいます。


■株式会社Eco-Pork 代表取締役社長 神林 隆 氏 コメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/8895/771/resize/d8895-771-be826f7ae3c5ba3c11f2-3.jpg ]

 「2050年にも豚肉を食べたい」が私たちのモチベーションです。
ミートショックや畜産業の環境負荷といった問題から、これからは代替肉や培養肉がトレンドになっていくかも知れません。その未来においても、豚肉を初めとしたリアルなお肉が選択肢として存在していること。その余白こそが、人類の豊かさであると私たちは考えています。この20年で11,700軒→3,590軒と激減してしまった国内養豚農家は、後継者不足や飼料高騰といった問題に直面しています。私たちの養豚DXとECサービスの取り組みによって、養豚を持続可能にしていきます。
 豚肉を出発点に、Future Food Fundに関わる皆さま方とともに、私たちの子供や孫の時代の豊かな食文化を実現するため、貢献していきたいと考えています。

■Future Food Fund 投資担当 大場 翔太 コメント
[画像4: https://prtimes.jp/i/8895/771/resize/d8895-771-a2649b4e51f93b260fe1-0.jpg ]

 養豚事業者の人手不足や事業コストの削減に資するサービスとしてEco-Porkが養豚DX事業者として築き上げてきた基盤に加え、新たなチャレンジとして、美味しい豚肉の情報発信やECによる提供などを行っています。活動の幅を広げ、今後は養豚事業者の方々だけではなく生産現場と消費者とを繋ぐ役割を担うことで、豊かな食文化を実現していくEco-Porkの取組みが少しでも多くの方に届くように貢献してまいります。



Future Food Fund株式会社について 
Future Food Fund株式会社は、オイシックス・ラ・大地株式会社により、2019年8月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドを運営する投資子会社として設立されました。パートナー企業とともに、国内外の先進的な食・農・ヘルスケア領域への積極的な投資と、販売や商品開発などの支援も可能としており、日本国内で、スタートアップ企業を支援するエコシステムの構築を目指しています。
(「Future Food Fund」サイトURL:https://futurefoodfund.co.jp/
[画像5: https://prtimes.jp/i/8895/771/resize/d8895-771-eab3bb1f1cdd3f1f4cfd-6.png ]
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