共創型プラットフォーム「Tカードみんなのエシカルフードラボ」“エシカルフードとは何?”日本におけるエシカルフード市場創出に向けた『エシカルフード基準』を発表
[22/03/31]
提供元:PRTIMES
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〜今後は『エシカルフード基準』をもとに「エシカルフードアクションスコア」を生活者の皆さまへ提供〜
CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北村和彦)は、2021年3月より、Tのユニークデータ※1やアセットを活用し、一地域、一企業だけでは解決が難しかった課題に対して、生活者を中心に業界を超えたさまざまな知見を有するステークホルダーと対話を重ねながら、世界的な課題である“持続可能な食”につながるエシカルフードアクションについて考え、行動していく共創型プラットフォーム「Tカードみんなのエシカルフードラボ」に取り組んでいます。このたび、「Tカードみんなのエシカルフードラボ」(https://ethicalfoodlab.tsite.jp/)にて、日本におけるエシカルフード市場創出に向けた『エシカルフード基準』を作成しましたことをお知らせいたします。
『エシカルフード基準』の詳細:https://ethicalfoodlab.tsite.jp/project1/
[画像1: https://prtimes.jp/i/983/777/resize/d983-777-76f3717786106ae570b6-0.jpg ]
現在私たちを取り巻く環境には、貧困や飢餓、教育など未だに解決を見ない社会面の開発課題、エネルギーや資源の有効活用、働き方の改善、不平等の解消などすべての国が持続可能な形で経済成長を目指す経済課題、そして地球環境や気候変動など地球規模で取り組むべき環境課題といった世界共通の社会問題があり、2030年を達成年限とした「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」が設定されています。
中でも私たちが生きていく上で重要かつ必要不可欠な「食」は、食料の一次生産から最終消費まで、生産・加工・流通・保管・販売とあらゆるステークホルダーが連携したフードチェーンで構成されており、生活者ひとりひとりにとって最もシンプルで分かりやすく、日々の生活の中でサステナビリティ(持続可能性)に取り組むことができる領域の一つです。一方、持続可能な食に目を向けると、農水産物生産にあたっての環境配慮の不足、年々増加する生産・輸送時のエネルギーや水の使用量・排出量の増加、食品ロス問題や過剰梱包、労働者への不公正な賃金の支払いといった倫理的(エシカル)配慮が不足しているさまざまな課題が存在しています。変わりゆく時代の中で、生活者ひとりひとりが毎日の食事、毎日の買い物の中で、それぞれの生活にあったエシカルな食品を選んでいくこと、少しずつ考えていくことでが、やがて“持続可能な食”の実現に近づけていくことができると考えています。
CCCマーケティングは、Tカードをご利用いただくお客さまからお預かりした「食」にまつわるさまざまなデータが、そのひとりひとりとつながっているからこそサステナブルなソーシャルインパクトを「食」の領域で起こすことができるのではないか、よりよい消費行動を選択する生活者の指標を策定することで、社会におけるエシカルフードアクションを促進できるのではないかと考えています。現在、世の中にエシカルフードの明確な定義や基準がなく、どの食品がエシカルなのかが生活者から見ると、分かりづらい状況です。生活者がいつも利用する店舗で購入する食品にもエシカルフードがあり、どの食品がエシカルなのかをお知らせするために、私たちは『エシカルフード基準』を作成いたしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/983/777/resize/d983-777-a7338414cd33eee9905d-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/983/777/resize/d983-777-e983e10654d290912d83-2.png ]
このたび策定した『エシカルフード基準』は、「環境」「動物」「人・社会」「政治」に対して、企業や商品が倫理的な配慮がなされているのかを確認するために生み出された基準の一つです。『エシカルフード基準』には、「企業評価」と「フード評価」の2つの大項目があり、「企業評価」は4つの大項目に、15の分野に関する中項目と、65の小項目で構成されており、「フード評価」は2つの大項目に、8の小項目で構成されています。また、エシカルフードを世の中に示す際の基準として2022年時点で満たしてほしい小項目にしきい値を設定いたしました。「企業評価」に含まれる37個の小項目、「フード評価」に含まれる5個の小項目の基準にしきい値を設定し、このしきい値を全て満たした商品がエシカルフードとなります。2022年時点のしきい値は、世界および日本国内の時勢を鑑みながら設定されたものであり、世界規模で解決すべき環境問題や人権問題を優先し、今後は社会のありかたや人々の価値観の変化に伴ってアップデートをしていく予定です。
CCCマーケティングでは、今後、『エシカルフード基準』をもとにした『エシカルフードアクションスコア』を提供していくことで、生活者、メーカー、流通など「食」に関わるあらゆるステークホルダーの方々と共に、エシカルフードが社会に少しでも浸透していくことを願っています。そして、「Tカードみんなのエシカルフードラボ」の活動ひとつひとつが、未来につながる食の循環を作ることに貢献してまいります。
CCCマーケティングは、「UNIQUE DATA, SMALL HAPPY.」をグループミッションに掲げ、「個人のライフスタイル」とそれを取り巻く「社会」をつないで、この世界のひとりひとりの、毎日の小さな幸せをつくっていくことを大きな使命としています。ユニークデータを価値ある情報に磨きあげ、さまざまな社会課題に向き合い共創しながら解決に向けて取り組んでいくことで、持続可能でよりよい社会の実現を目指してまいります。
【エシカルフード基準について】
■策定日:2022年3月30日(水)
■名称:Tカードみんなのエシカルフードラボ エシカルフード基準2022(大手企業ver.)
■URL:https://ethicalfoodlab.tsite.jp/assets/pdf/ethicalfood_kijyun_detail.pdf
■策定メンバー:
<有識者> ※50音順
・株式会社office3.11 井出留美
・株式会社ワンプラネット・カフェ ぺオ・エクベリ
・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授 蟹江憲史
・立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授・不二製油グループ本社株式会社 河口眞理子
・一般社団法人Chefs for the Blue 佐々木ひろこ
・Crops -Food × ESD Design- 須賀智子
・パタゴニア 日本支社 中西悦子
・株式会社honshoku 平井巧
・東北大学大学院生命科学研究科教授・サステナビリティの編集プロデューサー 藤田香
・株式会社こだわりや 藤田友紀子
・CHOMPOO 森枝幹
・株式会社グッドテーブルズ山本謙治
<アドバイザー>
・「Ethical Consumer Research Association」代表 ロブ・ハリスン
<コアメンバー>
・東京農業大学客員研究員・事業構想大学院大学産官学共創部ディレクター 植草茂樹
・株式会社フューチャーセッションズ 有福英幸、芝池玲奈
・CCCマーケティング株式会社 瀧田希、中岸恵実子、深井翔、湯浅知里
※1:ユニークデータとは、7000万以上のシングルID、年間50億件以上の購買トランザクション、20万店舗のネットワークで扱われる60億種類の商品データ、300項目からなる顧客DNAのペルソナデータ、オフライン・オンライン上の移動・行動データやメディア接触データ、またCCCMKグループオリジナルのエンハンスデータなどを指します。
CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北村和彦)は、2021年3月より、Tのユニークデータ※1やアセットを活用し、一地域、一企業だけでは解決が難しかった課題に対して、生活者を中心に業界を超えたさまざまな知見を有するステークホルダーと対話を重ねながら、世界的な課題である“持続可能な食”につながるエシカルフードアクションについて考え、行動していく共創型プラットフォーム「Tカードみんなのエシカルフードラボ」に取り組んでいます。このたび、「Tカードみんなのエシカルフードラボ」(https://ethicalfoodlab.tsite.jp/)にて、日本におけるエシカルフード市場創出に向けた『エシカルフード基準』を作成しましたことをお知らせいたします。
『エシカルフード基準』の詳細:https://ethicalfoodlab.tsite.jp/project1/
[画像1: https://prtimes.jp/i/983/777/resize/d983-777-76f3717786106ae570b6-0.jpg ]
現在私たちを取り巻く環境には、貧困や飢餓、教育など未だに解決を見ない社会面の開発課題、エネルギーや資源の有効活用、働き方の改善、不平等の解消などすべての国が持続可能な形で経済成長を目指す経済課題、そして地球環境や気候変動など地球規模で取り組むべき環境課題といった世界共通の社会問題があり、2030年を達成年限とした「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」が設定されています。
中でも私たちが生きていく上で重要かつ必要不可欠な「食」は、食料の一次生産から最終消費まで、生産・加工・流通・保管・販売とあらゆるステークホルダーが連携したフードチェーンで構成されており、生活者ひとりひとりにとって最もシンプルで分かりやすく、日々の生活の中でサステナビリティ(持続可能性)に取り組むことができる領域の一つです。一方、持続可能な食に目を向けると、農水産物生産にあたっての環境配慮の不足、年々増加する生産・輸送時のエネルギーや水の使用量・排出量の増加、食品ロス問題や過剰梱包、労働者への不公正な賃金の支払いといった倫理的(エシカル)配慮が不足しているさまざまな課題が存在しています。変わりゆく時代の中で、生活者ひとりひとりが毎日の食事、毎日の買い物の中で、それぞれの生活にあったエシカルな食品を選んでいくこと、少しずつ考えていくことでが、やがて“持続可能な食”の実現に近づけていくことができると考えています。
CCCマーケティングは、Tカードをご利用いただくお客さまからお預かりした「食」にまつわるさまざまなデータが、そのひとりひとりとつながっているからこそサステナブルなソーシャルインパクトを「食」の領域で起こすことができるのではないか、よりよい消費行動を選択する生活者の指標を策定することで、社会におけるエシカルフードアクションを促進できるのではないかと考えています。現在、世の中にエシカルフードの明確な定義や基準がなく、どの食品がエシカルなのかが生活者から見ると、分かりづらい状況です。生活者がいつも利用する店舗で購入する食品にもエシカルフードがあり、どの食品がエシカルなのかをお知らせするために、私たちは『エシカルフード基準』を作成いたしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/983/777/resize/d983-777-a7338414cd33eee9905d-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/983/777/resize/d983-777-e983e10654d290912d83-2.png ]
このたび策定した『エシカルフード基準』は、「環境」「動物」「人・社会」「政治」に対して、企業や商品が倫理的な配慮がなされているのかを確認するために生み出された基準の一つです。『エシカルフード基準』には、「企業評価」と「フード評価」の2つの大項目があり、「企業評価」は4つの大項目に、15の分野に関する中項目と、65の小項目で構成されており、「フード評価」は2つの大項目に、8の小項目で構成されています。また、エシカルフードを世の中に示す際の基準として2022年時点で満たしてほしい小項目にしきい値を設定いたしました。「企業評価」に含まれる37個の小項目、「フード評価」に含まれる5個の小項目の基準にしきい値を設定し、このしきい値を全て満たした商品がエシカルフードとなります。2022年時点のしきい値は、世界および日本国内の時勢を鑑みながら設定されたものであり、世界規模で解決すべき環境問題や人権問題を優先し、今後は社会のありかたや人々の価値観の変化に伴ってアップデートをしていく予定です。
CCCマーケティングでは、今後、『エシカルフード基準』をもとにした『エシカルフードアクションスコア』を提供していくことで、生活者、メーカー、流通など「食」に関わるあらゆるステークホルダーの方々と共に、エシカルフードが社会に少しでも浸透していくことを願っています。そして、「Tカードみんなのエシカルフードラボ」の活動ひとつひとつが、未来につながる食の循環を作ることに貢献してまいります。
CCCマーケティングは、「UNIQUE DATA, SMALL HAPPY.」をグループミッションに掲げ、「個人のライフスタイル」とそれを取り巻く「社会」をつないで、この世界のひとりひとりの、毎日の小さな幸せをつくっていくことを大きな使命としています。ユニークデータを価値ある情報に磨きあげ、さまざまな社会課題に向き合い共創しながら解決に向けて取り組んでいくことで、持続可能でよりよい社会の実現を目指してまいります。
【エシカルフード基準について】
■策定日:2022年3月30日(水)
■名称:Tカードみんなのエシカルフードラボ エシカルフード基準2022(大手企業ver.)
■URL:https://ethicalfoodlab.tsite.jp/assets/pdf/ethicalfood_kijyun_detail.pdf
■策定メンバー:
<有識者> ※50音順
・株式会社office3.11 井出留美
・株式会社ワンプラネット・カフェ ぺオ・エクベリ
・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授 蟹江憲史
・立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授・不二製油グループ本社株式会社 河口眞理子
・一般社団法人Chefs for the Blue 佐々木ひろこ
・Crops -Food × ESD Design- 須賀智子
・パタゴニア 日本支社 中西悦子
・株式会社honshoku 平井巧
・東北大学大学院生命科学研究科教授・サステナビリティの編集プロデューサー 藤田香
・株式会社こだわりや 藤田友紀子
・CHOMPOO 森枝幹
・株式会社グッドテーブルズ山本謙治
<アドバイザー>
・「Ethical Consumer Research Association」代表 ロブ・ハリスン
<コアメンバー>
・東京農業大学客員研究員・事業構想大学院大学産官学共創部ディレクター 植草茂樹
・株式会社フューチャーセッションズ 有福英幸、芝池玲奈
・CCCマーケティング株式会社 瀧田希、中岸恵実子、深井翔、湯浅知里
※1:ユニークデータとは、7000万以上のシングルID、年間50億件以上の購買トランザクション、20万店舗のネットワークで扱われる60億種類の商品データ、300項目からなる顧客DNAのペルソナデータ、オフライン・オンライン上の移動・行動データやメディア接触データ、またCCCMKグループオリジナルのエンハンスデータなどを指します。