「宇宙博2014」開幕、映画『宇宙兄弟#0』公開……今、「宇宙」がアツい。 これを読めばもっと「宇宙」を楽しめる!命を懸けた選抜・育成の究極の姿をJAXA現役職員が初めて明かす『宇宙飛行士の採用基準』
[14/07/18]
提供元:PRTIMES
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角川書店ブランドカンパニー
2014年に入り、「宇宙」関連の話題が尽きることがありません。
日本時間3月9日から若田光一宇宙飛行士が日本人宇宙飛行士として初のISS船長(コマンダー)を66日間務め、5月13日には無事に帰還しました。
7月8日には東京ドームシティに「宇宙を感動する」をコンセプトに掲げる『宇宙ミュージアムTeNQ』がオープン。7月19日からは、JAXAとNASAの夢のコラボによる「宇宙博」が幕張メッセ国際展示場ホールで開催(9月23日まで)。8月9日には、小山宙哉氏の大ヒットコミック「宇宙兄弟」のオリジナル・アニメーション映画『宇宙兄弟#0』が公開されます。
いま、「宇宙」がアツい――夏空を見上げながら、宇宙への関心を高めている、そんな方には『宇宙飛行士の採用基準』がオススメです。
本書は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の有人宇宙ミッション本部に在席する山口孝夫さんが書き下ろす、「宇宙飛行士の採用・育成」に関する知見をまとめたものです。
著者は、2008年からの宇宙飛行士候補者選抜試験に携わり、ISS「きぼう」日本実験棟の開発プロジェクトでも活躍した人物。その現場での知見をふまえながら、「飛べる人材」をいかに見抜き、選抜し、育成するか――その「徹底的に公正」で「徹底的に確度を高める」方法を紹介しています。
人材を選ぶには、「必要な資質」を考え抜き、宇宙環境における心理ストレスを含めた「職場環境」も考慮しなければなりません。
「公正に評価する」基準も大切、「選抜の方法」も大切、選抜後の「訓練自体の適切さ」も担保しなければなりません。
すべての要素を抜け目なく整えた上で、「選抜・育成」する――これはじつは、宇宙飛行士の採用だけでなく、一般のビジネス環境でも同様のことが言えるのではないでしょうか?
著者の執筆の動機もここにあります。
つまり、宇宙飛行士の選抜・育成の知見を、一般社会に還元することが、この本のミッションなのです。
本書は、「宇宙」に関心のある方だけでなく、一般社会で「人事」や「部下育成」に携わる方にも是非読んでもらいたい、いわば「人材育成の究極の姿」といえるのです。
<本書の収録内容>
はじめに 社会の「きぼう」へ
第一章 宇宙を「職場」にする生き方
――宇宙飛行士の人生
【宇宙という職場と、宇宙飛行士の採用】
4・8mm向こうは死の世界
国家規模のヘッドハンティングへの責任
採るほうも、採られるほうも、真剣勝負
【宇宙飛行士のキャリアパス】
飛ばない“新人”宇宙飛行士時代
超音速の中で宇宙へのチャンスをつかめ!
国際宇宙ステーションに搭乗する宇宙飛行士の分類
コマンダーの先にいる自分を描く、シニア時代
飛ばなくなる者、飛び続ける者
第二章 計算できない「心」をどう扱うか
――宇宙の心理学
【宇宙飛行士と心理学】
「不安」と「恐怖」、何が違うのか?
工学と心理学の交差点で生まれる「ミスをしない機械」
宇宙という職場のストレス
宇宙飛行士のストレスをマネジメントする
宇宙飛行士の恐怖をマネジメントする!?
【国際宇宙ステーションの心理学】
人類の宇宙開発の今
宇宙のオフィスのつくり方
他国にも人気の「きぼう」開発舞台裏
燃えなくても、燃えます
【「宇宙開発会社」の心理学】
「褒めない」組織は脆くなる
コロンビア号事故に見る権威勾配の危険性
組織に開いた「チーズの穴」は現場だけでは埋まらない
注意すべき時、それはいつ、どんな言葉か
第三章 宇宙飛行士の採用基準
――「適格者」を選ぶ
【宇宙飛行士の選び方】
適格者を選び出す「セレクト・イン」と「セレクト・アウト」
JAXAの選抜体制
前提条件“未満”をセレクト・アウトする書類選考
宇宙飛行士の「センター試験」、第一次選抜
ライト・スタッフの尻尾をつかむ、第二次選抜
本当のリーダーとフォロワーはいるか!? 第三次選抜の「閉鎖試験」
あなた以外を2名選べ
【選抜基準のつくりかた】
「測るべき能力」と「測り方」
宇宙飛行士選抜試験の採点方法
適格者を見抜く審美眼のつくりかた
第四章 「飛べる人材」の育て方
――正しく相手を信頼する
【宇宙飛行士の教育環境】
「宇宙の飛び方、教えます」訓練インストラクターの仕事
宇宙飛行士の通知表
宇宙飛行士の教科書のつくりかた
「生き残り方」を学ぶサバイバル訓練
真のリーダーは自分と向き合うことで生まれる。「リーダーシップ訓練」
【宇宙飛行士の仕事術】
失敗が許されない仕事に求められる能力「SA」
宇宙飛行士の「捨てる勇気」
失敗の体験が、失敗から身を守る
おわりに
<著者紹介>
山口孝夫(やまぐち・たかお)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙ミッション本部宇宙環境利用センター/計画マネジャー、博士(心理学)。日本大学理工学部機械工学科航空宇宙工学コースを卒業。日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士前期/後期課程にて心理学を学び、博士号(心理学)取得。1987年、JAXA(当時は宇宙開発事業団)に入社。入社以来、一貫して、国際宇宙ステーション計画に従事。これまで「きぼう」日本実験棟の開発及び運用、宇宙飛行士の選抜及び訓練、そして宇宙飛行士の技術支援を担当。現在は、宇宙環境を利用した実験を推進する業務を担当している。また、次世代宇宙服の研究も行うなど幅広い業務を担う。
<書籍概要>
株式会社KADOKAWA/角川書店
『宇宙飛行士の採用基準 ―例えばリーダーシップは「測れる」のか』
山口孝夫 著
発売 2014年7月10日
定価 864円(税込)
頁数 208P
体裁 新書判
ISBN 978-4-04-101647-3-C0295
http://www.kadokawa.co.jp/product/321401000064/
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<作品・商品の内容に関して>
株式会社KADOKAWA 角川書店BC
〒102-8078
東京都千代?区富??2-13-3
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メールでのお問い合わせ
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日本時間3月9日から若田光一宇宙飛行士が日本人宇宙飛行士として初のISS船長(コマンダー)を66日間務め、5月13日には無事に帰還しました。
7月8日には東京ドームシティに「宇宙を感動する」をコンセプトに掲げる『宇宙ミュージアムTeNQ』がオープン。7月19日からは、JAXAとNASAの夢のコラボによる「宇宙博」が幕張メッセ国際展示場ホールで開催(9月23日まで)。8月9日には、小山宙哉氏の大ヒットコミック「宇宙兄弟」のオリジナル・アニメーション映画『宇宙兄弟#0』が公開されます。
いま、「宇宙」がアツい――夏空を見上げながら、宇宙への関心を高めている、そんな方には『宇宙飛行士の採用基準』がオススメです。
本書は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の有人宇宙ミッション本部に在席する山口孝夫さんが書き下ろす、「宇宙飛行士の採用・育成」に関する知見をまとめたものです。
著者は、2008年からの宇宙飛行士候補者選抜試験に携わり、ISS「きぼう」日本実験棟の開発プロジェクトでも活躍した人物。その現場での知見をふまえながら、「飛べる人材」をいかに見抜き、選抜し、育成するか――その「徹底的に公正」で「徹底的に確度を高める」方法を紹介しています。
人材を選ぶには、「必要な資質」を考え抜き、宇宙環境における心理ストレスを含めた「職場環境」も考慮しなければなりません。
「公正に評価する」基準も大切、「選抜の方法」も大切、選抜後の「訓練自体の適切さ」も担保しなければなりません。
すべての要素を抜け目なく整えた上で、「選抜・育成」する――これはじつは、宇宙飛行士の採用だけでなく、一般のビジネス環境でも同様のことが言えるのではないでしょうか?
著者の執筆の動機もここにあります。
つまり、宇宙飛行士の選抜・育成の知見を、一般社会に還元することが、この本のミッションなのです。
本書は、「宇宙」に関心のある方だけでなく、一般社会で「人事」や「部下育成」に携わる方にも是非読んでもらいたい、いわば「人材育成の究極の姿」といえるのです。
<本書の収録内容>
はじめに 社会の「きぼう」へ
第一章 宇宙を「職場」にする生き方
――宇宙飛行士の人生
【宇宙という職場と、宇宙飛行士の採用】
4・8mm向こうは死の世界
国家規模のヘッドハンティングへの責任
採るほうも、採られるほうも、真剣勝負
【宇宙飛行士のキャリアパス】
飛ばない“新人”宇宙飛行士時代
超音速の中で宇宙へのチャンスをつかめ!
国際宇宙ステーションに搭乗する宇宙飛行士の分類
コマンダーの先にいる自分を描く、シニア時代
飛ばなくなる者、飛び続ける者
第二章 計算できない「心」をどう扱うか
――宇宙の心理学
【宇宙飛行士と心理学】
「不安」と「恐怖」、何が違うのか?
工学と心理学の交差点で生まれる「ミスをしない機械」
宇宙という職場のストレス
宇宙飛行士のストレスをマネジメントする
宇宙飛行士の恐怖をマネジメントする!?
【国際宇宙ステーションの心理学】
人類の宇宙開発の今
宇宙のオフィスのつくり方
他国にも人気の「きぼう」開発舞台裏
燃えなくても、燃えます
【「宇宙開発会社」の心理学】
「褒めない」組織は脆くなる
コロンビア号事故に見る権威勾配の危険性
組織に開いた「チーズの穴」は現場だけでは埋まらない
注意すべき時、それはいつ、どんな言葉か
第三章 宇宙飛行士の採用基準
――「適格者」を選ぶ
【宇宙飛行士の選び方】
適格者を選び出す「セレクト・イン」と「セレクト・アウト」
JAXAの選抜体制
前提条件“未満”をセレクト・アウトする書類選考
宇宙飛行士の「センター試験」、第一次選抜
ライト・スタッフの尻尾をつかむ、第二次選抜
本当のリーダーとフォロワーはいるか!? 第三次選抜の「閉鎖試験」
あなた以外を2名選べ
【選抜基準のつくりかた】
「測るべき能力」と「測り方」
宇宙飛行士選抜試験の採点方法
適格者を見抜く審美眼のつくりかた
第四章 「飛べる人材」の育て方
――正しく相手を信頼する
【宇宙飛行士の教育環境】
「宇宙の飛び方、教えます」訓練インストラクターの仕事
宇宙飛行士の通知表
宇宙飛行士の教科書のつくりかた
「生き残り方」を学ぶサバイバル訓練
真のリーダーは自分と向き合うことで生まれる。「リーダーシップ訓練」
【宇宙飛行士の仕事術】
失敗が許されない仕事に求められる能力「SA」
宇宙飛行士の「捨てる勇気」
失敗の体験が、失敗から身を守る
おわりに
<著者紹介>
山口孝夫(やまぐち・たかお)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙ミッション本部宇宙環境利用センター/計画マネジャー、博士(心理学)。日本大学理工学部機械工学科航空宇宙工学コースを卒業。日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士前期/後期課程にて心理学を学び、博士号(心理学)取得。1987年、JAXA(当時は宇宙開発事業団)に入社。入社以来、一貫して、国際宇宙ステーション計画に従事。これまで「きぼう」日本実験棟の開発及び運用、宇宙飛行士の選抜及び訓練、そして宇宙飛行士の技術支援を担当。現在は、宇宙環境を利用した実験を推進する業務を担当している。また、次世代宇宙服の研究も行うなど幅広い業務を担う。
<書籍概要>
株式会社KADOKAWA/角川書店
『宇宙飛行士の採用基準 ―例えばリーダーシップは「測れる」のか』
山口孝夫 著
発売 2014年7月10日
定価 864円(税込)
頁数 208P
体裁 新書判
ISBN 978-4-04-101647-3-C0295
http://www.kadokawa.co.jp/product/321401000064/
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