NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]「坂本龍一トリビュート展(仮称)」の開催について2023年12月16日(土)〜2024年3月10日(日)開催
[23/10/18]
提供元:PRTIMES
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■NTT東日本が運営する文化施設NTTインターコミュニケーション・センター※1(以下、ICC)では、2023年12月16日(土)より、2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一氏を追悼するとともに、氏がメディア・アート分野に残したはかりしれない影響を考える企画展を開催します。
■共同キュレーターに、坂本氏との共同制作を行なうなど、親交のあったライゾマティクスの真鍋大度氏を迎え、坂本氏の残した演奏データをもとにした作品や、親交の深い国内外のアーティストによる、坂本氏とのかかわりのある作品、これまでのICCでの展示などの記録によって構成し、あらためて未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みます。
■会期中には、キュレーター、出品作家およびゲストによるトークやシンポジウム、上映プログラム、コンサートなどのイベントを予定しています。※2
■展覧会名や出品作家、作品の詳細については、11月中旬にあらためてご案内いたします。
※1 日本の電話事業100周年記念事業として1991年からのプレ活動を経て、1997年にNTTが設立した科学技術と文化芸術の融合をテーマとする文化施設。
※2 展覧会名、会期などは2023年10月18日現在の情報です。最新の情報はICCのウェブサイトなどでお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/98811/809/resize/d98811-809-ee990ef1f95338355ff1-0.jpg ]
1.「坂本龍一トリビュート展(仮称)」開催概要
英展覧会名:Tribute to R.S.(tentative title)
開催期間:2023年12月16日(土)〜2024年3月10日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時〜午後6時(入館は閉館の30分前まで)
入場料:一般 800円(700円)、大学生600円(500円)
*( )内は15名様以上の団体料金
*障害者手帳をお持ちの方および付添1名、65歳以上の方と高校生以下、ICC年間パスポートをお持ちの方は無料。
*予約方法の詳細は、後日ICCウェブサイトにてお知らせします
休館日※3:毎週月曜日、年末年始(12/28〜1/4)、ビル保守点検日(2/11)
※3月曜日が祝日もしくは振替休日の場合、翌日を休館日とします。
休館日以外においても、開館時間の変更および臨時休館の可能性がございます。
最新情報はICCウェブサイト(https://www.ntticc.or.jp/)などでお知らせします。
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東日本電信電話株式会社)株式会社アブストラクトエンジン
協力:株式会社キャブ、KAB America Inc.、有限会社ダムタイプオフィス、commmons
2.展覧会概要
2023年3月28日に逝去した音楽家・坂本龍一とICCとの関わりは、開館以前のプレ活動期間(1991年〜)に遡ります。また、展覧会の企画に連動したコンサートの開催(ローリー・アンダーソン展 2005年)や、ICC開館10周年および20周年記念企画展も坂本(と高谷史郎)によるものであるように、ICCと深い関わりを持ってきたアーティストでもあります。
坂本自身、90年代初頭の黎明期よりインターネットに関心を持ち、インターネット・ライブを実施するなど、作品へのメディア・テクノロジーの導入を積極的に行なってきました。以降、1996年のメディア・アーティスト、岩井俊雄とのコラボレーションをはじめとして、2000年代以降は、カールステン・ニコライ、高谷史郎、真鍋大度、毛利悠子といったアーティストとのインスタレーション制作など、現代美術〜メディア・アートの分野でも多くの作品の制作を行なっています。2017年に開催した、ICC開館20周年記念企画展「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」は台湾に巡回し、作品《IS YOUR TIME》は北京での坂本の個展にも出品されたほか、現在(2023年)は中国・成都で大規模個展「SOUND AND TIME(一音一時)」が行なわれています。
本展覧会では、メディア・アート分野においてもはかりしれない功績を残した坂本の追悼とともに、ライゾマティクスの真鍋大度を共同キュレーターとして迎え、坂本の残した演奏データをもとにした作品や、国内外のアーティストによる、坂本とのかかわりのある作品、これまでのICCでの展示ほかの記録などによって構成し、坂本の活動を継承し、展開する、未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みます。(本項敬称略)
共同キュレーション:畠中実(ICC)、真鍋大度(ライゾマティクス)
3.坂本龍一 プロフィール
1952年東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」に参加。YMO散開後も音楽を中心に多方面で活動。映画『戦場のメリークリスマス』の音楽で英国アカデミー賞を、映画『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミー作曲賞、グラミー賞最優秀オリジナル映画音楽アルバム賞ほかを受賞。数々の映画音楽を手がけるなど、作曲家としても世界的な評価を得ている。
常に革新的なサウンドを追求し、2007年に山口情報芸術センター[YCAM]で委嘱制作された高谷史郎との《LIFE - fluid, invisible, inaudible...》を発表。以降、インスタレーションの発表を数多く行なっている。
2013年、YCAM10周年記念祭のアーティスティック・ディレクターを務め、展覧会「ART-ENVIRONMENT-LIFE」を開催。2014年には、札幌国際芸術祭のゲスト・ディレクターを務める。社会的な問題へも強い関心を持ち、森林保全と植林活動を行なう「more trees」、脱原発チャリティ・イヴェント「NO NUKES」、東日本大震災の被災地支援のための「こどもの音楽再生基金」、「東北ユースオーケストラ」など、さまざまな活動を行なった。
2021年、M WOODS/北京、2023年 M WOODS/成都で大規模なインスタレーションの展覧会が行なわれている。2023年3月28日死去。
4.共同キュレーター 真鍋大度 プロフィール
[画像2: https://prtimes.jp/i/98811/809/resize/d98811-809-188b95686840a3434b85-1.png ]
アーティスト、プログラマ、DJ。
2006年Rhizomatiks 設立。身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、様々な領域で活動している。
坂本龍一とのインスタレーション作品《Sensing Streams》、野村萬斎による日本最古の舞『三番叟』、アンドレア・バッティストーニ指揮によるヴェルディのオペラ『オテロ』、イギリス、マンチェスターにある天体物理学の国立研究所ジョドレルバンク天文物理学センターでの滞在と研究者、技術者との対話から得た着想を反映した《Celestial Frequencies》など、様々なアーティストとのコラボレーションでデータ分析とデータ可視化、可聴化、ディレクションを手掛けている。
5.同時開催の展示
「ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち」
会期:2023年6月24日(土)〜2024年1月14日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーB、ハイパーICC(https://hyper.ntticc.or.jp/)
開館時間:午前11時〜午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)、年末年始(12/28-1/4)
入場料:一般 500円(400円)、大学生 400円(300円)
ICC年間パスポート:1,000円
「Digital × 北斎【急章】その1」展「生きるが如く描く」
会期:2023年4月29日(土)〜12月27日(水) ※会期延長
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーE
開館時間:午前11時〜午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日もしくは振替休日の場合翌日)
入場料:一般・大学生1,000円(800円)
※( )内は15名様以上の団体料金です。
6.ICCのご案内
所在地: 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
(京王新線 初台駅東口から徒歩2分)
[画像3: https://prtimes.jp/i/98811/809/resize/d98811-809-90943bd18f1eff3911c3-2.jpg ]
■共同キュレーターに、坂本氏との共同制作を行なうなど、親交のあったライゾマティクスの真鍋大度氏を迎え、坂本氏の残した演奏データをもとにした作品や、親交の深い国内外のアーティストによる、坂本氏とのかかわりのある作品、これまでのICCでの展示などの記録によって構成し、あらためて未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みます。
■会期中には、キュレーター、出品作家およびゲストによるトークやシンポジウム、上映プログラム、コンサートなどのイベントを予定しています。※2
■展覧会名や出品作家、作品の詳細については、11月中旬にあらためてご案内いたします。
※1 日本の電話事業100周年記念事業として1991年からのプレ活動を経て、1997年にNTTが設立した科学技術と文化芸術の融合をテーマとする文化施設。
※2 展覧会名、会期などは2023年10月18日現在の情報です。最新の情報はICCのウェブサイトなどでお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/98811/809/resize/d98811-809-ee990ef1f95338355ff1-0.jpg ]
1.「坂本龍一トリビュート展(仮称)」開催概要
英展覧会名:Tribute to R.S.(tentative title)
開催期間:2023年12月16日(土)〜2024年3月10日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時〜午後6時(入館は閉館の30分前まで)
入場料:一般 800円(700円)、大学生600円(500円)
*( )内は15名様以上の団体料金
*障害者手帳をお持ちの方および付添1名、65歳以上の方と高校生以下、ICC年間パスポートをお持ちの方は無料。
*予約方法の詳細は、後日ICCウェブサイトにてお知らせします
休館日※3:毎週月曜日、年末年始(12/28〜1/4)、ビル保守点検日(2/11)
※3月曜日が祝日もしくは振替休日の場合、翌日を休館日とします。
休館日以外においても、開館時間の変更および臨時休館の可能性がございます。
最新情報はICCウェブサイト(https://www.ntticc.or.jp/)などでお知らせします。
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東日本電信電話株式会社)株式会社アブストラクトエンジン
協力:株式会社キャブ、KAB America Inc.、有限会社ダムタイプオフィス、commmons
2.展覧会概要
2023年3月28日に逝去した音楽家・坂本龍一とICCとの関わりは、開館以前のプレ活動期間(1991年〜)に遡ります。また、展覧会の企画に連動したコンサートの開催(ローリー・アンダーソン展 2005年)や、ICC開館10周年および20周年記念企画展も坂本(と高谷史郎)によるものであるように、ICCと深い関わりを持ってきたアーティストでもあります。
坂本自身、90年代初頭の黎明期よりインターネットに関心を持ち、インターネット・ライブを実施するなど、作品へのメディア・テクノロジーの導入を積極的に行なってきました。以降、1996年のメディア・アーティスト、岩井俊雄とのコラボレーションをはじめとして、2000年代以降は、カールステン・ニコライ、高谷史郎、真鍋大度、毛利悠子といったアーティストとのインスタレーション制作など、現代美術〜メディア・アートの分野でも多くの作品の制作を行なっています。2017年に開催した、ICC開館20周年記念企画展「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」は台湾に巡回し、作品《IS YOUR TIME》は北京での坂本の個展にも出品されたほか、現在(2023年)は中国・成都で大規模個展「SOUND AND TIME(一音一時)」が行なわれています。
本展覧会では、メディア・アート分野においてもはかりしれない功績を残した坂本の追悼とともに、ライゾマティクスの真鍋大度を共同キュレーターとして迎え、坂本の残した演奏データをもとにした作品や、国内外のアーティストによる、坂本とのかかわりのある作品、これまでのICCでの展示ほかの記録などによって構成し、坂本の活動を継承し、展開する、未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みます。(本項敬称略)
共同キュレーション:畠中実(ICC)、真鍋大度(ライゾマティクス)
3.坂本龍一 プロフィール
1952年東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」に参加。YMO散開後も音楽を中心に多方面で活動。映画『戦場のメリークリスマス』の音楽で英国アカデミー賞を、映画『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミー作曲賞、グラミー賞最優秀オリジナル映画音楽アルバム賞ほかを受賞。数々の映画音楽を手がけるなど、作曲家としても世界的な評価を得ている。
常に革新的なサウンドを追求し、2007年に山口情報芸術センター[YCAM]で委嘱制作された高谷史郎との《LIFE - fluid, invisible, inaudible...》を発表。以降、インスタレーションの発表を数多く行なっている。
2013年、YCAM10周年記念祭のアーティスティック・ディレクターを務め、展覧会「ART-ENVIRONMENT-LIFE」を開催。2014年には、札幌国際芸術祭のゲスト・ディレクターを務める。社会的な問題へも強い関心を持ち、森林保全と植林活動を行なう「more trees」、脱原発チャリティ・イヴェント「NO NUKES」、東日本大震災の被災地支援のための「こどもの音楽再生基金」、「東北ユースオーケストラ」など、さまざまな活動を行なった。
2021年、M WOODS/北京、2023年 M WOODS/成都で大規模なインスタレーションの展覧会が行なわれている。2023年3月28日死去。
4.共同キュレーター 真鍋大度 プロフィール
[画像2: https://prtimes.jp/i/98811/809/resize/d98811-809-188b95686840a3434b85-1.png ]
アーティスト、プログラマ、DJ。
2006年Rhizomatiks 設立。身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、様々な領域で活動している。
坂本龍一とのインスタレーション作品《Sensing Streams》、野村萬斎による日本最古の舞『三番叟』、アンドレア・バッティストーニ指揮によるヴェルディのオペラ『オテロ』、イギリス、マンチェスターにある天体物理学の国立研究所ジョドレルバンク天文物理学センターでの滞在と研究者、技術者との対話から得た着想を反映した《Celestial Frequencies》など、様々なアーティストとのコラボレーションでデータ分析とデータ可視化、可聴化、ディレクションを手掛けている。
5.同時開催の展示
「ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち」
会期:2023年6月24日(土)〜2024年1月14日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーB、ハイパーICC(https://hyper.ntticc.or.jp/)
開館時間:午前11時〜午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)、年末年始(12/28-1/4)
入場料:一般 500円(400円)、大学生 400円(300円)
ICC年間パスポート:1,000円
「Digital × 北斎【急章】その1」展「生きるが如く描く」
会期:2023年4月29日(土)〜12月27日(水) ※会期延長
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーE
開館時間:午前11時〜午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日もしくは振替休日の場合翌日)
入場料:一般・大学生1,000円(800円)
※( )内は15名様以上の団体料金です。
6.ICCのご案内
所在地: 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
(京王新線 初台駅東口から徒歩2分)
[画像3: https://prtimes.jp/i/98811/809/resize/d98811-809-90943bd18f1eff3911c3-2.jpg ]