2017年春夏のメーキャップトレンドは、透明感の中にもモード感を感じさせる、軽やかで大胆な「ロマンティックエッジィ」
[17/02/24]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
資生堂ビューティークリエーションセンター※1では、1987年より、メークやヘアの未来を探る「ビューティートレンド研究※2」を行っています。ビューティートレンドは、ファッションや世相とも密接に関係しているため、同センターでは、街頭調査や雑誌の傾向、世界のコレクション情報などを収集し、それらを総合的に分析したうえで、最新のメーク、ヘアの傾向を探り出しています。今回は、資生堂ビューティートレンド研究チームのヘア&メーキャップアーティスト渋沢知美と谷口丈児が、2017年春夏のトレンドの傾向を解説。時代の気分に合った旬のメークとヘアのポイントをご紹介します。
※1,2については後述
■資生堂ヘア&メーキャップアーティストWebサイトでも情報発信しています。
http://hma.shiseidogroup.jp/?p=11065&rt_pr=tr789
《2017年春夏のトレンド》
2017年春夏グローバルコレクションでは、2016年秋冬からのトレンドで装飾性の高い”足し算”傾向が継続。特にこの春夏に顕著なのは、量感のあるゆったりとしたボリュームやアンバランスなシルエットなど、いずれもドラマチックなファッションを楽しむ傾向です。
コレクションのメーキャップは、「軽さ×大胆さのバランス」がキーポイント。その流れが反映され、フェミニン×ナチュラルなど、「盛り」と「抜け」を自在に組み合わせたルックが多数登場。ヘアスタイルでは、くせ毛のようなウェーブ、手ぐしで整えたような究極のナチュラルスタイルなど、モデルの個性に合わせた無造作な表現が多く見られました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5794/813/resize/d5794-813-464961-8.jpg ]
2016年秋冬に実施した街頭調査では、赤リップなどのブライトリップの流行が定着し、長く続いたナチュラルリップメークの波が収束。ブライトリップに加え、グリッターやラメを使ったアイメークが増え、新鮮味のあるメーキャップを楽しみたい、というムードが高まっています。
これらの傾向を踏まえ、資生堂ビューティートレンド研究チームが提案する春夏のトレンドメーキャップは、ロマンティックなのに甘すぎず、透明感の中にもややモード感を感じさせる「ロマンティックエッジィ」なメーキャップです。ポイントは全部を「盛る」のではなく、「盛る」と「抜く」のバランス感覚。春夏らしい旬カラーのピンクを取り入れれば、今季らしさがいっそう際立ちます。
《2017年春夏トレンドヘア&メーキャップポイント》
◆2017年春夏のトレンドヘア&メーキャップは、軽やかで大胆な「ロマンティックエッジィ」
[画像2: https://prtimes.jp/i/5794/813/resize/d5794-813-854545-6.jpg ]
メーキャップポイント(1)
目もとにはラメのキラキラ感を
まぶたの輝きを際立たせるため、あえてアイラインは入れず、ラメの入ったクリームシャドーをアイホール全体にきかせます。まつ毛を根元からしっかりカールアップさせ瞳に光を入れ、ボリュームタイプのマスカラをたっぷりと塗り輝きのある目もとに。
メーキャップポイント(2)
明るいピンクリップで「攻める」
明るさのあるペールピンクリップは、ツヤのあるタイプをチョイス。輪郭はとらず内側から塗りひろげ、ロマンティックな雰囲気に。
ヘアのポイント
無造作スタイルに存在感あるヘアアクセを
今季の流行であるグレージュカラーでラフな外国人風スタイルに。SNS映えを狙うクリップは、あえてアシンメトリーにつけ、大胆さと無造作感を強調します。
本情報は、国内女性誌、国内外の主要都市での街頭調査、2017年春夏のグローバルコレクション情報の調査結果をもとに分析・予測しています。
■メーキャップ解説
資生堂ヘア&メーキャップアーティスト 渋沢知美
[画像3: https://prtimes.jp/i/5794/813/resize/d5794-813-241706-3.jpg ]
《ベースメーキャップ》
ツヤの出る下地を使い、薄づきのファンデーションで素肌を生かすように軽めに仕上げます。チークも自然な血色感をプラスする、肌なじみの良い色を選びましょう。
《目もと》
キラキラとしたラメ感のあるクリームシャドーをアイホール全体にぼかします。ラメ感を際立たせることで、透明感のある目もとを演出します。目をはっきりさせたい場合は最後にブラウンのアイシャドーでまぶたの際をぐっと引きしめてあげましょう。まつ毛をしっかりカールアップし、瞳に光を入れるようにします。アイライナーは入れずに、黒のマスカラを上下のまつ毛にたっぷりと。まつ毛のボリュームと毛束感を強調することで、甘さの中にもさりげなくモード感を表現します。
《眉》
太眉ブームは収束し、自然な太さが主流になっています。毛流れを整え、足りないところを描き足し仕上げます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/5794/813/resize/d5794-813-861782-5.jpg ]
《口もと》
昨年から続く赤リップの流行を受け、鮮やかなブライトリップが主流に。この春、秋冬に流行った深みのある色から、春夏らしい明るめのピンクへと流れが変わります。
ピンクの幅は非常に広く、明るめから、青みの強いフューシャピンクまでバリエーションが豊富。ファッションや個性に合わせ、自分らしいピンクを見つけて楽しむのが今の気分です。唇の輪郭をとらず、ツヤ感のあるリップを内側からぼかし塗り広げると、より春夏っぽい軽さのある口もとになります。
◆プロフィール 渋沢知美 TOMOMI SHIBUSAWA
[画像5: https://prtimes.jp/i/5794/813/resize/d5794-813-963968-4.jpg ]
資生堂ヘア&メーキャップアーティスト。ビューティークリエーションセンター所属。国内外のコレクション(NY、パリ、東京)の経験を生かし、宣伝広告、広報活動で活躍。担当ブランドは「SHISEIDO」「Za」。ヘア&メーキャップスクール「SABFA※3」の講師も務める。
Webサイト: http://hma.shiseidogroup.jp/shibusawa/?rt_pr=tr789
■ヘア解説
資生堂ヘア&メーキャップアーティスト 谷口 丈児
2017年春夏トレンドヘアは、「透明感×遊び心」
[画像6: https://prtimes.jp/i/5794/813/resize/d5794-813-918321-7.jpg ]
昨シーズンから見られた「作りこまないラフなスタイル」の傾向は今シーズンも継続。くせ毛っぽく見える自然なウェーブ、顔にハラリとかかるおくれ毛など、何気ない「ラフさ」にこだわるトレンドは変わりません。
今季は、そんな無造作なスタイルに、大胆なアイテムでキャッチーな演出をプラス。また、ここ最近落ち着いていたヘアカラーの流行が久々に復活。明るいグレージュカラーに注目です。透明感のある外国人風の柔らかいニュアンスのある髪色で、「無造作」「ラフ」「ナチュラル」なスタイルに「軽さ」と「透明感」をプラスするのが特徴といえるでしょう。
この春のおすすめは、ラフで軽快なアレンジスタイル。グレージュにカラーリングした髪にくせ毛風のゆるいウェーブをつけ、顔周りのおくれ毛と隙間をつくった前髪で、軽さと無造作感を表現。ナチュラルなウェーブは、毛束を軽くねじりながらヘアアイロンに巻き付けるのがポイント。大きめのクリップを左右非対称になるように大胆にとめれば、SNS映えする今っぽいヘアスタイルが完成です。
◆プロフィール 谷口 丈児 JOJI TANIGUCHI
[画像7: https://prtimes.jp/i/5794/813/resize/d5794-813-589034-1.jpg ]
資生堂ヘア&メーキャップアーティスト。サロンワークを経て、国内外のファッションショーや撮影などのヘア&メークを中心に活動。資生堂「UNO」の商品開発・ソフト情報の作成にも携わる。2015年 JHA(ジャパン・ヘアドレッシング・アワーズ)新人部門最優秀新人賞受賞。
Webサイト: http://hma.shiseidogroup.jp/taniguchi/?rt_pr=tr789
※1 資生堂ビューティークリエーションセンター
ヘア&メーキャップアーティストが約40名在籍し、宣伝広告のヘア&メーキャップ、メーキャップ商品のカラークリエーションをはじめ、NY、パリ、東京などで開催されるファッションショーのバックステージで活動し、最先端のトレンド情報をグローバルに発信している。
◆ビューティークリエーションセンター Webサイト: http://hma.shiseidogroup.jp/?rt_pr=tr789
※2 資生堂のビューティートレンド研究
資生堂では、1987年に「ビューティートレンド研究」をスタートさせ、美容・ファッションの動向を分析し、未来のビューティートレンドを予測している。ヘア&メーキャップアーティストを抱える強みを活かし、具体的なメーキャップ、ヘアスタイルを提案する資生堂独自の取り組みで、未来のトレンドをいち早く予測し、商品開発やマーケティングに役立てている。
※3 SABFA(サブファ)
資生堂が運営するプロのヘア&メーキャップアーティストを育成するスクール。1986年に設立し、卒業生は、広告・TVCF・雑誌の撮影やファッションショーなどの第一線で活躍しているほか、美容サロンでは、ヘア&メーキャップのエキスパートとして、お客さまのトータルビューティーを提案している。学校名は、「Shiseido Academy of Beauty & Fashion」の頭文字に由来する。
◆SABFA Webサイト:http://sabfa.shiseido.co.jp?rt_pr=tr789
<ご参考>撮影に使用したおすすめの化粧品
《口紅》
プレイリスト インスタントリップコンプリートグロッシー PKl21 /3月1日(水)新発売
[画像8: https://prtimes.jp/i/5794/813/resize/d5794-813-244258-0.jpg ]
《アイシャドー》
インテグレート ウオーターバームシャドー WT971 / 2月21日新発売
[画像9: https://prtimes.jp/i/5794/813/resize/d5794-813-906405-2.jpg ]
プレイリスト インスタントアイコンプリートライナーマスカラ ウオータープルーフ BK
プレイリスト スキンエンハンシングフェースカラーORs03
プレイリスト スキンエンハンシングリキッドファンデーション L10
《撮影協力》
ヘアクリップ・バレッタ(THEATRE PRODUCTS)/シアタープロダクツ表参道本店(東京都渋谷区神宮前4-26-24 1階)TEL:03-6438-1755
▼ 資生堂プレイリスト ブランドサイト
http://www.shiseido.co.jp/playlist/?rt_pr=tr789
▼ インテグレート ブランドサイト
http://www.shiseido.co.jp/ie/?rt_pr=tr789
▼ ニュースリリース
http://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002131&rt_pr=tr789
▼ 資生堂グループ企業情報サイト
http://www.shiseidogroup.jp/?rt_pr=tr789