【開催報告】令和5年度先進的CCS事業成果報告会
[24/09/27]
提供元:PRTIMES
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〜7案件の成果を報告〜
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12624/813/12624-813-86ad5ef7d17718433b0635a82c1be597-1000x562.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
報告会序盤 先進的CCS事業の紹介
JOGMECは、2024年9月26日(木)に「令和5年度先進的CCS事業成果報告会」をイイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区)にて開催、約420名の参加がありました。
JOGMECはCCS事業の普及と拡大に向けた支援を目的とした「先進的CCS事業」を2023年度に開始しました。この事業は、CO2の分離回収・輸送・貯留に関する調査を実施し、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けたCCSの展開に寄与するもので、2023年度は公募により7案件を採択し、調査を行ってきました。
開催にあたっては、主催者挨拶に続き、先進的CCS事業の紹介、2023年度に採択した事業7案件より成果報告のプレゼンテーションを行いました。最後にJOGMECより2023年度成果を総括し、今後のスケジュール等を紹介して報告会は終了となりました。
なお2024年度は、CCSコストや地下貯留に係る不確実性の低減を図ることを目的としてCCSバリューチェーン全体の設計作業や貯留ポテンシャル評価作業を行う「先進的CCS事業に係る設計作業等」の公募を新たに行い、今後重点的に支援を行っていく9案件を選定しています。
JOGMECは日本政府との緊密な連携のもと、2030年までに年間600〜1,200万トンのCO2貯留量の達成に向けて、今後も取り組みを推進してまいります。
先進的CCS事業の紹介 (PDF : 1.8MB)
2023年度に採択した先進的CCS事業7案件の概要
1)苫小牧地域CCS事業
苫小牧地域において2030年までに150〜200万トンの貯留開始を目指し、CO2分離回収、パイプライン輸送、圧入貯留、モニタリングからなる事業 (PDF : 4.4MB)
2)首都圏CCS事業
京葉臨海工業地帯で排出されるCO2を分離回収し、パイプラインで輸送、外房海域の帯水層に貯留する構想。2030年度に128万トン/年を目指した事業 (PDF : 2.3MB)
3)東新潟地域CCS事業
2030年度に141万トン/年の貯留を想定し、化学・紙・電力を対象にパイプライン輸送をベースとしたCCSバリューチェーンの立ち上げを目指した事業 (PDF : 2.2MB)
4)日本海側東北地方CCS事業
大分地区から100万トン/年、川崎地区から50万トン/年のCO2を回収し、船舶により秋田県まで輸送、一時貯蔵の後に秋田県沖への貯留を目指した事業 (PDF : 3.3MB)
5)九州北部沖〜西部沖CCS事業
複数のCO2排出源と海域の貯留地を結ぶハブ&クラスター方式のCO2国内貯留を目指した事業 (PDF : 2.2MB)
6)大洋州CCS事業
複数産業の排出源からCO2を分離回収、集積した上で海外CCSサイトへ船舶で輸送、圧入・貯留することを目指した事業 (PDF : 932KB)
7)マレーシア マレー半島東海岸沖CCS事業
西日本広域の排出源からCO2を大規模回収し、マレー半島東海岸受入港まで船舶輸送、沖合に貯留することを目指した事業 (PDF : 3.10MB)
リリース本文
d12624-813-a3d424a3c52cf4f039269a2e523d30a2.pdf
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報告会序盤 先進的CCS事業の紹介
JOGMECは、2024年9月26日(木)に「令和5年度先進的CCS事業成果報告会」をイイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区)にて開催、約420名の参加がありました。
JOGMECはCCS事業の普及と拡大に向けた支援を目的とした「先進的CCS事業」を2023年度に開始しました。この事業は、CO2の分離回収・輸送・貯留に関する調査を実施し、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けたCCSの展開に寄与するもので、2023年度は公募により7案件を採択し、調査を行ってきました。
開催にあたっては、主催者挨拶に続き、先進的CCS事業の紹介、2023年度に採択した事業7案件より成果報告のプレゼンテーションを行いました。最後にJOGMECより2023年度成果を総括し、今後のスケジュール等を紹介して報告会は終了となりました。
なお2024年度は、CCSコストや地下貯留に係る不確実性の低減を図ることを目的としてCCSバリューチェーン全体の設計作業や貯留ポテンシャル評価作業を行う「先進的CCS事業に係る設計作業等」の公募を新たに行い、今後重点的に支援を行っていく9案件を選定しています。
JOGMECは日本政府との緊密な連携のもと、2030年までに年間600〜1,200万トンのCO2貯留量の達成に向けて、今後も取り組みを推進してまいります。
先進的CCS事業の紹介 (PDF : 1.8MB)
2023年度に採択した先進的CCS事業7案件の概要
1)苫小牧地域CCS事業
苫小牧地域において2030年までに150〜200万トンの貯留開始を目指し、CO2分離回収、パイプライン輸送、圧入貯留、モニタリングからなる事業 (PDF : 4.4MB)
2)首都圏CCS事業
京葉臨海工業地帯で排出されるCO2を分離回収し、パイプラインで輸送、外房海域の帯水層に貯留する構想。2030年度に128万トン/年を目指した事業 (PDF : 2.3MB)
3)東新潟地域CCS事業
2030年度に141万トン/年の貯留を想定し、化学・紙・電力を対象にパイプライン輸送をベースとしたCCSバリューチェーンの立ち上げを目指した事業 (PDF : 2.2MB)
4)日本海側東北地方CCS事業
大分地区から100万トン/年、川崎地区から50万トン/年のCO2を回収し、船舶により秋田県まで輸送、一時貯蔵の後に秋田県沖への貯留を目指した事業 (PDF : 3.3MB)
5)九州北部沖〜西部沖CCS事業
複数のCO2排出源と海域の貯留地を結ぶハブ&クラスター方式のCO2国内貯留を目指した事業 (PDF : 2.2MB)
6)大洋州CCS事業
複数産業の排出源からCO2を分離回収、集積した上で海外CCSサイトへ船舶で輸送、圧入・貯留することを目指した事業 (PDF : 932KB)
7)マレーシア マレー半島東海岸沖CCS事業
西日本広域の排出源からCO2を大規模回収し、マレー半島東海岸受入港まで船舶輸送、沖合に貯留することを目指した事業 (PDF : 3.10MB)
リリース本文
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