失われ行く古民家を写真から立体物製作する文化事業開始
[09/07/27]
提供元:DreamNews
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株式会社マーユ(代表・立体造形作家 中田耕市)は、次々に失われていく一般の古い民家を写真から立体物にする事業を、文化事業として開始しました。
歴史的に貴重な古い建物は、文化財として保護される動きがありますが
一般の古民家となると、経済的な理由や便宜性で、次々に失われているのが現実。
つい最近まであった風情ある建物が、次に行くと、既に取り壊されて空き地や建て直しされている。
こんな光景を見たことのある方は多いはず。
古い民家が、最近になって、今まで以上の速度で、取り壊されているのを目にして、
写真から立体を製作する技術(*)を使用して、古民家の写真を撮り、これを立体にしようと
考えました。
まず身近な所から仕事の合間に、高田馬場や上野、神田付近などの古民家の写真撮影を行い、これを
立体にする作業を始めました。現在までの製作数は数軒ですが、各地域ごとや種類等分類をして
製作することで、文化遺産としての古民家の立体サンプルを残す作業です。
古民家URL http://www.21j.com/3dcominka/
全国には、同様に残しておきたい価値ある古民家が多くあり、既に取り壊されたり、これから
取り壊される物など多く存在すると思います。写真があれば作れる為、既に失われた古民家も含め
立体手法で製作する文化事業を開始した訳です。
各地域自治体やNPO、地域活性化材料としても、依頼に基づいて製作の用意があります。
*写真1枚で立体にする事
樹脂板に写真プリントして、立体物を作る事(特許出願)をはじめました。そのノウハウを利用し
顔のリアルなマスクを現物大からストラップまで製作し、話題となり、TVの全国放送などで
取り上げられました。また現在、その応用も始めています。
http://www.21j.com/realmask/
2009年7月27日
株式会社マーユ内 立体造形作家 中田耕市
〒169-0075東京都新宿区高田馬場1-4-21
TEL03-5273-2741 FAX03-5273-2563
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