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元税務調査官が世界史を“お金”の観点から読み解く!『脱税の世界史』4/18(木)発売【新刊案内】

株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)は、『脱税の世界史』を2019年4月18日(木)に発売しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/5069/861/resize/d5069-861-647036-0.jpg ]

古今東西、“税金”が嫌い! 国の崩壊は「脱税」と「大増税」が引き金だった!
 本書は、税制の歴史と問題点を長年調べてきた元税務調査官の著者が、「脱税」を通じて古代ギリシャ・エジプトから現代まで、歴史的な事件の背景を読み解いた一冊です。
 ローマ帝国の崩壊、アメリカ独立戦争など、歴史の転換期の背景には、大規模な「脱税」と「税システムの機能不全」の問題がありました。国が税金を多く徴収しようとすると、庶民は疲弊し、金持ちは税逃れに必死になる。その行動が時に歴史をも動かしてしまい、国家滅亡の危機へつながってゆく・・・・・・。
 世界史を「脱税」という視点で見つめることで、新たな歴史的事実を想像して楽しめる内容となっています。

4000年前から税金に苦労していた世界の裏話が満載!


古代ギリシャにあったユニークな脱税密告制度
古代ギリシャには課税は少なかったとみられていますが、「アンチドシス」という脱税密告制度がありました。「アンチドシス」は、富裕層に対して税金の支払いを命じるものです。自分より資産を多く持っている人がいれば、密告する制度でもありました。
古代中国で行われていた「戸籍のごまかし」
秦では人一人あたりにかけられる「算賦」と呼ばれる税がありました。15歳から30歳までの「未婚女子」には5倍の額がかけられたこともあり、重税から逃れようと戸籍のごまかしを行う動きがありました。秦の時代の遺跡からは、戸籍の虚偽申告をした者に対する罰則が書かれた文書が発見されています。
17世紀のイギリスに存在していた「窓税」
イギリスでは、窓は、建物の大きさに比例して作られるという考えから、窓の数によって税金が課せられていました。17世紀のイギリスの古い家に窓が少ないのは、税金が関係していたと言われています。
ヒトラーが発明!「源泉徴収制度」
日本人にもお馴染みの「源泉徴収制度」の原型を作ったのはナチスと言われています。一括で税金を支払うのではなく、会社が給料から天引きする制度は、世界各国で採用されました。


著者の取材可能です!
著者:大村 大次郎(おおむら おおじろう)プロフィール
 元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、 ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演、『マルサ!!』(フジテレビ系)や『ナサケの女』(テレビ朝日系)の監修等で活躍している。
 ベストセラーとなった『あらゆる領収書は経費で落とせる』(中公新書ラクレ)をはじめ、税金・会計関連の著書多数。一方、学生のころよりお金や経済の歴史研究を続けており、『お金の流れでわかる世界の歴史』(KADOKAWA)など「歴史を経済で読み解く」というジャンルの本も多く執筆し好評を博している。

[画像2: https://prtimes.jp/i/5069/861/resize/d5069-861-647036-0.jpg ]

『脱税の世界史』
定価:本体1600円+税
発売日:2019年4月18日
https://tkj.jp/book/?cd=TD293671
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