木質材料DLTが変える、建築と森と地域の未来。木の多様性を活かし、接着剤も釘も使わない新材料DLTとは? 日本初の専門書『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』発売!
[25/12/19]
提供元:PRTIMES
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老舗材木屋と研究者がローテクでつくる「未来の木質社会」を語る、木材利用の新常識と地域産業の未来。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80658/880/80658-880-96ab425a5ccaa7d45966aa9574bc8acb-970x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2025年12月19日に書籍『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』を刊行しました。
本書は、木ダボのみで木材積層する新しい木質材料「DLT(Dowel Laminated Timber)」を、日本で初めて体系的に紹介した一冊です。老舗材木卸の長谷川萬治商店四代目・長谷川泰治氏と、DLT研究の第一人者である法政大学・網野禎昭教授が、技術・背景・社会的意義・活用事例を総合的に解説します。
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295411703/
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4295411701/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18428025/
●木材利用のイノベーション「DLT」とは何か
本書が伝える最大のメッセージは、「DLTは木材の未来を大きく変える」ということです。DLT(Dowel Laminated Timber)は、板材に穴を開け、木ダボを通して固定するだけで構成される極めてシンプルな木質材料。接着剤も釘もビスも使わないため環境負荷が低く、地域材や多樹種の活用を柔軟に可能にする“ローテク・マスティンバー”として世界的に注目されています。
ローテクでありながら、構造性能・耐火性能の検証も進み、住宅から中大規模建築まで応用可能な新材料として存在感を高めています。本書では、DLTの技術的な特徴・性能・設計の考え方を、専門家でなくとも理解できるよう丁寧に解説しています。
●老舗材木屋×研究者だから語れる「木の未来のシステム」
著者の長谷川泰治氏(長谷川萬治商店代表)は、創業100年以上の材木卸の四代目です。ソニーで生産革新に携わった経験から、多品種少量生産・セル生産方式の思想を木材産業に応用。地域材を活かし、木の多様性に対応し、歩留まりを最大化する「新しい材木屋のかたち」を探究してきました。
共同著者の網野禎昭教授(法政大学)は、DLTの源流である「ブレットシュタッペル」を欧州で研究してきた第一人者。森林資源の循環、木質材料の歴史、ヨーロッパの建築文化を背景に、DLTの社会的意義を立体的に描きます。
この二人だからこそ描けるのが、
・木材価値の「歩留まり」を最大化する考え方
・地域材を使うことの文化的・経済的な意味
・多様性を活かす建材としてのDLTの可能性
・中小工務店・製材工場でも参入できる生産方式
といった「技術+産業+社会」の三層を横断する未来像です。
●建築・デザイン・地域で広がるDLT活用事例
本書では、日本各地で進むDLTプロジェクトも多数紹介されています。
・住宅・別荘・宿泊施設でのDLT内装
・渋谷区や学校でのDLTベンチ
・DLTボルダリングウォール
・大館市役所の内装DLT
・地方自治体との産学官連携
・ウクライナの木材を用いた平和祈念デザインウォール
どの事例にも共通するのは「木を使う自由度」と「地域の木を活かす意義」が融合していること。木材利用が新たな文化やストーリーを生み出す可能性があることを、実際のプロジェクトから実感できます。
●材料開発の枠を超えた「持続可能な社会」への提案
DLTの本質は、単に「木を積層する技術」ではありません。
環境、産業、文化、地域経済をつなぐ“新しい木の使い方”そのものです。
・多様性を受け入れる
・環境に負荷をかけない
・地域でつくり、地域で使う
・大規模でなくても価値をつくれる
・人の感性と機械が共存できる
これらの価値観は、持続可能な社会の基盤そのもの。本書は、木造建築の専門家だけでなく、サステナビリティ、地域づくり、ものづくりに携わるすべての人にとって、未来を考えるための新しい「材料の思想書」です。
▼出版の背景
1. なぜ今「木」に注目が集まるのか
・世界中で木造建築が再評価され、森林の循環利用が進む
・日本は樹種数1,400超という世界有数の“木の多様性国家”
・脱炭素・カーボンストックの文脈で木材の価値が再定義されている
2. 本書が示す3つのポイント
・多様性を活かす木質材料DLTの技術と思想
・地域材の価値を高める、新しい産業モデル
・木材の価値歩留まりを最大化する発想と実践
3. 読者が得られるメリット
・木材利用の未来像が立体的に理解できる
・DLTの技術・構造・特徴が体系的にわかる
・地域材活用・建築・デザインの新しい発想を得られる
・森林・地域経済・産業の課題が“つながって”見える
▼本書の読みどころ
・日本初! 体系化されたDLT専門書
・ローテク材料が最大化する “木の多様性”という思想のユニークさ
・建築・林業・地域産業を貫く横断的な視点で読む“未来の木の教科書”
▼こんな方におすすめ
・建築家・インテリアデザイナー
・木材・林業・製材業関係者
・工務店・建設会社
・自治体・公共建築の担当者
・ESG/サステナビリティ推進担当
・地域資源活用に関心のある方
・建築・環境系の学生・研究者
▼編集者からのコメント
「DLTは、ハイテクではなく“ローテク”で未来を変えられるユニーク、かつ、デザイン性にも高い柔軟性を生み出す優れた材料です。誰もが参入でき、多様性を認めるものづくり。町のいたるところでDLTを見かけるようになったらいいなと思いながら編集しました。木と社会の未来を考える、すべての人に読んでほしい一冊です。」
●著者紹介
長谷川泰治(はせがわ・たいじ)
株式会社長谷川萬治商店 代表取締役執行役員社長
東京木場の材木屋、株式会社長谷川萬治商店の4代目社長。大学時代は情報システムを研究。卒業後、電機メーカーのソニーでシステム開発や工場の生産革新活動に従事。
2009年に家業の材木屋に入社。現在、長谷萬グループの代表として、木材販売から木材加工、建築まで木材に関わる様々な事業を幅広く展開。近年は木育活動やデジタル技術の活用にも取り組み、「新時代の材木屋」を目指している。
網野禎昭(あみの・よしあき)
法政大学デザイン工学部 教授
1996年に渡欧、スイス連邦工科大学ローザンヌ校・木造研究所イボワにて研究助手。この間、林業から建築まで木材活用を一貫して考える視点を学ぶ。ウィーン工科大学建築学部教員を経て、2010年から法政大学デザイン工学部教授。日本や欧州の中山間地域を訪ね歩き、山を豊かにする建築のあり方を模索。
●書籍情報
『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80658/880/80658-880-de218ea06f76e78bafd3ee5f0380441e-1022x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
著者:長谷川泰治、網野禎昭
定価:1,980円(本体1,800円+税)
体裁:A5判 / 176ページ
ISBN:978-4-295-41170-3
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2025年12月19日
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295411703/
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4295411701/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18428025/
▼リンク一覧(クロスメディアグループ)
株式会社クロスメディア・パブリッシング https://cm-publishing.co.jp/
株式会社クロスメディア・マーケティング https://cm-marketing.jp/
クロスメディアグループ株式会社 https://cm-group.jp/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80658/880/80658-880-96ab425a5ccaa7d45966aa9574bc8acb-970x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2025年12月19日に書籍『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』を刊行しました。
本書は、木ダボのみで木材積層する新しい木質材料「DLT(Dowel Laminated Timber)」を、日本で初めて体系的に紹介した一冊です。老舗材木卸の長谷川萬治商店四代目・長谷川泰治氏と、DLT研究の第一人者である法政大学・網野禎昭教授が、技術・背景・社会的意義・活用事例を総合的に解説します。
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295411703/
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4295411701/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18428025/
●木材利用のイノベーション「DLT」とは何か
本書が伝える最大のメッセージは、「DLTは木材の未来を大きく変える」ということです。DLT(Dowel Laminated Timber)は、板材に穴を開け、木ダボを通して固定するだけで構成される極めてシンプルな木質材料。接着剤も釘もビスも使わないため環境負荷が低く、地域材や多樹種の活用を柔軟に可能にする“ローテク・マスティンバー”として世界的に注目されています。
ローテクでありながら、構造性能・耐火性能の検証も進み、住宅から中大規模建築まで応用可能な新材料として存在感を高めています。本書では、DLTの技術的な特徴・性能・設計の考え方を、専門家でなくとも理解できるよう丁寧に解説しています。
●老舗材木屋×研究者だから語れる「木の未来のシステム」
著者の長谷川泰治氏(長谷川萬治商店代表)は、創業100年以上の材木卸の四代目です。ソニーで生産革新に携わった経験から、多品種少量生産・セル生産方式の思想を木材産業に応用。地域材を活かし、木の多様性に対応し、歩留まりを最大化する「新しい材木屋のかたち」を探究してきました。
共同著者の網野禎昭教授(法政大学)は、DLTの源流である「ブレットシュタッペル」を欧州で研究してきた第一人者。森林資源の循環、木質材料の歴史、ヨーロッパの建築文化を背景に、DLTの社会的意義を立体的に描きます。
この二人だからこそ描けるのが、
・木材価値の「歩留まり」を最大化する考え方
・地域材を使うことの文化的・経済的な意味
・多様性を活かす建材としてのDLTの可能性
・中小工務店・製材工場でも参入できる生産方式
といった「技術+産業+社会」の三層を横断する未来像です。
●建築・デザイン・地域で広がるDLT活用事例
本書では、日本各地で進むDLTプロジェクトも多数紹介されています。
・住宅・別荘・宿泊施設でのDLT内装
・渋谷区や学校でのDLTベンチ
・DLTボルダリングウォール
・大館市役所の内装DLT
・地方自治体との産学官連携
・ウクライナの木材を用いた平和祈念デザインウォール
どの事例にも共通するのは「木を使う自由度」と「地域の木を活かす意義」が融合していること。木材利用が新たな文化やストーリーを生み出す可能性があることを、実際のプロジェクトから実感できます。
●材料開発の枠を超えた「持続可能な社会」への提案
DLTの本質は、単に「木を積層する技術」ではありません。
環境、産業、文化、地域経済をつなぐ“新しい木の使い方”そのものです。
・多様性を受け入れる
・環境に負荷をかけない
・地域でつくり、地域で使う
・大規模でなくても価値をつくれる
・人の感性と機械が共存できる
これらの価値観は、持続可能な社会の基盤そのもの。本書は、木造建築の専門家だけでなく、サステナビリティ、地域づくり、ものづくりに携わるすべての人にとって、未来を考えるための新しい「材料の思想書」です。
▼出版の背景
1. なぜ今「木」に注目が集まるのか
・世界中で木造建築が再評価され、森林の循環利用が進む
・日本は樹種数1,400超という世界有数の“木の多様性国家”
・脱炭素・カーボンストックの文脈で木材の価値が再定義されている
2. 本書が示す3つのポイント
・多様性を活かす木質材料DLTの技術と思想
・地域材の価値を高める、新しい産業モデル
・木材の価値歩留まりを最大化する発想と実践
3. 読者が得られるメリット
・木材利用の未来像が立体的に理解できる
・DLTの技術・構造・特徴が体系的にわかる
・地域材活用・建築・デザインの新しい発想を得られる
・森林・地域経済・産業の課題が“つながって”見える
▼本書の読みどころ
・日本初! 体系化されたDLT専門書
・ローテク材料が最大化する “木の多様性”という思想のユニークさ
・建築・林業・地域産業を貫く横断的な視点で読む“未来の木の教科書”
▼こんな方におすすめ
・建築家・インテリアデザイナー
・木材・林業・製材業関係者
・工務店・建設会社
・自治体・公共建築の担当者
・ESG/サステナビリティ推進担当
・地域資源活用に関心のある方
・建築・環境系の学生・研究者
▼編集者からのコメント
「DLTは、ハイテクではなく“ローテク”で未来を変えられるユニーク、かつ、デザイン性にも高い柔軟性を生み出す優れた材料です。誰もが参入でき、多様性を認めるものづくり。町のいたるところでDLTを見かけるようになったらいいなと思いながら編集しました。木と社会の未来を考える、すべての人に読んでほしい一冊です。」
●著者紹介
長谷川泰治(はせがわ・たいじ)
株式会社長谷川萬治商店 代表取締役執行役員社長
東京木場の材木屋、株式会社長谷川萬治商店の4代目社長。大学時代は情報システムを研究。卒業後、電機メーカーのソニーでシステム開発や工場の生産革新活動に従事。
2009年に家業の材木屋に入社。現在、長谷萬グループの代表として、木材販売から木材加工、建築まで木材に関わる様々な事業を幅広く展開。近年は木育活動やデジタル技術の活用にも取り組み、「新時代の材木屋」を目指している。
網野禎昭(あみの・よしあき)
法政大学デザイン工学部 教授
1996年に渡欧、スイス連邦工科大学ローザンヌ校・木造研究所イボワにて研究助手。この間、林業から建築まで木材活用を一貫して考える視点を学ぶ。ウィーン工科大学建築学部教員を経て、2010年から法政大学デザイン工学部教授。日本や欧州の中山間地域を訪ね歩き、山を豊かにする建築のあり方を模索。
●書籍情報
『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80658/880/80658-880-de218ea06f76e78bafd3ee5f0380441e-1022x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
著者:長谷川泰治、網野禎昭
定価:1,980円(本体1,800円+税)
体裁:A5判 / 176ページ
ISBN:978-4-295-41170-3
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2025年12月19日
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295411703/
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4295411701/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18428025/
▼リンク一覧(クロスメディアグループ)
株式会社クロスメディア・パブリッシング https://cm-publishing.co.jp/
株式会社クロスメディア・マーケティング https://cm-marketing.jp/
クロスメディアグループ株式会社 https://cm-group.jp/









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