アイデムフォトギャラリー「シリウス」、年頭の特別企画写真展を開催-飯沼珠実・関健作・柳詰有香写真展 「三様のひかり」-
[18/11/29]
提供元:PRTIMES
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株式会社アイデム(東京都新宿区 代表取締役社長:椛山亮)が運営するアイデムフォトギャラリー「シリウス」は、2019年1月5日(土)〜16日(水)、年頭の特別企画写真展として、「飯沼珠実・関健作・柳詰有香写真展『三様のひかり』」を開催します。
フォトギャラリー「シリウス」 https://www.photo-sirius.net/ では、毎年年初、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催しています。亥年となる2019年は、1983年生まれの年男・年女として、飯沼珠実氏、関健作氏、柳詰有香氏をお招きします。3名は、異なるフィールドで活躍する写真家やアーティストです。テーマもアプローチも異なる、三者三様の展示がひとつの空間に集まることで、新たな写真表現の可能性を感じていただける企画となっています。
[画像: https://prtimes.jp/i/2663/893/resize/d2663-893-826612-0.jpg ]
【開催概要】
期間:2019年1月5日(土)〜1月16日(水) 日曜休館
10:00〜18:00 最終日15:00まで 入場無料
会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」 電話:03-3350-1211
(新宿区新宿1-4-10アイデム本社ビル2F/ 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅そば)
飯沼 珠実写真展 「写真に生きる建築」 出展作品「建築の建築」、「被服の建築1: 装具」について
出展作品「建築の建築」(2015-)によせて飯沼は、<建造物は人間のようだ>と語り、建造物が森という家に生き暮らす様相を輝かしい光と空気感で表現しています。それはまるで印象派の画家ルノワールが描き出す、木漏れ日が美しい空間で戯れる人々の姿をも彷彿とさせ、飯沼の写真においてはたしかに建造物という人間が、安らいだ顔をしているように見えてくるのです。また本展にあわせて撮りおろした新作「被服の建築1: 装具」(2018)を発表します。新作では<人間-家>、<建造物-森>というレイヤーに着想し、そこから<人間-被服>という、よりミニマルな関係性に発生する建築的な現象を見つめ、写真でとらえることに挑戦しました。
本展において飯沼は「建築」の想像力をさらに押しひろげ、都市や建造物という一般的な意味での建築を、衣食住という日常生活に接続していきます。わたしたちの暮らしにある「建築」ということを、新作「被服の建築1: 装具」ではどのように表現するのか。飯沼の作家活動において初めてのモノクロームプリントを、ぜひご高覧ください。
飯沼珠実 ギャラリートーク 2019年1月5日(土)14:00〜
【略歴】
飯沼 珠実 http://www.tamamiii.com/
1983年 東京都生まれ
2006年 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
2008年 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程デザイン専攻情報デザイン研究領域修了
2008-2010年 ライプツィヒ視覚芸術アカデミー写真コースに研究生として在籍
2018年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻先端芸術表現研究領域修了
現在 東京とパリを拠点に制作
写真集
2016年 『建築の建築/House of Architecture』(POST/limArt)
関 健作写真展 「Rap Sattva-The Bhutanese Rapper-」
今ブータンで多くの若者たちから絶大な支持を集めているラッパーがいる。ケザン・ドルジ、民族衣装を身にまとい、自国の言葉で綴られたラップを発信している。
保守的な仏教国だったブータンでは近年その変容ぶりが著しい。若者たちの仏教に対する信仰心は徐々に薄れ、お坊さんの説法よりもSNSや動画配信サイトでシェアされる海外の情報や文化が彼らの一大関心事になっている。失業、ドラック、盗難、暴力、ネガティブなニュースがブータンでも年々増加。
そんな現代社会に生きる迷える若者から共感をえているのがケザンだ。東ブータンの貧しい家で育った彼は言葉の力でチャンスを掴んできた。彼のリリックは、シンプルで、飾らず、等身大のメッセージが綴られている。一貫して伝えているのは自分たち、そして全ての若者たちがもつ可能性だ。誰もがわかるブータンの言葉で、自分たちのアイデンティティを肯定し、迷いや無力感から自分を見失っている者に光をあてている。その姿は現代ブータンに出現したまったく新しい「菩薩」なのかもしれない。
この展示では、ケザン・ドルジが紡ぎ出した言葉たちと私が撮影した写真を通して、今まさに作られようとしている伝説の1ページを紹介したい。
関健作 ギャラリートーク 2019年1月12日(土)14:00〜
【略歴】
関 健作 https://www.kensakuseki-photoworks.com/
1983年 千葉県生まれ
2006年 順天堂大学・スポーツ健康科学部卒業
2007年 3年間体育教師としてブータンの小中学校で教鞭をとる
2010年 帰国して小学校の教員になるがすぐに退職
2011年 写真家の活動を開始。人間の内面を表現するドキュメンタリー作品を制作
2017年 「名取洋之助写真賞」を受賞
最新作、HIPHOPに魅了されたブータンの若者たちの作品「OF HOPE AND FEAR」の写真集が京都国際写真祭ポートフォリオレビューFUJIFILM AWARDを受賞、またシンガポール国際写真祭Photobook Open Callファイナリスト、デンマークのPhotobook Week AarhuDummy Award トップ3に選出される。
柳詰 有香写真展「TOKYO PANZUKAN」
2016年よりInstagram(@tokyopanzukan)で公開してきた「東京パン図鑑」。"毎月ひとつのパン屋さんのパンを徹底的に解剖していく”をテーマにフォトグラファー柳詰有香とフードプランナー大皿彩子の二人で活動を始め、”ひたすらにパンを愛でる” 企画です。外見だけでなく、美しい焼き目や、クロワッサンの噛み口から覗く幾重にもなる断層、ほどけるように柔らかい食パンの生地など、パンそれぞれの個性や魅力を徹底的に深掘りし、いかに楽しく、美味しく、ユニークに食べることができるかを研究してきました。
展示には新たな撮り下ろし作品も追加し、instagramの世界では表現しきれなかったパンのチャームポイントによりフォーカスしていきます。
パン職人の愛情と熟練の技が集結している、この美しきパンの魅力を、よりじっくりとご覧ください。
柳詰有香 ギャラリートーク 2019年1月14日(月・祝)14:00〜
【略歴】
柳詰 有香 http://yukayanazume.com/
1983年 東京生まれ
2004年 イギリス・ロンドンに留学 写真を専攻
2005年 慶応義塾大学 卒業
2007年 フォトグラファー蜷川実花に師事
その後に出版社にて 雑誌や写真集の企画、編集、撮影に携わる
2013年 フリーランスの写真家となる
フードを中心に、ポートレート、ファッションなど、女性らしい視点での撮影を幅広く手がけている
フォトギャラリー「シリウス」 https://www.photo-sirius.net/ では、毎年年初、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催しています。亥年となる2019年は、1983年生まれの年男・年女として、飯沼珠実氏、関健作氏、柳詰有香氏をお招きします。3名は、異なるフィールドで活躍する写真家やアーティストです。テーマもアプローチも異なる、三者三様の展示がひとつの空間に集まることで、新たな写真表現の可能性を感じていただける企画となっています。
[画像: https://prtimes.jp/i/2663/893/resize/d2663-893-826612-0.jpg ]
【開催概要】
期間:2019年1月5日(土)〜1月16日(水) 日曜休館
10:00〜18:00 最終日15:00まで 入場無料
会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」 電話:03-3350-1211
(新宿区新宿1-4-10アイデム本社ビル2F/ 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅そば)
飯沼 珠実写真展 「写真に生きる建築」 出展作品「建築の建築」、「被服の建築1: 装具」について
出展作品「建築の建築」(2015-)によせて飯沼は、<建造物は人間のようだ>と語り、建造物が森という家に生き暮らす様相を輝かしい光と空気感で表現しています。それはまるで印象派の画家ルノワールが描き出す、木漏れ日が美しい空間で戯れる人々の姿をも彷彿とさせ、飯沼の写真においてはたしかに建造物という人間が、安らいだ顔をしているように見えてくるのです。また本展にあわせて撮りおろした新作「被服の建築1: 装具」(2018)を発表します。新作では<人間-家>、<建造物-森>というレイヤーに着想し、そこから<人間-被服>という、よりミニマルな関係性に発生する建築的な現象を見つめ、写真でとらえることに挑戦しました。
本展において飯沼は「建築」の想像力をさらに押しひろげ、都市や建造物という一般的な意味での建築を、衣食住という日常生活に接続していきます。わたしたちの暮らしにある「建築」ということを、新作「被服の建築1: 装具」ではどのように表現するのか。飯沼の作家活動において初めてのモノクロームプリントを、ぜひご高覧ください。
飯沼珠実 ギャラリートーク 2019年1月5日(土)14:00〜
【略歴】
飯沼 珠実 http://www.tamamiii.com/
1983年 東京都生まれ
2006年 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
2008年 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程デザイン専攻情報デザイン研究領域修了
2008-2010年 ライプツィヒ視覚芸術アカデミー写真コースに研究生として在籍
2018年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻先端芸術表現研究領域修了
現在 東京とパリを拠点に制作
写真集
2016年 『建築の建築/House of Architecture』(POST/limArt)
関 健作写真展 「Rap Sattva-The Bhutanese Rapper-」
今ブータンで多くの若者たちから絶大な支持を集めているラッパーがいる。ケザン・ドルジ、民族衣装を身にまとい、自国の言葉で綴られたラップを発信している。
保守的な仏教国だったブータンでは近年その変容ぶりが著しい。若者たちの仏教に対する信仰心は徐々に薄れ、お坊さんの説法よりもSNSや動画配信サイトでシェアされる海外の情報や文化が彼らの一大関心事になっている。失業、ドラック、盗難、暴力、ネガティブなニュースがブータンでも年々増加。
そんな現代社会に生きる迷える若者から共感をえているのがケザンだ。東ブータンの貧しい家で育った彼は言葉の力でチャンスを掴んできた。彼のリリックは、シンプルで、飾らず、等身大のメッセージが綴られている。一貫して伝えているのは自分たち、そして全ての若者たちがもつ可能性だ。誰もがわかるブータンの言葉で、自分たちのアイデンティティを肯定し、迷いや無力感から自分を見失っている者に光をあてている。その姿は現代ブータンに出現したまったく新しい「菩薩」なのかもしれない。
この展示では、ケザン・ドルジが紡ぎ出した言葉たちと私が撮影した写真を通して、今まさに作られようとしている伝説の1ページを紹介したい。
関健作 ギャラリートーク 2019年1月12日(土)14:00〜
【略歴】
関 健作 https://www.kensakuseki-photoworks.com/
1983年 千葉県生まれ
2006年 順天堂大学・スポーツ健康科学部卒業
2007年 3年間体育教師としてブータンの小中学校で教鞭をとる
2010年 帰国して小学校の教員になるがすぐに退職
2011年 写真家の活動を開始。人間の内面を表現するドキュメンタリー作品を制作
2017年 「名取洋之助写真賞」を受賞
最新作、HIPHOPに魅了されたブータンの若者たちの作品「OF HOPE AND FEAR」の写真集が京都国際写真祭ポートフォリオレビューFUJIFILM AWARDを受賞、またシンガポール国際写真祭Photobook Open Callファイナリスト、デンマークのPhotobook Week AarhuDummy Award トップ3に選出される。
柳詰 有香写真展「TOKYO PANZUKAN」
2016年よりInstagram(@tokyopanzukan)で公開してきた「東京パン図鑑」。"毎月ひとつのパン屋さんのパンを徹底的に解剖していく”をテーマにフォトグラファー柳詰有香とフードプランナー大皿彩子の二人で活動を始め、”ひたすらにパンを愛でる” 企画です。外見だけでなく、美しい焼き目や、クロワッサンの噛み口から覗く幾重にもなる断層、ほどけるように柔らかい食パンの生地など、パンそれぞれの個性や魅力を徹底的に深掘りし、いかに楽しく、美味しく、ユニークに食べることができるかを研究してきました。
展示には新たな撮り下ろし作品も追加し、instagramの世界では表現しきれなかったパンのチャームポイントによりフォーカスしていきます。
パン職人の愛情と熟練の技が集結している、この美しきパンの魅力を、よりじっくりとご覧ください。
柳詰有香 ギャラリートーク 2019年1月14日(月・祝)14:00〜
【略歴】
柳詰 有香 http://yukayanazume.com/
1983年 東京生まれ
2004年 イギリス・ロンドンに留学 写真を専攻
2005年 慶応義塾大学 卒業
2007年 フォトグラファー蜷川実花に師事
その後に出版社にて 雑誌や写真集の企画、編集、撮影に携わる
2013年 フリーランスの写真家となる
フードを中心に、ポートレート、ファッションなど、女性らしい視点での撮影を幅広く手がけている