最新! 外食&中食タウンランキング【関西圏版】「ホットペッパーグルメ外食総研」によるタウン別・飲食動向調査
[19/09/25]
提供元:PRTIMES
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外食市場規模・中食市場規模ともに第1位は6年連続「梅田・大阪・北新地」夫婦2人で飲食するのは「宝塚」、地元住民率が高いのは「加古川」
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株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)では、首都圏・東海圏・関西圏の男女約1万人を対象に毎月実施している「外食市場調査」の結果を元に、2018年度のタウン別ランキングを発表します。
2018年度外食&中食タウンランキング【関西圏版】
■2018年度外食市場規模ランキングトップ10
[画像2: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-731177-1.jpg ]
■2018年度中食市場規模ランキングトップ10
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※関西圏:32タウンを設定
※無印:半径2kmのタウン、◎:半径4kmのタウン
※今年度、名称が変わったタウンがあるが、タウンに含まれる駅は変わっていない。タウンの名称は、外食件数が一定より上位の駅名を含める形で表示している。
「ホットペッパーグルメ外食総研」上席研究員・稲垣 昌宏が関西圏の外食動向を解説!
職場の飲み会が減り、居住地近辺での外食に勢い
外食数の多い駅をコア駅として関西圏で32タウンを設定、各タウンの特徴をランキング化しました。外食・中食の市場規模では「梅田・大阪・北新地」が、6年連続の1位。外食市場規模は2位の2倍以上となっています。外食には主に1.居住地近辺 2.通勤、通学先やターミナル駅 3.お出かけ先、の3つの実施場所がありますが、近年は職場の飲み会が減り、家族での外食が増える傾向で、1.居住地近辺、の外食が注目されます。夫婦2人での外食が多い「宝塚駅周辺」や地元住民の利用が多い「加古川駅周辺」などが、こうしたライフスタイルの変化を象徴するタウンになっています。
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「ホットペッパーグルメ外食総研」
上席研究員 稲垣 昌宏
2018年度外食タウンランキングトップ5【関西圏版】
■外食市場規模の前年伸び率が高いタウン
[画像5: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-867451-4.jpg ]
外食市場規模の伸び率トップは「近鉄八尾」。外食単価が前年比98.9%と微減したが、延べ外食回数が前年比120.4%と大きく伸びたため、市場規模が前年比119.1%となった。八尾市の人口自体は減少傾向にあるが、世帯数はここ数年逆に増加しており、単身世帯の増加が外食機会数の増加につながっていると考えられる。20・50代女性、30・50代男性が市場の伸びをけん引しており、居酒屋、焼肉・ステーキ業態等で市場規模が伸びた。
■外食単価が高いタウン
[画像6: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-497467-5.jpg ]
外食単価の高いタウンは、前年から1位と2位が入れ替わった。2位の「四条(烏丸)・河原町(祇園四条)」は調査開始以来、外食単価が1位であったが、本年度は単価が前年比マイナスとなり2位に後退。替わって、5年連続単価2位の「本町・心斎橋・淀屋橋」が関西圏では初めて単価が3,800円を記録したタウンとなり、1位を奪取。同タウンは飲酒を伴う外食のシェアが1位で、“酒の力”が単価アップに寄与していそうだ。
■外食単価が低いタウン
[画像7: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-900400-6.jpg ]
外食単価の低さは、飲酒の有無との相関が強く、飲酒率の低さで「大日(守口)」は3位、「近鉄八尾」は2位、「金剛」は4位などとなっている。「大日(守口)」は大規模駐車場を有するショッピングモールのフードコートなどが人気で、休日に車でショッピングモールに出かけての外食が多いため、飲酒を伴うことが少なく、単価が低く抑えられていると考えられる。
■夫婦2人での利用シェアが高いタウン
[画像8: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-988842-7.jpg ]
外食相手で、夫婦二人での利用シェアの高いタウン1位は「宝塚駅周辺」であった。前年も1位だが、シェアは大きく伸びて3割台となった。宝塚市は、人口はゆるやかな減少局面にありつつ、世帯数は増加している。もともと子どもが独立した後の夫婦二人世帯が多い地域で、最近は若年人口の減少で夫婦2人世帯の存在感が外食市場において強くなってきている。また、働き方改革で帰宅時間が早まっていることも夫婦での外食には追い風だ。
■地元住民の利用シェアが高いタウン
[画像9: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-591009-8.jpg ]
※地元住民が利用するシェア:延べ外食回数のうち、当該タウンのコア駅(外食数が一定以上上位の駅)が所在する市区町村と同じ市区町村に住む人によっておこなわれた外食回数の割合
タウンの在住者による飲食シェアの多い街1位は「加古川駅周辺」。加古川市の居住者による飲食が68.2%を占める。明石と姫路にはさまれ、神戸市にも通勤可能な環境だが、飲食は地元志向が強いようで、前回3位からスコアを伸ばして1位となった。名物の「かつめし」をはじめ、「恵幸川鍋」「加古川パスタ」など、市が食コンテンツの開発や支援に力を入れており、食に対しての行政の注力が、居住者の地元での外食啓蒙につながっている可能性もありそうだ。
■「居酒屋(焼鳥、串焼き、串揚げ等含む)」の利用シェアが高いタウン
[画像10: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-240755-9.jpg ]
関西圏“居酒屋の聖地”は2年連続して「十三」。タウンに含まれる「中津」はマンションが増えて人口が流入している可能性がある。また隣接する「西中島」ではIT系や不動産関係の企業が増加していることから、男性の利用が多い業態である居酒屋にとっては、追い風の環境にあるようだ。「新大阪(西中島南方)」も上記同様の理由からか、居酒屋の利用シェアが前年比で増加し、4位にランクインした。
■「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」の利用シェアが高いタウン
[画像11: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-438252-10.jpg ]
関西で焼肉の街といえば真っ先に名前が挙がる鶴橋を含む「鶴橋・大阪上本町」が2位を引き離しての1位タウン。本調査では圏域外からの観光客や外国人による飲食は調査対象外のため、実際にはさらに焼肉店の利用シェアは高い可能性もある。昨年よりスコアがやや落ちているが、近隣に焼肉以外の業態の出店が進んでおり、居住者は観光客であふれる焼肉店からシフトしているという説もある。
■「お好み焼き、鉄板焼き等の専業店」の利用シェアが高いタウン
[画像12: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-154954-11.jpg ]
“明石焼き”で有名な「明石(西明石)」が2年連続で1位。上記の鶴橋での焼肉同様、観光客の外食を考慮すると実際のシェアはさらに高い可能性がある。多数の“明石焼き”の店が魚の棚商店街にある他、お好み焼きも地元住民に人気の有名店がある。前年よりシェアが微減しているが、駅前の再開発で、多様な飲食店が利用可能になり、人口の増加もあって各業態の利用が分散した可能性がある。
■「中華料理店(ラーメン専業店は除く)」の利用シェアが高いタウン
[画像13: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-655733-12.jpg ]
前年度の延べ外食数で上位に入り、今回タウン設定された「長居(あびこ)」が中華料理店の利用シェアが高いタウン1位。通勤・通学に便利な立地だが、長居スタジアムでスポーツやイベントがあるとき以外、飲食店は居住者の利用がメイン。しかも、あらたまった外食の場合、近隣に難波や天王寺といった外食のバラエティーに富んだ地域があるため、逆に、日常的な外食の代表である中華料理店のシェアが高いのではないかと考えられる。
■インターネット予約のシェアが高いタウン
[画像14: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-921696-13.jpg ]
インターネット予約の進んでいるタウン1位は「梅田・大阪・北新地」。関西圏平均9.3%のところ、予約シェアが13.9%あった。もともと、予約しての飲食が多いタウン(関西圏平均29.2%に対し該当タウンは36.0%)だが、特に男性20〜40代のインターネット予約が多く、フレンチ・イタリアン料理店、アジアン料理店、すき焼き、しゃぶしゃぶ等の専業店等のインターネット予約が盛んだ。
詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2019/09/RecruitLifestyle_ggs_20190925_02.pdf
▼リクルートライフスタイルについて
https://www.recruit-lifestyle.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/support/press
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株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)では、首都圏・東海圏・関西圏の男女約1万人を対象に毎月実施している「外食市場調査」の結果を元に、2018年度のタウン別ランキングを発表します。
2018年度外食&中食タウンランキング【関西圏版】
■2018年度外食市場規模ランキングトップ10
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■2018年度中食市場規模ランキングトップ10
[画像3: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-685999-2.jpg ]
※関西圏:32タウンを設定
※無印:半径2kmのタウン、◎:半径4kmのタウン
※今年度、名称が変わったタウンがあるが、タウンに含まれる駅は変わっていない。タウンの名称は、外食件数が一定より上位の駅名を含める形で表示している。
「ホットペッパーグルメ外食総研」上席研究員・稲垣 昌宏が関西圏の外食動向を解説!
職場の飲み会が減り、居住地近辺での外食に勢い
外食数の多い駅をコア駅として関西圏で32タウンを設定、各タウンの特徴をランキング化しました。外食・中食の市場規模では「梅田・大阪・北新地」が、6年連続の1位。外食市場規模は2位の2倍以上となっています。外食には主に1.居住地近辺 2.通勤、通学先やターミナル駅 3.お出かけ先、の3つの実施場所がありますが、近年は職場の飲み会が減り、家族での外食が増える傾向で、1.居住地近辺、の外食が注目されます。夫婦2人での外食が多い「宝塚駅周辺」や地元住民の利用が多い「加古川駅周辺」などが、こうしたライフスタイルの変化を象徴するタウンになっています。
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「ホットペッパーグルメ外食総研」
上席研究員 稲垣 昌宏
2018年度外食タウンランキングトップ5【関西圏版】
■外食市場規模の前年伸び率が高いタウン
[画像5: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-867451-4.jpg ]
外食市場規模の伸び率トップは「近鉄八尾」。外食単価が前年比98.9%と微減したが、延べ外食回数が前年比120.4%と大きく伸びたため、市場規模が前年比119.1%となった。八尾市の人口自体は減少傾向にあるが、世帯数はここ数年逆に増加しており、単身世帯の増加が外食機会数の増加につながっていると考えられる。20・50代女性、30・50代男性が市場の伸びをけん引しており、居酒屋、焼肉・ステーキ業態等で市場規模が伸びた。
■外食単価が高いタウン
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外食単価の高いタウンは、前年から1位と2位が入れ替わった。2位の「四条(烏丸)・河原町(祇園四条)」は調査開始以来、外食単価が1位であったが、本年度は単価が前年比マイナスとなり2位に後退。替わって、5年連続単価2位の「本町・心斎橋・淀屋橋」が関西圏では初めて単価が3,800円を記録したタウンとなり、1位を奪取。同タウンは飲酒を伴う外食のシェアが1位で、“酒の力”が単価アップに寄与していそうだ。
■外食単価が低いタウン
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外食単価の低さは、飲酒の有無との相関が強く、飲酒率の低さで「大日(守口)」は3位、「近鉄八尾」は2位、「金剛」は4位などとなっている。「大日(守口)」は大規模駐車場を有するショッピングモールのフードコートなどが人気で、休日に車でショッピングモールに出かけての外食が多いため、飲酒を伴うことが少なく、単価が低く抑えられていると考えられる。
■夫婦2人での利用シェアが高いタウン
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外食相手で、夫婦二人での利用シェアの高いタウン1位は「宝塚駅周辺」であった。前年も1位だが、シェアは大きく伸びて3割台となった。宝塚市は、人口はゆるやかな減少局面にありつつ、世帯数は増加している。もともと子どもが独立した後の夫婦二人世帯が多い地域で、最近は若年人口の減少で夫婦2人世帯の存在感が外食市場において強くなってきている。また、働き方改革で帰宅時間が早まっていることも夫婦での外食には追い風だ。
■地元住民の利用シェアが高いタウン
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※地元住民が利用するシェア:延べ外食回数のうち、当該タウンのコア駅(外食数が一定以上上位の駅)が所在する市区町村と同じ市区町村に住む人によっておこなわれた外食回数の割合
タウンの在住者による飲食シェアの多い街1位は「加古川駅周辺」。加古川市の居住者による飲食が68.2%を占める。明石と姫路にはさまれ、神戸市にも通勤可能な環境だが、飲食は地元志向が強いようで、前回3位からスコアを伸ばして1位となった。名物の「かつめし」をはじめ、「恵幸川鍋」「加古川パスタ」など、市が食コンテンツの開発や支援に力を入れており、食に対しての行政の注力が、居住者の地元での外食啓蒙につながっている可能性もありそうだ。
■「居酒屋(焼鳥、串焼き、串揚げ等含む)」の利用シェアが高いタウン
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関西圏“居酒屋の聖地”は2年連続して「十三」。タウンに含まれる「中津」はマンションが増えて人口が流入している可能性がある。また隣接する「西中島」ではIT系や不動産関係の企業が増加していることから、男性の利用が多い業態である居酒屋にとっては、追い風の環境にあるようだ。「新大阪(西中島南方)」も上記同様の理由からか、居酒屋の利用シェアが前年比で増加し、4位にランクインした。
■「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」の利用シェアが高いタウン
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関西で焼肉の街といえば真っ先に名前が挙がる鶴橋を含む「鶴橋・大阪上本町」が2位を引き離しての1位タウン。本調査では圏域外からの観光客や外国人による飲食は調査対象外のため、実際にはさらに焼肉店の利用シェアは高い可能性もある。昨年よりスコアがやや落ちているが、近隣に焼肉以外の業態の出店が進んでおり、居住者は観光客であふれる焼肉店からシフトしているという説もある。
■「お好み焼き、鉄板焼き等の専業店」の利用シェアが高いタウン
[画像12: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-154954-11.jpg ]
“明石焼き”で有名な「明石(西明石)」が2年連続で1位。上記の鶴橋での焼肉同様、観光客の外食を考慮すると実際のシェアはさらに高い可能性がある。多数の“明石焼き”の店が魚の棚商店街にある他、お好み焼きも地元住民に人気の有名店がある。前年よりシェアが微減しているが、駅前の再開発で、多様な飲食店が利用可能になり、人口の増加もあって各業態の利用が分散した可能性がある。
■「中華料理店(ラーメン専業店は除く)」の利用シェアが高いタウン
[画像13: https://prtimes.jp/i/11414/894/resize/d11414-894-655733-12.jpg ]
前年度の延べ外食数で上位に入り、今回タウン設定された「長居(あびこ)」が中華料理店の利用シェアが高いタウン1位。通勤・通学に便利な立地だが、長居スタジアムでスポーツやイベントがあるとき以外、飲食店は居住者の利用がメイン。しかも、あらたまった外食の場合、近隣に難波や天王寺といった外食のバラエティーに富んだ地域があるため、逆に、日常的な外食の代表である中華料理店のシェアが高いのではないかと考えられる。
■インターネット予約のシェアが高いタウン
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インターネット予約の進んでいるタウン1位は「梅田・大阪・北新地」。関西圏平均9.3%のところ、予約シェアが13.9%あった。もともと、予約しての飲食が多いタウン(関西圏平均29.2%に対し該当タウンは36.0%)だが、特に男性20〜40代のインターネット予約が多く、フレンチ・イタリアン料理店、アジアン料理店、すき焼き、しゃぶしゃぶ等の専業店等のインターネット予約が盛んだ。
詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
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