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『LINK OF LIFE 2017 まわれ右脳!展』を開催




[画像1: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-546694-0.jpg ]

 資生堂は、2017年10月26日(木)から11月10日(金)まで、東京・銀座の「資生堂ギャラリー」において、資生堂の研究員、社員と外部のアーティスト、企業・団体が出会い(リンクし)、“新しい美”の創造に取り組む企画展『LINK OF LIFE 2017 まわれ右脳!展』を開催します。

《開催の背景》
 資生堂は創業から145年、“新たな価値の発見と創造をめざす”という想いから、時代とともに“新しい美”を生みだし、社会に提案し続けてきました。現在、中長期戦略「VISION2020」のもと、100年先も輝き続ける企業となる原型をつくるために活動しています。
 持続的な成長のためにあらためて重要だと捉えているのが、当社が受け継ぎ、蓄積してきた伝統と文化です。これは資生堂の独自性を生む源泉となっています。
 長期的な企業成長のために必要な観点としてESG(Environment(環境)、Society(社会)、Governance(ガバナンス)の取り組みが注目されていますが、資生堂では独自にカルチャーの“C”を加えた「ESCG」の取り組みに注力しています。
 『LINK OF LIFE』は、2015年から資生堂の新たな試みとして、クリエイティブディレクター 藤原大氏のコーチングのもと、資生堂の研究員、社員が異分野のクリエイターや企業・団体とリンクして新たな価値創造の可能性を探り、展覧会という形式で、当社本社ビルの「資生堂花椿ホール」にてその成果を公開してきました。
 3回目となる今年度は、『LINK OF LIFE』を資生堂の文化発信装置としてリニューアルし、現存する日本で 最古の画廊といわれ、“新しい美の発見と創造”を活動理念とする「資生堂ギャラリー」にて開催します。

《『LINK OF LIFE』について》
 2015年の『LINK OF LIFE』では、「さわる。ふれる。美の大実験室」として、身近な行為でありながら表現が 難しい「感触」をテーマとしました。2016年は「エイジングは未来だ」をテーマに、1989年から資生堂が提唱してきた「サクセスフルエイジング」(=美しく年を重ねる)という概念を核に据え、少子高齢化社会が現実のものとなった状況をふまえ、未来における美しい生き方を考えました。

 今年度は、現代における“新しい美”について、資生堂の研究員、社員が外部のアーティストや企業・団体とリンクし、新たなインスピレーションと最新のテクノロジーを結合させた作品を制作します。昨年のテーマとしていた「サクセスフルエイジング」を再解釈し、『右脳を刺激して感性を研ぎ澄ませ、遊びゴコロを満たして美しさを重ねる』=『asobi-neering(アソビニアリング)』という考え方を新たに提唱して、感性(右脳)刺激によってひとが本来持つ美しさを引きだすアート作品を発信します。右脳がよろこび、未来が豊かになるヒントが見つかる展覧会をめざします。

《展覧会概要》
<名称> 『LINK OF LIFE 2017 まわれ右脳!展』
<会場> 資生堂ギャラリー(東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階)
<会期> 2017年10月26日(木)〜11月10日(金)
     開館時間:火曜〜土曜日:11時〜19時、日曜・祝日:11時〜18時
     休館日:毎週月曜日(祝日の月曜も休館となります)
<主催> 株式会社 資生堂
<協力> 小川香料株式会社、有限会社KANEHON、JST Erato 川原万有情報網プロジェクト、関谷理化株式会社、長谷川香料株式会社、Beige Creative & Co., Inc.、松浦薬業株式会社、リカシツ株式会社 (以上五十音順)
<URL>  http://www.shiseidogroup.jp/gallery/?rt_pr=tr932


《作品概要》
■制作者
[画像2: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-570269-1.jpg ]

尾関弘子(資生堂/マーケッター)
長谷川愛(アーティスト)
稲場香織(資生堂/研究員)
タイエビ・パリマ
(資生堂/商品開発担当)

■作品コンセプト
私たちは、おしとやかでか弱い「理想の日本人女性像」の型にはめて小さく自分を限定していないだろうか?私たちにはまだまだ眠っている感覚や才能があり、新しい自分に出会う可能性を秘めている。「理想の日本人女性像」から閉じ込め眠らせていた「野生」を解き放つために、映像や香りを用いた作品で、一時「日本人女性」から「サメ」になる体験をし、「フローリシング」(=才能の開花)を感じる。


■制作者
[画像3: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-616730-2.jpg ]

加藤康男(資生堂/研究員)
古屋遥(演出家/クリエイティブディレクター)

■作品コンセプト
『手当て』という言葉がある。古くからおこなわれている、身体の不調箇所に手(掌)を触れて不快な症状を改善する試みである。
『触れる』事で私たちの体はどう変化しているのか?
肌や肉体を通して届く『肉体的対話(Dialogue in Bodies)』の可能性に目を向け、人体を伝送路として用いる未来通信技術とアートを融合し、あらたなコミュニケーションを提案する『TOUCH THEATRE(触る演劇)』を展開する。


■制作者
[画像4: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-329608-3.jpg ]

宮永美帆(資生堂/研究員)
清水陽子(アーティスト/研究者)
間中勇太(資生堂/研究員)

■作品コンセプト
現代を生きる女性の輝き、多様性、矛盾を化学成分の配合によって表現し、体験可能な形にするインスタレーション。資生堂の食品や香料の開発におけるフレーバーやフレグランスの技術を用いて、多様な女性の姿をさまざまな成分と配合によって表現する。


《主なアーティストのプロフィール》
<外部アーティスト>
◆長谷川愛
[画像5: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-166955-4.jpg ]

アーティスト/デザイナー。静岡県出身。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー卒業後2012年英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アーツにてMA修士取得。2014年からMITメディアラボの研究員を経て、2016年MS修士取得。2017年から東京大学大学院情報理工学系研究科特任研究員。バイオアートやスペキュラティブ・デザイン、デザイン・フィクションの手法を用いて、テクノロジーと人との新たな関係性を提案している。森美術館、アルスエレクトロニカなど国内外で展示に参加。「(Im)possible Baby, Case 01: Asako & Moriga」が、第19回文化庁メディア芸術祭アート部門にて優秀賞受賞。

◆古屋遥
[画像6: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-729643-5.jpg ]

演出家/クリエイティブディレクター。東京都出身。高校時代をドイツで過ごし、英国ブリストル大学演劇学科を卒業。ドイツ、イギリスで演劇を中心とした総合演出を経験し、広告業界へ。映像制作会社太陽企画にて、映像だけでなく空間・テクノロジーを組み合わせた複合的な演出を手がけ、2014年7月に独立。フリーランスとして安室奈美恵「Birthday」ミュージックビデオの演出、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」のアートディレクション、パルコやルミネ、三越伊勢丹などのビジュアルや展示のディレクションなどを担当。これまでにMTV VMAJ、One Show Interactiveなど受賞。

◆清水陽子
[画像7: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-422563-6.jpg ]

アーティスト/研究者。京都府出身。神戸大学生物化学専攻卒業。幼少期をアメリカで過ごし、NY のアートに影響を受ける。自身のラボ「+1e」においてバイオテクノロジーなどの先端科学を用いたデザインを研究し、科学と芸術を融合した作品をグローバルに展開している。国際放送局でのパーソナリティや、TED、FITCといったメディアを通じた活動の他、2016年にアルスエレクトロニカ・フェスティバルに出演。これまでに愛知県芸術文化選奨文化新人賞など受賞。


<資生堂社員>
[画像8: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-469396-7.jpg ]

◆尾関弘子(資生堂グローバルプレステージブランド事業部 SHISEIDOブランドユニット)大阪府出身。渡米後、NYでアートビジネスに触れる。2000年にNY大学付属のグレイ・アート・ギャラリーで開催された資生堂の企業展にコーディネーターとして従事。これを機に、2005年に資生堂入社。広報部のアメリカ担当として勤務し、部署を異動しながらも一貫して資生堂の価値伝達を中心にコミュニケーション業務を担当する。現在、SHISEIDOブランドユニットにて国際広報を行いながら、様々なプロジェクトに関わる。

◆加藤康男(資生堂 イノベーションデザインラボ)
[画像9: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-445524-8.jpg ]

北海道出身。青山学院大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。1987年、NEC入社。その後NTT厚木通信研究所を経て、2011年からは青山学院大学において人体通信技術の研究に従事。2012年、世界で最も権威ある電気系学術団体IEEEが協賛するシンポジウムにおいて、ベストペーパー賞を受賞。2016年、資生堂入社。美容と電子工学とを融合させた新概念「コスメトロニクス」を提唱。現在、資生堂の現役研究員最高の役職である主幹研究員7人のひとり。

◆宮永美帆(資生堂グローバルイノベーションセンター)
[画像10: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-234999-9.jpg ]

福岡県出身。九州大学大学院システム生命科学府細胞制御工学講座修士課程修了。修士(システム生命科学)。大学では、「G2/M期チェックポイントの障害」や「機能性食品成分による抗メタボリックシンドローム効果」などを研究。資生堂入社後はスキンケア化粧品の製造や量産化検討などに携わる。現在は、ベネフィークサプリメントやピュアホワイトなどのブランドを担当。美容とそのベースとなる健康を実現する美容食品の研究開発に従事している。

<展覧会ディレクター・デザインコーチ>
◆藤原大
[画像11: https://prtimes.jp/i/5794/961/resize/d5794-961-775161-10.jpg ]

クリエイティブディレクター/デザイナー/アーティスト
神奈川県出身。中国中央美術学院国画系山水画科へ留学しアジアの思想を学ぶ。
多摩美術大学卒業。ISSEY MIYAKE PARIS COLLECTIONにてメンズ、レディースブランドのクリエイティブディレクター/デザイナーを務め、三宅デザイン事務所副社長などを歴任。美術館企画展、講演、受賞歴など多数。ハーバードGSD,モスクワ大学などアカデミック分野の講演やワークショップも多い。現在、DAIFUJIWARA DESIGN INC.代表取締役、多摩美術大学教授、東京大学生産技術研究所研究員、金沢美術工芸大学名誉客員教授。アートとサイエンスをつなぐ活動をする。2015年よりLINK OF LIFE企画展ディレクターを 務める。

《関連イベント》
■展覧会ディレクター・デザインコーチ藤原大氏と出品作家によるギャラリートーク
日時:11月3日(金・祝)14:00〜15:00
会場:資生堂ギャラリー
※参加無料、予約不要


▼ ニュースリリース
http://www.shiseidogroup.jp/news/detail.html?n=00000000002278&rt_pr=tr932

▼ 資生堂グループ企業情報サイト
http://www.shiseidogroup.jp/?rt_pr=tr932
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