オン・セミコンダクタ、LVDSインタフェース付きシングルおよびデュアル周波数水晶オシレータ・モジュールPureEdgeTMファミリの拡張を発表
[09/09/25]
提供元:DreamNews
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2009年9月25日 - 高性能および高エネルギー効率シリコン・ソリューションの大手グローバル・サプライヤであるオン・セミコンダクタ(Nasdaq: ONNN)は、高精度水晶オシレータ(XO)クロック・モジュールのPureEdgeTMファミリを拡張しました。
新しい高精度デバイスは±50 ppmの総合周波数安定性を提供し、次世代低電圧差動シグナリング(LVDS)および低電圧正エミッタ結合ロジック(LVPECL)デザインでのクロック生成要件を満たします。
シングルおよびデュアル周波数モジュールのNBXzzzzzzシリーズは、それぞれ超低ジッタおよび超低位相ノイズのLVDSおよびLVPECL差動出力を提供します。アプリケーションには、高速LANおよびWANネットワーキング装置、テレコム基地局、ストレージ・システムおよびハイエンド・コンピューティング・プラットフォームでの周波数制御や高精度クロック・ツリーなどがあります。
これらの新しいモジュールはすべて、低周波数、高Q基本モード水晶およびアナログ・フェーズロック・ループ(PLL)乗算器を使用して、高精度のシングルまたはデュアル出力周波数を提供します。標準RMS位相ジッタは、出力SSB (Single Side Band)が12 kHzから20 MHzの間で統合されるときに0.5 psで定格が定められます。シングル周波数モジュールの出力周波数オプションは、161.13 MHz、175.00 MHz、187.50 MHz、340.00 MHz、425.00 MHz、622.08 MHzです。デュアル周波数モジュールは、ユーザが選択可能な106.25 MHz/212.50 MHz、125 MHz/250 MHz、 155.52 MHz/311.04 MHz、156.25 MHz/312.50 MHz、200.00 MHz/400.00 MHzの出力周波数を提供します。その結果、Ethernet、Gigabit Ethernet、1x/2x FibreChannel、SATA、SONET/SDH、PCIeなどのさまざまな特定プロトコルに対して最適化されたモジュールを選択することができます。
オン・セミコンダクタのカスタム工業用およびタイミング製品事業部取締役Ryan Cameron氏は次のように語っています。「多様な動作条件で高精度を達成するために、オン・セミコンダクタの最新PureEdgeクロック・モジュールは、新規および普及が拡大しているLVDSおよびLVPECLクロック・ツリー・デザインで要求される精度と信頼性を提供します。」「さらに、これらのシリコン・ベースのデバイスは、従来のクォーツ・ベースのデバイスよりも製造が容易で、柔軟性が高く、より高性能かつ短いリードタイムを実現しているため、OEMは性能を犠牲にすることなくコストを削減できます。」
新しいモジュールはすべて2.5 Vおよび3.3 Vの入力電圧で動作し、ハーメチック・シールドの5.0 mm x 7.0 mm x 1.90 mmセラミックCLCC-6 SMDパッケージで供給されます。
価格と供給状況
これらのモジュールの100個注文時の予定単価は$4.50です。詳細については、Senad Lomigora(Senad.Lomigora@onsemi.com)にご連絡ください。
詳細な技術情報については、http://www.onsemi.jp をご覧ください。
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