創刊1周年 角川EPUB選書 10月の新刊『社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門』、『元素変換 現代版〈錬金術〉のフロンティア』、『群衆の智慧』の3点同時発売
[14/10/14]
提供元:PRTIMES
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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)では、10月刊行の「角川EPUB選書」(偶数月10日発売)の創刊1周年の新刊として、『社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門』(大塚英志 著)、『元素変換 現代版〈錬金術〉のフロンティア』(吉田克己 著)、『群衆の智慧』(ジェームズ・スロウィッキー 著)の3点を発売いたします。
▼ 「つながり」「絆」だけでは社会問題は解決しない!
『社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門』
(大塚 英志 著)
TwitterやFacebook、LINEなど、ソーシャルメディアにどっぷり浸かり、「つながり」や「絆」を声高に訴えながら、ユーザーがひたすら「私」を語る。その一方で、この国では、「ソーシャル」メディアで「社会的」な事柄を語るのは「ウザい」ととらえられる。それはなぜか?――その理由は、日本が近代において「社会」をつくり損なったことにある。「社会」が未成熟なのに、「ソーシャル」なツールだけが肥大しているのだ。
解決のカギは、思わぬところにあった。140年近く前に生まれ、明治から昭和にかけて活躍した知の巨人・柳田國男の思考を学ぶことが、実は最大の解決方法なのだ。過去と現在を縦横に行き来しながら、一貫して「社会をつくるツール」として設計された柳田の民俗学を読み解き、現代を見通す「知」のエッセンスを伝える。著者渾身の一冊。
著者:大塚 英志(おおつか・えいじ)
1958年東京都生まれ。筑波大学第一学群人文学類卒業。批評家、民俗学者、小説家、漫画原作者、編集者。国際日本文化研究センター研究部教授、東京大学大学院情報学環特任教授、東京藝術大学大学院映像研究科兼任講師。『多重人格探偵サイコ』など数多くのマンガ原作や、『戦後まんがの表現空間』(第16回サントリー学芸賞受賞)等の評論のほか、小説、脚本などを多数手がける。
▼人類が夢見た「錬金術」が、現実のテクノロジーへ
『元素変換 ――現代版〈錬金術〉のフロンティア』
(吉田 克己 著、岩村 康弘 協力)
2014年冬に巻き起こった「STAP細胞」騒動。これと似たような騒ぎが、かつてあったことをご存じだろうか?
1989年に米国のユタ大学が「室温で持続的な核融合を起こすことに成功した」と発表した際にも、STAPフィーバーとおよそ似たような興奮が世間を駆け巡った。いわゆる「常温核融合」騒動だ。このときもマスコミの暴走にさまざまな思惑も絡んで、追試・再現合戦が起きた。結果、米国エネルギー省がこの現象を「否定」したものの、日本では脈々とこの分野に関する研究が続けられてきた。
本書は、そこに開けた新たな可能性――「元素変換」に光を当てたものだ。ある元素を別の元素に変える、たとえば「放射性物質のセシウムを、無害なプラセオジムに」「金属の一種であるタングステンを、より貴重な金属であるプラチナに」。これらはエネルギーやモノの価値に激変を起こし、ひいてはビジネスを根本から変える可能性を持っている。長年、元素変換の研究を行ってきた三菱重工業・岩村康弘氏への徹底取材に基づき、「現代版〈錬金術〉のフロンティア」を描き出す!
著者:吉田 克己(よしだ・かつみ)
1962年京都市生まれ。1985年、京都大学工学部卒業後、リクルートを経て独立。
現在、産能大通信講座「『週刊ダイヤモンド』でビジネストレンドを読む」の講師を務めるかたわら、
ダイヤモンド・オンラインでは主に「消費インサイド」「デジライフNAVI」などの企画・執筆に携わっている。
協力:岩村 康弘(いわむら・やすひろ)
三菱重工業 横浜研究所 先進プロジェクトグループ グループ長。1961年福岡市生まれ。東京大学工学部原子力工学科卒業後、同大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)。三菱重工業で元素変換などに関する研究を行う。2004年凝縮系核科学国際学会からジュリアーノ・プレパラータ・メダル受賞。
▼ マルコム・グラッドウェルも絶賛の書を再刊!
『群衆の智慧』
(ジェームズ・スロウィッキー 著、小高 尚子 訳)
「あなたの世界を大きく変える1冊だ。本当に驚くような内容で、私がここ数年読んだビジネス書の中でも、最も素晴らしいものだった」
マルコム・グラッドウェル
2006年、刊行とともに「衆合知」という考え方を一般に広め、衝撃を与えた名著『「みんなの意見」は案外正しい』。同書を、装いも新たに、創刊1周年を迎えた「角川EPUB選書」レーベルにて再刊。
多様な集団が到達する結論は、一人の専門家の意見よりも常にまさるという説を提示し、ウェブ時代の新たなパラダイムを予見。とくにネット業界では「常識」「教科書」といわれる、ビジネスマン必読の書!
著者:ジェームズ・スロウィッキー James Surowiecki
「ニューヨーカー」金融ページの人気ビジネスコラムニスト。「ニューヨーク・タイムズ」「ウォールストリート・ジャーナル」「アートフォーラム」「ワイアード」など各誌紙で幅広く活躍している。
翻訳:小高 尚子(おだか・なおこ)
東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、株式会社電通総研入社。株式会社電通勤務。翻訳書に『このマーケターに学べ!』『バナナがバナナじゃなくなるとき』(いずれもダイヤモンド社)など。
■ [レーベル紹介] 角川EPUB選書とは ■
2013年10月に創刊し、今月で創刊1周年を迎える。隔月で2〜4点を配本(偶数月10日発売)。
「未来を読み解く教養書」をキャッチフレーズに、ソーシャルメディアとクラウドで激変する時代の最先端の論点を、気鋭の書き手が切り取るレーベル。
これまでの刊行書籍は、
『ルールを変える思考法』(川上量生[ドワンゴ代表取締役会長])
『アルゴリズムが世界を支配する』(クリストファー・スタイナー)
『「ひらめき」を生む技術』(伊藤穰一[MITメディアラボ所長])
『「仮想通貨」の衝撃』(エドワード・カストロノヴァ)
『アカマイ 知られざるインターネットの巨人』(小川晃通[アルファブロガー])
など、2014年10月の新刊を含め計16冊。
▼ 「つながり」「絆」だけでは社会問題は解決しない!
『社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門』
(大塚 英志 著)
TwitterやFacebook、LINEなど、ソーシャルメディアにどっぷり浸かり、「つながり」や「絆」を声高に訴えながら、ユーザーがひたすら「私」を語る。その一方で、この国では、「ソーシャル」メディアで「社会的」な事柄を語るのは「ウザい」ととらえられる。それはなぜか?――その理由は、日本が近代において「社会」をつくり損なったことにある。「社会」が未成熟なのに、「ソーシャル」なツールだけが肥大しているのだ。
解決のカギは、思わぬところにあった。140年近く前に生まれ、明治から昭和にかけて活躍した知の巨人・柳田國男の思考を学ぶことが、実は最大の解決方法なのだ。過去と現在を縦横に行き来しながら、一貫して「社会をつくるツール」として設計された柳田の民俗学を読み解き、現代を見通す「知」のエッセンスを伝える。著者渾身の一冊。
著者:大塚 英志(おおつか・えいじ)
1958年東京都生まれ。筑波大学第一学群人文学類卒業。批評家、民俗学者、小説家、漫画原作者、編集者。国際日本文化研究センター研究部教授、東京大学大学院情報学環特任教授、東京藝術大学大学院映像研究科兼任講師。『多重人格探偵サイコ』など数多くのマンガ原作や、『戦後まんがの表現空間』(第16回サントリー学芸賞受賞)等の評論のほか、小説、脚本などを多数手がける。
▼人類が夢見た「錬金術」が、現実のテクノロジーへ
『元素変換 ――現代版〈錬金術〉のフロンティア』
(吉田 克己 著、岩村 康弘 協力)
2014年冬に巻き起こった「STAP細胞」騒動。これと似たような騒ぎが、かつてあったことをご存じだろうか?
1989年に米国のユタ大学が「室温で持続的な核融合を起こすことに成功した」と発表した際にも、STAPフィーバーとおよそ似たような興奮が世間を駆け巡った。いわゆる「常温核融合」騒動だ。このときもマスコミの暴走にさまざまな思惑も絡んで、追試・再現合戦が起きた。結果、米国エネルギー省がこの現象を「否定」したものの、日本では脈々とこの分野に関する研究が続けられてきた。
本書は、そこに開けた新たな可能性――「元素変換」に光を当てたものだ。ある元素を別の元素に変える、たとえば「放射性物質のセシウムを、無害なプラセオジムに」「金属の一種であるタングステンを、より貴重な金属であるプラチナに」。これらはエネルギーやモノの価値に激変を起こし、ひいてはビジネスを根本から変える可能性を持っている。長年、元素変換の研究を行ってきた三菱重工業・岩村康弘氏への徹底取材に基づき、「現代版〈錬金術〉のフロンティア」を描き出す!
著者:吉田 克己(よしだ・かつみ)
1962年京都市生まれ。1985年、京都大学工学部卒業後、リクルートを経て独立。
現在、産能大通信講座「『週刊ダイヤモンド』でビジネストレンドを読む」の講師を務めるかたわら、
ダイヤモンド・オンラインでは主に「消費インサイド」「デジライフNAVI」などの企画・執筆に携わっている。
協力:岩村 康弘(いわむら・やすひろ)
三菱重工業 横浜研究所 先進プロジェクトグループ グループ長。1961年福岡市生まれ。東京大学工学部原子力工学科卒業後、同大学院工学系研究科博士課程修了(工学博士)。三菱重工業で元素変換などに関する研究を行う。2004年凝縮系核科学国際学会からジュリアーノ・プレパラータ・メダル受賞。
▼ マルコム・グラッドウェルも絶賛の書を再刊!
『群衆の智慧』
(ジェームズ・スロウィッキー 著、小高 尚子 訳)
「あなたの世界を大きく変える1冊だ。本当に驚くような内容で、私がここ数年読んだビジネス書の中でも、最も素晴らしいものだった」
マルコム・グラッドウェル
2006年、刊行とともに「衆合知」という考え方を一般に広め、衝撃を与えた名著『「みんなの意見」は案外正しい』。同書を、装いも新たに、創刊1周年を迎えた「角川EPUB選書」レーベルにて再刊。
多様な集団が到達する結論は、一人の専門家の意見よりも常にまさるという説を提示し、ウェブ時代の新たなパラダイムを予見。とくにネット業界では「常識」「教科書」といわれる、ビジネスマン必読の書!
著者:ジェームズ・スロウィッキー James Surowiecki
「ニューヨーカー」金融ページの人気ビジネスコラムニスト。「ニューヨーク・タイムズ」「ウォールストリート・ジャーナル」「アートフォーラム」「ワイアード」など各誌紙で幅広く活躍している。
翻訳:小高 尚子(おだか・なおこ)
東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、株式会社電通総研入社。株式会社電通勤務。翻訳書に『このマーケターに学べ!』『バナナがバナナじゃなくなるとき』(いずれもダイヤモンド社)など。
■ [レーベル紹介] 角川EPUB選書とは ■
2013年10月に創刊し、今月で創刊1周年を迎える。隔月で2〜4点を配本(偶数月10日発売)。
「未来を読み解く教養書」をキャッチフレーズに、ソーシャルメディアとクラウドで激変する時代の最先端の論点を、気鋭の書き手が切り取るレーベル。
これまでの刊行書籍は、
『ルールを変える思考法』(川上量生[ドワンゴ代表取締役会長])
『アルゴリズムが世界を支配する』(クリストファー・スタイナー)
『「ひらめき」を生む技術』(伊藤穰一[MITメディアラボ所長])
『「仮想通貨」の衝撃』(エドワード・カストロノヴァ)
『アカマイ 知られざるインターネットの巨人』(小川晃通[アルファブロガー])
など、2014年10月の新刊を含め計16冊。