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AI時代、人生100年時代に必要な力とは。『ハイパフォーマー思考 高い成果を出し続ける人に共通する7つの思考・行動様式』発売

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、取締役社長:谷口奈緒美)は2022年12月23に『ハイパフォーマー思考 高い成果を出し続ける人に共通する7つの思考・行動様式』(増子祐介、増村岳史・著)を刊行しました。




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AI時代、人生100年時代に必要なこと


ここ数年のAIの進化は目を見張るものがあります。
AIが難関私大に合格できる学力を獲得したという研究もあり、これは、人間にしかできない仕事以外はほぼ無価値になることを示唆しています。

では、「人間にしかできない仕事」とは何なのでしょうか?
たとえば、AIには理解・解決できない例として、「シンボルグラウンディング問題」があります。
人間は「シマウマ」というものを知らなくても、「シマ」と「ウマ」に関する知識から「シマウマ」を想像することができます。それが可能なのは、人間が「シマ」と「ウマ」の意味を理解しており、「ウマ」という概念に「シマ」という概念を掛け合わせるという思考を行えるためです。
しかしコンピュータは、「シマ」と「ウマ」を言葉として認識していても、その2つを結び付けることはできないのです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18193/999/resize/d18193-999-46ee8844d6631117ee0a-1.png ]

AIは、難関私大に合格できる学力を持ちながら、なぜこのような簡単なこともできないのでしょうか。
それは、シマウマを見たこともないのに脳内で想像するために必要な、「シマ」と「ウマ」の意味を理解し、「ウマ」という概念に「シマ」という概念を掛け合わせるという思考が、AIには獲得できないものだからです。

また、AIが何らかの答えを出すためには、「全ての情報」から「判断に必要な情報」を選び出さなくてはなりません。
人間は日々の生活やビジネスにおいて、無限とも言える情報の中から「考慮すべき項目」と「無視してもかまわない項目」を区別し、時間的制約もある中で判断を下し続けていますが、AIにはこのような取捨選択ができません。

つまり人間にしかできないこととは、正解がない問題をさまざまな角度から掘り下げ思考し行動する力なのです。これを「知的体力」と言います。

人生100年時代と言われる昨今、私たちを含め多くのビジネスパーソンは80歳まで働く可能性があります。
既に終身雇用という日本独自のシステムが終焉を迎えつつある現在、1社に留まり漠然と定年まで働き続けることは難しいでしょう。転職や職種を変える、または独立起業するなど、キャリアシフトを重ねていかなければなりません。
そしてそのためには、自律的に成長できる知的体力を修得することが大切なのです。


スキルだけを求める時代は終わった


最近「リスキリング」という言葉をよく聞きます。
「リスキリング」とは、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と、経済産業省が定義しています。
デジタル化に伴い、新しい仕事が生まれたり、仕事の進め方が大幅に変わったりすることをふまえて、DX時代の人材戦略として打ち出されているものです。

しかし、どんなに新しいスキルを身につけたとしても、本人の思考・行動様式がなければ、身につけたスキルをうまく活かすことができません。そもそも、スキルを身につけようとする思考・行動様式がなければ、スキルなど身につきません。
さらに、スキルも、思考・行動様式があるからこそ、そのなかでアップデートされていきます。思考・行動様式は、知的体力をアップデート(向上)するための土台(基礎)となるのです。
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人生100年時代には、スキルだけを身につけるのではなく、思考・行動様式を身につけていく必要があります。


「ハイパフォーマー分析」とは


本書は、継続的に高い成果を上げている人々(ハイパフォーマー)の秘密を紐解き、それを誰でもまねすることのできる形にまとめた、「自分自身の知的体力をアップデートし、自身のパフォーマンスを無理なくアップさせるための指南書」です。
「ハイパフォーマー分析」で見えてきた、ハイパフォーマーの思考・行動様式を7つ紹介していきます。
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「ハイパフォーマー分析」とは、「優秀人材を優秀人材たらしめている要素の見える化」を行うことです。
具体的には、特定の集団で継続的かつ安定的に成果を上げている人物に対しインタビューを行い、抽出された特徴的な思考・行動様式をグループ化、共通するエッセンスを言語化することで、要素を見える化していきます。

本書では、大手企業のトップ人材からトップアスリートまで高い成果を出し続ける人1000人以上を取材・分析して分かったハイパフォーマーに共通する7つの特徴を、実際のインタビューを交えながら紹介していきます。
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先を見通すことが難しいVUCAな時代であり、「人生100年」と言われる今だからこそ、AIでは代替不可能な「人間ならではの能力」を可視化し、習得することがますます重要になってきます。そのためのヒントを、具体的なエピソードとあわせて説明します。


書籍概要


【目次】
第1章 そもそも仕事ができること、そして「優秀」の定義とは?
第2章 「ハイパフォーマー分析」とは?
第3章 ハイパフォーマーに学ぶ7つの思考・行動様式
第4章 人生100年時代、キャリアシフトは続く

【著者情報】
増子 裕介(ますこ・ゆうすけ)
株式会社T&Dコンサルティング 代表取締役
東京大学教養学部卒業後、株式会社電通に入社。
約20年の営業生活を経て、2008年に発足した社長直轄セクション「グローバル・ヒューマン・リソース室」の立ち上げに参加。「海外拠点を人材面から強化する」というミッションにゼロから取り組み、ローカル社員を包含する人事・人材育成の仕組みを開発し、13の拠点に導入。複数の拠点がエージェンシー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、目に見える成果につながった。電通本社においては「Dentsu Gene」プロジェクトを推進し、継続的に高い成果を上げている社員に共通する「能力」の見える化に成功。独自メソッドに基づく人事コンサルティングに専念すべく、株式会社T&Dコンサルティングを立ち上げ、現在に至る。

増村 岳史(ますむら・たけし)
アート・アンド・ロジック株式会社 代表取締役
学習院大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。マーケティング、営業を経て映画、音楽の制作および出版事業を経験。リクルート退社後、音楽配信事業に携わったのち、テレビ局や出版社とのコンテンツ事業の共同開発に従事する。2015年、アートと人々との間の垣根を越えるべく、誰もが驚異的に短期間で絵が描けるART&LOGIC(アート・アンド・ロジック)を立ち上げ、現在に至る。著書に『ビジネスの限界はアートで超えろ!』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『東京藝大美術学部 究極の思考』(クロスメディア・バプリッシンク)がある。
ART&LOGIC ? https://artandlogicseminar.com/

【書籍情報】

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タイトル:『ハイパフォーマー思考 高い成果を出し続ける人に共通する7つの思考・行動様式』
発売日:2022年12月23日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:四六判/272ページ
ISBN:978-4-7993-2920-7
定価:1980円(税込)

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