「TNFD Adopter※1」に登録
[23/12/26]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
― 自然関連のさらなる情報開示推進へ ―
サントリーグループは、TNFD※2提言に賛同し、「TNFD Adopter※1」に登録しました。
※1 TNFD提言に基づく開示を行う意向をTNFDのWebサイトで登録した企業のこと。登録した企業は2024年もしくは2025年会計年度情報に基づく開示が必要とされ、2024年1月10日(水)までに登録した企業は、同月にスイス・ダボスで開催される世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)において早期採用者(a TNFD Early Adopter)として発表される。
※2 自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)
当グループは、2022年4月に「TNFDフォーラム」に参画(https://www.suntory.co.jp/news/article/14144.html参照)し、今年9月にはTNFD提言に基づき自然関連のビジネスへの依存と影響を試行開示しました(https://www.suntory.co.jp/news/article/14469.html参照)。サントリーホールディングス(株)が唯一の日本企業として参画する、水と土地の利用に関する目標設定の方法論を検証する国際組織SBTNの試験運用(https://www.suntory.co.jp/news/article/14393.html参照)での分析と進捗を活かしながら具体的な対応策を戦略に反映させ、科学に基づく世界の共通基準と整合した「ネイチャー・ポジティブ」の実現を目指しています。
サントリーグループは、自然と水の恵みに生かされる企業として、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をパーパスとし、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。
活動開始から今年で20周年を迎えた「サントリー 天然水の森」では、現在15都府県において22カ所・約1万2千haの規模で活動しています。具体的には、すべての森林で植生や地質等の詳細な調査をしたうえで30-100年後を見据えた長期活動計画を策定し、水文学から鳥の専門家まで40名を超える多彩な分野の第一人者と連携しながら、針葉樹人工林での間伐や作業道の開設・獣害対策等を実施することで豊かな土壌をつくり、雨水がその土壌に保水・浸透することで良質な地下水を育むことを目指しています。現在、国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養しています。
この取水量以上の水を水系に育む「ウォーター・ポジティブ」の活動は、生物多様性の減少傾向を食い止め回復を目指す「ネイチャー・ポジティブ」の取り組みに繋がっており、これまで、森林の中で猛禽類が営巣する様子や、環境省・都道府県の「レッドリスト※3」登録種を含むさまざまな鳥・動植物が生息する様子を確認してきました。今年10月には、環境省が「30by30※4」目標達成に向け推進する「自然共生サイト」に単一企業として最多の5カ所が認定を受けています。
※3 絶滅の恐れがある野生生物種のリスト
※4 2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標。生物多様性条約第15回締約国会議(CBD-COP15)にて採択された2030年までの新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に盛り込まれました。
●TNFDについて
生物多様性の減少傾向を食い止め、回復を目指す「ネイチャー・ポジティブ」に貢献する国際的な情報開示のフレームワークを展開し、気候関連の財務情報の開示に関するフレームワークであるTCFD※5に続くものとされています。2019年世界経済フォーラム年次総会で着想され、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連開発計画(UNDP)、世界自然保護基金(WWF)、イギリスの環境NGO「グローバルキャノピー」により、2021年6月に設立された国際的な組織です。具体的には、自然関連のビジネスへの依存と影響を評価のうえリスク・機会について分析を実施し、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の観点から開示することを求められます。
※5 気候関連の財務情報の開示に関するタスクフォース(Taskforce on Climate-related Financial Disclosures)
▼サントリーグループのサステナビリティ
https://www.suntory.co.jp/company/csr/
▼サントリーグループの「TNFD提言に基づく開示」
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_biodiversity/tnfd/
▼サントリーグループの「生物多様性」
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_biodiversity/
▼「サントリー 天然水の森」について
https://www.suntory.co.jp/eco/forest/
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリーお客様センター https://www.suntory.co.jp/customer/
以上
サントリーグループは、TNFD※2提言に賛同し、「TNFD Adopter※1」に登録しました。
※1 TNFD提言に基づく開示を行う意向をTNFDのWebサイトで登録した企業のこと。登録した企業は2024年もしくは2025年会計年度情報に基づく開示が必要とされ、2024年1月10日(水)までに登録した企業は、同月にスイス・ダボスで開催される世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)において早期採用者(a TNFD Early Adopter)として発表される。
※2 自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)
当グループは、2022年4月に「TNFDフォーラム」に参画(https://www.suntory.co.jp/news/article/14144.html参照)し、今年9月にはTNFD提言に基づき自然関連のビジネスへの依存と影響を試行開示しました(https://www.suntory.co.jp/news/article/14469.html参照)。サントリーホールディングス(株)が唯一の日本企業として参画する、水と土地の利用に関する目標設定の方法論を検証する国際組織SBTNの試験運用(https://www.suntory.co.jp/news/article/14393.html参照)での分析と進捗を活かしながら具体的な対応策を戦略に反映させ、科学に基づく世界の共通基準と整合した「ネイチャー・ポジティブ」の実現を目指しています。
サントリーグループは、自然と水の恵みに生かされる企業として、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をパーパスとし、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。
活動開始から今年で20周年を迎えた「サントリー 天然水の森」では、現在15都府県において22カ所・約1万2千haの規模で活動しています。具体的には、すべての森林で植生や地質等の詳細な調査をしたうえで30-100年後を見据えた長期活動計画を策定し、水文学から鳥の専門家まで40名を超える多彩な分野の第一人者と連携しながら、針葉樹人工林での間伐や作業道の開設・獣害対策等を実施することで豊かな土壌をつくり、雨水がその土壌に保水・浸透することで良質な地下水を育むことを目指しています。現在、国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養しています。
この取水量以上の水を水系に育む「ウォーター・ポジティブ」の活動は、生物多様性の減少傾向を食い止め回復を目指す「ネイチャー・ポジティブ」の取り組みに繋がっており、これまで、森林の中で猛禽類が営巣する様子や、環境省・都道府県の「レッドリスト※3」登録種を含むさまざまな鳥・動植物が生息する様子を確認してきました。今年10月には、環境省が「30by30※4」目標達成に向け推進する「自然共生サイト」に単一企業として最多の5カ所が認定を受けています。
※3 絶滅の恐れがある野生生物種のリスト
※4 2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標。生物多様性条約第15回締約国会議(CBD-COP15)にて採択された2030年までの新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に盛り込まれました。
●TNFDについて
生物多様性の減少傾向を食い止め、回復を目指す「ネイチャー・ポジティブ」に貢献する国際的な情報開示のフレームワークを展開し、気候関連の財務情報の開示に関するフレームワークであるTCFD※5に続くものとされています。2019年世界経済フォーラム年次総会で着想され、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連開発計画(UNDP)、世界自然保護基金(WWF)、イギリスの環境NGO「グローバルキャノピー」により、2021年6月に設立された国際的な組織です。具体的には、自然関連のビジネスへの依存と影響を評価のうえリスク・機会について分析を実施し、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の観点から開示することを求められます。
※5 気候関連の財務情報の開示に関するタスクフォース(Taskforce on Climate-related Financial Disclosures)
▼サントリーグループのサステナビリティ
https://www.suntory.co.jp/company/csr/
▼サントリーグループの「TNFD提言に基づく開示」
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_biodiversity/tnfd/
▼サントリーグループの「生物多様性」
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_biodiversity/
▼「サントリー 天然水の森」について
https://www.suntory.co.jp/eco/forest/
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリーお客様センター https://www.suntory.co.jp/customer/
以上