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ふじみの救急病院にて抗原定性検査キット×PASS-CODE(R)アプリを使用し検査結果を管理する実証試験を開始

セルフ検査の結果をアプリで情報連携し、管理者がリモートで一元管理

 医療法人社団晃悠会ふじみの救急病院(施設:埼玉県三芳町、院長:鹿野 晃、以下 ふじみの救急病院)と、凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)、プリベントサイエンス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:村上 孝司)、株式会社タウンズ(本社:静岡県伊豆の国市、代表取締役社長:野中 雅貴、以下 タウンズ)は、医療体制の維持、社会・経済活動の促進に向け、抗原定性検査キットによる定期検査×アプリケーションによる管理を使用した実証試験を2022年9月1日に開始しました。




 実証試験は、ふじみの救急病院に勤務する職員及びその家族を対象に行います。「イムノエース(R) SARS-CoV-2 Saliva (2次元コード付)(タウンズ製)抗原定性検査キット(※1)」を利用し、自宅でのセルフ検査を実施し、凸版印刷が開発したWebアプリケーション「PASS-CODE(R)(読み: パスコード)」を活用して、検査結果の管理を行います。

 本実証を通して、医療機関内での新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大の防止に向けたアプリによる情報管理機能の有用性を確認することで、長引くウィズコロナ時代において、抗原定性検査キット×アプリで安心安全に社会・経済活動を維持していくことを目指します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/1024/resize/d33034-1024-c7d1f8bca20cab01a21e-0.png ]

■ 実証試験の概要
1.病院の職員、家族のセルフ抗原定性検査の実施
 ふじみの救急病院に勤務する職員及びその家族は出勤前や体調不良時に自宅で「イムノエース(R) SARS-CoV-2 Saliva (2次元コード付)抗原定性検査キット」を用いてセルフ検査を実施します。「PASS-CODE(R)」の情報連携機能を利用し、検査結果を病院側と共有することで、病院側の管理責任者(鹿野院長)は、管理画面越しに検査結果を確認します。

2.病院管理者によるモニタリングの実施
 「PASS-CODE(R)」により一元管理された、ふじみの救急病院に勤務する職員及びその家族の検査情報のモニタリングを実施することにより、職場におけるSARS-CoV-2感染拡大の防止につながる運用方法の検証を行います。

試験期間: 2022年9月1日〜10月31日(予定)
参加人数: 200名(想定検査数20,000例を想定)

■ 本実証試験に向けて ふじみの救急病院 院長 鹿野 晃氏より

[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/1024/resize/d33034-1024-40a040ded31d8a1e6f5d-1.jpg ]

 現在、医療機関を通じた陽性者の全数把握の見直しが進められ、抗原定性検査キットを活用した陽性者管理が各都道府県で促進され始めています。
 さらに、体外診断用医薬品である抗原定性検査キットのOTC化も進み、抗原定性検査を流行状況に応じ適切な頻度、対象者に戦略的に行うことで、感染拡大防止と社会・経済活動の両立が期待できます。
また、抗原定性検査キットが様々な場面で使用されることを想定した場合、デジタル管理が必須になると考えます。
 今回、当院でのクラスターや家庭内感染を防ぎ、安定した医療体制を維持するために、本実証試験を通して職員、家族を対象に抗原定性検査キットによるセルフ検査を行い、結果を一元管理する運用方法の検証を行います。
本検証結果をもとに、今後、様々な医療機関や高齢者施設、企業、学校、団体などにおいて抗原定性検査を適切に行い感染拡大を防ぎ、その結果を飲食店や旅行、イベントなど社会・経済活動の際に共有することで、より安心安全なウィズコロナ時代の新しい幕開けの一助となることを切に願います。

■ PASS-CODE(R)について
 2021年12月より新型コロナウイルスのワクチン接種履歴、抗原定性検査およびPCR検査の履歴を管理するWebアプリケーション「PASS-CODE(R)」を提供しています。
 医療機関、企業の総務部門やイベント事業者向けに、アプリ利用者の抗原定性検査およびPCR検査の結果等を確認できる仕組みを追加しました。事前にイベントコードと取得する情報を管理画面から設定し、アプリを通じてユーザーの許諾を得ることで、アプリ利用者の抗原定性検査およびPCR検査の最新の結果を責任者が確認することができます。
 本機能を活用することで、医療機関や企業の総務部門は従業員の抗原定性検査およびPCR検査の結果を管理画面上で一元管理することが可能となり、検査を実施した従業員の健康確認や出張時の事前/事後チェックに活用することができます。また、スポーツイベントや音楽イベント等の事業者は、来場者の各種検査結果を確認することで、安全安心なイベント運営の一助として「PASS-CODE(R)」を活用することができます。

※1 イムノエース(R)SARS-CoV-2 Saliva (2次元コード付)抗原定性検査キット
唾液を検体とした新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原定性検査キットです。テストプレートに2次元コード(QRコード)が印刷された製品であり、凸版印刷が提供するPASS-CODE(R)と連携する仕様になっています。


* 「QRコード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 「PASS-CODE(R)」の関連技術については、凸版印刷が特許出願中です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上
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