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JALグループ 2025年3月期 第1四半期連結業績




2024年7月31日 

JALグループは、本日2025年3月期 第1四半期業績(2024年4月1日〜6月30日)について取りまとめ ました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/30684/1052/resize/d30684-1052-ba8aa4d6c0686ca719f2-0.png ]

1.JALグループ連結業績
 当第1四半期は、フルサービスキャリアおよびLCCの各航空事業、マイル/金融・コマースおよびその他各非航空事業それぞれの収入が前年を上回り、売上収益は前年比+11.2%の4,240億円となりました。国際旅客は、6月の訪日外客数が単月として過去最高となるなど好調なインバウンド需要を取り込み、旅客数はフルサービスキャリアが前年比+11.4%、ZIPAIRは+35.7%となりました。また、国内旅客は団体旅客など一部の客体について旅客数が伸び悩み、旅客数は前年比▲6.6%となったものの、単価が前年比+9.5%と上昇したことで増収となりました。貨物郵便についても2月から運航を開始した貨物専用機の導入により国際貨物輸送重量が前年比+19.7%と増加しました。マイル/金融・コマース事業については、発行マイル数の増加により前年比+4.8%の増収となり、旅行・受託等のその他事業については前年比+7.1%の増収となりました。
 費用については、さらなる円安による燃油費増や安定的な人財確保に向けた人的資本投資による人件費の増加やその他各種費用を含む営業費用が15.0%増加した結果、EBITは221億円(前年比 ▲29.5%)、純利益は139億円(前年比約▲39.4%)となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/30684/1052/resize/d30684-1052-104d87a7108771948e20-0.png ]

2.セグメント別実績

■セグメント別売上収益実績
[画像3: https://prtimes.jp/i/30684/1052/resize/d30684-1052-5c9abf57613923c9ad99-0.png ]

【フルサービスキャリア事業】
■国際旅客
有償旅客数は前年比+11.4%、旅客収入は前年比+12.5%となりました。単価は、今期も前年比+1.0%と今期も前年同期並みの高水準を維持しており、今後も回復傾向にある日本発業務需要を取り込み、高水準を維持する見込みです。

■国内旅客
有償旅客数は団体旅客の減少により前年比▲6.6%となったものの、単価は+9.5%と向上した結果、 旅客収入は前年比+2.2%の増収となりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/30684/1052/resize/d30684-1052-7094ce4208c4c5f28a7b-0.png ]

■貨物郵便
国際貨物では2月より貨物専用機の運航を開始し、引き続き旺盛なEC需要を取り込むとともに高付加価値貨物を中心に物量の最大化を図り、輸送重量は前年比+19.7%、収入は+11.1%となりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/30684/1052/resize/d30684-1052-fb21122e85ddcba5252e-0.png ]

【LCC事業】
好調なインバウンド需要を取り込み売上収益は前年比+64.6%、また第1四半期としては初めてEBITが黒字となりました。
ZIPAIRは、2023 年度末までに北米・アジアを中心に 9 路線まで拡大しました。今期も旺盛なインバウンド需要を中心に取り込み、事業収支は黒字幅を大きく伸長しました。
SPRING JAPANは、回復傾向にある中国発需要を取り込み国際線の有償旅客数は約6倍となりました。結果、全体の有償旅客数は前年比+76.6%となり、有償座席利用率が前年比+17.2pt上昇しました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/30684/1052/resize/d30684-1052-9a114d2e8e5714905b11-0.png ]

【マイル/金融・コマース事業】
発行マイル数の増加、JALUXの空港店舗やECサイト「JAL Mall」の収入増により、売上収益は前年比+4.8%の460億円となりました。

【その他】
外国航空会社便のグランドハンドリングの受託便数が前年に比べ大きく増加しました。売上収益は前年比+7.1%の547億円となりました。

3.JALグループ連結財政状況・キャッシュフロー状況
[画像7: https://prtimes.jp/i/30684/1052/resize/d30684-1052-6ea5e421eaaf9702c4d9-7.png ]

4.直近の取り組み
【フルサービスキャリア事業】
・新旗艦機のエアバスA350-1000型機について、2024年4月17日より羽田=ダラス・フォートワース線へ導入し、7月1日より羽田=ニューヨーク線の2便目にも導入しました。また6月28日より共同事業パートナーの アメリカン航空が羽田=ニューヨーク線を開設し、コードシェア便とすることで、羽田=ニューヨーク線が1日3便になるなど、北米線の利便性を向上させました。

・貨物郵便については、2024年2月19日より国際線での運航を開始した貨物専用機ボーイング767-300BCF型機を、6月18日より成田=大連線にも導入しました。また2024年4月11日から国内線においてヤマトホールディングスとともに運航を開始したエアバスA321-P2F型機は8月1日より羽田空港に乗り入れを開始しお客さまのニーズに対応します。

・海外でのブランド認知を強化するため、世界で最も有名なサッカークラブの一つである、イングランド・プレミアリーグ所属のリバプール・フットボール・クラブとオフィシャル・エアライン・パートナー契約を締結しました。

・ANAグループと共同で「カスタマーハラスメントに対する方針」を策定しました。従業員が安心して働ける 環境を守り、お客さまへ最高のサービスを持続的に提供できるよう努めてまいります。

【LCC事業】
・SPRING JAPANは回復する中国発需要を取り込むため、8月より成田=北京線を新規開設、成田= 上海(浦東)線を増便するなどにより、通年での黒字化を目指します。

【マイル/金融・コマース事業】
・「JAL Pay」がクレジットカードチャージに対応して利便性が向上しました。また「JAL保険」に医療保険やがん保険を追加し、家庭用インターネットサービス「JAL光」を開始するなど、マイルがたまるサービスを拡充しました。
・リテール事業については、2023年5月にオープンしたECサイト「JAL Mall」が開設1周年を迎え、出店数は開設時の29から7月末時点で100店舗を超える見込みです。

5.今後の見通し
 2025年3月期の通期連結業績予想につきましては、2024年5月2日「2024年3月期 決算短信」にて公表しました連結売上収益1兆9,300億円、EBIT1,700億円、当期利益1,000億円から変更ありません。

以上
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