楽天インサイト、「家計の節約に関する調査」結果を発表
[19/09/27]
提供元:PRTIMES
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‐ 消費税増税が家計に影響を与えると思う人は9割以上。キャッシュレス決済に伴う消費者還元制度の利用意向がある人は7割に ‐
URL: https://insight.rakuten.co.jp/report/20190927/
楽天インサイト株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:田村 篤司、以下「楽天インサイト」)は、「家計の節約に関する調査」をインターネットで実施しました。今回の調査は、2019年8月27日(火)〜8月29日(木)の3日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行いました。
■□ 調査結果概要 □■
■消費税増税が家計に影響を与えると思う人は9割以上
今年10月に予定されている消費税10%の引き上げは家計にどの程度影響を与えるかを聞いたところ、「影響があると思う(「あまり影響はないと思う」以外の回答率合計)」と回答した人は94.3%となった。性年代別でみても、いずれの性年代も9割を超える結果となった。また、「非常に影響がある」「かなり影響がある」と回答した人は総じて男性より女性の方が多く、女性の方が敏感に反応している傾向が見える結果となった。
家族構成別でみると、「非常に影響がある」「かなり影響がある」と回答した人の合計が、既婚(子なし)では45.4%、既婚(子あり)では51.9%となり、5ポイントを超える差を生む結果となった。
■キャッシュレス・消費者還元事業におけるポイント還元制度の利用意向は7割半ば
今年10月の消費税増税に合わせて始まる「キャッシュレス・消費者還元事業」におけるポイント還元制度の利用意向について聞いたところ、「利用意向者」(「積極的に利用すると思う」、「ある程度利用すると思う」と回答した人の合計)は76.2%、「利用非意向者」(「あまり利用しないと思う」、「利用しないと思う」と回答した人の合計)は16.3%となった。利用意向を性年代別でみると、利用意向が最も高いのは男性20代(85.2%)、次いで女性40代(82.1%)と男性30代(81.1%)が8割で続いた。男性では若年層ほど利用意向が高まる傾向となった。家族構成別でみると、既婚(子あり)世帯の「利用意向者」が80.5%で最も多かった。
■家計の節約をしている人は7割半ば。女性50代が8割以上でトップ、次に男性20代、30代が続く
現在、家計の節約をしているかを聞いたところ、「節約をしている(「かなりしている」、「ある程度している」と回答した人の合計)」人は76.4%、「節約していない(「あまりしていない」、「全くしていない」と回答した人の合計)」人は23.6%となった。性年代別でみると、女性50代は「節約している」と回答した人が85.7%で最も多く、次いで男性20代(81.5%)と男性30代(80.0%)が8割台にのぼった。家族構成別でみると、家計の節約を「かなりしている」と回答した人が単身世帯では24.1%となり最も多い結果となった。
■節約しようと思うきっかけは「老後の不安」が5割弱。
節約しようと思うきっかけは何かを聞いたところ、「老後の不安」(48.0%)と回答した人が半数近くでトップ、次いで「消費税増税への不安」(17.8%)、「子供の学費・養育費」(14.1%)、「退職または定年退職」(12.3%)が1割台で続いた。
性年代別でみても「老後の不安」がきっかけのトップだが、その次にあがる回答に違いがみられた。男性は、20代で「結婚」(21.5%)、「自己投資」(19.0%)、30代で「家の購入」(19.8%)、60代で「退職または定年退職」(34.9%)が上位にあがった。一方、女性は、20代〜30代で「出産」、30代〜40代で「子供の学費・養育費」、50代〜60代で「老後の不安」が、きっかけの上位としてあがり、ここでも男女差が見られた。
家族構成でみると、単身世帯では「自己投資」(16.9%)、既婚(子あり)世帯で「子供の学費・養育費」(33.3%)と回答した人が他の世帯と比べ多かった。
■生活費の出費額を把握している人は7割。全年代において、男性より女性の方が出費額を把握している結果に
毎月の生活費の出費額を把握しているかを聞いたところ、「把握している(「必ず把握している」、「大体把握している」と回答した人の合計)」人は71.1%、「把握していない(「あまり把握していない」、「全く把握していない」と回答した人の合計)」人は28.9%となった。性年代別でみると、女性は男性に比べ全年代において「把握している」人が多く、特に女性30代〜60代では8割近かった。一方、男性の40代〜60代で「把握している」人は6割弱の結果となった。家族構成別でみると、単身世帯では「把握している」(81.6%)人が8割弱と他の世帯の結果を上回った。
■節約している費用は「食料品」が過半数でトップ、「衣服・履物」と「趣味・レジャー費」が続く。今後節約したい費用には「携帯電話代」も
現在、意識して節約している費用について聞いたところ、「食料品」(53.3%)がトップ、次いで「衣服・履物」(48.6%)、「光熱・水道」(44.9%)、「生活日用品」(44.4%)などが4割台で続いた。また、最も意識して節約している費用を聞いたところ、「食料品」(20.8%)と「衣服・履物」(10.1%)に次いで、「趣味・レジャー費」(9.9%)、「携帯電話代」(9.6%)が上位にあがった。今後節約したい費用については「食料品」(33.6%)、「衣服・履物」(31.2%)、「携帯電話代」(29.0%)が上位3位となった。
■家計を節約する人が実践する節約手段、「電子マネーやスマホ・カード決済でポイントを貯める」が過半数でトップ。今後実践したい節約手段でも3割強
家計を節約している人に現在実践している節約手段を聞いたところ、「電子マネーやスマホ・カード決済でポイントを貯める」(53.9%)と回答した人が最も多く、次いで「お店が発行しているポイントを貯める」(49.6%)、「外食を控え、自炊する」(47.9%)、「節電する」(43.0%)が4割台と続いた。今後実践したい節約手段でも、「電子マネーやスマホ・カード決済でポイントを貯める」と回答した人が32.1%で最も多かった。
性年代別でみると、女性は全年代において「お店が発行しているポイントを貯める」と回答した人が男性のスコアを上回った。また、女性20代と30代は、「フリマアプリで中古品を買う」と回答した人が他の性年代に比べ多く、2割を超えた。
■家計を節約している人の9割以上が共通ポイントを活用
家計を節約している人に買い物の際に共通ポイントを活用しているかを聞いたところ、全体の93.9%は「はい」と回答、ほとんどの人が活用していることがわかった(※)。共通ポイントの使い方についても聞いたところ、「オンラインショッピング」(54.9%)と回答した人が最も多く、次いで「コンビニ」(34.0%)、「薬局・ドラッグストア」(28.0%)、「スーパーマーケット」(25.2%)が続いた。性年代別でみると、女性20代は「旅行・ホテル」(23.4%)、「フリマアプリ」(17.2%)での活用が他の性年代に比べ高い傾向がみられた。
(※)弊社パネル会員は楽天ポイントクラブ会員でもあるため、ポイントクラブ非会員に比べてポイント活用に対する意識が高い傾向がある。
より詳細な調査結果は以下よりご覧いただけます。
https://insight.rakuten.co.jp/report/20190927/
【調査概要】
調査エリア : 全国
調査対象者 : 20歳〜69歳 男女
回収サンプルサイズ: 1,000サンプル
調査期間 : 2019年8月27日〜8月29日
調査実施機関 : 楽天インサイト株式会社
以 上
URL: https://insight.rakuten.co.jp/report/20190927/
楽天インサイト株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:田村 篤司、以下「楽天インサイト」)は、「家計の節約に関する調査」をインターネットで実施しました。今回の調査は、2019年8月27日(火)〜8月29日(木)の3日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行いました。
■□ 調査結果概要 □■
■消費税増税が家計に影響を与えると思う人は9割以上
今年10月に予定されている消費税10%の引き上げは家計にどの程度影響を与えるかを聞いたところ、「影響があると思う(「あまり影響はないと思う」以外の回答率合計)」と回答した人は94.3%となった。性年代別でみても、いずれの性年代も9割を超える結果となった。また、「非常に影響がある」「かなり影響がある」と回答した人は総じて男性より女性の方が多く、女性の方が敏感に反応している傾向が見える結果となった。
家族構成別でみると、「非常に影響がある」「かなり影響がある」と回答した人の合計が、既婚(子なし)では45.4%、既婚(子あり)では51.9%となり、5ポイントを超える差を生む結果となった。
■キャッシュレス・消費者還元事業におけるポイント還元制度の利用意向は7割半ば
今年10月の消費税増税に合わせて始まる「キャッシュレス・消費者還元事業」におけるポイント還元制度の利用意向について聞いたところ、「利用意向者」(「積極的に利用すると思う」、「ある程度利用すると思う」と回答した人の合計)は76.2%、「利用非意向者」(「あまり利用しないと思う」、「利用しないと思う」と回答した人の合計)は16.3%となった。利用意向を性年代別でみると、利用意向が最も高いのは男性20代(85.2%)、次いで女性40代(82.1%)と男性30代(81.1%)が8割で続いた。男性では若年層ほど利用意向が高まる傾向となった。家族構成別でみると、既婚(子あり)世帯の「利用意向者」が80.5%で最も多かった。
■家計の節約をしている人は7割半ば。女性50代が8割以上でトップ、次に男性20代、30代が続く
現在、家計の節約をしているかを聞いたところ、「節約をしている(「かなりしている」、「ある程度している」と回答した人の合計)」人は76.4%、「節約していない(「あまりしていない」、「全くしていない」と回答した人の合計)」人は23.6%となった。性年代別でみると、女性50代は「節約している」と回答した人が85.7%で最も多く、次いで男性20代(81.5%)と男性30代(80.0%)が8割台にのぼった。家族構成別でみると、家計の節約を「かなりしている」と回答した人が単身世帯では24.1%となり最も多い結果となった。
■節約しようと思うきっかけは「老後の不安」が5割弱。
節約しようと思うきっかけは何かを聞いたところ、「老後の不安」(48.0%)と回答した人が半数近くでトップ、次いで「消費税増税への不安」(17.8%)、「子供の学費・養育費」(14.1%)、「退職または定年退職」(12.3%)が1割台で続いた。
性年代別でみても「老後の不安」がきっかけのトップだが、その次にあがる回答に違いがみられた。男性は、20代で「結婚」(21.5%)、「自己投資」(19.0%)、30代で「家の購入」(19.8%)、60代で「退職または定年退職」(34.9%)が上位にあがった。一方、女性は、20代〜30代で「出産」、30代〜40代で「子供の学費・養育費」、50代〜60代で「老後の不安」が、きっかけの上位としてあがり、ここでも男女差が見られた。
家族構成でみると、単身世帯では「自己投資」(16.9%)、既婚(子あり)世帯で「子供の学費・養育費」(33.3%)と回答した人が他の世帯と比べ多かった。
■生活費の出費額を把握している人は7割。全年代において、男性より女性の方が出費額を把握している結果に
毎月の生活費の出費額を把握しているかを聞いたところ、「把握している(「必ず把握している」、「大体把握している」と回答した人の合計)」人は71.1%、「把握していない(「あまり把握していない」、「全く把握していない」と回答した人の合計)」人は28.9%となった。性年代別でみると、女性は男性に比べ全年代において「把握している」人が多く、特に女性30代〜60代では8割近かった。一方、男性の40代〜60代で「把握している」人は6割弱の結果となった。家族構成別でみると、単身世帯では「把握している」(81.6%)人が8割弱と他の世帯の結果を上回った。
■節約している費用は「食料品」が過半数でトップ、「衣服・履物」と「趣味・レジャー費」が続く。今後節約したい費用には「携帯電話代」も
現在、意識して節約している費用について聞いたところ、「食料品」(53.3%)がトップ、次いで「衣服・履物」(48.6%)、「光熱・水道」(44.9%)、「生活日用品」(44.4%)などが4割台で続いた。また、最も意識して節約している費用を聞いたところ、「食料品」(20.8%)と「衣服・履物」(10.1%)に次いで、「趣味・レジャー費」(9.9%)、「携帯電話代」(9.6%)が上位にあがった。今後節約したい費用については「食料品」(33.6%)、「衣服・履物」(31.2%)、「携帯電話代」(29.0%)が上位3位となった。
■家計を節約する人が実践する節約手段、「電子マネーやスマホ・カード決済でポイントを貯める」が過半数でトップ。今後実践したい節約手段でも3割強
家計を節約している人に現在実践している節約手段を聞いたところ、「電子マネーやスマホ・カード決済でポイントを貯める」(53.9%)と回答した人が最も多く、次いで「お店が発行しているポイントを貯める」(49.6%)、「外食を控え、自炊する」(47.9%)、「節電する」(43.0%)が4割台と続いた。今後実践したい節約手段でも、「電子マネーやスマホ・カード決済でポイントを貯める」と回答した人が32.1%で最も多かった。
性年代別でみると、女性は全年代において「お店が発行しているポイントを貯める」と回答した人が男性のスコアを上回った。また、女性20代と30代は、「フリマアプリで中古品を買う」と回答した人が他の性年代に比べ多く、2割を超えた。
■家計を節約している人の9割以上が共通ポイントを活用
家計を節約している人に買い物の際に共通ポイントを活用しているかを聞いたところ、全体の93.9%は「はい」と回答、ほとんどの人が活用していることがわかった(※)。共通ポイントの使い方についても聞いたところ、「オンラインショッピング」(54.9%)と回答した人が最も多く、次いで「コンビニ」(34.0%)、「薬局・ドラッグストア」(28.0%)、「スーパーマーケット」(25.2%)が続いた。性年代別でみると、女性20代は「旅行・ホテル」(23.4%)、「フリマアプリ」(17.2%)での活用が他の性年代に比べ高い傾向がみられた。
(※)弊社パネル会員は楽天ポイントクラブ会員でもあるため、ポイントクラブ非会員に比べてポイント活用に対する意識が高い傾向がある。
より詳細な調査結果は以下よりご覧いただけます。
https://insight.rakuten.co.jp/report/20190927/
【調査概要】
調査エリア : 全国
調査対象者 : 20歳〜69歳 男女
回収サンプルサイズ: 1,000サンプル
調査期間 : 2019年8月27日〜8月29日
調査実施機関 : 楽天インサイト株式会社
以 上