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【2020年8月 イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査】新型コロナウイルス感染症の影響で仕事探しをしている人は49.1%、78.4%が複数応募を前提に求職活動中

総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、8月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。





調査結果

【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事探しをしている人は49.1%

【新型コロナウイルス感染症拡大前後で仕事を選ぶ際の条件等は変わったか】
全体では「何らかの条件を変更した」47.0%、「条件・待遇は特に変えていない」53.0%
「感染症影響あり」の人は「条件・待遇は特に変えていない」割合が37.2%

【応募件数の目安】
全体の78.4%が複数応募を前提に求職活動中

【パート・アルバイトを希望する理由】
「感染症影響あり」の人は「感染症影響なし」の人よりも「すぐに働き始めたかったから」が8.0pt、「正社員としての職が得られないから」では6.6pt高い傾向

【様々な制度の印象について】
印象が「良い」割合が最も高かったのは「食事補助・社員食堂等」で60.2%、次いで「ノー残業デー」の54.5%、「雇用形態転換制度」の51.2%


調査概要

調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2020年8月1日〜8月31日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年8月2日〜9月6日
有効回答:334名

※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、
広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。https://apj.aidem.co.jp/enquete/


調査結果の詳細(一部抜粋)

【回答者プロフィール】

[画像1: https://prtimes.jp/i/2663/1071/resize/d2663-1071-538955-0.jpg ]



【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は49.1%
今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかをきいた。
全体で49.1%が「はい」と回答し、半数の回答者が新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていたことがわかった。4月調査時と比較すると、61.8%から12.7ポイント減少している。


希望雇用形態別で影響の有無に大きな差は見られなかった。 「その他」を選んだ人のほとんどは、「雇用形態は特にこだわらない」と回答していた。どんな形であれ仕事に就くことを大前提に活動しているようだ。

[画像2: https://prtimes.jp/i/2663/1071/resize/d2663-1071-938370-1.jpg ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/2663/1071/resize/d2663-1071-572488-7.jpg ]


【新型コロナウイルス感染症拡大前後で仕事を選ぶ際の条件等は変わったか】
全体では「何らかの条件を変更した」47.0%、「条件・待遇は特に変えていない」53.0%
「感染症影響あり」の人は「条件・待遇は特に変えていない」割合が37.2%
新型コロナウイルス感染症拡大の前後で仕事を選ぶ際の条件等は変わったかをきいた。全体では「何らかの条件を変更した」47.0%、「条件・待遇は特に変えていない」53.0%と、コロナ禍において仕事探しの軸を変えた人、変えていない人で半々となった。
「何らかの条件を変更した」人の状況を見ると、最も多かったのは「以前より応募数を増やして活動している」で16.8%、次いで「希望する仕事内容・職種を変えた」が15.9%となった。全国求人情報協会の求人広告掲載件数等集計結果によると、2020年5月から7月の求人件数は昨年同時期比で半数程度に落ち込んでいる。選べる仕事の選択肢が減ったことで、求職者からは「競争率が高くなった」 「面接までつながらない」という声や、人との接触を少なく抑えられそうな「事務希望にした」「飲食以外の仕事にした」等の意見があつまった。

また、「条件・待遇は特に変えていない」について、今回仕事探しをしている理由に新型コロナウイルス感染症の影響が関連しているかを比較した。「感染症影響あり(『はい』と回答/以下同)」の人は、「条件・待遇は特に変えていない」割合が37.2%で、「感染症影響なし(『いいえ』と回答/以下同)」の68.2%より30pt以上低くなっており、何らかの条件を変更した割合が大きい。

自由意見
都内への通勤は怖いので、できるなら埼玉県内で働ける求人を探している。(正社員/女性/30代)

扶養をはずすことも考えフルタイムにも応募した。希望でない仕事にも応募している。(パートまたはアルバイト/女性/40代)

テレワーク推奨の世の中になってきているので、対面接触を避ける業務を選んだ。(正社員/男性/40代)

ダブルワークを希望している。(パートまたはアルバイト/男性/50代)

求人数がすくないので、以前より応募数を増やしている。(派遣社員/男性/40代)


[画像4: https://prtimes.jp/i/2663/1071/resize/d2663-1071-625673-4.jpg ]

【応募件数の目安】
全体の78.4%が複数応募を前提に求職活動中
今回の求職活動期間の中で、求人に応募する件数の目安があるかどうかをきいた。全体では、「よい条件の求人があればすべて応募したい」が最も多く44.3%、次いで「2〜5件」が28.4%、「1件だけ」が21.6%、「6〜10件」が3.9%、「11件以上」が1.8%となった。「1件だけ」以外を選んだ割合は約8割となり、多くの人が複数応募を前提に活動しているといえる。希望雇用形態別にみると、どの属性でも目安を設けていない割合が最多となったが、「正社員」は特に多く半数以上が「良い条件の求人があればすべて応募したい」と回答した。「パートまたはアルバイト」「契約社員または嘱託社員」では「2〜5件」と回答する人が多かった。今回仕事探しにおける理由に新型コロナウイルス感染症の影響の有無との関連をみると、「感染症影響あり」と回答した人は「感染症影響なし」と回答した人よりも6件以上の応募を検討する割合が多く、目安を設けていない人も多い
[画像5: https://prtimes.jp/i/2663/1071/resize/d2663-1071-415834-3.jpg ]


【パート・アルバイトを希望する理由】
「感染症影響あり」の人は「感染症影響なし」の人よりも「すぐに働き始めたかったから」が8.0pt、「正社員としての職が得られないから」では6.6pt高い傾向
パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態をを希望するのかを聞いた(複数回答)。最も多かったのは「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」で63.1%、次いで「生活との両立を図りたいから」が42.7%、「扶養の範囲内で働きたいから」が27.4%となった。おもに、自分のライフスタイルに合わせた働き方を望んでいる、柔軟な働き方を望んでいる人々が、パートまたはアルバイトという雇用形態を選んでいることがわかる。

仕事探しにおける新型コロナウイルスの影響の有無について、「感染症影響あり」の人は「感染症影響なし」の人よりも「すぐに働き始めたかったから」が8.0pt高くなっている。新型コロナウイルス感染症の影響から仕事探しをしている人は、取り急ぎ仕事に就きたい状況である場合が多く、より切迫感が強いことがうかがえる。また、「正社員としての職が得られないから」では6.6ptの差があり、一旦正社員ではなく急ぎ雇用されやすい非正規雇用を望む人もいる。
[画像6: https://prtimes.jp/i/2663/1071/resize/d2663-1071-287463-5.jpg ]


【様々な制度の印象について】
印象が「良い」割合が最も高かったのは「食事補助・社員食堂等」で60.2%、次いで「ノー残業デー」の54.5%、「雇用形態転換制度」の51.2%
企業の制度の印象についてきいた。企業の制度は、 「在宅勤務」「オンライン面接・Web面接」「雇用形態転換制度(正社員⇔パート勤務等)」「年功序列賃金」「副業の容認」「フレックスタイム」「食事補助・社員食堂等」「社内運動会等のイベント」「ノー残業デー」の9つ。印象が「良い」割合が最も高かったのは「食事補助・社員食堂等」で60.2%、次いで「ノー残業デー」の54.5%、「雇用形態転換制度」の51.2%と続いた。半数以上が「良い」と回答した制度は、「副業の容認」を含め4つだった。

印象が「悪い」割合が高かったのは「年功序列賃金」で23.4%、次いで「社内運動会等のイベント」で22.8%、「オンライン面接・Web面接」の11.4%と続いた。「年功序列賃金」と「社内運動会等のイベント」は「良い」と回答した割合が2割以下となっており、「悪い」と回答した割合の方が高くなった。

「オンライン面接・Web面接」は、4割以上で「良い」と回答があった一方、1割は否定的だった。最近取り入れる企業が増えたシステムということもあり、一部の求職者では、実施のルール・マナーがわからない、PC・スマートフォンの操作等に不安を抱えていると思われる。
[画像7: https://prtimes.jp/i/2663/1071/resize/d2663-1071-127718-6.jpg ]




調査・分析担当者のコメント

8月の調査結果では、新型コロナウイルス感染症の影響で仕事探しをしている人は7月の結果より少なくなりましたが、依然半数がこれに関連する影響を受けています。

感染症の影響で、仕事選びの基準を変更した人は約半数でした。変更した内容として「以前より応募数を増やして活動している」人が最も多くなりました。複数応募を前提に進めている人も8割に上り、仕事探しを進める皆様の中でも「求人案件が少なくなっている」と認知されていることが読み取れます。企業の様々な制度の印象についてもきいています。トレンド的な広がりを見せている「オンライン面接・Web面接」や「副業の容認」、かつては当たり前といわれた「年功序列賃金」など、会社の仕組みの見直しや検討の材料になれば幸いです。


<株式会社アイデムについて>  https://www.aidem.co.jp
アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。

代表 :代表取締役社長 椛山 亮
設立 :1971年2月
所在地 :(本社)東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル

<取材の問い合わせ>株式会社アイデム 広報担当:望月 03-5269-8780  kouhousitu@aidem.co.jp
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