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ニュージーランド・マーティンボロの2ブランド、「エスカープメント」と「ルナ・エステート」を正規代理店として販売開始

エノテカ株式会社(本社:東京都港区、社長:堀 慎二)は、ニュージーランド・ワイララパ地方マーティンボロの生産者「エスカープメント」と「ルナ・エステート」の日本における正規代理店契約を締結しました。9月1日から「エスカープメント」、9月6日から「ルナ・エステート」の2ブランド計11品目の販売を開始します。




今回取り扱いを開始する「エスカープメント」「ルナ・エステート」は、ニュージーランドでもピノ・ノワールの銘醸地として名高いワイララパ地方マーティンボロのワイナリーです。マーティンボロはニュージーランドの北島の南端に位置し、リムタカ山脈とワイララパ東部丘陵の間にあり、長い日照時間、少ない降水量、夜間の涼しい気温、水はけの良い土壌というブドウ栽培にとって好条件が重なる産地です。1970年代、政府の研究機関に所属する土壌学者ディレック・ミルネ博士により、気候条件がブルゴーニュに似ていると分析され、ワイン用ブドウ栽培に最適だと推奨されました。それがきっかけとなり1980年頃から産地形成が始まり、ニュージーランド全体のわずか1%ほどの栽培面積にもかかわらず、その品質の高さからニュージーランドを代表するピノ・ノワールの産地として名声を高めてきました。この度マーティンボロを代表するワイナリーの品揃えを強化することで、お客さまへ多様な選択肢の提案を強化し、より一層豊かなワインライフを提案します。

■「エスカープメント」※計6品目取り扱い開始
“プリンス・オブ・ピノ”の異名をもち、ニュージーランド産のピノ・ノワールの国際的な名声を高めた人物として知られる、ラリー・マッケンナ氏がオーストラリアの実業家カービー夫妻とのジョイントヴェンチャーとして1999年に創業したワイナリーです。ラリー氏はニュージーランドの他、ブルゴーニュやオレゴンでも研鑽を積み、人的介入を最小限にとどめた栽培や醸造技術を取り入れ、マーティンボロのピノ・ノワールが世界的に評価される礎を築きました。「エスカープメント」は英語で断崖を意味し、最初に購入した畑があるテ・ムナ・テラス地区のテ・ムナ・ロード沿いに続く断崖から名づけられました。マオリ語で「テ・ムナ」とは「特別な場所」を意味し、深い沖積土壌を擁するこの土地は、偉大な自然の恩恵を受けたブドウが育まれる特別な場所と考えられています。上級キュヴェであるシングル・ヴィンヤード・シリーズはそれぞれこの地に伝わるマオリの神話や言葉にちなんで名づけられています。中でもシングル・ヴィンヤード・シリーズの『クペ』が「ワイン・スペクテーター」のトップ100ワインで7位※1、「ワイン・サーチャー」の「ニュージーランドワイン トップ10」で首位に選出される※2など、世界的な評価を獲得し、ニュージーランド最高峰のピノ・ノワールとして名声を確立しました。
※1:「ワイン・スペクテーター」はアメリカ3大ワイン雑誌のひとつ。毎年12月に発表される、世界の優れたワインをランキングで紹介する「トップ100ワイン」は、世界的な影響力を持つ。2015年に『クペ』2013年ヴィンテージが選出される。
※2:世界最大規模のワイン検索ウェブサービスである「ワイン・サーチャー」が発表したニュージーランドのベストワインランキング。評価は評論家による得点とレビュー数を元に算出。2022年に『クペ』が選出される。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16166/1079/resize/d16166-1079-bfbd4c915852c07c3006-1.png ]



エスカープメント:『ピノ・ノワール』
テ・ムナ・ロードのブドウを中心に、マーティンボロの中でも特に優良な区画のブドウを使用したワインで、魅力的な果実味と熟したタンニンを併せ持つ「エスカープメント」の特長が表現されています。フレンチオーク樽(新樽比率22%)で11カ月の熟成を経て、清澄やろ過を行わずに瓶詰めをします。野生のハーブやリコリス、キノコ、五香粉の香りがあり、柔らかいタンニンによるなめらかなテクスチャーが魅力です。

■「ルナ・エステート」※計5品目取り扱い開始
2011年にウェリントンの実業家であるチャーリー・ジュン氏が1986年に植樹されたブルー・ロック・ヴィンヤードを購入したことに始まり、2015年にワインメーカーのジョエル・ワトソン氏が加わって設立したのが「ルナ・エステート」です。2016年にマーティンボロという産地のポテンシャルを見据え、ソーヴィニヨン・ブラン主体だった畑の85%をピノ・ノワールに植え替え、現在はピノ・ノワールを中心に高い評価を得ています。高名なマーティンボロ・テラス地区とドライ・リヴァー地区に有するすべての畑で有機栽培と環境再生型農業を実践することで、生物多様性を高め、土地そのもののポテンシャルを引き出すブドウ栽培を行っています。ルナは月を意味し、ラベルには月をモチーフにしたイラストが描かれています。「エステート・シリーズ」ではヴィンテージごとのワインの味わいの変化を月の満ち欠けに表現しており、「エクリプス・シリーズ」では月食(エクリプス)が描かれ、自然の神秘とこの地で生み出されるワインの繋がりを象徴したワイララパの幻想的な夜空を表現しています。

ルナ・エステート:『エクリプス ピノ・ノワール』
[画像2: https://prtimes.jp/i/16166/1079/resize/d16166-1079-262b03c76942a681e81e-0.png ]

同社のフラッグシップ・ワインであり、マーティンボロ・テラスに位置する単一畑「エクリプス・ヴィンヤード」のピノ・ノワールを使用して造られたワインです。1992年に植樹されたピノ・ノワールをメインに、2007年に植樹されたエイベル・クローン※3のピノ・ノワールをブレンドしています。今回発売する2020年はマーティンボロにおいて歴史的なグレートヴィンテージとなっており、同商品も国内外から高い評価を獲得※4しています。マーティンボロ・テラスの力強さと威厳を感じられるスタイルのワインです。


※3:マーティンボロで、優れた特性が評価されているクローン。
※4:世界的なワイン評価サイト「ジェームス・サックリング」にて92点、ニュージーランドワインを中心としたレビューサイト「ワイン・オービット」にて95点を獲得。また、ニュージーランドのマスター・ソムリエであるキャメロン・ダグラス氏から94点、マスター・オブ・ワインのボブ・キャンベル氏から93点、著名評論家マイケル・クーパー氏から5つ星の評価を獲得。

[画像3: https://prtimes.jp/i/16166/1079/resize/d16166-1079-b1c68c653a911181eeb4-2.jpg ]


■エノテカ・オンラインの特集ページはこちら
「エスカープメント」https://www.enoteca.co.jp/producer/detail/2340
「ルナ・エステート」https://www.enoteca.co.jp/producer/detail/2239

※エノテカ株式会社はアサヒビール株式会社のグループです。
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