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≪スポーツとアウトドアアクティビティーを通じた観光実践を目指す≫ゴールドウインと北海道大学観光学高等研究センターが包括連携協定を締結

学術研究・地域振興・教育などの多岐にわたる相互協力体制を構築




2023年9月29日(金)、ゴールドウインと北海道大学観光学高等研究センターが「包括連携協定」を締結

スポーツとアウトドアアクティビティーを通じた観光実践を目指し、学術研究・地域振興・教育などの多岐にわたる相互協力体制を構築

スポーツ分野におけるツーリズム研究を共同して深化させることで、よりスポーツとツーリズムの融合を誘発し、スポーツ分野におけるツーリズムの新たな価値を創出し、健康サービス産業発展への貢献を目指す


[画像: https://prtimes.jp/i/7414/1106/resize/d7414-1106-46a7e95657c3c0805744-1.jpg ]

左から)北海道大学観光学高等研究センター、国際広報メディア・観光学院 履修証明プログラム専門委員会 委員長 木村宏教授 / 株式会社ゴールドウイン 渡辺貴生社長 / 北海道大学観光学高等研究センター・センター長 山村高叔教授 / 同大学 大学院 国際広報メディア・観光学院 学院長 奥聡教授


株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:渡辺貴生)は、2023年9月29日(金)に、北海道大学観光学高等研究センター(所在地:北海道札幌市/センター長:山村高淑)と包括連携協定締結の調印式を行いました。

本連携協定は、観光による地域創生、観光産業の転換、ライフスタイル・イノベーション、観光分野の国際協力といったテーマをもとに活動する北海道大学観光学高等研究センターと、スポーツを通じて豊かで健やかな暮らしを実現することをミッションに掲げ、革新的な製品開発でサステナブルな取り組みや地球環境の改善を目指し、感動を創造し持続可能な社会を推進し、子どもたちの可能性を引き出し美しい未来を形作るための閃きと機会を提供する企業経営を実践する当社が、産学連携協力体制をとることにより、学術研究・地域振興・教育などの多岐にわたる相互協力体制を構築し、両者のみならず地域を牽引する観光地創造、ライフスタイルの転換を提言、スポーツやアウトドアアクティビティーを通じた観光実践を目指すものです。

本連携協定では、とりわけ、スポーツやアウトドア分野におけるツーリズム研究を共同して深化させることでよりスポーツとツーリズムの融合を誘発し、ライフスタイルの多様性を見出し健康サービス産業発展に貢献することを目指した共同研究の実施と、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院が開講する演習科目や「DMO運営実践講習」をはじめとする、リカレント教育科目で実施される実務家、アスリート等による講義、フィールドワークヘの協力体制を整え相互協力のもと人材育成のための教育プログラムを展開します。


■包括連携協定の連携項目
(1)スポーツ、アウトドアアクティビティー、自然資源の保護活用、ライフスタイル、ツーリズムの融合に関すること
(2)スポーツ、アウトドアアクティビティー、自然資源の保護活用、ライフスタイル、ツーリズムを基軸とした地方創生
に関すること
(3)地域の持続的発展に関すること
(4)人材育成・人的交流に関すること
(5)科学技術・芸術文化の振興に関すること
以上に加え、地域の持続的発展に必要な事項について相互協力を行います。


■協定の開始日
2023年10月1日


■調印式登壇者コメント
北海道大学観光学高等研究センター センター長・教授 山村 高叔(やまむら たかよし)氏
「2006年に日本の国立大学法人においては初めてツーリズムに関する専門研究施設として設立された当センターは、活動理念として「価値共創、地域協働、国際貢献」の3つを掲げています。今回の連携協定は、当センターが掲げる3つの理念を、共に発展させ、観光分野における実践領域の開拓ができるものと確信しています。
また、研究実践分野のみならず、大学院向けの演習科目や教育プログラムが一層豊かになり、学生たちが実践的な学びを深めることができるようになることを期待しています。
共同研究のためのプラットフォーム「GW×CATS・ライフスタイルツーリズム・ラボ(GCLL)」は、ユニークな産学共同の場とし、本学の学生にもオープンな場として未来の観光業界をリードする人材育成を強化していきたいと考えています。」


北海道大学高等研究センター教授、国際広報メディア・観光学院
履修説明プログラム専門委員会 委員長 木村 宏(きむら ひろし)氏
「当センターとして、これまで自治体などとの連携協定はありましたが、民間企業との連携協定は初の試みとなります。
スポーツを通じた新たな価値の創造を実践してきたゴールドウインの活動を当センターが実現してきたツーリズム研究に融合させることで、新たなライフスタイルイノベーションを創出できると期待しています。「GW×CATS・ライフスタイルツーリズム・ラボ(GCLL)」を当センター内に設置し実践的な連携関係を構築予定でありますが、新しいイノベーションを起こしていくことが命題であり、そのためのラボを立ち上げるのは当センターの連携協定においても珍しい活動だと考えています。学生も参加しながら、スポーツと観光の融合による新しい観光創造を創出していきたいと思います。」


株式会社ゴールドウイン 代表取締役社長 渡辺 貴生(わたなべ たかお)
「当社は、スポーツアパレルを展開していますが、スポーツを競技として捉えるだけではなく、多くの人にとって生活の基盤となるような“自然の中で遊ぶ”ということをこれからのスポーツの広がりにしていくべきではないかと考え、株式会社PLAY EARTH PARKを2023年4月に立ち上げ、そのことが今回の包括連携協定のきっかけとなりました。株式会社PLAY EARTH PARKが取り組む「PLAY EARTH PARK NATURING FOREST」においては、環境整備をしながら、その環境の中で、自然との関わりを深めることで、特に子どもたちの可能性を引き出し、美しい未来をつくるために閃きと機会を提供していこうと思っています。
この協定により、スポーツ、アウトドアアクティビティーにおけるツーリズムの研究を行うことで新しい融合を誘発し、北海道大学での大学院教育に参画することで得られる人材育成のノウハウ、さらには大学の皆様の豊富な知識や経験と、我々の実務経験を組み合わせることで、新たなライフスタイルツーリズムを見出し、新たな価値を多くの方々に提供できればと考えています。」


■当社におけるスポーツやアウトドアアクティビティーとツーリズム
当社は、2026年3月期までの中期経営計画における長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」のもと、スポーツやアウトドアアクティビティーを通じて多くの人々に自然環境やお互いを思いやる心を持つこと、特に子どもたちの可能性を引き出せるような閃きや体験の場の創出に取り組んでいます。
2020年10月に、環境省と締結した「国立公園オフィシャルパートナーシップ」においては、北海道の知床国立公園や阿寒摩周・釧路湿原国立公園へのツアーを企画し、その土地ならではの文化や体験に触れてもらうことで、国立公園を含むエリアの魅力を発信しています。
今年1月には、未来の子どもたちに向け、人と自然が繋がり、想像力を刺激し合える場所づくりとして「PLAY EARTH PARK NATURING FOREST」を2026年に当社創業の地である富山県に開業することを発表しました。また、今年4月には、新たな顧客価値として「モノ・コト・トキ」を提供するコト事業の推進を加速するべく、長期ビジョンにおける戦略的なスポーツフィールド開発を担う子会社「PLAY EARTH PARK」を設立しました。
今回の北海道大学観光学高等研究センターとの包括連携協定は、当社として初の産学連携協定となり、これまで行ってきた地域との連携から、教育の場に一歩踏み込み、研究対象としてスポーツやアウトドアアクティビティーとツーリズムを深化させることで、自然とともにある暮らしを楽しむ場の更なる提供を目指します。
当社は、引き続き、様々なパートナーと協働し、地方創生、地域の持続的な発展、人材育成・人材交流、科学技術・芸術文化の振興に取り組んでいきます。
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