凸版印刷、デジタルツイン型メタバースサービス「デジタルツイン・ワールドトリップ(R)」を開発
[23/04/01]
提供元:PRTIMES
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NTT西日本の共創空間「LINKSPARK大阪」で実証実験を開始
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、このたび、デジタルツイン(※1)で仮想と現実を行き来する、遠隔体験サービス「デジタルツイン・ワールドトリップ(R)」を開発しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/1115/resize/d33034-1115-09c484a0c67a3eb46915-0.jpg ]
本サービスは、現地を再現したフォトリアルな仮想空間と、仮想空間のみでは再現できない部分をリアルタイムで中継するシステムを組み合わせて提供します。
遠隔地のユーザーは、フォトリアルな仮想空間へいつでもアクセスし、空間内をアバターキャラクターとなり、自由に動き回ることができます。また、現地の固定カメラや「IoANeck(R)(※2)」を装着したガイド、分身ロボットの位置情報を元に、各アバターキャラクターがフォトリアルな仮想空間の同じ位置に表示されます。例えば、現地の分身ロボットが移動すると、フォトリアル空間のアバターも同期して移動します。
これらのアバターキャラクターを選択し、「ライブ接続」の機能を選択すると、固定カメラや「IoANeck(R)」、分身ロボットのカメラ映像でライブ(アバターライブ)を体験することができます。
なお、「デジタルツイン・ワールドトリップ(R)」は、西日本電信電話株式会社(本社:大阪市都島区、代表取締役社長:森林 正彰、以下 NTT西日本)が展開する共創空間「LINKSPARK大阪」で、2023年4月から実証実験を開始します。
本実証では、デジタルツインを用いた遠隔体験が、映像配信やWeb会議システム等に比べ、現地と同様の対面案内を遠隔地のユーザーに提供できるか検証します。本実証を通して凸版印刷は、遠隔地からでも対面と同じように施設の魅力が伝わり、まるでそこにいるかのような体験を提供できるサービスの立ち上げを目指します。
■ 開発の背景
コロナ禍を起点に、日常のコミュニケーション手段としてWeb会議システム等のリモートによる手段が定着しました。現在、コロナ禍も収束に向かいつつある中、現地の見学施設はリアルでの見学に回帰しつつあります。ただ、現地の収容人数の課題や、現地に行くことが難しいユーザー向けに、仮想空間やリモートによるコミュニケーション手段は依然として必要されています。
これを受けて凸版印刷は、現地のリアルな魅力を仮想空間上に再現し、リアルタイムで現地と繋がる遠隔体験サービス、「デジタルツイン・ワールドトリップ(R)」を開発しました。
本サービスにより、今まで仮想空間だけではわからなかった部分を映像中継で繋ぎ、現地を自在に動き回ることができる「IoANeck(R)」を装着したガイドや分身ロボットが仮想空間内に同期することで、遠隔地でもより現地のリアルを体験できるようになります。
■「デジタルツイン・ワールドトリップ(R)」の特徴
本サービスは、デジタルツイン空間内での訪問者同士のコミュニケーションとして、音声通話はもちろん、テキストチャット(多言語翻訳付)やスタンプを使ってコミュニケーションが可能です。
また、デジタルツイン空間から、現地の固定カメラや「IoANeck(R)」を装着したガイド、分身ロボットに接続すると、遠隔地にいるユーザー自身の操作で現地を動き回ることができ、仮想空間と同期することで遠隔体験ができます。
[利用用途]
1. 工場見学・ライブコマース
自社の工場見学をデジタルツイン化し、見学者が工場内を現地にいるかのような感覚で案内することができます。また、アバターライブと組み合わせることにより、実際の生産工程の様子や「匠」の技を視聴者に訴求し、商品価値のさらなる向上、視聴者の購買意欲を喚起することができます。
2. 不動産販売
マンションや一戸建て等の不動産商品をデジタルツイン化することで、まるで現地にいるような感覚で内見案内をすることができます。近隣環境等、現地でしか知りえないことを、アバターライブで確認しながら商談を進めることができます。
3. 文化遺産・観光名所めぐり
文化遺産・観光名所をデジタルツイン化することで、現地での自由な移動/他者との密接なコミュニケーションが可能になるのはもちろん、文化遺産の保護/オーバーツーリズム/バリアフリーなど、持続可能な観光地づくりのための課題解決をサポートします。
■ 実証実験の概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/1115_1_416c0743bda0510c1712c605e2e5cc6a.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/1115/resize/d33034-1115-278d16f744b3e7bbb2ca-1.png ]
■ 今後の目標
凸版印刷は、本実証を通じ、2023年10月の正式サービス開始に向けて、本サービスの技術向上を行っていきます。
■ 当社のメタバースの取り組みついて
凸版印刷は、印刷業で培った技術やノウハウを活かし、社会的価値創造や社会的課題の解決を目的とした、メタバース事業を推進しています。メタバースサービスのプラットフォームである「MiraVerse(R)」と、アバター管理プラットフォームである「AVATECT(R)」を軸として、「安全性・リアリティ・信頼性」を備えたプラットフォームの提供を通じ、誰しもが能力を発揮できる、格差なきスマート社会における新しい暮らしとビジネスの創出を目指しています。
※1 デジタルツイン
現実世界をサイバー空間上に再現する技術やコンセプト。現実世界を鏡写しのように仮想空間上に再現することから「ツイン」の呼称がついた。仮想現実(VR)とは異なり、現実世界の事象がリアルタイムに仮想空間に再現されることが特徴。
※2 IoANeck(R) (IoAネック)
首に装着するウェアラブル型コミュニケーションデバイス。人が行ける場所であれば、どんな場所でも装着者の視点で現地体験が提供可能。
* 「デジタルツイン・ワールドトリップ」「DigitalTwin World Trip」「IoANeck」「MiraVerse」「AVATECT」は凸版印刷株式会社の登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、このたび、デジタルツイン(※1)で仮想と現実を行き来する、遠隔体験サービス「デジタルツイン・ワールドトリップ(R)」を開発しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/1115/resize/d33034-1115-09c484a0c67a3eb46915-0.jpg ]
本サービスは、現地を再現したフォトリアルな仮想空間と、仮想空間のみでは再現できない部分をリアルタイムで中継するシステムを組み合わせて提供します。
遠隔地のユーザーは、フォトリアルな仮想空間へいつでもアクセスし、空間内をアバターキャラクターとなり、自由に動き回ることができます。また、現地の固定カメラや「IoANeck(R)(※2)」を装着したガイド、分身ロボットの位置情報を元に、各アバターキャラクターがフォトリアルな仮想空間の同じ位置に表示されます。例えば、現地の分身ロボットが移動すると、フォトリアル空間のアバターも同期して移動します。
これらのアバターキャラクターを選択し、「ライブ接続」の機能を選択すると、固定カメラや「IoANeck(R)」、分身ロボットのカメラ映像でライブ(アバターライブ)を体験することができます。
なお、「デジタルツイン・ワールドトリップ(R)」は、西日本電信電話株式会社(本社:大阪市都島区、代表取締役社長:森林 正彰、以下 NTT西日本)が展開する共創空間「LINKSPARK大阪」で、2023年4月から実証実験を開始します。
本実証では、デジタルツインを用いた遠隔体験が、映像配信やWeb会議システム等に比べ、現地と同様の対面案内を遠隔地のユーザーに提供できるか検証します。本実証を通して凸版印刷は、遠隔地からでも対面と同じように施設の魅力が伝わり、まるでそこにいるかのような体験を提供できるサービスの立ち上げを目指します。
■ 開発の背景
コロナ禍を起点に、日常のコミュニケーション手段としてWeb会議システム等のリモートによる手段が定着しました。現在、コロナ禍も収束に向かいつつある中、現地の見学施設はリアルでの見学に回帰しつつあります。ただ、現地の収容人数の課題や、現地に行くことが難しいユーザー向けに、仮想空間やリモートによるコミュニケーション手段は依然として必要されています。
これを受けて凸版印刷は、現地のリアルな魅力を仮想空間上に再現し、リアルタイムで現地と繋がる遠隔体験サービス、「デジタルツイン・ワールドトリップ(R)」を開発しました。
本サービスにより、今まで仮想空間だけではわからなかった部分を映像中継で繋ぎ、現地を自在に動き回ることができる「IoANeck(R)」を装着したガイドや分身ロボットが仮想空間内に同期することで、遠隔地でもより現地のリアルを体験できるようになります。
■「デジタルツイン・ワールドトリップ(R)」の特徴
本サービスは、デジタルツイン空間内での訪問者同士のコミュニケーションとして、音声通話はもちろん、テキストチャット(多言語翻訳付)やスタンプを使ってコミュニケーションが可能です。
また、デジタルツイン空間から、現地の固定カメラや「IoANeck(R)」を装着したガイド、分身ロボットに接続すると、遠隔地にいるユーザー自身の操作で現地を動き回ることができ、仮想空間と同期することで遠隔体験ができます。
[利用用途]
1. 工場見学・ライブコマース
自社の工場見学をデジタルツイン化し、見学者が工場内を現地にいるかのような感覚で案内することができます。また、アバターライブと組み合わせることにより、実際の生産工程の様子や「匠」の技を視聴者に訴求し、商品価値のさらなる向上、視聴者の購買意欲を喚起することができます。
2. 不動産販売
マンションや一戸建て等の不動産商品をデジタルツイン化することで、まるで現地にいるような感覚で内見案内をすることができます。近隣環境等、現地でしか知りえないことを、アバターライブで確認しながら商談を進めることができます。
3. 文化遺産・観光名所めぐり
文化遺産・観光名所をデジタルツイン化することで、現地での自由な移動/他者との密接なコミュニケーションが可能になるのはもちろん、文化遺産の保護/オーバーツーリズム/バリアフリーなど、持続可能な観光地づくりのための課題解決をサポートします。
■ 実証実験の概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/1115_1_416c0743bda0510c1712c605e2e5cc6a.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/1115/resize/d33034-1115-278d16f744b3e7bbb2ca-1.png ]
■ 今後の目標
凸版印刷は、本実証を通じ、2023年10月の正式サービス開始に向けて、本サービスの技術向上を行っていきます。
■ 当社のメタバースの取り組みついて
凸版印刷は、印刷業で培った技術やノウハウを活かし、社会的価値創造や社会的課題の解決を目的とした、メタバース事業を推進しています。メタバースサービスのプラットフォームである「MiraVerse(R)」と、アバター管理プラットフォームである「AVATECT(R)」を軸として、「安全性・リアリティ・信頼性」を備えたプラットフォームの提供を通じ、誰しもが能力を発揮できる、格差なきスマート社会における新しい暮らしとビジネスの創出を目指しています。
※1 デジタルツイン
現実世界をサイバー空間上に再現する技術やコンセプト。現実世界を鏡写しのように仮想空間上に再現することから「ツイン」の呼称がついた。仮想現実(VR)とは異なり、現実世界の事象がリアルタイムに仮想空間に再現されることが特徴。
※2 IoANeck(R) (IoAネック)
首に装着するウェアラブル型コミュニケーションデバイス。人が行ける場所であれば、どんな場所でも装着者の視点で現地体験が提供可能。
* 「デジタルツイン・ワールドトリップ」「DigitalTwin World Trip」「IoANeck」「MiraVerse」「AVATECT」は凸版印刷株式会社の登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上