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コミュニケーション科学の専門家が教える対話の基本。『Coaching A to Z 未来を変えるコーチング』発売

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、取締役社長:谷口奈緒美)は2023年6月23日に『Coaching A to Z 未来を変えるコーチング』(ヘスン・ムーン 著、伊藤守 監修、田村加代 訳)を刊行しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/18193/1117/resize/d18193-1117-b8e79180733d1690367f-0.png ]




重要性が増している「対話」


昨今、「対話」の重要性が語られる場面が多くなりました。
「対話型組織開発」や「対話型コミュニケーション」など、様々な企業や組織が「対話」を
取り入れています。1on1をやっていたり、コーチングの研修を受けたりしているというビジネスパーソンも増えているのではないでしょうか。

しかし、一口に「対話」といっても、実践するのは難しいものです。

・もっと対話の質を上げて、メンバーをサポートしたい
・コーチングを学んだことがあるが、うまく活かせていないと感じる
・対話はどうすればうまくいくのだろうか?

そんなお悩みを抱えている方にぴったりなのが本書『Coaching A to Z 未来を変えるコーチング』です。
本書の著者は、10年以上にわたり対話型コーチングの働きの研究を行ってきた、コミュニケーション科学の専門家であるヘスン・ムーン氏。
著者の10年にわたるプロジェクトで分かった「対話に潜む効果」を、26の視点と具体的なエピソードで紹介。
相手をポジティブな思考に導く言葉の使い方が身につく1冊なので、コーチングに限らず、幅広く様々なコミュニケーションの場面にも応用できます。


対話の指針「リスニング・コンパス」


本書のベースとなるフレームワークは、著者が1万時間以上にわたる会話の仕組みの研究を行って導き出した「リスニング・コンパス」。
これは自身の言葉の使い方や考え方のポジションを4象限で表現したものです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18193/1117/resize/d18193-1117-bd60a3d1e54bca495577-1.png ]


第1象限 望ましい未来
第2象限 充実した過去
第3象限 辛かった過去
第4象限 望ましくない未来

自分や相手のストーリーがこの4象限のどこに属するかを把握すると、これが会話や対話の指針となり、どの方向に向かって進んでいけばよいかがわかります。
人は望ましくない未来や辛かった過去に定着してしまいがちですが、人との対話を通して望ましい未来や充実した過去に変化していくこともできるのです。

本書で紹介する対話の基本は、このリスニング・コンパスを知り、ごく普通の言葉をポジティブに使うという、いたってシンプルなこと。難しいメソッドはありません。話し方を少し変えるだけで充実した対話をすることができます。

また、リスニング・コンパスは「聞く」という面でも有用です。
コーチングにおいて、「相手の話を聞く」ことの必要性はよく言われますが、聴き方については漠然としていて、「相手の言っていることを全部聞く」とされているようなところがありました。
とはいえ、相手の話を全部聞くことは難しいので、それぞれのコーチが情報をスクリーニングしてしまい、聞く側のバイアスが加わってしまいます。
リスニング・コンパスはそのような偏りを減らし、自分の中で「聞きやすい状態にして聞く」ことができる点でも優れたアプローチです。


各界から推薦の声多数!


こんな本が出ることを望んでいた!
コーチングに留まらず、部下・同僚あるいは顧客との対話、さらに子供との対話にまで使える、世界最高の「対話」の教科書!
これはおすすめです!
――入山章栄(早稲田大学大学院教授)

本書は、知見と洞察に裏付けられた、相違に富む対話の実例であふれている。セラピストやカウンセラーやコーチは無論のこと、日常の人間関係を豊かにしたいすべての人に役立つはずだ。読後感さわやかな一冊。
――ケネス・J・ガーゲン(PhD、タオス・インスティチュート所長)


書籍概要


【目次】
良い対話が優れた力を発揮する
Already 目指す先の指標ではなく、すでに積み重ねた努力に注目しよう
Becoming 本当に得たいものに意識を向け、実現に必要なものがすでに備わっていると信じよう
Care 抱えている問題ではなく、大切にしているものに関心を持とう
Difference 未来をポジティブに変えたい気持ちにスイッチを入れ、過去のポジティブな経験にもスポットライトをあてよう
Else 別の視点や身近にある貴重なリソースを、積極的に取り入れよう
First 望ましくない慣れた行動パターンから、慣れないけれど望ましい行動パターンに変換しよう


【著者情報】
ヘスン・ムーン Haesun Moon
コミュニケーション科学・教育学の専門家。
カナダのトロント大学大学院にて、「成人教育」及び「コミュニティ開発」分野にまたがる研究により博士号を取得。現在は、トロント大学でブリーフコーチング法を教える傍ら、トロント所在のカナダ・ブリーフコーチング・センター(CCBC:Canadian Centre for Brief Coaching)の代表取締役、及び同じくトロント所在の、大人の能力開発に従事する人材を養成するヒューマン・ラーニング・インスティチュートの所長を務める。世の中の誰もが、家庭でも職場でもよりよい会話を交わせるようになってほしいという願いとその実現に向け、自らコーチングやコンサルティングに携わるほか、コーチの養成にも取り組む。
これまでに手がけた共著書に『Thriving Women, Thriving World: An Invitation to Dialogue, Healing, and Inspired Actions』『Foundations of Brief Coaching』などがある。

監修 伊藤守(株式会社コーチ・エィ)
株式会社コーチ・エィファウンダー。日本人として初めて国際コーチング連盟(ICF)よりマスターコーチ認定を受けた日本のコーチング界における草分け。コーチングを日本に紹介し、1997年に、時代に先駆けてコーチ養成プログラムを開始。2001年には、エグゼクティブ・コーチング・ファームとして株式会社コーチ・エィを設立し、以来、これまでに数多くの企業のリーダー開発や組織風土改革に携わる。著書は『3分間コーチ』『コーチング・マネジメント』『コミュニケーション 100の法則』『自由な人生のつくり方』(以上ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『もしもウサギにコーチがいたら』(大和書房)ほか多数。

訳 田村加代
メルボルン大学大学院修士課程修了後、日本で大学講師を経て、現在はオーストラリア在住。
高校時代の留学以来、異文化をつなぐことをライフワークとしている。訳書に『ELEVATE (エレベート) 自分を高める4つの力の磨き方』、『FRIDAY FORWARD フライデー・フォワード あなたの可能性を引き出す52のヒント』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン刊)がある。

【書籍情報】

[画像3: https://prtimes.jp/i/18193/1117/resize/d18193-1117-1d38f09d438c50c5bd39-2.jpg ]

タイトル:『Coaching A to Z 未来を変えるコーチング』
発売日:2023年6月23日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:四六判/296ページ
ISBN:978-4-7993-2943-6
定価:2530円(税込)

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