AIは産業・社会の何を変えるのか?シンギュラリティ後の世界で私たちはどのように生きていくのか。
[17/07/31]
提供元:PRTIMES
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『FMフェスティバル2017 未来授業〜明日の日本人たちへ〜』松尾豊・川村元気・山極壽一・伊藤博之・佐藤理史×大学生!10/15東京、10/7札幌、10/9名古屋で開催!参加大学生募集中!
TOKYO FMをはじめとするJFN 38局では、日本を代表する“知のフロントランナー”と現役大学生が徹底討論する公開型インタラクティブ授業『FMフェスティバル2017 未来授業〜明日の日本人たちへ』を開催します。今年は、松尾豊・川村元気・山極壽一・伊藤博之・佐藤理史を講師に迎えて、10月15日(日)東京、10月7日(土)札幌、10月9日(月・祝)名古屋の3会場で開催します。テーマは、『AIは産業・社会の何を変えるのか?シンギュラリティ後の世界で私たちはどのように生きていくのか。』大学生と講師が熱い議論を交わします!参加応募はこちらから(https://www.tfm.co.jp/fes/form/)
授業の模様は、脳科学者の茂木健一郎が総合司会を務める特別番組として、11月3日(金・祝)16:00〜19:00にオンエアします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/4829/1165/resize/d4829-1165-187809-0.jpg ]
◆特別講師は、松尾豊・川村元気・山極壽一・伊藤博之・佐藤理史!
今年度のテーマは、『AIは産業・社会の何を変えるのか?シンギュラリティ後の世界で私たちはどのように生きていくのか。』
コンピューターが人間の知性を超え、世界は「シンギュラリティー(特異点)」に到達すると言われていますが、シンギュラリティ後の世界がどのようになるか、誰も予測ができていません。間もなくやって来るであろう、その世界を私たちはどう生きていくのか…。このテーマに多彩な講師陣があらゆる角度から切り込みます。東京会場には、AI・人工知能を最先端で研究する東京大学准教授・松尾豊。そして、人の心を動かす作品を創り続ける映画プロデューサー/小説家・川村元気。さらに、京都大学総長であり、ゴリラ研究の第一人者・山極壽一。札幌会場には初音ミク開発者・伊藤博之。名古屋会場には『コンピュータが小説を書く日』の著者で、工学博士の佐藤 理史。多彩な講師陣が 、「シンギュラリティ後の世界での生き方」について問い、投げかけ、現役大学生とディスカッションを行います。
◆東京・札幌・名古屋会場で開催!ただいま参加大学生を募集中!
「未来授業2017」は下記の日程で開催します。ホームページで参加大学生を募集中!http://fes.jfn.co.jp/
松尾豊・川村元気・山極壽一・伊藤博之・佐藤理史と直接討論できる貴重なチャンス!ぜひご参加下さい。
◆東京会場 10月15日(日) 松尾豊・川村元気・山極壽一/場所未定(決定次第HPにて発表)
◆札幌会場 10月7日(土) 伊藤博之/北海道大学
◆名古屋会場 10月9日(月・祝) 佐藤理史/名古屋大学
《「FMフェスティバル2017未来授業〜明日の日本人たちへ」講師ラインナップ》
東京会場
■10月15日(日)/12:30開場 13:00開演/場所未定(決定次第HPにて発表)
《1時限》
講師:松尾豊/“人工知能研究のカリスマ”東京大学大学院工学系研究科特任准教授
[画像2: https://prtimes.jp/i/4829/1165/resize/d4829-1165-661697-1.jpg ]
授業テーマ: 「サピエンス最後の牙城を探る旅」
人工知能を搭載したマシンがプロ棋士を破り、人間の判断のつかない病名をAIが判断するなど、技術の進歩により、社会が大きな変革期をむかえている。一方、将来多くの職業がAIに取ってかわられる可能性が指摘されるなど、日々進化するAIはどこまで未来を変えることになるのか。人工知能研究のカリスマが学生たちに問いかける。
<松尾豊PROFILE>
1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年 同大学院博士課程修了。博士(工学)。産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学客員研究員を経て、2007年より、東京大学大学院工学系研究科准教授、2014年より特任准教授。専門分野は、人工知能、ウェブマイニング、深層学習。2010年から人工知能学会 副編集委員長、2012年から編集委員長・理事。2014年より倫理委員長
《2時限》
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講師:川村元気/ 映画プロデューサー / 小説家
授業テーマ:「集合的無意識の『発見』、クリエイティブの『発明』」
映画プロデューサーそして、小説家として活躍をする川村元気。「映画」と「小説」という2つの表現方法で人々の心を動かし続ける。日ごろ何を考え、どのようにモノづくりを行っているのか。映画と小説の違いとは?自身が”違和感ボックス”と呼ぶ想像力の引き出しとは?川村作品に登場する「生と死」への問いかけ、その原点とは? AIが人間の頭脳を追い越す近未来に「想像力」が果たす役割とは?『僕が最終的にやりたいのは幸福論。人間の幸福とはどこにあるのか。その正体を突き止めたい。』と語る彼の「創作の意味」と「現代の幸福論」。あなたの知性を刺激する、究極の公開授業。
<川村元気PROFILE>
1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。『告白』『悪人』『おおかみこどもの雨と雪』『バクマン。』『君の名は。』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌年には「藤本賞」を史上最年少で受賞。映画『君の名は。』は興行収入250億円、観客動員数1,900万人を超える大ヒットとなる。小説家としては、初小説『世界から猫が消えたなら』が売り上げ130万部を突破し映画化。2作目の『億男』は中国での映画化が決定し、昨年は3作目となる最新小説『四月になれば彼女は』を発表した。
《3時限》
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講師:山極壽一/“ゴリラ研究の第一人者”京都大学総長 / 霊長類学者
授業テーマ:「ゴリラの世界から見た続・進化論〜シンギュラリティ後のホモサピエンス」
ゴリラ研究を通じて、霊長類の進化を探り続けてきた山極教授。人工知能が人間の能力を超える特異点「シンギュラリティ」を迎えたとき、その先に人類の進化は起こり得るのだろうか?人類はこれまでも言葉や道具を使い、他社と共感することで生物学的なヒトを超えてきた。霊長類学者の視点から語る、人類の未来とは?シンギュラリティ後の人類の姿とは何か。
<山極壽一PROFILE>
1952年東京生まれ。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程単位取得退学。理学博士。ルワンダ共和国カリソケ研究センター客員研究員、日本モンキーセンター研究員、京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科助教授、同教授、同研究科長・理学部長を経て、2014年より第26代京都大学総長。日本霊長類学会会長、国際霊長類学会会長を歴任。現在、日本学術会議会員、国立大学協会会長、環境省中央環境審議会委員を務める。
札幌会場
■10月7日(土)/13:30開場 14:00開演 北海道大学
講師:伊藤博之/初音ミク 開発者
[画像5: https://prtimes.jp/i/4829/1165/resize/d4829-1165-584752-4.jpg ]
授業テーマ:「初音ミク開発者と考える『人に寄り添うバーチャル』とは」
ピアノという楽器が、木工技術の集積によって生み出されたように、世の中のあらゆる楽器は、それを構成する無数の技術の上に成り立っている。そして、その無数の技術の積み重ねの果てに、初音ミクをはじめとしたボーカロイドが生まれ、ボーカロイドが起爆点となった二次創作、三次創作の積み重ねが「バーチャルアイドル」という概念を生み出した。では、バーチャルアイドルを起点とした積み重ねの先には、一体何が産まれるのか。「バーチャルは人に寄り添うもの」と語る 初音ミクのクリエイター・伊藤博之とともに考える。
<伊藤博之PROFILE>
北海道大学に勤務の後、1995年7月札幌市内にてクリプトン・フューチャー・メディア株式会社を設立。世界各国に100数社の提携先を持ち、3000万件以上のサウンドコンテンツは世界でも最大級。DTMソフトウエア、音楽配信アグリゲーター、3DCG技術など、音を発想源としたサービス構築・技術開発を日々進めている。「初音ミク」の開発会社としても知られている。北海学園大学経済卒。No Maps実行委員長、北海道情報大学客員教授も兼任。2013年に藍綬褒章を受章
名古屋会場
[画像6: https://prtimes.jp/i/4829/1165/resize/d4829-1165-996224-5.jpg ]
■10月9日(月・祝)/13:30開場 14:00開演 名古屋大学 豊田講堂シンポジオンホール
講師:佐藤理史/名古屋大学 大学院工学研究科 教授
授業テーマ:「コンピュータが小説を書く日」
将棋や囲碁など、ボードゲームの世界でAI(人工知能)が人間の能力を凌駕するようになったいま、新たなチャレンジが始まっている。それは「コンピュータは小説を書くことができるのか」という命題。佐藤教授らの研究チームは、2013年にコンピュータで小説を作るプロジェクトを始動。機械的に文章を組み立てる方法をプログラムし、作品を「第3回星新一賞」に応募。2016年春に応募作品を公開したところ、社会に衝撃が走った。近い将来、コンピュータはことばを人間のように操り、物語を創作するようになるのか。人間が小説を書く意味とは?「ことば」と「創造性」の関係は?人間の想像力とテクノロジーの未来を語る公開授業。 .
<佐藤理史PROFILE>
1960年生まれ、北海道出身。工学博士。1988年京都大学大学院工学研究科博士後期課程電気工学第二専攻研究指導認定退学。北陸先端科学技術大学院助教授、京都大学大学院助教授を経て、現在は名古屋大学大学院工学研究科情報・通信工学専攻情報システム教授。専門分野は自然言語処理・人工知能。主な著書に『アナロジーによる機械翻訳』『Rubyで数独―AIプログラミング入門』『コンピュータが小説を書く日』などがある。
《番組概要》
◇タイトル:
FM フェスティバル 2017 未来授業〜明日の日本人たちへ〜「シンギュラリティ後の世界。AIは産業・社会の何を変えるのか?そしてそこで、私たちはどのように生きていくのか。」
◇放送日時:2017年11月3日(金・祝) 16:00〜19:00
◇放 送 局:TOKYO FMをはじめとするJFN 38局
◇番組総合司会: 茂木健一郎
◇協賛:JA全農、寺岡精工、川口技研
◇特設サイト:http://fes.jfn.co.jp/ ※ラジオ放送終了後に特設サイトにてビデオPodcastを配信します。
《FMフェスティバルとは》
1972年にスタートしたFM フェスティバル。音楽を中心に、音声メディアであるFMメディアの特性と全国に展開するネットワークの強みを最大限に活かし、全国のJFN加盟全FM局が結集。全国のFMリスナーがひとつとなる日として、若者リスナーと一緒に毎年毎年積み上げて実施してきたFMメディアの祭典です。2010年度からは、これからの未来を担う若者たちが、社会を生き抜き、生きるためのヒントを送り届けたいという思いのもと、「知の未来授業」を開講しています。
各専門分野で日本の第一線で活躍し、時代のオピニオンリーダーである「知のフロントランナー」が大学生と真剣に向き合い、直接熱い討論を交わすインタラクティブ型特別授業。
TOKYO FMをはじめとするJFN 38局では、日本を代表する“知のフロントランナー”と現役大学生が徹底討論する公開型インタラクティブ授業『FMフェスティバル2017 未来授業〜明日の日本人たちへ』を開催します。今年は、松尾豊・川村元気・山極壽一・伊藤博之・佐藤理史を講師に迎えて、10月15日(日)東京、10月7日(土)札幌、10月9日(月・祝)名古屋の3会場で開催します。テーマは、『AIは産業・社会の何を変えるのか?シンギュラリティ後の世界で私たちはどのように生きていくのか。』大学生と講師が熱い議論を交わします!参加応募はこちらから(https://www.tfm.co.jp/fes/form/)
授業の模様は、脳科学者の茂木健一郎が総合司会を務める特別番組として、11月3日(金・祝)16:00〜19:00にオンエアします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/4829/1165/resize/d4829-1165-187809-0.jpg ]
◆特別講師は、松尾豊・川村元気・山極壽一・伊藤博之・佐藤理史!
今年度のテーマは、『AIは産業・社会の何を変えるのか?シンギュラリティ後の世界で私たちはどのように生きていくのか。』
コンピューターが人間の知性を超え、世界は「シンギュラリティー(特異点)」に到達すると言われていますが、シンギュラリティ後の世界がどのようになるか、誰も予測ができていません。間もなくやって来るであろう、その世界を私たちはどう生きていくのか…。このテーマに多彩な講師陣があらゆる角度から切り込みます。東京会場には、AI・人工知能を最先端で研究する東京大学准教授・松尾豊。そして、人の心を動かす作品を創り続ける映画プロデューサー/小説家・川村元気。さらに、京都大学総長であり、ゴリラ研究の第一人者・山極壽一。札幌会場には初音ミク開発者・伊藤博之。名古屋会場には『コンピュータが小説を書く日』の著者で、工学博士の佐藤 理史。多彩な講師陣が 、「シンギュラリティ後の世界での生き方」について問い、投げかけ、現役大学生とディスカッションを行います。
◆東京・札幌・名古屋会場で開催!ただいま参加大学生を募集中!
「未来授業2017」は下記の日程で開催します。ホームページで参加大学生を募集中!http://fes.jfn.co.jp/
松尾豊・川村元気・山極壽一・伊藤博之・佐藤理史と直接討論できる貴重なチャンス!ぜひご参加下さい。
◆東京会場 10月15日(日) 松尾豊・川村元気・山極壽一/場所未定(決定次第HPにて発表)
◆札幌会場 10月7日(土) 伊藤博之/北海道大学
◆名古屋会場 10月9日(月・祝) 佐藤理史/名古屋大学
《「FMフェスティバル2017未来授業〜明日の日本人たちへ」講師ラインナップ》
東京会場
■10月15日(日)/12:30開場 13:00開演/場所未定(決定次第HPにて発表)
《1時限》
講師:松尾豊/“人工知能研究のカリスマ”東京大学大学院工学系研究科特任准教授
[画像2: https://prtimes.jp/i/4829/1165/resize/d4829-1165-661697-1.jpg ]
授業テーマ: 「サピエンス最後の牙城を探る旅」
人工知能を搭載したマシンがプロ棋士を破り、人間の判断のつかない病名をAIが判断するなど、技術の進歩により、社会が大きな変革期をむかえている。一方、将来多くの職業がAIに取ってかわられる可能性が指摘されるなど、日々進化するAIはどこまで未来を変えることになるのか。人工知能研究のカリスマが学生たちに問いかける。
<松尾豊PROFILE>
1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年 同大学院博士課程修了。博士(工学)。産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学客員研究員を経て、2007年より、東京大学大学院工学系研究科准教授、2014年より特任准教授。専門分野は、人工知能、ウェブマイニング、深層学習。2010年から人工知能学会 副編集委員長、2012年から編集委員長・理事。2014年より倫理委員長
《2時限》
[画像3: https://prtimes.jp/i/4829/1165/resize/d4829-1165-195332-2.jpg ]
講師:川村元気/ 映画プロデューサー / 小説家
授業テーマ:「集合的無意識の『発見』、クリエイティブの『発明』」
映画プロデューサーそして、小説家として活躍をする川村元気。「映画」と「小説」という2つの表現方法で人々の心を動かし続ける。日ごろ何を考え、どのようにモノづくりを行っているのか。映画と小説の違いとは?自身が”違和感ボックス”と呼ぶ想像力の引き出しとは?川村作品に登場する「生と死」への問いかけ、その原点とは? AIが人間の頭脳を追い越す近未来に「想像力」が果たす役割とは?『僕が最終的にやりたいのは幸福論。人間の幸福とはどこにあるのか。その正体を突き止めたい。』と語る彼の「創作の意味」と「現代の幸福論」。あなたの知性を刺激する、究極の公開授業。
<川村元気PROFILE>
1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。『告白』『悪人』『おおかみこどもの雨と雪』『バクマン。』『君の名は。』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌年には「藤本賞」を史上最年少で受賞。映画『君の名は。』は興行収入250億円、観客動員数1,900万人を超える大ヒットとなる。小説家としては、初小説『世界から猫が消えたなら』が売り上げ130万部を突破し映画化。2作目の『億男』は中国での映画化が決定し、昨年は3作目となる最新小説『四月になれば彼女は』を発表した。
《3時限》
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講師:山極壽一/“ゴリラ研究の第一人者”京都大学総長 / 霊長類学者
授業テーマ:「ゴリラの世界から見た続・進化論〜シンギュラリティ後のホモサピエンス」
ゴリラ研究を通じて、霊長類の進化を探り続けてきた山極教授。人工知能が人間の能力を超える特異点「シンギュラリティ」を迎えたとき、その先に人類の進化は起こり得るのだろうか?人類はこれまでも言葉や道具を使い、他社と共感することで生物学的なヒトを超えてきた。霊長類学者の視点から語る、人類の未来とは?シンギュラリティ後の人類の姿とは何か。
<山極壽一PROFILE>
1952年東京生まれ。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程単位取得退学。理学博士。ルワンダ共和国カリソケ研究センター客員研究員、日本モンキーセンター研究員、京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科助教授、同教授、同研究科長・理学部長を経て、2014年より第26代京都大学総長。日本霊長類学会会長、国際霊長類学会会長を歴任。現在、日本学術会議会員、国立大学協会会長、環境省中央環境審議会委員を務める。
札幌会場
■10月7日(土)/13:30開場 14:00開演 北海道大学
講師:伊藤博之/初音ミク 開発者
[画像5: https://prtimes.jp/i/4829/1165/resize/d4829-1165-584752-4.jpg ]
授業テーマ:「初音ミク開発者と考える『人に寄り添うバーチャル』とは」
ピアノという楽器が、木工技術の集積によって生み出されたように、世の中のあらゆる楽器は、それを構成する無数の技術の上に成り立っている。そして、その無数の技術の積み重ねの果てに、初音ミクをはじめとしたボーカロイドが生まれ、ボーカロイドが起爆点となった二次創作、三次創作の積み重ねが「バーチャルアイドル」という概念を生み出した。では、バーチャルアイドルを起点とした積み重ねの先には、一体何が産まれるのか。「バーチャルは人に寄り添うもの」と語る 初音ミクのクリエイター・伊藤博之とともに考える。
<伊藤博之PROFILE>
北海道大学に勤務の後、1995年7月札幌市内にてクリプトン・フューチャー・メディア株式会社を設立。世界各国に100数社の提携先を持ち、3000万件以上のサウンドコンテンツは世界でも最大級。DTMソフトウエア、音楽配信アグリゲーター、3DCG技術など、音を発想源としたサービス構築・技術開発を日々進めている。「初音ミク」の開発会社としても知られている。北海学園大学経済卒。No Maps実行委員長、北海道情報大学客員教授も兼任。2013年に藍綬褒章を受章
名古屋会場
[画像6: https://prtimes.jp/i/4829/1165/resize/d4829-1165-996224-5.jpg ]
■10月9日(月・祝)/13:30開場 14:00開演 名古屋大学 豊田講堂シンポジオンホール
講師:佐藤理史/名古屋大学 大学院工学研究科 教授
授業テーマ:「コンピュータが小説を書く日」
将棋や囲碁など、ボードゲームの世界でAI(人工知能)が人間の能力を凌駕するようになったいま、新たなチャレンジが始まっている。それは「コンピュータは小説を書くことができるのか」という命題。佐藤教授らの研究チームは、2013年にコンピュータで小説を作るプロジェクトを始動。機械的に文章を組み立てる方法をプログラムし、作品を「第3回星新一賞」に応募。2016年春に応募作品を公開したところ、社会に衝撃が走った。近い将来、コンピュータはことばを人間のように操り、物語を創作するようになるのか。人間が小説を書く意味とは?「ことば」と「創造性」の関係は?人間の想像力とテクノロジーの未来を語る公開授業。 .
<佐藤理史PROFILE>
1960年生まれ、北海道出身。工学博士。1988年京都大学大学院工学研究科博士後期課程電気工学第二専攻研究指導認定退学。北陸先端科学技術大学院助教授、京都大学大学院助教授を経て、現在は名古屋大学大学院工学研究科情報・通信工学専攻情報システム教授。専門分野は自然言語処理・人工知能。主な著書に『アナロジーによる機械翻訳』『Rubyで数独―AIプログラミング入門』『コンピュータが小説を書く日』などがある。
《番組概要》
◇タイトル:
FM フェスティバル 2017 未来授業〜明日の日本人たちへ〜「シンギュラリティ後の世界。AIは産業・社会の何を変えるのか?そしてそこで、私たちはどのように生きていくのか。」
◇放送日時:2017年11月3日(金・祝) 16:00〜19:00
◇放 送 局:TOKYO FMをはじめとするJFN 38局
◇番組総合司会: 茂木健一郎
◇協賛:JA全農、寺岡精工、川口技研
◇特設サイト:http://fes.jfn.co.jp/ ※ラジオ放送終了後に特設サイトにてビデオPodcastを配信します。
《FMフェスティバルとは》
1972年にスタートしたFM フェスティバル。音楽を中心に、音声メディアであるFMメディアの特性と全国に展開するネットワークの強みを最大限に活かし、全国のJFN加盟全FM局が結集。全国のFMリスナーがひとつとなる日として、若者リスナーと一緒に毎年毎年積み上げて実施してきたFMメディアの祭典です。2010年度からは、これからの未来を担う若者たちが、社会を生き抜き、生きるためのヒントを送り届けたいという思いのもと、「知の未来授業」を開講しています。
各専門分野で日本の第一線で活躍し、時代のオピニオンリーダーである「知のフロントランナー」が大学生と真剣に向き合い、直接熱い討論を交わすインタラクティブ型特別授業。