環境発電(エネルギーハーベスティング)およびマイクロバッテリーの将来 - Darnell Groupの分析
[09/12/07]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
カリフォルニア州コロナ:米国の調査会社Darnell Groupは、環境発電(エネルギーハーベスティング)および関連マイクロバッテリー製品の「イントロダクション」フェーズから「成長」フェーズへの移行は、2009/10年の時間枠で起こるだろうと分析しています。これにともなって、環境発電によるパワーデバイスの市場シェアは、従来型のワイヤーデバイスあるいは電池式のワイヤレスデバイスと比較して、急激な成長を見せるでしょう。同社が発行したレポート「Energy Harvesting & Micro Batteries: Market Forces and Demand Characteristics, Third Edition(環境発電(エネルギーハーベスティング)およびマイクロバッテリー:市場要因と需要特性 - 第3版)」によれば、環境発電およびマイクロバッテリーの企業各社の収益性は拡大し、業界内では短期間のうちに統合と合併が始まるだろうと報告されています。
環境発電(エネルギーハーベスティング)は電池が大きな支障となる場合にも電力を供給できるというメリットを持ち、"バッテリーレス" 技術としてもっともよく知られています。しかし一方で、マイクロバッテリーと併用する"補足的な"電源としても広く宣伝されています。多くのアプリケーションにおいて、環境発電は可能な時のみデバイスを稼動し、その他の時間は後の利用に向けて余剰エネルギーを貯蔵するという利用法が取られるでしょう。たとえばほとんどの周囲環境発電によるトランスデューサーは、ワイヤレスセンサーノード、アクティブRFID&RTLSタグ、消費者向けワイヤレスリモートコントロール、セキュリティシステムなど、自律性が求められるマイクロエレクトロニクスアプリケーションの永続的な電力供給に必要とされる十分なピークパワーあるいは信頼性を提供できません。このことから、環境発電ソリューションと同時に、マイクロバッテリーおよびスーパーキャパシターも市場機会を提供するものとなるでしょう。
同レポートの掲載内容の例:
●商業化の状況
●アプリケーション動向
●パワーレベル
●エネルギー貯蔵の動向
●環境発電(エネルギーハーベスティング)技術
●パッケージングと材料
●価値提案・コスト分析
●規格の最新情報
●nanoPower Forum: 主要発展動向のレビュー
【 英文市場調査報告書 】
Energy Harvesting & Micro Batteries: Market Forces and Demand Characteristics, Third Edition
環境発電(エネルギー・ハーベスティング)およびマイクロバッテリー:市場要因と需要特性 - 第3版
http://www.gii.co.jp/report/dar104179-energy-harvesting.html
出版社Darnell Group, Inc.
出版日2009/11
関連するその他レポート一覧
http://www.gii.co.jp/topics/EN01_jp.shtml
http://www.gii.co.jp/topics/EN05_jp.shtml
http://www.gii.co.jp/topics/EN11_jp.shtml
【 本件に関するお問合せ先 】
株式会社グローバル インフォメーション
〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 1-2-3
アーシスビル 7階
担当: 顧客サービスグループ
E-mail:customer-service@gii.co.jp
電話: 044-952-0102
FAX: 044-952-0109