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生誕150年の泉鏡花の傑作選集から沢木耕太郎さん初の国内旅エッセイ集、そしてシリーズ13万部突破「幽世の薬剤師」最新作まで。新潮文庫11月新刊のラインナップ発表!

株式会社新潮社は10月30日、新潮文庫の新刊を発売します(地域によって異なる場合があります)。全国の書店、各ネット書店にてご予約を受付しています。以下、ラインナップをご紹介いたします。




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小池真理子『神よ憐れみたまえ』
昭和38年11月、三井三池炭鉱爆発と国鉄の多重衝突という、戦後事件史に残る大事故が同日に発生。「魔の土曜日」と言われたその日の夜、12歳の百々子の両親は何者かに惨殺された。裕福な家庭に生まれ育ち輝かしい未来が約束されていた少女を襲った悲劇。事件は拭えぬ悪夢として胸のうちに巣食い、彼女の運命をも揺るがしていく――。一人の女性の数奇な生涯を描破した著者畢生の大河小説。
https://www.shinchosha.co.jp/book/144029/

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長江俊和『掲載禁止 撮影現場』
不気味な廃墟で言い合いをする二 人の男の衝撃的結末「例の支店」、 自分が犯人だと自首してきた男を 問い詰めていくなかで進行する奇 妙な議論「哲学的ゾンビの殺人」、 カリスマ映画監督の作品に出演し た役者が見た、とんでもない光景 「撮影現場」、仕掛けが冴える著 者の真骨頂特別書下ろし「カガヤ ワタルの恋人」……。怖いのに、 読むのが止められない傑作八編。 心臓の弱い方は、ご注意ください。
https://www.shinchosha.co.jp/book/120744/

[画像3: https://prtimes.jp/i/47877/1189/resize/d47877-1189-505e0f362f95cdf83f51-0.jpg ]

坂口恭平『躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありませんー』
今日も仕事で失敗してしまった。自分は何もできない……と悩んでいても自分が苦しくなるだけ。やりたくないことは一切やらず、苦手なことには手を出さず、できることがもっともっとできるようになって、むちゃくちゃ褒められるほうが心地良いじゃないか。人生ボチボチ、努力は敵、今のままで大丈夫。気分の浮き沈みの激しさに苦しんだ著者が発見した、愉快にラクに生きる技術を徹底講義。
https://www.shinchosha.co.jp/book/120752/

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小山田浩子『小島』
「絶対に無理はしないでください」豪雨に見舞われた地区にボランティアとして赴いた〈私〉は、畑に流れこんだ泥を取り除く作業につく。その向こうでは、日よけ帽子をかぶった女性が花の世話をしていた。そこはまるで緑の小島のようで――。被災地支援で目にした光景を描いた表題作のほか、広島カープを題材にした3作など14編を収録。欧米各国で翻訳され、世界が注目する作家の最新作品集!
https://www.shinchosha.co.jp/book/120544/

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泉鏡花『外科室・天守物語』
私はね、心に一つ秘密がある──。伯爵夫人手術時に起きた“事件”を描く『外科室』。眷族を伴として姫路城天守閣に棲む妖姫が、若き武士と出逢う『天守物語』。二つの代表作に加えて、故郷金沢を情感ゆたかに描く怪異譚『霰ふる』。三島由紀夫が絶賛した絶筆『縷紅新草』。そして『化鳥』『高桟敷』『二三羽──十二三羽』『絵本の春』を収める。アンソロジスト東雅夫が選び抜いた、鏡花文学の精髄八篇。
https://www.shinchosha.co.jp/book/105605/

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塩野七生『ギリシア人の物語4 新しき力』
新興国マケドニアの若き王アレクサンドロスは、ただ「東征」と呼ばれる旅に出た。帝国ペルシアを撃破するにとどまらず、インドをその目で見たのち、すべてが夢だったかのように32歳でこの世から消え、残された人々には「大王」と呼ばれた――。世界の何もかもを変えてしまったその偉大な足跡を追いかけ、波乱に満ちた生涯を描き尽くした傑作歴史長編。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。
https://www.shinchosha.co.jp/book/118115/

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沢木耕太郎『旅のつばくろ』
つばめのように自由に、気ままにこの日本を歩いてみたいーー。世界を歩き尽くしてきた著者の、はじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。それから歳も経験も重ねた今、同じ土地を歩き、変わりゆくこの国のかたちを見て何を思ったか。本州「北の端」龍飛崎、太宰治の生家を訪ねた五所川原、宮沢賢治の足跡を追った花巻、美景広がる軽井沢や兼六園などを歩いて綴った、追憶の旅エッセイ。
https://www.shinchosha.co.jp/book/123535/

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カレー沢薫『モテの壁』
「モテとか興味ない」と嘯きつつ、モテるあいつは人生得してるようでなんだかシャクだ。何があるんだ、モテるやつには。何が違うんだ、俺たちとは。自称「モテに失敗したコラムニスト」が全力で嫌がりつつもモテを分析。小学生向け雑誌からインド映画、ジブリにAV男優まで。ただの「モテ」テク本とは一線を画す考察の先には 人生を変えるヒントがある!……かも?「モテるかもしれない。」改題。
https://www.shinchosha.co.jp/book/104671/

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小津夜景『いつかたこぶねになる日』
世界を愛することと、世界から解放されることーー詩はこのふたつの矛盾した願いを叶えてくれる。南仏・ニース在住の俳人である著者は、海を空を眺めながら古今東西の先人たちの詩(ルビ:うた)を日々の暮らしに織り交ぜて、新たなイメージの扉をしなやかにひらく……。杜甫、白居易、夏目漱石、徐志摩らの漢詩を優しく手繰り寄せて翻訳し、いつもの風景にあざやかな色彩を与える、全31編のエッセイ集。
https://www.shinchosha.co.jp/book/104721/

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コラン・ニエル『悪なき殺人』(訳:田中裕子)
吹雪の夜、フランス山間の町で一人の女性が殺害された。事件に関係していたのは、人間嫌いの羊飼い、彼と不倫関係にあるソーシャルワーカーとその夫、デザイナー志望の若い娘という、4人の男女。それぞれの報われぬ愛への執着を描く物語は、遠くアフリカに住むロマンス詐欺師の青年の物語と結びつき、やがて不可解な事件の真相を明らかにしていく。思わぬ結末が待ち受ける心理サスペンス。
https://www.shinchosha.co.jp/book/240351/

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賀十つばさ『雑草姫のレストラン』(新潮文庫nex)
八ヶ岳のふもとにある道の駅で働く茂花は、有名レストランのシェフだった姉の夕花とともに東京から移住してきた。自然豊かな山では、山菜だけでなく雑草までもが美味な素材。ウドの天ぷら、タンポポのピッツァ、レンゲソウのグラタン、よもぎアイス……姉妹は出会った人々においしい草花料理をふるまい、自らもまた癒されていく。踏まれ強い雑草女子と愉快な仲間たちの幸せグルメ小説。
https://www.shinchosha.co.jp/book/180274/

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紺野天龍『幽世の薬剤師5』(新潮文庫nex)
原因不明の病に倒れた「国生みの賢者」金糸雀。彼女を救うため、薬剤師・空洞淵霧瑚と破鬼の巫女・御巫綺翠は「人魚」伝承が残る村へと赴く。そこでは金糸雀と同じ不死の力を持つ一家が次々と怪死する事件が起きていた。数百年の時を生き続けた一族は、なぜ死んだのか。賢者の病にも通じると考えた二人は調査を始めるが……。現役薬剤師が描く異世界×医療×ファンタジー、第5弾。
https://www.shinchosha.co.jp/book/180273/


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