セカイカメラがフィジオスのJazz Sculptorと連携 3D彫刻をAR(拡張現実)空間に展開
[09/12/14]
提供元:DreamNews
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株式会社フィジオス(本社:東京都文京区、代表取締役社長:小倉 豪放、以下 フィジオス)と、頓智ドット株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井口 尊仁、以下 頓智・)は共同で、フィジオスの3D彫刻iPhoneTM向けアプリケーション『Jazz Sculptor』を、頓智・の"AR(拡張現実)インターフェイス"を持つiPhoneTM向けアプリケーション『セカイカメラ』と連携させることに合意しました。2010年2月以降を予定している、セカイカメラのAPI「OpenAir IAC」の公開にあわせて提供を開始する予定です。
今回の連携により、『セカイカメラ』を通じて見える現実空間に、『Jazz Sculptor』で作成した3Dの彫刻作品を置くことができるようになるほか、すでに置かれている作品に手を加えて発展させることができます。
ARは現実空間にコンテンツをオーバーレイさせる技術であり、三次元である現実空間と3Dオブジェクトは非常に相性のよい組み合わせであると言えます。今回の連携は、単にAR空間内に3Dオブジェクトを表示するにとどまらず、『Jazz Sculptor』と連携することで、AR空間において、ユーザーレベルでの3Dオブジェクトの操作が可能となります。
また『Jazz Sculptor』はすでに全世界にユーザーが存在しており、『セカイカメラ』の世界展開(App Store世界77カ国での同時発売)にも大きなインパクトがあると考えております。
一方で『Jazz Sculptor』は、現在WEB上に展開している作品ギャラリーにおける作品の展示を、『セカイカメラ』を通じて現実空間へと広げることが可能です。これによって、より新しいサービスの展開が期待できます。
写真(左):試作版の画面
写真(右):12月2日「SUKIYAKI TOKYO 2009」における試作版発表の様子
◆Jazz Sculptor について
『Jazz Sculptor』は、iPhoneの画面上に3Dで表示される様々な素材(木材、大理石、スイカなど)を指でタップして彫刻するアプリケーションです。作品のスクリーンショットを送れば、フィジオスの公式ギャラリーに展示され、このギャラリーには世界各国から作品が集まっています。サービス開始後、日本国内では無料アプリケーションの総合2位、イタリアで総合1位を達成しています。近日中に有料版の発売を予定しています。有料版では、これまでノミ1本だった彫刻ツールを追加するほか、拡大・縮小機能や、ヤスリ、パテ、ライティング機能なども追加されています。
◆セカイカメラについて
『セカイカメラ』は、カメラを通して見た現実空間上に、テキストや画像などの情報を重ね合わせて投稿、閲覧ができる AR(Augmented Reality、拡張現実)サービスです。これらの情報は、「エアタグ」という形式で、主に一般ユーザーから投稿されています。『セカイカメラ』のソフトウェアは、サービス開始4日間で10万を超えるダウンロードが記録されるなど、多くのユーザーに利用されており、日々膨大な「エアタグ」が登録されています。
◆商標について
本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標はまたは商標です。
◆本件に関するお問い合わせ先
株式会社フィジオス(担当:小島)info*phyzios.com (「*」を「@」に変更してください)
頓智ドット株式会社 広報 email: press@tonchidot.com
◆株式会社フィジオスについて
フィジオスは、物理シミュレーション技術をエンターテイメント分野に応用し、様々なコンテンツを提供しています。これまでに『PHYZIOS Studio』や『Jazz Sculptor』(無料iPhoneアプリ国内2位、イタリア1位)、『Aqua Forest』(有料iPhoneアプリ国内1位、株式会社ハドソンとの共同開発)などをリリースしています。詳しくはhttp://www.phyzios.comをご覧ください。
◆頓智ドット株式会社について
2008年9月に米サンフランシスコで開催されたTech Crunch 50 で衝撃のデビューを飾ってから約1年、2009年9月に満を持して『セカイカメラ』を公開開始。当初4日間でiPhone App Storeから10万ダウンロードを超え、年内には世界77ヶ国への提供を予定しています。
http://www.tonchidot.com