トランプ大統領誕生後の世界を知るうえで必携!“もう一人のマララ”が伝える、イスラム世界とのつきあい方
[17/03/21]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
[画像: https://prtimes.jp/i/1719/1273/resize/d1719-1273-364067-0.jpg ]
『ナビラとマララ 「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女』
著/宮田 律
価格 本体:1200円(税別)
ISBN978-4-06-220484-2
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062204842
これを読まずして世界の平和を語れない! イスラム諸国もアメリカも日本も被害者であり加害者。必要なのは異文化それぞれの価値観を理解する寛容な心。だから、教育こそが平和を守る第一歩なんですね。(三省堂書店営業企画室・内田剛さん)
解決の糸口もみつからないイスラム地域の現状ですが、この小さな小さな叫び声を聞く事で希望が生まれるのでは、と考えさせられました。(オリオン書房イオンモールむさし村山店・渡辺美幸さん)
「イスラム女性に教育を受ける権利を」と主張し、イスラム過激派の銃撃を受けたマララ・ユースフザイさん。彼女は屈することなく訴えを続け、史上最年少でノーベル平和賞を受賞しました。しかし、マララさんと同じパキスタンの少女、ナビラ・レフマンさんの名前をご存じですか? やはり「教育を受けたい」と切望する彼女は、山でオクラを摘んでいるところをアメリカ軍の無人機「ドローン」にミサイルを撃ち込まれ、祖母を亡くし、自らも大きなけがを負いました。同じ「対テロ戦争」の犠牲者でありながら、ひとりはノーベル賞を受賞し、ひとりは無名のままです。この彼女たちの違いを知ることで、欧米諸国が生み出したイスラム世界への偏見や矛盾が見えてきます。
現代イスラム研究の第一人者が、アメリカが展開する無人飛行機「ドローン」による空爆の非人道な実態、イスラムと欧米諸国との関係の歴史、そして、終わりの見えない「対テロ戦争」が起きてしまった理由について、わかりやすく解説します。
【著者プロフィール】
宮田律(みやた・おさむ) 一般社団法人・現代イスラム研究センター理事長。1955年、山梨県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、UCLA大学院歴史学科修士課程修了。専門はイスラム地域研究、国際関係論。著書に、『オリエント世界はなぜ崩壊したか 異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智』(新潮選書)、『イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか』(新潮新書)、『石油・武器・麻薬 中東紛争の正体』(講談社現代新書)、『イスラムは本当に危ない世界なのか』(潮出版社)など多数。