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東京国立博物館とTOPPAN、2024年新春に「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」でVR作品『江戸城の天守』を上演

石垣や瓦、金具など、100万を超える部材ひとつひとつまで精緻に再現された史上最大と言われる幻の天守を大スクリーンで鑑賞




独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:藤原 誠、以下 東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(所在地:東京都台東区、センター長:大美 慶昌、以下 文化財活用センター)とTOPPANホールディングス株式会社のグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:齊藤 昌典、以下 TOPPAN)は、現存しない江戸城天守を、史料や歴史考証を元に精緻にデジタルで再現したVR作品『江戸城の天守』を、東京国立博物館 東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて、2024年1月2日(火)から4月14日(日)まで上演します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1321/33034-1321-3a0a93811e236655e33ebd2fe42010bf-1000x398.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
VR作品『江戸城の天守』 監修:東京国立博物館 制作:TOPPAN株式会社
 VR作品『江戸城の天守』紹介動画 URL:https://youtu.be/TyDO2ZwNKos

 本作品は、徳川三代将軍家光が莫大な費用を投じてつくらせた江戸城最後の天守の姿と、その天守がどのようにつくられたのかを考えるVR作品です。本作品の制作にあたり、石垣や瓦、金具にいたるまで、江戸城天守を構成する100万超の部材ひとつひとつをデジタル化。当時最高の技術が用いられたと言われる江戸城天守の優美な姿を再現しました。図面や絵図などの史料に加え、現存する文化財や伝統技術を手がかりとした再現過程を紹介します。また、現代の東京の3D地図上に江戸城天守のデータを合成したデジタル再現ならではの景観も鑑賞できます。
 初公開は2017年で、過去に上演した際には、「今はない江戸城をバーチャルでも観られて良かった」や「数百年前焼失した天守閣が細部まで再現できたことに驚いた」など好評を得ました。
 ここ約1年の間に訪日外国人客数が回復しつつあり、東京国立博物館にも再び多くの外国人観光客が訪れています。かつて江戸・東京に現存していた幻の城郭という、日本国内はもちろん海外からの来館者にとっても興味関心が高いテーマの本作を、新春から上野が花見客で賑わう4月までの時期に再上演します。

■ VR作品『江戸城の天守』について
・100万を超える部材ひとつひとつを精緻に再現
 葵紋の金具に刻まれた葉脈や、鯱の鱗を留めるための鋲など、100万個を超える部材を細部にいたるまで精緻に再現。大きなスクリーンに実寸大で表示することで、金具や鯱などを構成する部材の組み方まで詳細に観察できます。

・現存する文化財や伝統技術も参照
 同時代に作られた江戸幕府関連の社寺や城郭を中心に現存する文化財を取材し、細部の意匠再現に反映しました。平成の大修理が行われた日光東照宮・陽明門の当時の修理現場や錺金具の製作現場などでの取材成果の一部も紹介します。

・もし江戸城天守が現存したら・・・、をデジタルで再現
 天守が明暦3年(1657年)に起こった明暦の大火で焼失せずに現代まで約370年建ち続けていた場合を想定し、経年変化を施したリアルな天守の姿を現代の東京の3D地図上に合成。デジタル再現ならではの姿を鑑賞できます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1321/33034-1321-75731291dd1462d5f788efb2032ce761-1000x562.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
細部までつくりこんだ鯱 VR作品『江戸城の天守』より 監修:東京国立博物館 制作:TOPPAN株式会社[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1321/33034-1321-f9fc843d3b2bbf0a4f27eddb1d3f0278-1000x563.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
考証を元に屋根の意匠と金具を再現 VR作品『江戸城の天守』より 監修:東京国立博物館 制作:TOPPAN株式会社


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1321/33034-1321-9f0a6deeee5bbd7c5ecd86d1da688191-1000x563.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図面に基づく構造再現 VR作品『江戸城の天守』より 監修:東京国立博物館 制作:TOPPAN株式会社[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1321/33034-1321-eeeb2fa11b7389f7cb147bea77e01712-1000x562.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
現存した場合を想定した天守の姿 VR作品『江戸城の天守』より 監修:東京国立博物館 制作:TOPPAN株式会社

■ VR作品『江戸城の天守』上演案内
[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/1321_1_3519dfb912a052756e2c5013853cb89d.jpg ]

■お正月プレゼントについて
 2024年1月2日(火)・1月3日(水)に本VR作品を鑑賞された方には、2024年1月4日(木)から6月30日(日)まで使用できるミュージアムシアターの鑑賞チケット引換券をプレゼントします。

■音声ガイド機の無料貸し出しについて
 訪日外国人観光客の興味関心の高い日本の城郭がテーマであることから、本VR作品上演期間中は無料音声ガイド機の貸し出し可能台数を増強します。各回先着15名に音声ガイド機を貸し出します。(英語・中国語に対応)

■ 「TNM & TOP PAN ミュージアムシアター」について
 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。文化財の姿をあざやかに映し出す超高精細4Kプロジェクタ、300インチの迫力ある大きなスクリーン、専属のナビゲーターのライブ上演により、コンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。
・シアターウェブサイト  https://www.toppan-vr.jp/mt/




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以  上
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