フランスで活躍する舞踏家 有科珠々(ありしな じゅじゅ) 踊れる身体を手に入れる最強のメソード『パリ発・踊れる身体ー有科メソードによる ダンスの実践と指導』発売のご案内
[10/02/01]
提供元:DreamNews
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010年1月30日、 ダンスカンパニー射干(NUBA)主宰 有科珠々(ありしなじゅじゅ)の、独自の身体訓練教育メソードを公開した書籍「 PARIS発・踊れる身体 − 有科メソードによるダンスの実践と指導」が新水社より出版されます。
《書籍内容》
発売日 2010年1月30日
出版社 新水社
書籍番号 978-4-88385-124-9
定価 本体価格2800円(税別)
タイトル 『パリ発・踊れる身体 −
有科メソードによるダンスの実践と指導』
著者 有科(ありしな) 珠々(じゅじゅ)
2010年1月30日より全国の書店で発売。
ネットでの購入: 新水社 http://www.shinsui.co.jp/order.php amazon.co.jp 楽天ブックサービス
本書は舞台芸術の国際的指導者である著者が欧米の教育現場から届ける、東西を越えた、より普遍的、グローバルなダンスの基本指南書です。110点におよぶ図と38点の写真とともに、ダンスをするための身体
づくりと創造・実践するための方法が225ページにわたって具体的にかつ懇切丁寧に書かれ、生きた教授経験の精髄が注ぎ込まれています。
有科(ありしな)のメソードは幅広い年齢層の人が楽しめるのが特徴です。本書ではパリのダンス学校で実施されているメソードが、未経験の人でもすぐに実践できるようにわかりやすく記されています。
正座やお辞儀の仕方、呼吸法から始まり、身体をコントロールする方法として胎児、獣 木偶(でく)人形などのユニークなエチュードを紹介。また 声や言葉を使ったエクセサイズ、即興や振付のテクニックからリラクゼーションに至るまでが紹介されています。
エチュードには、例えば、自己コントロールを身につけるための「棒になるメソード」や、四つん這いで歩き、内なる野性を発見する「獣のメソード」などが取り入れられています。これらの動作は日常ではとることの無いものばかりです。日常の自分を忘れ、新しい自分を発見し、感性が磨かれ、そしてストレスから解放された身体を作ることが可能です。またこのメソードはアンチエイジングにも有効であることは、とても46歳とは思えない有科(ありしな)自身が実証しています。
《有科(ありしな)メソードについて》
基礎訓練として、ヨガやピラティス、気功等を取り入れていますが、有科メソードの基本は舞踏と日本古典舞踊にあります。有科メソードは舞台芸術の為の訓練で、動き、形が見栄えするかどうか、美的であるかどうかが価値判断の基準となっています。「きれいな身体を作る」「健康な身体を作る」だけでなく、作ったその身体で何をするのか(本書では舞台芸術)が最も肝心なことです。
有科メソードは以下の2つのワークから成り立っています。
●1. 身体作りのワーク
●2. 踊り、振り付け、演技のワークを用いた即興ワーク
※関連イベント:「 PARIS発・踊れる身体 − 有科(ありしな)メソードによるダンスの実践と指導」の出版に合わせて、2010年3月に東京、森下スタジオ(財団法人セゾン文化財団 )で有科(ありしな)メソードを体験していただけるワークショップを行います。
詳細:http://dancehardcore.com/archives/000517.shtml
2010/3/5(金)19:00-22:00
3/6(土)15:00-21:00
3/7(日)15:00-21:00
講義内容:作舞術、空間処理術、即興、声を使った訓練、各種体操、〈気〉を用いた訓練、五感の研磨、 DVD、視聴覚資料を用いての講義、 ディスカッション、マッサージ
会場:森下スタジオBスタジオ
東京都江東区森下3-5-6
地下鉄都営新宿線、都営大江戸線「森下駅」A6出口徒歩5分
参加費:15,000円(3日間通し)
申し込み先:dancers@dancehardcore.com
http://www.dansenuba.fr
プロフィール
有科 珠々(ありしな じゅじゅ) Juju ALISHINA
photo : Jean-Claude FLACCOMIO 2009 Paris
パリ在住の作舞家(コレオグラファー)。
1963年、神戸に生まれる。
作曲、演劇を経て1982年から舞踏に従事。
19歳から21歳まで京都の舞踏団〈白虎社〉で共同生活をしながら舞踏を学び、独立後は現代美術と関わりながら種々の舞踊を研究。
1990年、ダンス・カンパニー射干〈NUBA〉を東京にて創立。NUBAは様々なジャンルのダンススタイルを越境しながら独自のコレオグラフィ技術を開発し、日本、アメリカ、中近東、ヨーロッパで活動。舞踏第三世代の代表として数々の国際ダンスフェスティバルに招待され、その舞台は「前衛と古典の見事な融合」と称される。
1998年よりフランスに移住。 フランス人のスタッフやダンサーと共にNUBAを再結成。ヨーロッパを基盤とした公演活動の他、後進の指導に従事。
2001年 バスティーユ、マレのダンス学校で舞踏クラスを担当し、2003年 プロのダンサー、役者を指導するための指導資格も取得、パリ市から定期教練場を提供される。
2004年フランスで発刊された「Danser Paris (パリダンス案内書)」にて、パリにおける舞踏および日本舞踊の指導者の第一人者として有科珠々が紹介。
同年パレ・デ・コングレにおいてシラク前大統領を始め、世界の政界の要人が集う国際会議の終幕式にて、20人の多国籍ダンサー達を振付、実演する。
2007年 アメリカ、オハイオ州のデニソン大学で助教授としてダンス科の指導にあたり、アメリカの他の大学でもセミナーを始める。
2010年1月30日「踊れる身体−PARIS発・有科(ありしな)メソードによるダンスの実践と指導」の出版を機会に日本でも12年振りに活動を再開し、今後は日本での活動にも力を入れていく予定。