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エンジニア向け技術カンファレンス「LINE DEVELOPER DAY 2018」を開催

社内外のエンジニアを中?に国内および海外から1000 名超が参加
外部開発者・企業に向けたAI 技術の提供および
ブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」の公開を発表




LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛)は、2018年11月21日(水)に、エンジニア向け技術カンファレンス「LINE DEVELOPER DAY 2018」を開催いたしましたので、お知らせいたします。

「LINE DEVELOPER DAY 2018」公式サイト:https://linedevday.linecorp.com/jp/2018/
[画像1: https://prtimes.jp/i/1594/1336/resize/d1594-1336-900088-0.png ]


LINEでは2015年より毎年、コミュニケーションアプリ「LINE」をはじめ、当社が運営する様々なサービスの技術領域でのチャレンジや取り組みなどをご紹介するエンジニア向け技術カンファレンス「LINE DEVELOPER DAY」を開催しております。今年は、11月21日(水)に八芳園にて「LINE DEVELOPER DAY 2018」を開催いたしました。「Next LINE」をコンセプトに、60の多様なテーマのセッションを通して、当社が投資する新たな技術領域におけるチャレンジや、それを支えるLINEのエンジニアの技術的知見や経験・挑戦、そして当社が目指すビジョンについてご紹介いたしました。当日は社内外のエンジニアを中心に、国内および海外から1000名を超える参加者が集まりました。
※各セッションの概要は上記公式サイトよりご覧いただけます。
※各セッションの発表資料をSlideShare( https://www.slideshare.net/linecorp )にて公開しております。

【「LINE DEVELOPER DAY 2018」オープニングセッションにおける主な発表内容】
オープニングセッションでは、CTOの朴イビンより「Next LINE」の実現によって目指す価値として、「Connect」と「Mutually Beneficial Ecosystem」の2つのキーワードをご紹介いたしました。さらに、それらの価値を実現するための技術であるAIおよびブロックチェーン領域での取り組みや、「LINE」のプラットフォーム上で新たに展開しているFintech関連サービスについて、それぞれの担当者からお話しいたしました。

■「Next LINE」の実現によって目指す価値
<Connect>
オンライン上にある様々なサービス・コンテンツ・情報だけでなく、オフラインの世界で利用しているスピーカーやクルマなどのデバイスも含めて、インタラクティブなインターフェースを通じて連携することで、ユーザーの生活を豊かにすること
<Mutually Beneficial Ecosystem>
これまで提供してきた様々なAPIによって開発者とLINEがともに恩恵を得るだけでなく、開発者が提供するサービスを利用するユーザーにも、そのサービスの価値やメリットを還元できるプラットフォームを提供することで、開発者とユーザー、そしてプラットフォーマーであるLINEが相互に恩恵を得られるエコシステムのこと

■AI技術の外部提供(B2B事業)について
同日にLINEのAI技術を紹介するWebサイト「Clova AI Tech Demo」を公開し、その中からClovaで利用されているNLU(自然言語理解)技術を活用したChatbot Engineと、AIベースの画像認識・文字認識技術を利用したOCRについて触れました。Chatbot Engineでは、LINEのMessaging APIではカバーしていないテキストのNLU技術が提供できるようになるほか、音声インターフェースとの統合も予定しています。また、OCRでは現在デスクトップ版の「LINE」のみで提供している、「LINE」で送られた画像中の文字列を認識してテキストとしてコピー・ペースト・翻訳ができる機能をご紹介いたしました。2019年以降、これらのAI技術を外部の開発者・企業に提供するB2B事業を展開していく予定です。

<Clova AI Tech Demoについて>
外部の開発者・企業に提供可能なAI技術の例として、音声認識、音声合成、画像検索技術のほか、動画に映っている特定の人物だけを選んで編集できる「Clova Video Highlight」 、文書解析・認識に関する国際会議「ICDAR(International Conference on Document Analysis and Recognition)」が実施するランキングの4分野で1位を記録した独自の文字領域検出法「Clova OCR」、自然言語処理技術と機械学習アルゴリズムに基づく強力な対話エンジン「Clova Chatbot Builder」など、LINEがこれまで培ってきた多数の技術をご紹介しています。
・Webサイト:https://clova.ai/techdemo/
・本件に関するお問い合わせ先:line.ai@linecorp.com

■ブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」の公開について
「LINE Token Economy」の基盤であり、LINEが独自に開発したブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」について、LINEが取り組む理由や、どのようなエコシステムを目指しているかについてお話しいたしました。今後のロードマップでは、2019年の春以降、パートナー企業および外部開発者に向けた「LINK Chain」の公開を予定しています。これにより、パートナー企業や外部開発者が「LINK Chain」のプラットフォーム上で、分散型アプリケーション「dApp」サービスを提供できるようになります。

■Fintech関連サービスについて
今年に入ってからリリースした各種Fintech関連サービスとして、「LINE」に追加された金融サービスのゲートウェイ「LINEウォレット」、ポイントカードや会員証などを集約して一括管理できる「LINEウォレット」内の新機能「マイカード」のほか、日米除くグローバルにて取引が可能な仮想通貨交換所「BITBOX」、そして今年の秋以降にリリースした「LINEほけん」「LINEスマート投資」「LINE家計簿」などをご紹介いたしました。また、今後提供を予定している「LINE Pay」の新機能「LINE Pay for ID決済※」についても、イメージ動画を交えてご紹介いたしました。
※「LINE Pay for ID決済」:ECサイトでの決済時に「Profile+」に登録した配送先等が連携され、ECサイトごとに情報を入力することなく簡単に買い物ができるようになる機能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/1594/1336/resize/d1594-1336-752939-1.png ]


当日はキーノートのほか、AIやブロックチェーンなどの新たな技術や、広告プラットフォーム、インフラ、セキュリティ、データなど、LINEのサービスにおいて様々な側面で必要とされる技術に関して多彩なセッションが行われました。また、ライトニングトークやポスターセッションなど、LINEのエンジニアと参加者がより身近に交流できるセッションも実施しました。さらに、Clovaに話しかけると写真を撮ってくれるフォトブースや、トークルーム内のビデオ通話上でゲームができる「Face Play」の体験コーナーなど、LINEのサービスを体感できる場も設けられました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/1594/1336/resize/d1594-1336-960714-2.png ]


LINEでは、今後も「CLOSING THE DISTANCE」をミッションとして、ユーザーと様々な情報やサービス、モノとの距離を縮め、心地よい関係性を創出すべく、LINEの技術に関わる情報の発信や、外部の開発者・企業とのコミュニケーションにつながる様々な取り組みを積極的に行ってまいります。
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