楽天グループとAAIC、「AAIC・楽天アフリカイノベーションプロジェクト」を開始
[20/10/29]
提供元:PRTIMES
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- アフリカのスタートアップ企業の事業成長に寄与する助言を通じて、現地の社会課題解決を促進 -
楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史)のヨーロッパにおける事業を統括するRakuten Europe S.a.r.l.(所在地:ルクセンブルク、代表取締役社長:大塚 年比古)と、ファンド運営・コンサルティング会社のAsia Africa Investment & Consulting Pte. Ltd.(本社:シンガポール、代表パートナー:椿 進、以下「AAIC」)は、アフリカのスタートアップ企業の事業成長に寄与するメンタリング(経営、技術に関する助言)を通じて、社会課題解決を促進する「AAIC・楽天アフリカイノベーションプロジェクト」を本日開始します。
アフリカでは、一部の地域や国々で目覚ましい経済成長が続く中、“リープフロッグ”と呼ばれる、イノベーションを通じたインフラ、農業、栄養改善、衛生的な水環境整備などの社会課題解決に向けた動きが活発化してきており、数多くの現地スタートアップ企業が事業活動を行っています。
本プロジェクトでは、AAICが運用するアフリカ・ヘルスケア・ファンドに参加するアフリカ現地のスタートアップ企業と楽天グループが、互いに持つ情報とノウハウを共有し合うことで、社会課題を効率的に解決する実用的な施策の実現目指します。具体的には、アフリカのスタートアップ企業に対し、各企業の事業領域を取り巻く課題や、現地の社会課題の現状等についての情報を基に、楽天グループが、Eコマースやフィンテック、デジタルコンテンツ、通信など、多岐にわたる分野における事業推進およびテクノロジー実装のノウハウを生かし、メンタリングを行います。
楽天グループは、「イノベーションを通じて人々と社会をエンパワーメントする」という企業理念のもと、多岐にわたる分野および国・地域で、現在70以上のサービスを展開しています。2019年4月から2020年6月までは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の民間連携事業「SDGsビジネス支援事業」に参画し、アフリカのルワンダにおいて、ブロックチェーン技術を利用した保険システム構築やドローンの農業分野での活用など、楽天グループのテクノロジー領域における知見を生かした社会課題解決に取り組んできました。また、2020年5月にはAIMS(アフリカ数理科学高等研究所)と、現地テクノロジーコミュニティの人材育成やイノベーションエコシステムの醸成において共同で取り組んでいくことについて基本合意しています。
Rakuten EuropeのCEOである大塚 年比古は、次のように述べています。「楽天は創業時より、『社会を良くしたい』という想いのもと、イノベーションの力を信じ、歩みを進めてきました。近年、アフリカではテクノロジーを活用した多くのスタートアップ企業が目覚ましい成長を遂げ、人々の生活を大きく変えています。今回、AAICと協働し、現地の課題と向き合う企業と対話を重ねていくことで、楽天が培ってきたテクノロジーやビジネスアセットを活用しながら、社会課題の解決に一丸となって取り組んでいけると期待しています」
AAICは、アフリカで事業を展開するファンド運営・コンサルティング会社として、「戦略コンサルティング」、「ファンド」、「人材」の3つの柱で、発展途上国の成長と日本の強みを生かした両者の持続的な成長を目指して事業に取り組んでいます。2017年にはアフリカのヘルスケア分野の企業への投資を目指したアフリカ・ヘルスケア・ファンド(AHF)を立ち上げ、ヘルスケア関連のE-コマース、海外送金のフィンテック、救急車の配車プラットフォーム、オンラインでのメンタルヘルスカウンセリング、遠隔読影プラットフォームのヘルスケアテックや、高度画像検査センター、透析センター、産科病院など、ヘルスケアサービスでイノベーションをもたらす企業など21社(2020年9月現在)に投資をしています。
AAICのディレクターである半田 滋は以下のように述べています。
「アフリカの社会課題の一つであるヘルスケア分野でイノベーションを促進する企業への投資・支援を行う中で、さらなる成長に向けたスケールアップは大きなチャレンジです。今回の楽天との協働は、特にテクノロジー領域におけるスタートアップ企業とのシナジー・事業成長を促すきっかけになるものと期待しています」
両社は今後も、イノベーションの創出を通じて、アフリカにおける社会課題の解決に寄与することを、共に目指してまいります。
■ 「AAIC・楽天アフリカイノベーションプロジェクト」について(※)
・概要・目的:
楽天グループから、AAICが運用するアフリカ・ヘルスケア・ファンドに参加するアフリカ現地のスタートアップ企業へのメンタリングおよび互いに持つ情報やノウハウの共有を通じて、社会課題を効率的に解決する実用的な施策の実現を目指す。
・期間: 2020年10月29日 〜 2021年12月(予定)
※ 現地スタートアップ企業が提供するアプリ等のサービスや製品の改善、事業運営や新規サービスの提供に向けたメンタリング。現時点では検討段階の項目を含めているため、一部変更となる可能性がございます
■AAICについて
AAICグループは、新興国を中心とした新分野/新規事業での挑戦や価値創造への支援を通じて、新しい成長モデルの創造を目指しています。シンガポールのAAICは、アフリカ向けヘルスケアファンドの運営を通じ、アフリカの社会課題であるヘルスケア関連分野で、イノベーティブな事業展開によって持続可能な課題解決方法の提供を目指すスタートアップや成長企業を支援しています。詳しい情報はhttps://www.aa-ic.com/(AAICグループホームページ)、ならびにhttp://aaicinvestment.com/(シンガポールのファンド運営会社)をご覧ください。
■AIMS(アフリカ数理科学高等研究所)について
2003年設立された、科学技術分野における高度人材育成を目指した高等教育・研究機関。アフリカの複数国に拠点を有し(南アフリカ、セネガル、ガーナ、カメルーン、タンザニア、ルワンダ)、43のアフリカ諸国から優秀な学生・教員を集め、大学院教育、教員研修、基礎科学研究や産学連携研究などを中心に取り組みアフリカ全土の科学技術水準向上を目指す。FacebookやGoogleの協力のもと、AI、マシーンラーニング課程を提供するなど、数々の先進的な取り組みを進めています。
■楽天について
楽天は、日本発のインターネット・サービス企業で、Eコマースをはじめ、フィンテック、デジタルコンテンツ、通信など、多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しています。これら様々なサービスを、楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結び付け、他にはない独自の「楽天エコシステム」を形成しています。1997年に創業し、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という企業理念のもと、現在では2万人以上の従業員を擁し、世界30カ国・地域において事業を展開するグループ企業となっています。
詳しい情報はhttps://corp.rakuten.co.jp/ をご覧ください。
以 上
楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史)のヨーロッパにおける事業を統括するRakuten Europe S.a.r.l.(所在地:ルクセンブルク、代表取締役社長:大塚 年比古)と、ファンド運営・コンサルティング会社のAsia Africa Investment & Consulting Pte. Ltd.(本社:シンガポール、代表パートナー:椿 進、以下「AAIC」)は、アフリカのスタートアップ企業の事業成長に寄与するメンタリング(経営、技術に関する助言)を通じて、社会課題解決を促進する「AAIC・楽天アフリカイノベーションプロジェクト」を本日開始します。
アフリカでは、一部の地域や国々で目覚ましい経済成長が続く中、“リープフロッグ”と呼ばれる、イノベーションを通じたインフラ、農業、栄養改善、衛生的な水環境整備などの社会課題解決に向けた動きが活発化してきており、数多くの現地スタートアップ企業が事業活動を行っています。
本プロジェクトでは、AAICが運用するアフリカ・ヘルスケア・ファンドに参加するアフリカ現地のスタートアップ企業と楽天グループが、互いに持つ情報とノウハウを共有し合うことで、社会課題を効率的に解決する実用的な施策の実現目指します。具体的には、アフリカのスタートアップ企業に対し、各企業の事業領域を取り巻く課題や、現地の社会課題の現状等についての情報を基に、楽天グループが、Eコマースやフィンテック、デジタルコンテンツ、通信など、多岐にわたる分野における事業推進およびテクノロジー実装のノウハウを生かし、メンタリングを行います。
楽天グループは、「イノベーションを通じて人々と社会をエンパワーメントする」という企業理念のもと、多岐にわたる分野および国・地域で、現在70以上のサービスを展開しています。2019年4月から2020年6月までは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の民間連携事業「SDGsビジネス支援事業」に参画し、アフリカのルワンダにおいて、ブロックチェーン技術を利用した保険システム構築やドローンの農業分野での活用など、楽天グループのテクノロジー領域における知見を生かした社会課題解決に取り組んできました。また、2020年5月にはAIMS(アフリカ数理科学高等研究所)と、現地テクノロジーコミュニティの人材育成やイノベーションエコシステムの醸成において共同で取り組んでいくことについて基本合意しています。
Rakuten EuropeのCEOである大塚 年比古は、次のように述べています。「楽天は創業時より、『社会を良くしたい』という想いのもと、イノベーションの力を信じ、歩みを進めてきました。近年、アフリカではテクノロジーを活用した多くのスタートアップ企業が目覚ましい成長を遂げ、人々の生活を大きく変えています。今回、AAICと協働し、現地の課題と向き合う企業と対話を重ねていくことで、楽天が培ってきたテクノロジーやビジネスアセットを活用しながら、社会課題の解決に一丸となって取り組んでいけると期待しています」
AAICは、アフリカで事業を展開するファンド運営・コンサルティング会社として、「戦略コンサルティング」、「ファンド」、「人材」の3つの柱で、発展途上国の成長と日本の強みを生かした両者の持続的な成長を目指して事業に取り組んでいます。2017年にはアフリカのヘルスケア分野の企業への投資を目指したアフリカ・ヘルスケア・ファンド(AHF)を立ち上げ、ヘルスケア関連のE-コマース、海外送金のフィンテック、救急車の配車プラットフォーム、オンラインでのメンタルヘルスカウンセリング、遠隔読影プラットフォームのヘルスケアテックや、高度画像検査センター、透析センター、産科病院など、ヘルスケアサービスでイノベーションをもたらす企業など21社(2020年9月現在)に投資をしています。
AAICのディレクターである半田 滋は以下のように述べています。
「アフリカの社会課題の一つであるヘルスケア分野でイノベーションを促進する企業への投資・支援を行う中で、さらなる成長に向けたスケールアップは大きなチャレンジです。今回の楽天との協働は、特にテクノロジー領域におけるスタートアップ企業とのシナジー・事業成長を促すきっかけになるものと期待しています」
両社は今後も、イノベーションの創出を通じて、アフリカにおける社会課題の解決に寄与することを、共に目指してまいります。
■ 「AAIC・楽天アフリカイノベーションプロジェクト」について(※)
・概要・目的:
楽天グループから、AAICが運用するアフリカ・ヘルスケア・ファンドに参加するアフリカ現地のスタートアップ企業へのメンタリングおよび互いに持つ情報やノウハウの共有を通じて、社会課題を効率的に解決する実用的な施策の実現を目指す。
・期間: 2020年10月29日 〜 2021年12月(予定)
※ 現地スタートアップ企業が提供するアプリ等のサービスや製品の改善、事業運営や新規サービスの提供に向けたメンタリング。現時点では検討段階の項目を含めているため、一部変更となる可能性がございます
■AAICについて
AAICグループは、新興国を中心とした新分野/新規事業での挑戦や価値創造への支援を通じて、新しい成長モデルの創造を目指しています。シンガポールのAAICは、アフリカ向けヘルスケアファンドの運営を通じ、アフリカの社会課題であるヘルスケア関連分野で、イノベーティブな事業展開によって持続可能な課題解決方法の提供を目指すスタートアップや成長企業を支援しています。詳しい情報はhttps://www.aa-ic.com/(AAICグループホームページ)、ならびにhttp://aaicinvestment.com/(シンガポールのファンド運営会社)をご覧ください。
■AIMS(アフリカ数理科学高等研究所)について
2003年設立された、科学技術分野における高度人材育成を目指した高等教育・研究機関。アフリカの複数国に拠点を有し(南アフリカ、セネガル、ガーナ、カメルーン、タンザニア、ルワンダ)、43のアフリカ諸国から優秀な学生・教員を集め、大学院教育、教員研修、基礎科学研究や産学連携研究などを中心に取り組みアフリカ全土の科学技術水準向上を目指す。FacebookやGoogleの協力のもと、AI、マシーンラーニング課程を提供するなど、数々の先進的な取り組みを進めています。
■楽天について
楽天は、日本発のインターネット・サービス企業で、Eコマースをはじめ、フィンテック、デジタルコンテンツ、通信など、多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しています。これら様々なサービスを、楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結び付け、他にはない独自の「楽天エコシステム」を形成しています。1997年に創業し、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という企業理念のもと、現在では2万人以上の従業員を擁し、世界30カ国・地域において事業を展開するグループ企業となっています。
詳しい情報はhttps://corp.rakuten.co.jp/ をご覧ください。
以 上