パナホーム、進化したスマートハウス『エコ・コルディス2』を新発売
[14/09/30]
提供元:PRTIMES
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パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)では、このたび、“ウェルネス”と“スマート”をより一層進化させ、空気質へのこだわりによる健康配慮やHEMSによる省エネ性・利便性の高いくらし等を実現するスマートハウス『エコ・コルディス2』を、2014年10月1日より新発売いたします。
『エコ・コルディス2』は、2013年4月より発売しているスマートハウス「エコ・コルディス」が持つ住まいの新価値(大容量太陽光発電ルーフによる優れた経済性と斬新なデザイン、ネット・ゼロ・エネルギーによる経済性等)をベースに、“ウェルネス”と“スマート”の進化を図っています。また、デザインにおいても先進性の向上を図るとともに、光や風を取り込む等、自然を活用する空間の演出により、豊かなくらしの提案も行います。
今回、“ウェルネス”の進化として新しく採用する換気システムは、空気の質に配慮。空気中の粒子PM2.5(※1)の中でもより身体に危険とされるPM0.5(※2)にも対応。0.3μm(マイクロメートル)の微小粒子を99.97%除去する(※3)「HEPA(ヘパ)フィルター」を、工業化住宅業界で初めて標準搭載し(※4)、各居室にきれいな空気を直接給気します。
また、“スマート”の進化として新採用するHEMSでは、パナソニックの「スマートHEMS」(※5)のコントローラーにタブレット型の「プライベート・ビエラ」を採用。エネルギーの収支状況の確認やエアコン等の対応機器のコントロールによるエネルギーマネジメントだけでなく、窓・シャッターの開閉やテレビの視聴もできる等、より便利で快適に“すまいのトータルマネジメント”が行えるよう進化を図っています。
パナホームは、新商品『エコ・コルディス2』を、パナソニックグループが持つ先進の省エネ・環境技術と、パナホームが創業以来50年間に培った住まいづくりの提案・技術を結集させた “スマートハウスの進化形”と位置づけ、戸建住宅のフラッグシップ商品として、新しい価値を提案し拡販を展開してまいります。
◆『エコ・コルディス2』商品スペシャルサイト
http://www.panahome.jp/eco-cordis2/
■開発の背景
近年深刻化するエネルギー問題を受け、国の政策では住宅のゼロエネルギー化を推進しており、「2020年までに、一次エネルギー消費量がネット(正味)で概ねゼロとなるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)を標準的な新築住宅とする」ことを掲げています。(※6)
また、国土交通省は、健康長寿社会の実現に向けた住宅政策として、高齢者・障がい者・子育て世帯を対象としたスマートウェルネス住宅・シティの環境整備に向けた取り組みを推進するなど、これからの住宅や街づくりには、省エネルギーはもちろん、住む人の健康を増進し安全・安心にくらせる配慮が、より一層求められる傾向にあります。
パナホームは、「2018年に戸建住宅の全商品をZEH化」を商品開発の目標として2011年から取り組んでおり、国の誘導施策(2020年)より2年早い対応を目指しています。
■『エコ・コルディス2』の概要
『エコ・コルディス2』は、エコをベースに “ウェルネス”と“スマート”を進化させ、先進のデザイン、自然を活用する空間・自然を取り込むくらしの提案で、住む人の健康と快適性に配慮し、心豊かにくらせる新しい価値を創造しています。
(1)スマートテクノロジー:空気の質にこだわる工業化住宅業界初の換気システム、スマートHEMSの進化
●空気の質にこだわる「エコナビ搭載換気システム HEPA+(ヘパプラス)」
「エコナビ搭載換気システム HEPA+(ヘパプラス)」は、工業化住宅業界で初めて「HEPAフィルター」を標準搭載した(※4)換気システムです。外気をベース空間(床下)に取り込み、沈降作用で浄化し、さらに「HEPAフィルター」を通したきれいな空気を各居室に直接給気し、家中に巡らせます。
<具体的効果>
取り込まれた外気に含まれる花粉や埃は、ベース空間(床下)を通過する間に沈降していきます(沈降作用)。さらに、0.3μm(マイクロメートル)の粒子を99.97%除去(※3)できる「HEPAフィルター」により微小粒子まで浄化し、各居室へ直接給気することで、健やかな空気環境を実現します。
「エコナビ搭載換気システム HEPA+(ヘパプラス)」は、自動で省エネ運転に切り替えるエコナビ(※5)機能も搭載。床下給気による地熱の活用、基礎の内側まで断熱材を施した「家まるごと断熱」との組み合わせで冷暖房効率を高め、省エネで快適環境を実現する換気システムです。
●便利で快適、省エネに貢献する「スマートHEMS」を採用
パナソニックの「スマートHEMS」は、家全体の消費電力や水道・ガスの使用量だけでなく、部屋ごとのエネルギー消費量も見える化して住む人の省エネ意識を高め、省エネ行動を促すシステム。エネルギー消費量が大きいエアコン・エコキュート・IHクッキングヒーター等の機器を自動制御し、電力消費のピーク時にはエネルギー消費を抑制する機能も備えています。パナホームでは、2012年より戸建住宅の全商品に「スマートHEMS」を標準搭載しています。
そして、今回新しく、「スマートHEMS」のコントローラーとして、家中持ち運べる「プライベート・ビエラ」を採用。エアコンを遠隔操作でON・OFFできたり、照明や窓・シャッター、玄関の電気錠等の対応機器もコントロールすることができるほか、テレビや録画番組を見たり、番組の録画予約も可能です。新しい「スマートHEMS」は、従来のエネルギーマネジメント機能に加え、より便利で快適な“すまいのトータルマネジメント”が行えるよう進化を図っています。
(2)スマートデザイン:先進性と光と風を取り込むくらしを表現
『エコ・コルディス2』の外観は、先進性と機能性を両立するデザイン。先進性を表現するメタルアイテムや、光・風を取り込むさまざまな開口部等の採用により、パナホームならではの“進化したスマートハウス”のデザインを創出します。
(3)スマートライフ:光あふれる空間・くらしの提案
『エコ・コルディス2』では、バーチカルウィンドウに面する光あふれる空間に、新しい感性で開放感やくつろぎを提案。電動で開閉できる高所窓「スカイウィンドウ」や、「電動ブラインドシャッター」等の活用により、豊かさをプラスした空間で、ワクワクするくらしを実現できます。
■ゼロエネを超える家
『エコ・コルディス2』は、屋根いっぱいに太陽光発電システムを搭載し、使うエネルギーの約3倍のエネルギーを生み出す住まい。パナソニックグループの先進的な創エネ・省エネ設備とパナホームの建物の高い断熱性能、両者の技術の結晶である活エネ技術による「ゼロエネを超える家」となっています。また、光熱費において、『エコ・コルディス2』と約20年前(1990年代前半)の住宅とを比較した場合、年間約27.5万円の光熱費削減効果と年間約46.1万円の売電金額を合わせ、年間約73.6万円節約できます。(※7)
なお、『エコ・コルディス2』は、経済産業省によるZEH支援事業における補助金制度の要件に対応する仕様を視野に入れており、ZEHの普及促進に貢献します。
商品名:『エコ・コルディス2』
発売開始日:2014年10月1日
構造:制震鉄骨軸組構造
参考価格:参考プラン 標準本体価格3,108万円(消費税込)
※延床面積123.38平方メートル(37.32坪)2階建
※太陽光発電10.68kW搭載分含む
※価格は、地域、延床面積および設備・仕様等により異なります
販売地域:北海道、沖縄および一部地域を除く全国
販売目標:初年度400棟
(※1)PM2.5は大きさが2.5μm(マイクロメートル)以下の粒子。1μmは1mmの1000分の1
(※2)PM0.5は粒径が0.5μm以下の微小粒子状物質の総称
(※3)HEPAフィルターの工場出荷時の性能値であり、換気システム全体の性能値ではありません。また、0.3μm未満の微小粒子状物質については、除去の確認ができていません
(※4):2014年9月パナホーム調べ。粒径0.3μmの粒子を99.97%除去するHEPAフィルターを通して給気する換気システムとして工業化住宅業界初
(※5)「スマートHEMS」および「ECONAVI(エコナビ)」はパナソニックグループの登録商標
(※6)経済産業省、環境省、国土交通省が共同で実施する「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」の推進方策についての中間とりまとめ「低炭素社会に向けた住まいと住まい方の推進に関する工程表」より
(※7)【試算条件】2014年9月現在 ◎パナホーム『エコ・コルディス2』(スタンダード断熱、太陽光発電パナソニック製HIT BBタイプ2・13.12kW含む・設置方位:南、傾斜角:約14度)での独自試算。◎パナホーム2階建てモデルプラン(延床面積123.04平方メートル)における試算◎建築地:大阪地区◎家族人数:4人想定◎冷暖房:ルームエアコンを想定(APF5.9を採用)◎家電製品(冷蔵庫、TV、洗濯機等)については、最新型を想定◎光熱費及びCO2の算出には建築地における電気・ガス供給会社の料金体系・CO2排出係数(2012年度実排出係数)を使用◎太陽光発電による売電金額は、固定価格買取制度の余剰買取方式による売電単価34.56円/kWh(消費税8%込)を使用し、初年度の数値を算出◎電力の一次エネルギーへの換算係数は省エネ法に基づく「住宅事業建築主の判断基準」におけるエネルギー消費量計算方法による9.76MJ/kWhを使用◎[新省エネルギー基準レベル住宅](電気・ガス併用、太陽光発電設置なし)とのパナホーム独自試算による比較◎冷暖房:ルームエアコンを想定(COP3.0を採用)◎家電製品(冷蔵庫、TV、洗濯機等)については、1990年代を想定
・算出した数値は目安であり、それを保証するものではありません。実際の生活パターンや、設備・家電の使用状況により異なります。また、上記費用には設備機器の初期費用(機器および工事費)は含みません
◆『エコ・コルディス2』商品スペシャルサイト
http://www.panahome.jp/eco-cordis2/
<お問い合わせ先>
パナホーム株式会社 広報・渉外部 井筒 克彦・古矢 直美
〒560-8543 大阪府豊中市新千里西町1ー1ー4
TEL 06-6834-1955
〒163-0927 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス27階
TEL 03-6864-7111
パナホーム株式会社
http://www.panahome.jp/